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【インタビュー】w-inds.に97歳のメンバーが加入!?New Album『100』と七夕開催のフェスを語る! (1/2)

3月に記念すべき40枚目のSingle『Dirty Talk』をリリースしたw-inds.が、メンバー全員の年齢を足すと100歳という新たな節目を迎え、13th Album『100』をリリース。セルフプロデュースという形で彼らが作り上げる最先端のPOPSが詰まった本作についてお話を伺った。

急遽作成が始まったアルバム『100』

──前作の『Dirty Talk』から3カ月でアルバムリリースとなりましたが、同時進行で作っていた曲もあるのでしょうか?

橘慶太:前作が終わってからですね。2カ月ぐらいで全曲を作りました!


──タイトルは皆さんの歳を合わせて100歳という意味ですよね。これに気が付いたのは?

橘慶太:そうですね。突然マネージャーが言い出したんですよ!

緒方龍一:「3人年齢合わせて100歳なんですよ」って言われて「え!嘘!?」って電卓使って数えたんですよ(笑)。

全員:(笑)

橘慶太:電卓使う程でもねーよ(笑)めちゃくちゃ馬鹿じゃねーか!33+33+34が計算できないって(笑)。

緒方龍一:じゃあ、35+35+30=?

橘慶太:なんだよ急に(笑)


──電卓使いましょう(笑)

緒方龍一:っていうのがあって、この名前をアルバムタイトルにしてアルバムを作りたくね?っていう話をするぐらいシンパシーを感じてしまって。

橘慶太:アルバムを作る予定もなかったんですけど、突然作り始めました。


──200っていうアルバムが出来るまで、w-inds.を続けて欲しいですね!

橘慶太:いや絶対無理でしょ(笑)!あ、いけるか!66、66、68ならいけるんじゃない?!

緒方龍一:やばくねーか(笑)!?

橘慶太:どういう音楽を出すんだろう?(笑)


──踊っているのかどうかはわからないですよね!

橘慶太:踊れているんですかね…。

緒方龍一:でも、来年に97歳のメンバーを足したらいけるよ?

全員:(笑)

橘慶太:それもいいなー(笑)

千葉涼平:その97歳の人誰?ってなるよね(笑)

橘慶太:ジャケ写によぼよぼのおじいちゃんが…映っているんだよ…。


──(笑)。今回最新作ばかりのアルバムで、特に曲順についてこだわったポイントはどこになりますか?

橘慶太:結構直感的でしたよね。

緒方龍一:早かったよね。


──やっぱり耳に馴染むような感じに?

橘慶太:そうですね。耳馴染みが良いというか。

緒方龍一:ツアーのセットリストを決めているときに、このアルバムの曲順じゃない感じだと今じゃ「ん?」ってなるぐらい。それぐらい馴染んでいますね。


──ちなみに表題曲は?

橘慶太:3曲目の『Temporary』ですね。

千葉涼平:MVも5月末に撮ったんですが、それがようやくMVとして公開されました。


夏といえばw-inds.のライブ!

──緒方さん、千葉さんにお伺いしますが、曲をもらった時に一番インパクトがあった楽曲を教えてください!

千葉涼平:インパクト的に言ったら『Bring back the summer』ですね。

緒方龍一:被ったね!

千葉涼平: w-inds.やファンとの歴史的なものを感じるなって思います。

緒方龍一:この曲は凄くスピード感があるよね。初めてこの曲を聴いたときのシチュエーションも面白いんですよ。RADIO FISHとコラボした『Stepping on the fire (feat. w-inds.)』のMV撮影の夜に、『Bring back the summer』を慶太君がデータで送ってくれて。次の日レコーディングだったんで聴いたら、グッとくる曲だなって。音数もめっちゃ少ないしね。


──summerってついていたので、夏ソングかと思っていました!

緒方龍一:あー!なるほどね!頭振る系だと思ったんですね?


──はい!でも大人な夏ってこういう感じなんだなって!

緒方龍一:大人な夏!?(笑)大人な夏ってこんな感じです!(ドヤ)


──(笑)。「何度でも過ごす君との夏こんなにも新しくて」というフレーズがありますが、何度も同じ人と夏を過ごしているのにこの感覚を持てるのはなんだか羨ましい!って思っちゃいますね!この感覚について詳しく伺いたいです。


橘慶太:これはw-inds.の事を歌った歌というか。毎年夏になるとw-inds.がライブをやったり、アルバムを出したりと活動的になるので、『Bring back the summer』とういう夏が戻ってくるという表現になって。それで「then w-inds.is back this summer again」というフレーズでw-inds.が戻ってきたよ!っていう意味がありまして。ライブのオープニングをイメージしているので、ツアーにw-inds.が戻ってきたっていう印象を思いついて書いていきましたね。あとは、ファンの人との関係を歌った歌を作りたいと思っていたので、「何度でも過ごす君との夏こんなにも新しくて」は、毎回ライブでみんなと会っているけど、毎回違う感覚をステージ上から感じるので、そういう意味を込めています。常に新しい夏が来ているそんな感じです。


──まさに、歌詞にある通りマンネリなんて言わせないサウンドっていう事ですね!

橘慶太:そういう事です。今のw-inds.の状況を色んな形で変えているので、ずっと変えていく感じを「マンネリなんて言わせないサウンド」という歌詞で表現しています。


時代先取りのイイねダンス

──そして続くのは『Dirty Talk』です。MVを見返して気付いたんですが、イイねダンスっぽい事をしてらっしゃいますよね。

千葉涼平:やってますね!

橘慶太:アーティストの中じゃ一番早いかもしれないよね(笑)。

千葉涼平:さりげなく入れていますしね。

緒方龍一:ああいう流行りのルーティーンってあったりするんですよね。ダンス界だけではなく、一般の人も知れるSNSとかでね。

橘慶太:基本的に海外発信が多いですね。海外のノリ的なもの。フリが流行るというより、ノリが流行っていたりとか。

緒方龍一:おばあちゃんがごみ箱にペーパートスして、入ったら腕を斜めにしてポーズを決めるとか(笑)そういうおちゃらけたビデオが延長線上にあったり。w-inds.では、『Dirty Talk』でイイねダンスを取り入れているんです。


エロい吐息がたまらない『Temporary』

──表題曲の『Temporary』の意味は一時期ですよね。夢の中のようなサウンド感だと感じましたが、歌詞がとても読み応えがありました。特に「瞬間に咲く焦げて散る」は一時的な恋感が出ていますし。あと、「唯の花火」というフレーズが「ただ」と読む事にも驚きました(笑)

橘慶太:まじですか?(笑)

緒方龍一:ただって漢字で使わないですよね。


──英語の意味を知らずに聴いていると、「それは唯の花火のようなものさ」というフレーズは自分自身が言っているのかと思っていましたが、ここは誰かが言っているんですよね?

橘慶太:そうです。誰かが言っているんですよ。これは一夏の恋っていうテーマで書いたんですけど、夏の恋って花火みたいなものですぐに終わるよねっていう事を誰かが言っているけど、僕はそうじゃなくて君を好きになったんだっていうような詞の世界観です。


──「君は帰る場所へ」というフレーズがありますが、ここは不倫…ですか?

橘慶太:(笑)付き合っていない状況なんで、相手がいるいないじゃなくてお互いの場所に帰るけどっていうような意味ですね。


──なるほど!じゃあ確かに「眺めるsunset 煌めくシルエット」っていう歌詞のような状況であったら、間違いなく恋しちゃいますよね(笑)

全員:(笑)

緒方龍一:確かに!そりゃ恋しちゃいますよね。何気ない情景の中ではあるんですよね。Sunsetだって当たり前にあるし、影がシルエットにもなるし、そういう所がすぐ近くにないのかもしれないね。切なくも儚くも可愛い歌詞だなって思います。


──緒方さんは、今年一夏の恋はどうですか?

全員:(笑)

緒方龍一:凄く楽しみですね(笑)。アツいです!

橘慶太:そのときは『Temporary』を聴いていただいて!

緒方龍一:聴きたくないですね〜本当に(笑) 『Temporary』で泣く状況になりたくないですもん。


──そうか、一時的じゃない方がいいですよね(笑)。

緒方龍一:一時的に切なくなっちゃったら俺、帰る場所すらないかもしれない…。

全員:(笑)

緒方龍一:帰る場所があればいいですけどね!帰る場所がないと思いますよ!山っす!


──山(笑)!あと、『Temporary』で気になったのは、「この海に吹かれ僕の元 It’s」の歌い方で。吐息が混じっていてエロく聴こえるなぁって思いました(笑)。

橘慶太:この間のインタビューもですけど、エロいの気にしますよね?(笑)


──あ!(笑)

緒方龍一:エロいの出てますよ!そういう歌詞ですしね!「Just play with you」っていう歌詞も“ただの遊びだけ”って言っちゃってますしね。


──確かに。プレイボーイ感が。この曲の音や歌詞で特にこだわったポイントを教えてください。

橘慶太:歌詞はすごいこだわっていましたね。歌の響きというかを気にしてはいましたし、このアルバムを通して一番好きな歌詞だと思っています。自分の思い描いた世界観を短い歌詞に全て詰め込めることができたので。


──日本語と英語を上手く使い分けながら、言いたい事を込めたんですね!

橘慶太:そうですね。サビの「重なりそうで離れるような切ない2人のdistance」は、二人は想いがあるけど、その想いを告げれないまま明日には別れがくるから微妙な距離感をとっていて。そのsunsetを眺めながら、自分たちのシルエットが絵として煌めいていて、それが自分の心に焼付いて離れないっていう「焼付くtemporary love」っていう順番が完璧だなって思っています。


──「焼付くtemporary love」っていうフレーズが印象に残りますね!

橘慶太:sunsetに焼付かれた自分たちの一時的な愛が、照らされて焼付いたんだよっていう所が、綺麗にまとまったなって。


──MVは歌詞の世界観に寄せているんでしょうか?

橘慶太:歌詞の世界観をMVで印象付けないようにしようっていう事になりまして。すごく絵的にはシンプルで、みんなの思った場所や情景をハメて欲しいなって思ったので、白と黒のバック映像です。エモーショナルな作品に仕上がりましたね。


──自分の曲として聴いて欲しいような。

橘慶太:はい、最終的にストーリーを作るのは聴く人なので。勿論僕のストーリーとして作ったものではあるんですけど、そのストーリーの完成系はみんなが思い描いたものです。


──―MVでは踊られるんですか?撮影で印象に残ったエピソードがあれば伺いたいです。

橘慶太:踊らないです。

千葉涼平:ほぼ僕等は動いてないです。

橘慶太:撮影時間も一瞬でしたね。

緒方龍一:びっくりする程一瞬でした。


──びっくりする程一瞬だった撮影が印象的だったと。

緒方龍一:もう焼付くシューティングラブですよ!(笑)

全員:(笑)

次ページ : ドキドキしたフレーズ

2000年 千葉 涼平、橘 慶太、緒方 龍一の3人組として結成。 2000年11月から毎週日曜日、代々木公園や渋谷の路上でストリートパフォーマンスを開始。口コミで瞬く間にその旋風は拡がりを見せ、デビュー直前には渋谷ホコ天に8,000人を動員。そして満を持して2001年3月14日にシングル「Forever Memo···

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