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各地で入場規制!? 人気爆発中の「オメコア」バンド「オメでたい頭でなにより」

2018年。様々な大型フェスに突如として現れ、入場規制を起こす程の人気を得たバンド「オメでたい頭でなにより」。「オメコア」という彼ら独自のロックを奏でる彼らが、爆発的な人気を集めている理由とは。その魅力に迫ります!

日本一オメでたくて騒げる「オメコア」バンド



「オメでたい頭でなにより」は、2016年8月から活動をしている5人組のバンドです。

コンセプトは”ライブに足を運んでくれた人たちが一人でも多く「楽しく、幸せに騒げる、底抜けに自由でオメでたいバンド」”。

歌われる楽曲の多くが日本文化やオメでたいもの、日本人ならば誰もが知っているものをテーマに制作されており「日本一オメでたくて汗だくで騒げる」という「オメでたいコア」略して「オメコア」とも呼ばれる、彼ら独自の世界観をもった独特なラウドロックです。

2018年のデビューを境に、その活動の勢いはさらに加速。同年夏の「ROCK IN JAPAN FES」に出演を果たし、その他にも「氣志團万博」「イナズマロックフェス」などといった大型フェスにいくつも出演。

各地の会場に入場規制を起こす事となり、その驚異的な人気から一気に話題のバンドへと名をあげる事となりました。

話題の渦中にいるバンド「オメでたい頭でなにより」は、なぜここまで人気を集めているのでしょうか。

ネット出身のボーカル「赤飯」を中心に集まった5人組



実はこのバンド、元々はボーカルである「赤飯」のソロライブのサポートを行っていた5人組でした。

「赤飯」は、ニコニコ動画で活躍していた歌い手で、熱い声から女声まで、幅広い歌い方が特徴であり、一人で多くの種類の声をこなせる歌い手の動画につけられる「七色の声」というタグがつけられる程の歌唱力をもっています。

代表作である『赤飯が一人でJAM PROJECT GONGを歌ってみた』は、その歌声力が最も発揮された動画として有名です。あまりの再現度に、なんと3日で5万再生回数を突破した程です。

その後、赤飯バンドとしての活動をスタートさせて、その際にサポートメンバーとして活躍していたのが、現在の「オメでたい頭でなにより」のメンバー達でした。

赤飯以外のメンバーも、それぞれにネット上で活動をしていました。

「演奏してみた」と呼ばれる、ギターやベース、ドラム等の楽器で演奏した動画をあげる活動を行ったり、それ以外にも様々なアーティスト達のサポートや、楽器メーカーのエンドユーザーをしているメンバーもいます。

ネット出身の、実力のあるメンバー達が結成したバンド。

それが「オメでたい頭でなにより」というバンドが持つ実態であり、彼ら独特の技術が詰め込まれた「オメコア」が生み出されている秘訣なのです。

「オメでたい頭でなにより」からオススメ楽曲を紹介!

バンド「オメでたい頭でなにより」ならではのラウドロック「オメコア」の中から、おすすめの楽曲を紹介します。

これを聴いて、彼らが生み出す「オメコア」の世界にどっぷりつかってみてくださいね。

「ダルマさんは転ばないっ」

▲【オメでたい頭でなにより】ダルマさんは転ばないっ【MV】


「オメでたい頭でなにより」の楽曲の特徴の1つである「日本文化」がテーマとなっている楽曲です。

そのテーマは、日本人なら誰もが知っている遊び「ダルマさんが転んだ」です。

「ラウド」の名前の通り、シャウトにラップと激しいロックソングとなっていると同時に、そのサビでは「ひゅるりらり」と言った擬音語をいじったようなキャッチーな言葉遣いと「ダルマさんが転んだ」でおなじみの台詞をオマージュした「ダルマさんは転ばないっ」という歌詞が非常に印象的な楽曲です。

「オメコア」が生み出した新たな形の「ダルマさんが転んだ」の姿をぜひ一見してみてください。

「日出ズル場所」

▲【オメでたい頭でなにより】日出ズル場所【MV】


初のアニメタイアップソングとして、『火ノ丸相撲』のEDに起用されました。
『火ノ丸相撲』は『週刊少年ジャンプ』で連載していた「相撲」をテーマとしたスポーツ漫画です。

「相撲」がテーマの作品とだけあって、ラップで紡がれる歌詞には相撲に関わる様々な言葉が散りばめられています。

サビでも相撲を彷彿とさせる合いの手もいれられ、楽曲隅々にまで「相撲」という日本文化が詰め込まれた楽曲となっています。

もちろん、スポーツ漫画ならではの闘志がこもった言葉も、気持ちのいい韻を踏みながら歌われています。

オメコア発の熱い相撲ソングです!

「オメでたい頭でなにより」

▲【オメでたい頭でなにより】オメでたい頭でなにより【MV】


バンド名と同じタイトルのこの楽曲。

その内容は、曲名のとおり「オメでたい頭でなにより」というバンドそのものを歌いあげたような楽曲です。

日々の薄暗い雰囲気を持った現実にうんざりしつつ、そんな中でも彼らなりの楽しさを歌い、人々を盛り上げ続けていきたい事が深く伝わってくる歌詞。

そんな歌詞に込められた彼らの気持ちを更に深めるように、MV内では文字通り「バカ騒ぎ」をしながら演奏を行う「オメでたい頭でなにより」達が映し出され、それをテレビ越しに見た、落ち込んだ様子の女性がどんどんと元気になっていくさまが描かれています。

シャウトやデスボと言ったラウドロックの特徴も取り入れながらも、ポップで明るい曲調の楽曲となっており、オメコアの中でも非常に耳になじみやすい曲調です。

「オメでたい頭でなにより」の特徴である「日本文化」の要素も忘れられずに取り入れられており、間奏部分では沖縄のエイサーまつりを彷彿とさせるメロディーが奏でられています。

ちなみにMVに出演しているのが大人気Youtuberの「小豆」である事から「オメでたい頭でなにより」のファンだけではなく、小豆ファンからも注目を置かれた楽曲となっているようです。

小豆はもともと踊り手として「踊ってみた」の投稿活動を行っていたYouTuberなので、ネット出身の凄腕メンバーを中心に結成されたバンドと、ネットで大人気のYouTuberによる、夢のコラボといってもよい最高のMVでしょう。

セカンドアルバム「オメでたい頭でなにより2」4月発売!



「オメでたい頭でなにより」は2020年4月29日にセカンドフルアルバム「オメでたい頭でなにより2」の発売を決定しています。

花王「エッセンシャル」のタイアップとして起用された「ザ☆キュ~ティクルピーポー」、現在開催中のワンマンツアー「今 いくね くるね 2」で披露中の楽曲「踊る世間もええじゃないか」も収録したCDに加え、初回限定盤には”メンバーと父との物語”を描いた映像コンテンツ「OMEDE HOUSE ~Father's Letter~(父ガチャ)」の完全版などを収めたDVDも付属。

他にも、いくつかのフェスへの参加も決まっています。中には、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ為、延期や出演キャンセルとなったライブもありますが、2020年も彼らの怒涛の勢いが衰える事はないでしょう。

爆発的人気を巻き起こす、2020年大注目のオメコアバンドです!


TEXT 勝哉エイミカ

「オメでたいコア」略してオメコアを武器に活動する日本一オメでたくて汗だくで騒げるバンド「オメでたい頭でなにより」 ▷オフィシャルサイト ▷公式YouTubeチャンネル

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