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SCANDAL「Line of sight」歌詞の意味を考察!その視線が捉えるものとは

SCANDALの『Line of sight』はアーケードカードゲーム『機動戦士ガンダム アーセナルベース LINXTAGE』の主題歌です。理想へ向かう真剣な眼差しが見えるような歌詞の意味を紐解きます。

「機動戦士ガンダム アーセナルベース」新シリーズの主題歌


人気ガールズロックバンド・SCANDALの28thシングル『Line of sight』が2023年3月15日に配信リリースされました。

『Line ob sight』は2022年1月リリースのオリジナルアルバム『MIRROR』以来、約1年ぶりとなる新曲です。

2月24日に稼働開始されたアーケードカードゲーム『機動戦士ガンダム アーセナルベースLINXTAGE』の主題歌として書き下ろされました。

ゲームの戦闘シーンでも流れるため、プレイヤーの高まる気持ちを後押しできるような「アップテンポで踊れる楽曲」を意識したとのこと。

さらに、人気アニメのガンダムの世界観やゲームの特徴をバンドの想いと重ねて歌詞にも散りばめたと明かされています。

どのような想いが綴られているのか、歌詞の意味を考察していきましょう。

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one's line of sight 果てない理想
止まったまま 目を逸らしてた
大体決まって 膝を抱えた夜に限って
眩しい光が降る
このまま、逃げないでと
≪Line of sight 歌詞より抜粋≫
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タイトルの「Line of sight」には「視線」という意味があります。

これは「果てない理想」へ向けられた自分の視線のことと解釈できます。

しかし、そこに近づけない未熟な自分に苦しんでいて、届かない理想から目を逸らしている様子が窺えます。

ところが「大体決まって膝を抱えた夜に限って眩しい光が降る」と続きます。

もうこのまま諦めてしまおうかと自分の殻に閉じ籠ろうとすると、いつも「このまま、逃げないで」と自分を励ましてくれる何かに出会うのです。

それはもしかしたら自分を支えてくれる人の存在や言葉に応援されたり、憧れの人が輝く姿を目にしたりしたということかもしれません。

主人公はそれらを希望の光と感じて、再び理想へと視線を向けられるようになります。

仲間と共に未来へ狙いを定めて


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ゆらゆら 揺らいでいる どっちが天国で地獄?
とは言え 保証されてる 場所はないから
≪Line of sight 歌詞より抜粋≫
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理想を追いかける時、どんな選択をすれば正しいのか迷うことばかりです。

選択によっては結果に天国と地獄ほどの違いが生じてしまうとすれば、慎重になるのも当然です。

それでも実際は結果が「保証されてる場所はないから」ひたすら先へ進むしかないと、自分を奮い立たせている姿が見えてきます。

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見えない線で繋がり合って
隣り合わせ 追い掛ける未来
何度だって、照準 合わせ直して
霞んでくもの 捉えてたいよ
もう二度と遮られないように
何度だって、再生 繰り返しながら
視線を合わせてそっと頷いた
私を止めないで
≪Line of sight 歌詞より抜粋≫
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「見えない線で繋がり合って」いる仲間と肩を並べ、夢を叶えた未来を共に追いかけます。

道中では状況が目まぐるしく変化し、動揺したり気分が落ち込んで行く先が霞み、夢を見失うこともあるでしょう。

それでも、その度に「何度だって、照準 合わせ直して」夢という目標を捉えたいと強く思っています。

そして本当に夢を叶えるために仲間と視線を合わせ、また自分自身とも向き合うことで走り続けようとしていることに胸を打たれます。

夢が叶わないまま終われない


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忘れかけた頃 孤独の襲来
この世は冷戦
不平 不満 比較 評価
息ができない 無重力の中で溺れながら
誰もが もがいている 無音の声 張り上げ
確かに 聞こえてくる 音を信じて
≪Line of sight 歌詞より抜粋≫
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必死に夢を追いかけていると孤独を忘れられますが、ある時ふと孤独であることを思い出すと恐れや不安が襲ってきます。

そうして気づくのは「この世は冷戦」であるということ。

誰もが「不平 不満 比較 評価」ばかりの世間の息苦しさの中でもがきながら、声にならない「無音の声」を張り上げています。

その中で確かに信じられる音を見つけて従うことで、今経験している苦しさから抜け出そうとしていることが読み取れます。

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静寂を一気に突き破った
途切れた時を動かすように
何度だって、照準 合わせ直して
叶わないまま 終われなくて
永遠につづく願い放った
何度だって、再生 繰り返しながら
星になる日までこの瞬間だけを
守り抜いていくの
≪Line of sight 歌詞より抜粋≫
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夢が「叶わないまま終われなくて」というフレーズは、懸命に夢を追いかけている人なら誰もが同意する気持ちではないでしょうか?

たとえ信じられる音が聞こえなくて身動きが取れなくなっても、状況を打破するために行動しようとしています。

何度打ちのめされてもまた立ち上がり、戦い続けた日々を人生最期の日まで大切に守り抜いていこうと心に決めていることが感じられます。

理想を目指す視線の力強さが伝わる!

SCANDALの『Line of sight』の歌詞からは、夢に向かって一生懸命進もうとする人の力強い志が感じられました。

時に理想から目を背けたくなったり行く先が見えなくなったりしても、諦めずに進むよう勇気づけられます。

歌詞に自分自身の人生やガンダムの世界観を重ねながら、ぜひ楽曲を楽しんでくださいね!

2006年大阪・京橋で結成。2008年「DOLL」でメジャーデビュー。 翌年には「少女S」でレコード大賞新人賞受賞。 近年ではSCANDALの影響で楽器を始める女子も増え、10代女子を中心に絶大な人気を誇っている。 2015年SCANDAL史上最大世界9カ国41公演の初の単独ワールドツアーを行い、2016年8月に···

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