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【インタビュー】IVVYが新体制初となる3rd Album『MONS7ER』をリリース。7人に本作について話を聞く

IVVYが新体制初となる3rd Album『MONS7ER』を完成させた。5人から7人になったいま、彼らは何を語るのか。アルバムのタイトル通り、モンスター級の楽曲が出揃った本作について、話を聞いた。

新たな可能性を提示した3rd Album『MONS7ER』

──3rd Album『MONS7ER』はさまざまなジャンルを行き来し、とてもバラエティに富んだ作品です。新体制初となるアルバムにもなりますが、皆さんにとってどんなアルバムに仕上がりましたか?


HIROTO:自分たちでタイトルを決めさせていただいたのですが、タイトルには皆さんが一般的にイメージするモンスターという意味と、モンスターのように進化していきたいという気持ちやメッセージを込めていて。今まで培ってきたIVVYらしさ、そして今までやってこなかったジャンルや自分たちがやりたかったけどまだやっていなかったものなど新たなIVVYを感じることのできる楽曲が収録されていて、今までのIVVYとこれからIVVYの二面性を感じることのできる作品に仕上がったと思っています。

コンセプトも“攻め”をテーマに制作していますし、この1枚は絶対に“攻める”アルバムにしたかった。その思いが反映されたアルバムになっているのかなと思います。


──確かに新たな可能性を提示した優れた作品だと思います。まさにコンセプト通り。MASAKIさんとTAICHIさん、KEYさんは今作が加入後初となるアルバムだと思いますが、大作が完成した今のお気持ちを教えてください。

MASAKI:僕たちが加入前のIVVYと7人になってからのIVVYの武器の違いみたいなものを今作では見せていきたいと思っていて。もともとの爽やかで王道感の溢れるIVVYのサウンドは大事にしながらも7人になったからこそ見せることができる新しい武器。それぞれの個性が混ざり合うことによって出来ることの幅は広がったと思うし、ライブでは、新しいダンスの構成や音楽的に攻めたサウンドにも挑戦することができた。だから制作中はとても楽しかったし、メンバーとディスカッションしながら進めることが出来たので、いい経験になりました。


──KEYさんはラップのリリックも手掛けられていますね。


KEY:もともとIVVYさんを知っていたので……。

HIROTO:IVVYさんって(笑)。いつまでもファンだね?!

KEY:(笑)。すみません! 今までのIVVYを知っていたので今回のリリックではいい意味でそのイメージを裏切りたかった。もう僕たちは新しいIVVYなんだということを提示したくて、その思いをリリックには込めさせていただきましたね。


──実際に書いてみていかがでしたか?

KEY:すごく楽しかったし、なんだか夢のような時間でした。

7人の推し曲と好きなフレーズ

──ファンのような発言! 皆さん納得の仕上がりだったんですね。それでは、そんな楽曲群にフォーカスして、皆さん1曲ずつ好きな曲とフレーズについて教えていただけますか?

HIROTO:僕は、「I Say Again」。この曲は前回のツアーの時に披露させていただいた曲で、ライブのラストで歌っていた曲。新体制になって1年目でまだまだ不安な気持ちとワクワクした気持ちが入り混じったあのツアーでの達成感をこの曲が教えてくれたという思い出もあるし、実はこの曲をライブで歌って泣いてしまったんです。YU-TAから自分のパートにかけての〈なにかにぶつかって落ち込む時には どうか今日の景色を思い出して〉というフレーズの時に泣いてしまったんですけど、このフレーズを歌う時は、ファンの方の顔を見ながら歌って、曲・音楽というよりかは、気持ちの部分が大きいというか。みんなに語りかけているという感じで、自分にとって特別な楽曲です。


MASAKI:僕も被ってしまうんですけど、「I Say Again」が好きです。2番のAメロで〈たくさんの愛に支えられて今がある痛いくらい感じてるよ〉というフレーズがあるんですけど、このフレーズがIVVYに入る前も入ったあとも強く感じることで。みんなが応援をしてくれるからこそ僕たちはステージに立てていると思っているし、コロナ禍も重なってそういったことを改めて考える期間もあったので、そこを自分のパートで歌えているってことは嬉しいし、イチオシポイントです。

HIROTO:僕が選んだフレーズも2番だし、2番からさらにグッとくる歌詞が詰まってるよね!

MASAKI:本当にそうなんですよ!


──いいお話ですね。YU-TAさんはいかがですか?


YU-TA:僕は、「SUMMER DRIVE」。もともとハネ感がある楽曲が好きだったりするんですけど、この曲は最近流行りのチル・キャッチーな感じで落ち着いた時に聴いても楽しいし、ドライブをしている時に聴いても気分が上がるというところで、どのシーンで聴いていても合わない場所がないくらいマッチしている曲だなと思っています。それこそこの曲の制作陣は海外チームで、コンセプトの“攻め”にも当てはまるのかなって。自分的にもやっていて楽しいですし、今までになかったような楽曲だと思いますね。

好きなフレーズは2番のサビ〈海岸沿い車寄せて 風より君になびくよ Summer Drive〉。ここがこの曲の軸になるリリックだと思っていて。比喩表現や直接的な表現も散りばめられているんですけど、ここに関してはイメージが湧きやすいリリックなので、夏にこの曲を聴きながら自分もドライブを楽しみたいなと思っています。


──この曲はそのままクルマのCMに流れていても遜色がない。

YU-TA:そうなんですよ! CMに使っていただきたいです!(笑)


──TAIYUさんはいかがですか?


TAIYU:僕は「MASK」という曲なんですけど、これは僕の鼻歌から生まれた楽曲でして。楽屋でメンバーと「中毒性があるフレーズが欲しいよね」と話していて、サビの〈Mask Mask Mask〉というフレーズを冗談半分で口ずさんでいたんです。最初はメンバーの皆も笑っていたんですけど、あとから「頭から離れない!」というところから、韓国の制作陣と一緒に音数やリリックを事細かく打ち合わせして制作した曲なので、この曲の親は僕ですね。

HIROTO:でも制作に名前が入っていませんけど?

TAIYU:入れてくださいと言ったんですけどね〜。残念ながら入ってないですね(笑)。


──なるほど(笑)。TAICHIさんはいかがでしょう。


TAICHI:僕は、「DO WHATEVER YOU WANT」です。この曲は歌詞もそうなんですけど曲調も全てハッピーで可愛らしい。振り付けもすごく可愛い振り付けになっていて、特に歌詞で好きなのが、KENTO.iくんのリリックの、〈指ハート〉や〈IVVY じゃん!〉というフレーズがあったり、この曲にピッタリな可愛い感じで書いてくれたなって。サビもすごく大好きで、みんなで自由に踊ろうよみたいな歌詞がすごく好きです!

KEY:僕は、「Sensation」という曲。自分のリリックなんですけど、こういうミディアムナンバーでオシャレ系の曲が結構好きで。最初ラップ抜きで聴いた時にすごくボーカルの声がメインとなるような曲だなと思って、どうラップを入れようかと迷いました。ラブソングでありながら少しクセになる曲調という点と、自分的にメロディに乗せてリリックがうまく書けたかなという点で特にお気に入りですね。


──「Sensation」はいい意味で現行の曲っぽくないですよね。

HIROTO:わざとそういう感じにしたんですよ。狙いを汲み取っていただけてすごく嬉しいです。


──どこか90’sの匂いがしますよね。最後、KENTO.iさんお願いします。

KENTO.i:僕は全部リリックを書いているからこそ全てに思い入れがあるんですけど、1曲選ぶなら、「BLUE DAISY」ですかね。この曲は、7人になって初めてのシングル曲だったし、〈夢みたいな夢〉から始まる自分のパートのところは、5人から7人になって正直不安な部分もあったりした時に書いたリリックで。〈理想を掴め! 一歩上がる階段〉とか〈大半の人に"ダメ"言われたとしても"自分"だけは常に信じてあげよ〉 とか、周りからのマイナスな声もあったので、自分に言い聞かせるためにも書いた歌詞だったんだなと改めて見てグサっと刺さりましたね。自分とメンバーとファンの人たちに言い聞かせるようなリリックかな。大変なことはあったけど、存在意義は自分たちで見つけ出すものだなと思って書いたリリックだったので、思い出に残っています。

とことん自分たちのできることをガムシャラに

──5人から7人になって不安な部分というお話もありましたが、7人になってからこそのIVVYの強みってどんなところにあると思いますか?

HIROTO:元々ラッパーは1人だったけど、7人になってからは曲によっては4人がラッパーとして出動するんですよね。その点ではパフォーマンスの引き出しが増えたことがいちばん大きいかなと思います。ボーカルとラップの掛け合いも増えましたし、そういうことによって楽曲の幅が広がった。あらゆる面で幅が広がったことがIVVYの強みになっていると思いますね。


──それってすごくグループとしてのストロングポイントですよね。今回のアルバムも新たな可能性を提示したものになっているけれど、これからより一層、幅を広げて新たなIVVYを見せていけることができると思います。最後になりますが、そんな新たな強みを得たIVVYの今後の展望を教えていただけますか? 

MASAKI:今このアルバムを提げたツアー中で、今までのツアーの中でいちばん多くの場所を回らせていただいていて、いろんな地方に行けるので今まで僕たちを知らなかった人たちにも僕たちの音楽を届けていきたいですし、名前を知っていただきたいと思っています。そしてツアーファイナルは新体制として今までにないキャパの会場でやることになるので、多くの方に足を運んでいただきたい。とりあえず僕は、この上半期はツアーファイナルに向けて全力でやるということしか考えてないです。スキルアップをしつつ、たくさんの人にIVVYを知っていただけるように頑張ります。


KENTO.i:ラップに関して言えば、グループの1つのスパイスだと思っていて。曲によってはTAICHIとTAIYUも加わってきますし、メインでやっている僕とKEYはIVVYのラップの顔としていいスパイスを出せるようにしていきたい。きっとラップにしか出せない色があると思っているので、KEYと2人で引っ張ってIVVYの勢いがさらに増していけばいいなと思っています。そして、ラップってまだガツガツとしたイメージを持たれていると思うので、バラードにもラップってハマるんだという、ラップ自体のイメージも変えていきたい。スキルアップしてかましていきたいです。

HIROTO:グループとしては自分たちの音楽に誇りと自信を持っているので、1人でも多くの人に観てもらいたいなと思いますし、新体制になってさらに自分たちに自信がついてきた今だからこそもっともっとIVVYをたくさんの人に知ってもらって、全てにおいて売れたいし、バズりたいなと(笑)。僕たちはそこしか求めていないですし、こうして活動しているのも上を目指しているからなので、行くとこまでいきたいなと思います。限界は決めてないので、とことん自分たちのできること、やれることをガムシャラにやっていって自分たちの音楽とライブパフォーマンスをたくさんの人に届けていきたいです。



TEXT 笹谷淳介
PHOTO Kei Sakuhara

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2015年9月にリーダーHIROTOを中心にYU-TA、TOSHIKI、KENTO.i、TAIYU の5人で結成されたDance&Vocalグループ。 2018年、ビクターエンタテインメントよりメジャーデビュー。 これまでリリースした全ての作品がオリコンTOP10入りを果たし現在も記録更新中。 2021年12月、メンバーTOSHIKIが俳優「立···

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