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【関ジャム】旅立ちの季節、この時期に聴きたい上京ソング10選!

関ジャニ∞が、音楽のプロを迎えトークを繰り広げる番組「関ジャム 完全燃SHOW」。今回は「グッとくる上京ソング」を特集とした3月24日の内容をお届けします!

グッとくる上京ソング特集

3月24日に放送された関ジャム完全燃SHOWは、作詞家・歌詞プロデューサーであるいしわたり淳治とJUN SKY WALKER(S)のベーシストであり音楽プロデューサーでもある寺岡呼人をゲストに呼び、上京する時に聴きたくなる楽曲が紹介されていました。

今回の放送は、「グッとくる上京ソング特集」という事で、20代~50代の上京経験者のアンケートをもとにベストテンを発表!!さらに、上京をテーマにした楽曲にはなぜ名曲が多いのか?をプロが徹底的に分析していきます!

上京する気持ちを歌った名曲たちには、いったいどのような傾向にあるのでしょうか?

上京ソングの特徴

いしわたり淳治は上京ソングの最大の特徴は「やっぱり、対比だと思います」と紹介。

対比とは、たとえば都会を取るかふるさとを取るか、夢を取るか現実を取るか、というような挟まれたような気持ちのようなものが上京ソングのキモになるところではないかと語りました。

★20代~50代の上京経験者にきいた
グッとくる!!上京ソングBEST10★

10位 案山子 | さだまさし



「この曲を聴くと故郷の風景が思い起こされる」とアンケートで答えられている曲で、都会に出た若者を心配する優しさが溢れる名曲としてランキングに登場。

さだファンのメイプル超合金のカズレーサーは「10位にさだ先生で良いんですか?1位と思いましたけど…」とコメントし、笑いを起こしていました。

いしわたりはこの楽曲の一番凄い点として「Aメロの風景描写が多めのボリュームで描かれている点」をあげました。

さらに続けて、「風景描写って主人公が置かれている状況をデフォルメするために、誰でも想像しやすい歌詞を導入することが多い中、さだまさしの歌詞はオリジナルな言葉と風景をズバッと描き抜き、その描写を読んだもの全員に同じ映像をみせる凄く技術力と圧倒的な筆圧がないとできない技が詰まっている」と解説。

一通りの解説が終わった後、古田支配人も「故郷に残っている立場として書いているこの曲は上京ソングとしては珍しい」とコメント。

ふたたび、さだファンのメイプル超合金のカズレーサーは「26世紀まで残したい」とコメントし笑いを起こしていました。

9位 星になれたら | Mr.children




「長く助走を取った方がより遠くに飛べる、この歌詞がいつも胸にありました」とアンケートで答えられている名曲として9位に登場。この曲は、背中を優しく押してくれるヒットソングとしても有名な1曲です。

作曲の所に寺岡呼人の名前があるように、今回のゲストの寺岡が制作に関わっているため、丸山が「あれ、寺岡氏?」と気づき横山も「作曲寺岡さんなんやすげぇ」と思わず言い安田も「凄く有名な曲ですもんね」とコメントしています。

寺岡が語る「星になれたら」制作秘話

この曲は、デビューもまだ決まっていない桜井和寿と寺岡の家で制作された楽曲。最初のAメロを寺岡が作り、残りのメロディや歌詞はその日の自転車での帰り道に桜井が浮かんだらしく、次に会った時にはほぼ完成していたようだ。

その後さらに、サビメロで下がっていくのを足すのはどうかと寺岡がアイデアを出し、ついに出来上がった楽曲だという。

元々歌詞がない時には、寺岡と桜井の間ではJR東海のCMイメージでいこうと冗談混じりに作っていたらしく、しばらくは「JR」という仮タイトルでライブでも披露していたとのこと。

おそらく、レコーディングをする段階で「星になれたら」というタイトルになったのだろうと寺岡は語りました。

このエピソードを聞いた村上信五は「そんな歴史があったんですねぇ」とこの制作秘話に驚いた模様。

一方で寺岡は「まだ、遅くないので、JRさん」とコメントし一同が笑顔に。すると横山が「全然ある話」と言っていたように知名度も高く素敵な曲です。

ここで安田が「動き出した僕の夢のくだりがなかった場合の時は、あのままサビもなく終わっていたんですか?」と寺岡に質問。

すると寺岡は、「そうです。」と言い、さらに実際にキーボード使って軽い演奏も披露。
「当時メロしかなかったが、そのメロがなかったら、星になれたらというフレーズも出てこず終わっていた可能性もあった」と寺岡が語っていました。

8位 東京 | くるり



「上京した当時歌詞と同じ気持ちになりました」と20代に支持されていて、上京した誰もが抱く感情を繊細に表現したギターロックの1曲です。丸山は「東京って題名多いよな、上京ソングは」と感想を言っていました。

いしわたりは「孤独の象徴としての君を用いた上京ソングはこの曲だけではないか」とコメントしています。

7位 TOKYO | YUI




「一緒に上京した彼とよく聴いていた曲」とアンケートで言われています。青春の感情が詰まった女性シンガーソングライターYUIの名曲の1つです。

いしわたりは「古いギターを持って写真を置いてきたという伏線と、何かを手放して何かを手に入れるという回収が綺麗です。ミニマムな言葉運びの中に青春時代のものすごくたくさんの感情が詰まっている」とコメントを残しています。

6位 東京 | マイ・ペース


「東京へは何度も行きましたねというフレーズが印象的で当時を思い出す」とアンケートでは答えられていて、東京に住む恋人に向けたマイペースのせつないラブソングの1曲です。

いしわたりは「普通の遠距離恋愛の曲ではなく、結構会える距離だけど帰る時いつもさみしいみたいなところがテーマになっているだいぶ珍しい曲。レアなケースに細分化した個性際立つ曲」とコメントを残しています。

5位 遠く遠く | 槇原敬之


「みんな離れ離れになってもそれぞれの場所で輝こうって頑張れた」とアンケートで解答されています。丸山も「これは泣けるやつ」と思わずこぼしていました。

いしわたりは「身の回りの描写から、サビでの世界の広がりにグッとくる。同窓会の案内状は誰もが共感できる秀逸な表現」とコメントしています。

寺岡も「聴く人が自分を投影出来る歌詞が素晴らしい、これぞ究極の上京ソング」とコメントしています。村上は「難しい事言いてはるけどなぁ」と歌詞に深さを感じていたようです。

この曲もいしわたりは風景描写がまるで小説、映画を見ているような曲と評しています。

「歌詞の描写として自分の心の中、自分の身の回り、目の前の風景、手の届かない範囲」の風景描写を書いていて、同窓会の案内状で自分の心理と手の届かない範囲を繋ぐ教科書のように美しい歌詞とも言っています。

寺岡も「東京という言葉が出てこなくて、歌詞からしか判断できないのも良いですね」と言っています。

丸山も「間奏の前に重要なワードを入れる?」と聞くといしわたりはそれを意識して書いていると言っていました。

4位 YELL | いきものがかり




「この曲でサヨナラという言葉の意味が変わった」とアンケートでコメントを残されています。安田が「この曲もそうなんか」とコメントし上京ソングとして認識していなかったように、応援歌としての一面が強く出されている曲です。

いしわたりは「サビのサヨナラは悲しい言葉じゃないのの一言が印象的、個人的には卒業ソングという印象でしたが、分かれに対する前向きな言葉たちが上京する多くの人の心に響いているのだと思います」とコメントしています。

このいしわたりのコメントに対し安田や支配人も「なるほど」と思わず納得してしまう1曲です。

3位 上・京・物・語 | シャ乱Q



「上京して複雑に揺れる心境に共感した」とコメントが残されていて関ジャニメンバーも「きたー」と思わずコメントを残していました。

いしわたりは「AメロBメロでは目の前で起きている出来事の描写で、サビでは客観的な視点にかわる情熱と冷静の対比が素晴らしい」とコメントしています。

横山も「ほんまに自分の想いものっかんてんすよねこの歌」と言っています。

メジャー進行に入ってから寂しい歌詞になるのは面白いと支配人もコメントしているように、コード進行に合わせた歌詞が独特な1曲です。

3サビは前向きな歌詞でありながらそれすらも寂しく聴こえるのはすごい、1サビに来てたら曲の印象は大きく変わっただろうといしわたりは追加でコメントを残していました。

2位 なごり雪 | イルカ



「恋人が別れ際キレイに見えたのを思い出した」とアンケートで言われていて、美しい別れの歌として有名な1曲です。

寺岡は「電車のホームだけで完結するのが素晴らしい、君のくちびるがさようならと動くことが怖くて舌を向いてたの表現にやられた」とコメントしています。

コード進行が「Let It Be」と同じで、歌詞によって曲の印象が大きく変わるというのがよくわかる曲として寺岡も評価していました。

1位 木綿のハンカチーフ | 太田裕美




「AメロBメロで男女の視点が明確に入れ替わる珍しい曲」といしわたりはコメントしています。文通形式で繰り広げられていて、1コーラスの中で視点の切り替わりがあるのはかなり珍しいとも語っています。

通常であれば1番は男性目線、2番は女性目線というものが多い中こういった形のものは大変珍しく、男性の心変わりを女性は耐え忍ぶという形になっているのを強く表現した曲です。

サビが全く存在せず、AメロBメロだけなのに気持ちが盛り上がっていくのも大変珍しいと言われています。


東京 | ケツメイシ


11位でこの曲が紹介された時に安田が「村上くんがカラオケで歌っていたイメージしかない」と言っていて村上は「上京する前に友達が歌ってくれて覚えた曲」と熱く語っていました。

「東京に向かう前の日がめっちゃ刺さる」と村上が言っていたらしく、安田もその印象がとても強く残っていたようです。

寺岡も「一旗揚げてやるという曲は減ってきたので珍しくなってきた」と語っていて横山も「なりあがってやるぜって感じの」とコメントしていました。

まとめ

この時期に聴きたい上京ソングベスト10いかがでしたでしょうか。
ベスト10以外にも楽曲が紹介され「ケツメイシは多いと思うよ」と横山もコメントを残していたように、ケツメイシは教科書にも載るような名曲を残しています

関ジャムセッションでは丸山と安田がボーカルを務め、ゲストの寺岡がベースをすることになり、丸山は「寺岡さんの生ベース楽しみ」とセッション前に笑顔で嬉しそうにしていました。演奏中も終始非常に楽しそうにする丸山がとても見どころでした。

たくさんの上京ソングがある中、自分のお気に入りの1曲はあったでしょうか。また、昔を思い出せるような曲を探してみるのも面白いかもしれませんね。

関ジャム完全燃SHOW

放送:3月24日(日) 23:10 ~ 0:05 (一部除く)
朝日放送:2019年3月25日(月) 1:55 ~ 2:55

■出演者
関ジャニ∞:村上信五・丸山隆平・錦戸亮・安田章大・大倉忠義・横山裕
支配人:古田新太

アーティストゲスト:いしわたり淳治、寺岡呼人
トークゲスト:カズレーザー、土屋太鳳
進行:弘中綾香(テレビ朝日アナウンサー)

TEXT こがさいし

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