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【インタビュー】ドラマ『賭ケグルイ』のOPを歌うシンガーRe:versed、彼女が魅せる「もう一人の私」 (1/2)

MBS・TBSで現在放送中のドラマ『賭ケグルイ』のオープニングテーマを歌っているRe:versedが3月14日に、『一か八か』をリリース。
作詞/作曲を、赤い公園の津野米咲が担当。ドラマ『賭ケグルイ』のオープニングテーマ『一か八か』を歌っているのがRe:versed。その正体は、シンガーの巴山萌菜。



なぜ彼女が、Re:versedと名乗り歌うようになったのか、その秘密を探ります。


そのギャップを楽しんでいただきたいです。

──Re:versedのデビューシングル『一か八か』、表題曲の『一か八か』とC/Wに収録した『LIFE is...』では、「えっ、同じ人??」と思えるくらい、まったく異なる歌声に嬉しい驚きを覚えました。このシングル盤に触れた方たちは、そのギャップへきっと驚くんじゃないですか??

巴山:むしろ、そのギャップを楽しんでいただきたいです。


──普段は、シンガーの巴山萌菜として活動。今回、なぜRe:versedと名乗り活動を始めたのでしょうか。

巴山:それは、ドラマ『賭ケグルイ』のオープニングテーマの『一か八か』を歌うお誘いを受けたことからでした。最初は、巴山萌菜として「歌ってみないか?」というお話をいただきました。そこで『一か八か』を歌ったところ、英勉監督からの「狂ったように歌ってみて欲しい」とリクエストのお話しを聞きました。

そこから、私なりに『一か八か』の世界を解釈して、その要望へお応えする形で、笑い声などを含め、かなり自由奔放に歌ってみました。その歌声を英勉監督に気に入っていただけたことで、今回の形になったんです。でも、その歌声や歌唱スタイルが普段の巴山萌菜とはまったく違うので、今回初めてRe:versedという新たな存在を作り上げました。

Re:versedとは、タロットカードで言う逆位置という意味。正位置が巴山萌菜なら、Re:versedは逆位置。つまり、Re:versedは「もう一人の私」を投影した姿なんです。


──もしや、C/Wに収録した『LIFE is...』で魅せたバラードこそが、普段の…。

巴山:巴山萌菜らしいスタイルです。最初はRe:versedで表現したような歌い方を求められるとは想像もせずに参加したことから、今回のような楽曲へ仕上がったことに私自身が驚いています(笑)。


──それだけ、萌菜さんが多彩な表現力を持っているということですよね。


巴山:そうだとしたら嬉しいです。過去にアニメ『アイカツ!』の中でキャラクターの歌唱担当をしていた経験があるのでそのときの経験が活かされたんだと思います。実際に『一か八か』を「狂ったように歌って欲しい」と言われたときも、私なりに主人公の夢子ちゃんのキャラクターをいろいろと研究し、アニメ『賭ケグルイ』の声優さんが演じていた声の表情なども参考にさせていただきました。

巴山萌菜にしか表現出来ない歌、巴山萌菜だからこそ伝えられる歌

──以前、キャラクターの歌声を担当していたように、『アイカツ!』へ参加した経験は、萌菜さんの中でも大きな経験になったことでしたか??。

巴山:大きかったです。あの経験がなかったら今の私はいなかったと思えるくらい大切な経験ですし、そこで学んだことを活かせてるからこそ、今、巴山<萌菜というシンガーとして活動出来ているんだと思います。

もともとはバラードを歌うことが好きなシンガーとして活動を始めた巴山萌菜を、今回のように『一か八か』を歌うRe:versedへ導いてくれたのも、『アイカツ!』を通していろんな歌を歌えた経験が糧になっていることだと私自身実感しています。

──萌菜さん自身は、バラードを軸にしていきたい方?。それとも今回のRe:versedのように、多彩な表情を求めようとしているのでしょうか??

巴山:もちろん、求められるのであればどんな歌い方にも挑戦していきたいなと思っています。ただし、巴山萌菜としてのスタイルは、私がシンガーとして活動してゆく軸として大切にしていきたいこと。もっと言うなら、「巴山萌菜にしか表現出来ない歌、巴山萌菜だからこそ伝えられる歌」という軸があるからこそ、Re:versedのような表現の幅を広げてゆく挑戦も出来ること。私は、そう捉えて活動をしています。

──萌菜さん自身は、これからも巴山萌菜とRe:versed、この2つの活動を上手く使い分けていくんですよね。

巴山:そうしていきます。そこは、上手く平行してやりたいなと思っています。


──最初に、監督さんから「狂ったように歌って欲しい」というリクエストがあってという話をしていましたが。いろんな要望に応えてゆくのは、結構大変なことじゃないですか??。

巴山:今回の『一か八か』でいうなら、監督の要望に応えようと…それ以前に、歌入れを行うにあたり私なりに作品を読み込んだり、ドラマの前に放送になっていたアニメバージョンを見たりといろいろ研究を重ねたように、そういう下地となる面を入れ込むまで相応の時間はかけてますし、それは当たり前のことだと思っています。

要望に合わせた表情で歌うことに関しても、歌う前は恥ずかしさや照れくささも正直あったのですが、その意識を乗り越えて歌った結果、自分でも想像していなかった巴山萌菜と出会えました。

しかもその歌声を、たくさんの人たちが喜んでくださった。その楽しさを覚えてしまったら、どんな大変なことがあっても、それを乗り越えた先に新しい自分を発見出来るのなら、もっともっといろんなことへ挑戦していきたいなと思っていますし、今はその意識がとても強いです。

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