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「天空の城ラピュタ」は何度見ても最高!これぞ不朽の冒険活劇!

宮崎駿監督作品『天空の城ラピュタ』は、1986年の公開から30年以上愛されてきた冒険ファンタジー作品。台詞を覚えるほど繰り返し視聴するファンも多く、一度観たら抜け出せない不思議な魅力を持っているようです。この記事では、映画の面白さを深堀しながら紹介します。
この記事の目次 []
  1. ・ロマン満載のジブリ映画「天空の城ラピュタ」とは?
  2. ・空飛ぶ島「ラピュタ」を目指す少年少女の手に汗握る冒険譚!
  3. ・一度見たらトリコ!親しみが持てるキャラクター達
  4. ・抜けのないストーリーと幻想的な世界観がすごい
  5. 主題歌『君をのせて』は、映画のクライマックスを彩り、作品の感動をいつまでも胸に留める名曲です。 歌うのは『となりのトトロ』の主題歌『さんぽ』も歌った、井上あずみ。 作詞は宮崎駿監督が、作曲を久石譲が担当しています。 映画のクライマックスでムスカの手からラピュタを守るために、パズーとシータが唱えた滅びの呪文「バルス」で崩壊するラピュタ。 巨大な飛行石を根に持った大樹だけが残り、大気圏を超え、人の手の届かない場所へとラピュタは旅立ちまます。 ラピュタの旅立ちと、パズーとシータの冒険の終わりに相応しい、切なくも温かいメロディーと、透明感のあるボーカルが胸に沁みるでしょう。 「さぁ出かけよう ひときれのパン ナイフ ランプかばんにつめこんで」からの盛り上がりには、シータを助けに行くために支度し、ドーラと一緒に行くパズーの姿が目に浮かびませんか? 聴いただけで映画のシーンが思い起こせるほど、ストーリーと歌詞がリンクしていて、思わず胸を打たれます。 サビの「父さんがくれた 熱い想い 母さんがくれた あの眼差し」のフレーズも、伸びやかな高音が聴いていて心地いいです。 父の夢を受け継いだパズーと、母から名前と呪文を受け継いだシータと重なり、自分が親の愛情を受けて生かされていることに気づかされます。 物語が終わっても地球が回り続けるように、パズーとシータの人生がこれからも続いていくことを感じさせる、しみじみとした情緒あふれる主題歌です。

    何度観ても色褪せない!「ラピュタ」は活力を与えてくれる作品

ロマン満載のジブリ映画「天空の城ラピュタ」とは?

画像引用元 (Amazon)

1986年の劇場公開から30年以上経った今、なおも高い人気を誇る名作映画『天空の城ラピュタ』。

スタジオジブリ初の長編アニメ映画で、宮崎駿監督の代表作のひとつです。

18世紀のイギリス人作家・スウィフトが著した『ガリバー旅行記』に登場する、空飛ぶ島・ラピュタをベースに、少年少女のロマンあふれる冒険活劇が描かれています。

かつて栄華を誇った、高度な文明が残る空飛ぶ島、ヒロインが失われた王家の末裔...聞くだけでワクワクしてきませんか?

冒険心をくすぐり高揚感で心を満たしてくれる、冒険活劇の金字塔と言っても過言ではありません。

興行収入は約11.6億円。

「文化庁優秀映画」「日本映画復興特別賞」など、大小13の賞を受賞しました。

金曜ロードショーでは過去17回にわたって放送され、いずれも視聴率は2桁台を記録。

2011年以降は金曜ロードショーを見ながらTwitterでクライマックスの名台詞『バルス!』と一斉にツイートする「バルス祭」が恒例行事のように展開されています。

主人公がヒロインを守るため困難に立ち向かう王道ストーリーにもかかわらず、人気も勢いも衰えを知らない不朽の名作。

そんな『ラピュタ』の魅力を紹介しましょう。

空飛ぶ島「ラピュタ」を目指す少年少女の手に汗握る冒険譚!

画像引用元 (Amazon)

物語は、少女シータが政府の特務機関に捕らえられ、飛行船に乗っている場面から始まります。

彼女が持つ青く輝く石のペンダントを狙って、海賊・ドーラ一家が飛行船を襲撃。

混乱の中、逃げようとしたシータは飛行船から落下してしまいます。

一方、鉱山で見習い機械工として働く主人公・パズーは、空からシータがゆっくり降ってくるのを見つけ、助け出すのです。

この石が、かつて巨大帝国として栄えた「ラピュタ」で作られた「飛行石」と知ったパズーは、父が探していたラピュタの存在を確信、天空の城へ向かうことを決意します。

しかし、なおも特務機関がふたりを狙い、ついには捕らえられてしまいます。

指揮官・ムスカ大佐はパズーの命を盾に、ラピュタ王の末裔・シータに協力を求めました。

そこでシータは、パズーの解放を望み自分がとらわれの身になることを選びます。

果たしてパズーは、シータを助け、ラピュタへ行くことができるのでしょうか?

ラピュタに秘められた力を狙うムスカと、パズー達の手に汗握る戦いが始まります。

次から次へとスリリングな展開がノンストップで繰り広げられ、最後の最後まで目が離せませんよ。

一度見たらトリコ!親しみが持てるキャラクター達

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『天空の城ラピュタ』が、30年以上も前の作品にもかかわらず愛され続けている理由は、登場人物にあります。

些細な会話のやりとりからもキャラクターたちの人柄・家庭環境・人生を垣間見ることができ、敵役でさえも魅力的なのです。

主人公・パズー(cv.田中真弓)の初登場シーン、「おじさん、肉団子2つ入れて」「珍しく残業かい?」のやり取りひとつで、13歳のパズーが夜遅くまで働く仕事熱心な子だと、周りから認識されているのがわかります。

そんなひたむきなパズーが、シータを守るために日常を捨て、困難に立ち向かう姿勢がかっこよくて、応援せずにはいられません。

ヒロインのシータ(cv.横沢啓子)も、正統派ヒロインで可愛いですが、男女問わず憧れる魅力を持っています。

クライマックス、ムスカに拳銃を突きつけられて追い詰められたときですら、堂々と「あなたはここから出ることもできずに私と死ぬの」と言い放つ彼女の強さには脱帽です。

普通ならビビってもおかしくないのに、決して敵に屈しないシータの度胸。

尊敬せずにはいられません。

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海賊のドーラ(cv.初井言榮)は、ダメな息子は蹴飛ばすが、見込みがあると思ったら力になる、パズー達の“母親”的な存在です。

特に、シータを助けに行くパズーに発した「40秒で支度しな」は名言と名高いですよね。

他にも「二度とここへは戻れなくなるよ?覚悟のうえか?」と彼を試し、一瞬で彼の覚悟を見きわめた判断力には、かっこよすぎて痺れます。

そして、悪役のムスカ(cv.寺田農)。

「人がゴミのようだ」でお馴染みの残忍な一面を持ちながら、飛行石の光で「目がぁ、目がぁ~!」とうろたえるお茶目さが、滑稽にも見える役どころです。

ほぼ全てのセリフがネット上でネタにされており、寺田農の深みのある声も相まって、愛すべき敵キャラとなっています。

キャラクターの生まれ・性格・価値観を台詞の中にうまく溶け込ませ、キャラクターそれぞれの魅力を引き出すことで、『天空の城ラピュタ』が面白さをさらに引き上げているのでしょう。

抜けのないストーリーと幻想的な世界観がすごい

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完成されたストーリーだけでなく、細密に描かれた風景からも作品の凄さを感じ取ることができます。

映画の冒頭では、飛行石を狙うドーラ一家の襲来、シータのそばのムスカの怪しさ、そしてシータのペンダントに注目させ、物語の重要な要素を4分間に簡潔にまとめあげています。

ストーリーにも中だるみが一切なく、ドーラ一家や、ラピュタの科学力を狙った軍隊とのアクションシーンは、ハラハラドキドキの連続です。

パズーとシータのドラマチックな出会いと、ふたりの心温まるシーンでは、純粋な気持ちを呼び起こしてくれることでしょう。

つい笑みがこぼれてしまうコメディシーンも織り込まれていて、最初から最後まで飽きることなく楽しめます。 
 
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パズーが住むスラッグ渓谷のクラシカルな街並みや、緑の木々が生い茂るラピュタ内の庭園など、繊細で温かみを感じさせる風景は、とにかく美しいです。

夢のような美しい世界ので登場する、ラピュタのロボット兵や羽ばたき飛行機など、多彩なメカには、誰しもがロマンをくすぐられるでしょう。

言葉にできないほどの美しさと、ミステリアスな雰囲気を放つ空に浮かぶ島・ラピュタ。

詳しい説明がされなくても、ただそこにあるだけで歴史を感じ、城の奥に隠された文明レベルの高さに圧倒されます。

海外のアニメファンの反応も、圧倒的な書き込み量で描かれた世界観とエキサイティングなストーリー、そして久石譲が奏でる優しく神秘的な音楽も大好評。

映像・音楽・キャラクター・ストーリー、どれをとっても最高レベルの完成度で、何度も見たくなる面白さが詰まった、日本が誇る名作映画です。

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主題歌『君をのせて』は、映画のクライマックスを彩り、作品の感動をいつまでも胸に留める名曲です。

歌うのは『となりのトトロ』の主題歌『さんぽ』も歌った、井上あずみ。


作詞は宮崎駿監督が、作曲を久石譲が担当しています。

映画のクライマックスでムスカの手からラピュタを守るために、パズーとシータが唱えた滅びの呪文「バルス」で崩壊するラピュタ。

巨大な飛行石を根に持った大樹だけが残り、大気圏を超え、人の手の届かない場所へとラピュタは旅立ちまます。

ラピュタの旅立ちと、パズーとシータの冒険の終わりに相応しい、切なくも温かいメロディーと、透明感のあるボーカルが胸に沁みるでしょう。

「さぁ出かけよう ひときれのパン ナイフ ランプかばんにつめこんで」からの盛り上がりには、シータを助けに行くために支度し、ドーラと一緒に行くパズーの姿が目に浮かびませんか?

聴いただけで映画のシーンが思い起こせるほど、ストーリーと歌詞がリンクしていて、思わず胸を打たれます。

サビの「父さんがくれた 熱い想い 母さんがくれた あの眼差し」のフレーズも、伸びやかな高音が聴いていて心地いいです。

父の夢を受け継いだパズーと、母から名前と呪文を受け継いだシータと重なり、自分が親の愛情を受けて生かされていることに気づかされます。

物語が終わっても地球が回り続けるように、パズーとシータの人生がこれからも続いていくことを感じさせる、しみじみとした情緒あふれる主題歌です。



何度観ても色褪せない!「ラピュタ」は活力を与えてくれる作品

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老若男女問わず、海外のアニメファンまでも魅了する、スタジオジブリの名作『天空の城ラピュタ』。

ノスタルジックな世界観、ロマンあふれるメカデザイン、パズーとシータの成長物語が、心を揺さぶる作品です。

見たことのない世界に飛び込む勇気、大切な人を守る覚悟、どんなピンチにも決して屈しない強い度胸など、生きる上で大切なことを、パズーとシータ達から学ぶことができます。

年を重ねてからもう一度観ると、ひとつの発言や行動の意味に深みを感じ、感動が一際大きくなることでしょう。   

▲Laputa: Castle in the Sky - Official Trailer

何度観ても、たとえ台詞を覚えていても、心に残る場面や感動がある不朽の名作『天空の城ラピュタ』。

気分が沈んだとき、ワクワクしたいとき、この映画を観れば、献身的で純粋でひたむきなパズーの熱い心が、あなたの心を明るく照らしてくれるでしょう。

ぜひ、この映画を観て、心が動く最高の体験を味わってみてくださいね。


TEXT Asakura Mika

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