京都で生まれ育ったシンガーソングライター、白波多カミン。小学校6年生からギターを始め、高校3年生で歌を書き始める。途中、下鴨神社での巫女さんというキャリアを経て現在は東京に拠点を移し活動中。
あどけなさを残しながらも凛とした歌声が描き出す物語は一人の女性を出発点としたパーソナルのものであった。
そんな彼女へ今回UtaTenは独占インタビューを行いました。
その様子をご覧ください!
<白波多カミンについて>
■まず、カミンさんのお名前についてなんですが、カミンというお名前はどうやって付けられたんですか?
カミン: そこかぁ…。(笑)
弾き語りを始めてから鴨川で路上ライブを一人でしていた時にたまたま通りかかった人がつけてくれたんです。「いい名前ないですかねぇ?」とか言って(笑)。
■えぇ!それはすごいですね!
カミン: その方に眠そうだねぇって言われて、だから“仮眠をとる”の“仮眠”から来ているんです。あとは、季節は夏が好きなので、冬眠の反対で夏眠とか、そういうのはありました。
名前を自分で名乗るのって結構勇気がいる行為だと思ってて、赤ちゃんの時に親につけられるじゃないですか。だから名前って人につけてもらった方がいいのかなと思って。
■それはビックリでした!では続いて。ギターを始められたのが小学校6年生ということですが、シンガーソングライターになることを意識し始めたきっかけは?
カミン: シンガーソングライターを目指したきっかけは特にないんですけど、歌を作るようになったきっかけは、高校生の時に後ろの席の女の子のことをとても好きになって、その子に思いを伝えたくて書いたんですけど、それから歌を作って歌うってことに快感っていうか、自分にとって必要なことなんだって感じて、そこからずっと作っています。
■その女の子のどういうところが好きだったんですか?
カミン: 奔放でワガママで、囚われないところにいつも私はビックリしていました。すごく頭のいい子で、数Ⅲの科目を100点採るような子だったんです。絵もすごく上手くて、詞も書いて、文章も書いてっていう子だったからすごく尊敬していました。
■その方も詞を書かれていたんですね。
カミン: そうですね。本当に一番初めは、その子が書いた詞を見たときにメロディーが浮かんで、学校早退しますって言って(その詞を)持って帰って作ったのが初めの作曲です。
その子はまた別の子に書いた詞だったんで、気持ちが伝わらないなぁと思って自分で詞を書いて曲をつけてその子に歌いました。
■どうでした?その時の反応は!
カミン: ふぅ〜ん、いい曲だね。っていう感じでした。自分に歌われてるとは思ってなかったみたいです、後日聞いたら。
■それがきっかけとなって今歌をやっているなんてロマンティックですね。では、カミンさんの独特な歌詞の世界観のインスピレーションはどういったところから?
カミン: 生きてきた経験の中で興味の湧くものとか面白いと思うものとか違和感のあるものとか嫌だなって思うものをいつもストックしていたものだと思います。
女の子を一回好きになったことで男女の恋愛のことについて違う視点で考えたりとか、神社っていう歴史のある場所で働くことによって長い時間を感じて人がどうやって生きて死んでいくのかっていうことを毎日見てることで得た哲学みたいなものとか。
■巫女さんの経験はやっぱり大きく影響しているんですね。
カミン: そうですね。あとは小学校に上がって初めて社会というものに出て絶望したこととか。(笑)
■小学生で社会に絶望って!その時何を思ったんですか?
カミン: みんな同じ時間に学校に来て、同じように前を向いて部屋にギュウギュウに詰められて、恐ろしいと思って登校拒否になっていました。そういうことも全部込みで(今の作品が)形作られてる気がしますね。
■そのストックされた思いだとかを、曲として外に出すタイミングはどんな時なんですか?
カミン: 形のないままストックされていたものが整理されてふっと出てくるときがあります。時期が来たらという感じです。
例えば「普通の女の子」って曲があるんですけど、これは電車で中学生の女の子が4人ドア近くで喋ってるところを見て書いたんですけど、この会話の感じとかすごい懐かしいなと思って。女の子の間でごく自然に行われているコミュニケーションだけど、いろんなことを複雑に考えて出してる言葉たちがそこにはあって、それをあぶり出したくて書いたって感じですね。
だからある経験に出くわしてから一体どういうことなんだろうって考えて、出すって感じです。
<Placebo Foxesについて>
■今度はPlacebo Foxesさんとの出会いと結成までの経緯を教えてください。
カミン: 東京に出てきてソロで活動していた時に、対バンで出演して、初め見て「この人と一緒にやりたいな」と思ったのはギターの濱野くんで、一緒にやりたいって言って同じようにベースの上野くんも決まってドラムの照沼くんも決まって…って、桃太郎みたいに決まっていきました(笑)
■カミンさんの方からアピールしていったんですね。
カミン: そうですね、いいなと思った人を集めた感じで。
■それは東京に出てきてからどれくらいのことなんですか?
カミン: それは(上京から)1年くらい経ってからですかね。
■ライブ活動自体は上京してすぐに?
そうですね、東京に出てくる前から行き来してちょこちょこっとライブやらせてもらっていたので割とスムーズに活動の拠点は移せたと思います。
■京都と東京の違いで困ったことだったり、大変だったことはありますか?
カミン: 歩く人のスピードが速い…多分京都の人の3倍くらい早くて(人の)量は3倍どころじゃなくて10倍くらいいて、初めは人が川に見えていました。ずーっと流れているから。
その人を縫って動かなきゃいけないっていうのがストレスフルだったんですけど、最近は慣れました。本当に人が人に見えなくなって寂しい街なのかなって思っていた時期があったんですけど、また人に見え始めてきました。(笑)
■そういったことは東京に出てきてから書いた歌詞に影響しましたか?
カミン: 京都にいた頃の詞の方が湿度の高い曲が多くて、それは気候が影響していると思います。京都は盆地なので湿気があって、その頃の曲は切ない曲が多いんです。
歩いているだけでキューンって切なくなるようなそういう町なんやなって住んでる時は気づかなかったですけど、東京から帰省した時に、それを感じて切ない曲が多かったことに納得しました。
東京に来てからはもっとカラッとした、外に向けた音楽になった気がします。
■外に向かった音楽というのは、聞き手を意識したという感じでしょうか?
カミン: 聞き手を意識していることになるのかもしれないですけど、作っている時に聞き手を意識するというよりは、自分の中で曲をしたためて置いておくっていう感覚から、もうちょっと世に出ることを前提で自分より遠い位置にキャンパスがある感覚で書くようになりました。
■巫女さんを辞めて音楽一本でやっていこうと決めたきっかけは?
カミン: 巫女さんをやりながら音楽をするのが難しくて、巫女さんをするときは音楽のことを置いておこうって思っていたんですけど、やっぱり音楽が好きで「友達の結婚式で…」とかって嘘をついてライブとかしていたんで、だんだんネタがなくなってきて、もう東京行こうって決めた感じでしたね。
だからきっかけって言うよりは、限界が来た感じでした。(笑)
諦めきれなかったんですね、音楽が。
■音楽の世界観に対する影響を受けた
カミン: くるりが一番好きです。歌詞の温度感とか風景の描き方には影響があると思います。
暑い歌詞には冷たい音楽を乗せたりとかいうバランス感覚が好きで、そういう侘び寂びみたいなものを教わりました。
■“侘び寂び”というのはカミンさん自身、作曲の際に意識するんですか?
カミン: そうですね、自分の中で大事にしています。
■Placebo Foxesさんとは結成1年でメジャーデビューとなりましたが、いかがですか?
カミン: うん、いいと思います。とてもかっこいいバンドだと思っています。好きです。ずっと音楽を続けたいけど、そのモチベーションであり続けてくれる存在だろうなと思いました。
■では、メンバーの皆さんの好きなところを教えてください。
カミン: まずギターの濱野くんは、ギターが天才すぎて自分のライブ中でも腰が砕けそうになるくらい、いいギターを弾くギターヒーローだと思います。
ベースの上野くんは男の子なんですけど、お姉ちゃんみたいな存在でいつも悩みとか聞いてくれていつもOL同士の会話をしてます。みんながアツくなりすぎた時に整理してくれる頼り甲斐のある存在です。
で、ドラムの照沼くんは凄く自由に生きているナイスガイです。自由に生きてる感じと音楽が素直に好きな人で、どうやったら気持ち良く音楽できるかっていうことを凄く考えてるなって見ていて思うんですけど、そういうところが好きですね。ずっと冗談言っているムードメーカーのようなところも。
■上野さんにはどんなお悩みを相談するんですか?
カミン: いろいろします。恋の悩みとかも相談し合います。(笑)
上野くんの恋の話を聞いたりとか、どっちも「困った困った」って相談し合ってます。
■そういえばカミンさんは恋の歌らしい恋の歌ってあまり歌われないですよね?
カミン: ラブソングに限定できないような歌が自分にとっては面白いのでそういう意識はしています。恋人同士だけじゃなくて親子だったりいろんな捉え方ができるように一人称が「ぼく」っていうのがあったり、いろんな人が出てくるようにしたり。
■ソロとバンドとで作詞作曲で差別化しようとか意識してることはありますか?
カミン: あんまりバンドでやるからっていう風に囚われないようにしました。だから歌っていることはそう変わらないのかもしれないですけど、作ってる時にバンドサウンドで歌う前提で作るってところはやっぱり違いますね。
今までは自分のギター1つで完結させてライブに出かけることが多かったんですけど、完結させなくても8割くらいで(メンバーに)投げた方がその余白に書き込んでくれるところが良かったりとか。だから自分だけで作り込みすぎないってことを意識しました。
■メンバーの皆さんとアレンジされる時に、カミンさんが思う曲の世界観を共有する作業っていうのはどんな感じですか?
カミン: 特に曲の説明とかせずにその場で弾き語りで歌うんです。それを聴いてもらった後になんとなく(アレンジで)やってもらってって感じで進めます。
<アルバムについて>
■今回のジャケット写真はどのようなイメージをされたんですか?
カミン: 私から「こう言うイメージで」っていうことは言わないでデザインの方に写真を投げてこういう仕上がりになったんですけど、体が2つに割れてるというか重なっているような感じは歌詞にも多く出てきていて、「体が半分」とか「後ろくっつけて」とか、人間の体ってひとつに収まってるけど、すぐ近くにもう一人いる感時でそれがくっついたり離れたりしている感覚で私は生きてるんですけど、その感じがうまくデザインに出てるなぁって思います。
■今回のアルバムを一言で言うとどんな作品になっていますか?
カミン: やっぱり、身体と気持ちが剥がれていくような解離する快感を音では目指しました。
聴いてくれた人には身体が剥がれていくその快感を味わってほしいです。
■特にどんな人に聞いてもらいた位ですが?
カミン: 中学生とか、高校生とか、女の子とか、男の子も。
自分がくるりのことをかっこいいなって思ったような気持ちが大事だと思ってて、みんなの未来に繋がって行く気がするのが嬉しいです。
私自身、普遍的なものが好きでそういうことを曲にしているので、老若男女たくさんの人に楽しんでもらえたら嬉しいです。
■アルバム製作中に印象の残っていることは?
カミン: すごく楽しかったのは歌録りですね。今回は曲を客観視してみて、私が歌う人としてどうアプローチできるかってことを1曲ずつ考えて録ったので、ガラッと印象が違いました。
■プロデューサーの百々和宏さんとのアルバム制作はいかがでしたか?
カミン: 楽しかったです。居酒屋で飲んでる時間が長かったように思います。(笑)
どういうものにしたいのかっていうことを話す時間が長かったです。
<収録楽曲について>
■「姉弟」は前回のアルバムにも収録されていましたが、音程のキーも上がったりして全く違ったサウンドになっていますよね。この曲を今回のアルバムに入れようと決めたのはどうしてですか?
カミン: 「姉弟」はバンドでしたいって思った時にギターの濱野くんがイントロのアイデアを出してくれて、その弾き語りと全然違う聞こえ方がかっこいいと思って決めました。
■この曲って結構衝撃的だったんですけど、どんな曲なんでしょう?
カミン: 記号の集まりの曲です。これは時間について歌った曲なんですけど、仏壇の前でセックスをするというところでは、仏壇ってご先祖様が入っているので、過去を表してるんです。セックスをするという行為は未来に続いていく行為なので、それが一つの画に収まった時に“永遠”になったというか、長い時間を一つの画に収めたという感じです。
■想像をはるかに超える奥深さがあったんですね。
カミン: ハハハ(笑)
あと、直接「セックス」って言葉を使うのはわざとで、「抱き合う」とか遠回しに言うとエロくなると思うんですね。だから言ってしまった方が「セックス」っていう言葉が記号のように感じると思って。
だからセックスの歌ではないんです!(笑)
■続いて「嫉妬」について、この曲の中盤ガラッと音が変わるところがありますが、そのようにしたのはなぜ?
カミン: シリアスそうな歌詞に見えるんですけど、自分の中ではここまで過剰に嫉妬について言葉にすることがギャグというか、面白くなってしまって、この曲は遊びたいなって思ったんです。
Aマイナーから始まる暗い歌なんですけど、そこにダンスチューンというかディスコっぽさが欲しくなって、アンバランスな感じにして遊びました。
■それではUtaTen名物のピックアップフレーズのご紹介をお願いします。
カミン: タイトルにもなっている「空席のサーカス」です。「なくしもの」の歌詞に出てくるんですけど、この風景は失くし物をして寂しい気持ちで朝方歩いていた時に美しい景色を見た時にパァッと浮かんできた曲で、すごいきらびやかで素敵なサーカスだけど客席に全く人がいないっていう夢の中のようなファンタジーな気持ちになって、寂しいと美しいが同居しているような引き裂かれそうな気持ちでもあったのが「空席のサーカス」っていう言葉となって出てきた時にすごく気持ち良かったです。
■ありがとうございます。では最後にUtaTenを見てくれている皆さんにメッセージをお願いします。
カミン: どんな気持ちになってもいいように作っているので、自由に聴いて自由に感じて、自分の歌のように思ってくれたら一番嬉しいです。
Interview&Text:愛香
<リリース情報>
2016年3月23日
白波多カミン with Placebo Foxes メジャーデビューアルバム「空席のサーカス」
COCP-39495 / ¥2,500+tax
収録曲
1.姉弟
2.おかえり。
3.いますぐ消えたい
4.バタフライ
5.サンセットガール
6.生命線
7.嫉妬
8.ハロースター
9.普通の女の子
10.なくしもの
<インストアイベント情報>
『白波多カミン with Placebo Foxes メジャーデビューアルバム「空席のサーカス」発売記念イベント』
【タワーレコード】
2016/3/26(土)18:00~
タワーレコード渋谷店 1Fイベントスペース
ミニライブ&特典会
対象店:タワーレコード渋谷店 / タワーレコード新宿店 / タワーレコード池袋店
2016/4/2(土)14:00~
タワーレコード京都店 店内イベントスペース
ミニライブ&サイン会
対象店:タワーレコード京都店
2016/4/3(日)15:00~
タワーレコード梅田NU茶屋町店 イベントスペース
アコースティックミニライブ&サイン会
対象店:タワーレコード梅田NU茶屋町店 / タワーレコード難波店 / タワーレコード梅田大阪丸ビル店
2016/4/9(土)14:00~
タワーレコード福岡パルコ店 イベントスペース
白波多カミンソロミニライブ&サイン会
対象店:タワーレコード福岡パルコ店
【ヴィレッジヴァンガード】
2016/3/27(日) 14:00~
ヴィレッジヴァンガード高田馬場店 [NEW!!]
白波多カミンソロミニライブ&ポスターサイン会
対象店:後日発表予定
2016/4/2(土)17:00~
ヴィレッジヴァンガード新京極店
白波多カミンソロミニライブ&ポスターサイン会
対象店:ヴィレッジヴァンガード新京極店
2016/4/3(日)18:30~
ヴィレッジヴァンガードアメリカ村店
白波多カミンソロミニライブ&ポスターサイン会
対象店:ヴィレッジヴァンガードアメリカ村店
■白波多カミン プロフィール
シンガーソングライター。京都生まれ、京都育ち。小学校6年生からギターを始め、高校3年生で歌を書き始める。途中、下鴨神社での巫女というキャリアを経て、現在は東京に拠点を移し活動中。
あどけなさを残しながらも凛とした歌声が描き出す物語は、一人の女性を出発点としたとしたパーソナルなものである。にもかかわらずそれは普遍的なものとなり、孤独やすれちがいの向こう側にある「求めること」の強さをにじませ、ささやかなコミュニケーションがもたらす希望を指し示す。
彼女のうたが性別・年齢・オーバーグラウンド/アンダーグラウンドの区別なく幅広い層の音楽ファンから支持を集めている秘密は、まさにそのうたが、柔らかいココロを持つ人間の、ココロの柔らかい部分を刺激せずにはいられないからであろう。
また、ミドリやあふりらんぽを輩出した関西の老舗レーベル、ギューンカセットからのデビューという登場の仕方や、渋谷毅、坂田明、山本精一、曽我部恵一といったベテラン・ミュージシャンとの共演歴、セカンドアルバム『くだもの』におけるバックバンドの陣容(奇形児、ミドリ、Subvert Blazeのメンバーによる)などからも、彼女がただの「女性シンガーソングライター」に収まらない、奔放で柔軟で感性とカリスマをもっていることがうかがえる。
好きな食べ物はエビフライ。毎朝の日課はふとんを干すこと。住んでみたい国は丘の上に、いい風の吹くところ。
■関連リンク
・オフィシャルHP
http://shirahatakamin.com/
・コロムビアページ
http://columbia.jp/shirahatakamin/
2016年3月23日
白波多カミン with Placebo Foxes メジャーデビューアルバム「空席のサーカス」
COCP-39495 / ¥2,500+tax
収録曲
1.姉弟
2.おかえり。
3.いますぐ消えたい
4.バタフライ
5.サンセットガール
6.生命線
7.嫉妬
8.ハロースター
9.普通の女の子
10.なくしもの
<インストアイベント情報>
『白波多カミン with Placebo Foxes メジャーデビューアルバム「空席のサーカス」発売記念イベント』
【タワーレコード】
2016/3/26(土)18:00~
タワーレコード渋谷店 1Fイベントスペース
ミニライブ&特典会
対象店:タワーレコード渋谷店 / タワーレコード新宿店 / タワーレコード池袋店
2016/4/2(土)14:00~
タワーレコード京都店 店内イベントスペース
ミニライブ&サイン会
対象店:タワーレコード京都店
2016/4/3(日)15:00~
タワーレコード梅田NU茶屋町店 イベントスペース
アコースティックミニライブ&サイン会
対象店:タワーレコード梅田NU茶屋町店 / タワーレコード難波店 / タワーレコード梅田大阪丸ビル店
2016/4/9(土)14:00~
タワーレコード福岡パルコ店 イベントスペース
白波多カミンソロミニライブ&サイン会
対象店:タワーレコード福岡パルコ店
【ヴィレッジヴァンガード】
2016/3/27(日) 14:00~
ヴィレッジヴァンガード高田馬場店 [NEW!!]
白波多カミンソロミニライブ&ポスターサイン会
対象店:後日発表予定
2016/4/2(土)17:00~
ヴィレッジヴァンガード新京極店
白波多カミンソロミニライブ&ポスターサイン会
対象店:ヴィレッジヴァンガード新京極店
2016/4/3(日)18:30~
ヴィレッジヴァンガードアメリカ村店
白波多カミンソロミニライブ&ポスターサイン会
対象店:ヴィレッジヴァンガードアメリカ村店
■白波多カミン プロフィール
シンガーソングライター。京都生まれ、京都育ち。小学校6年生からギターを始め、高校3年生で歌を書き始める。途中、下鴨神社での巫女というキャリアを経て、現在は東京に拠点を移し活動中。
あどけなさを残しながらも凛とした歌声が描き出す物語は、一人の女性を出発点としたとしたパーソナルなものである。にもかかわらずそれは普遍的なものとなり、孤独やすれちがいの向こう側にある「求めること」の強さをにじませ、ささやかなコミュニケーションがもたらす希望を指し示す。
彼女のうたが性別・年齢・オーバーグラウンド/アンダーグラウンドの区別なく幅広い層の音楽ファンから支持を集めている秘密は、まさにそのうたが、柔らかいココロを持つ人間の、ココロの柔らかい部分を刺激せずにはいられないからであろう。
また、ミドリやあふりらんぽを輩出した関西の老舗レーベル、ギューンカセットからのデビューという登場の仕方や、渋谷毅、坂田明、山本精一、曽我部恵一といったベテラン・ミュージシャンとの共演歴、セカンドアルバム『くだもの』におけるバックバンドの陣容(奇形児、ミドリ、Subvert Blazeのメンバーによる)などからも、彼女がただの「女性シンガーソングライター」に収まらない、奔放で柔軟で感性とカリスマをもっていることがうかがえる。
好きな食べ物はエビフライ。毎朝の日課はふとんを干すこと。住んでみたい国は丘の上に、いい風の吹くところ。
■関連リンク
・オフィシャルHP
http://shirahatakamin.com/
・コロムビアページ
http://columbia.jp/shirahatakamin/
2015年結成、活動開始。 ヴォーカル、ギター:白波多カミン、 ギター:濱野夏椰(from Gateballars)、 ベース:上野恒星(from jappers / Yogee New Waves)、 ドラム:照沼光星(from Golden Katies!!、thatta / ex.QUATTRO) の4人からなるロックンロールバンド。 京都出身シンガーソング···