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一味も二味も違う作品！
アニメ『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…（略称・はめふら）』の原作は、山口悟による人気ライトノベル作品。（イラスト・ひだかなみ）
2014年7月6日から2015年3月23日まで、小説投稿サイト『小説家になろう』にて本編を連載後、2015年から一迅社文庫アイリスより文庫版が刊行されています。
2017年からは、文庫版のイラスト担当・ひだかなみによるコミカライズ作品が『コミックZERO-SUM』および『ゼロサムオンライン』にて連載中。
2019年より、漫画『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…絶体絶命！破滅寸前編』も、作画担当はnishiで『ゼロサムオンライン』にて連載されています。
「また転生モノ？」と思った方もいるでしょう。しかし『はめふら』は今までの転生モノとは、一味も二味も違います。
悪役令嬢の破滅フラグをたたき折れ！
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こけて頭を石にぶつけた拍子に前世の記憶を取り戻してしまった8歳の公爵令嬢カタリナ・クラエスは、気がつきます。
ここが前世で夢中になっていた乙女ゲーム『FORTUNE LOVER』の世界であることを。
そして、自分がゲーム『FORTUNE LOVER』の主人公の恋路を邪魔する悪役令嬢、カタリナ・クラエスとして転生したことに。
ゲーム内でカタリナに用意されている結末は、すべて破滅エンド。
良くて国外追放。それどころか、最悪の場合殺されてしまいます。
「そんな破滅フラグはなんとしても回避して、幸せな未来を掴み取ってみせる！！」
とことん前向きで破天荒。お気楽、お転婆、まっすぐな主人公カタリナの、愛と笑いと努力のラブコメディです。
カタリナは、ゲーム本編の学園生活前に記憶を取り戻せたのを幸いに、破滅フラグ回避に向けて全力で斜め上に（？）走り出します。
前向き・お転婆・まっすぐな主人公！
『はめふら』の主人公・カタリナは、国外追放に備えて剣の修行をしたり、畑を作ったりと、なろう主人公ではまず見かけないほどの努力家。
とことん前向きで、コミカルで明るい頑張り屋。さらに気っ風がいいのがカッコよくて美しく、ちょっと暴走気味なところもいい味を出しています。
男女を問わずモテモテなことにも気づかず、どこか抜けているとても魅力的なキャラなのです。
ずば抜けた才能はないけれど、前世のゲームの知識をたよりに前向きに努力をして困難を乗り越えるところも素敵です。
お気楽お転婆、真っ直ぐ破天荒な主人公が努力をして周りから認められていくのは、見ていてスカッとして面白いですよ。
実は『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』は、女性だけでなく、男性からも人気のある作品なのです。
なにしろ、カタリナもカタリナを取り巻くキャラクターたちもみんな魅力的！
笑いと根性（？）とたまに涙のストーリーに、きっとあなたも惹き込まれてしまうことでしょう。
中身もキャストも神！
アニメ『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』は『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』を手掛けたSILVER LINK.が、アニメーション制作を担当しています。
監督は『みだらな青ちゃんは勉強ができない』を手掛けた井上圭介、シリーズ構成は『Butlers 千年百年物語』を手掛けた清水恵が担当。
キャラクターデザインは『ゆるキャン△』で作画監督だった大島美和が担当しています。
≪キャスト一覧≫
カタリナ・クラエス：内田真礼
ジオルド・スティアート：蒼井翔太 /（幼少期）瀬戸麻沙美
キース・クラエス：柿原徹也 /（幼少期）雨宮天
アラン・スティアート：鈴木達央 /（幼少期）田村睦心
ニコル・アスカルト：松岡禎丞 /（幼少期）M・A・O
メアリ・ハント：岡咲美保
ソフィア・アスカルト：水瀬いのり
マリア・キャンベル：早見沙織
ナレーション：立花慎之介
なんて豪華な声優陣なのでしょうか、しかもそれぞれのキャラのイメージにぴったりです。
笑えて楽しくて、面白くて、感動する。思わず応援したくなるアニメ『はめふら』をぜひご覧ください。
「乙女のルートはひとつじゃない！」
アニメ『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』OPテーマ『乙女のルートはひとつじゃない！』を担当するのは、angela（アンジェラ）です。
angelaは、2人組の音楽ユニットで、今までに、TVアニメ『蒼穹のファフナー』シリーズの主題歌や、TVアニメ『亜人』OPテーマなど、いろいろなアニソンを担当しています。
可愛さとクールさを持ち合わせた前向きな楽曲。
清々しいほどにまっすぐな歌詞は「これぞカタリナ！」と言わんばかりですよね。
パワフルなボーカルも、力強くて圧倒されます。
OPを聴いただけでもテンションがダダ上がりの一曲！
『はめふら』は、キャラも声もストーリーも良い上に、歌まで素敵で嬉しくなりますね。
蒼井翔太が歌うED「BAD END」！
アニメ『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』EDテーマ『BAD END』は、作詞を荘野ジュリ、作曲を鈴木エレカとDJ first、編曲をDJ firstが手掛けました。
歌っているのは、ジオルド・スティアート役の蒼井翔太です。
蒼井翔太は2006年に別名義で歌手デビュー。2010年に蒼井翔太として活動を開始し、2011年に声優デビュー、2019年には俳優デビューを果たしており、実は歌手としての芸歴が1番長いのです。
今までにも、TVアニメ『この音とまれ！』OPテーマや、TBS系『王様のブランチ』EDテーマなど、たくさんのアニソンやドラマなどの主題歌を歌ってきました。
『BAD END』は、ストレートなロックサウンドで、サビへの盛り上がりに心が躍ります。
タイトル通りのバッドエンドになってしまうと大変ですが、ジオルド目線で綴られたカタリナへの優しさに満ちた歌詞に、キュンキュンしてしまいます。
想いをのせた蒼井翔太の力強いボーカルがまっすぐ胸に届きます。
原作は小説もマンガも面白い！
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原作ライトノベル『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』最新刊の8巻は2020年4月に発売予定で、コミック版『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』最新刊の5巻は2020年5月に発売予定です。
安定のおもしろさ！相変わらず、無自覚タラシのカタリナが最高です。
公式挿絵担当によるコミカライズは、美しい作画でストーリーのテンポもよく、可愛くて面白いですよ。
ちなみに、コミック版『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった… 絶体絶命!破滅寸前編』の1巻は2020年5月に発売予定です。
まだまだ『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』から目が離せません！
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TVアニメ 乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…
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TEXT 有紀
