2015年にメジャーデビューしたロックバンド「[Alexandros](アレキサンドロス)」。
“ロック”の枠に留まらない幅広いサウンド、聴く人を魅了するハイトーンボイスが魅力的な4人組バンドです。
今回はそんな彼らの定番曲や、隠れた名曲を一挙にご紹介!
この記事でわかること
[Alexandros]の人気代表曲3選
まずは「[Alexandros]といえばこの曲!」という代表的な3曲をピックアップ。
ライブやフェスで演奏されることが多いので、しっかりチェックして覚えておきましょう!
ワタリドリ
「ワタリドリ」は2015年にリリースした[Alexandros]の10枚目のシングル。
彼らのメジャーデビュー曲であり、もはや代名詞といっても過言ではない有名曲です。
同曲は、軽快なギターサウンドや迫力満点のサビがかなり印象的。
CMソングやテレビ、映画のテーマソングなど数多くのタイアップを獲得しており、邦楽ロック好き以外の認知度も非常に高いです。
[Alexandros]を知らずとも耳にしたことがある人も多い名曲といえるでしょう。
Waitress,Waitress!
「Waitress,Waitress!」は2012年にリリースされた[Alexandros]の3枚目のアルバム「Schwarzenegger」に収録しています。
彼らのバンド名が「[Champagne](シャンペイン)」だった時代の名曲です。
[Alexandros]の楽曲といえば英詞が特徴的ですが、同曲も全て英詞で非常にクール。リズミカルなサウンドと相まって、前情報なしで聴くと「洋楽かな?」と思ってしまいます。
MVも制作されているので必見です!
閃光
「閃光」は2021年にリリースされた19枚目のシングル。
劇場アニメ「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」の主題歌として書き下ろされました。
同曲は、Billboard Japanのチャートで上位にランクインするほどのヒットソングに。
バラード調のゆったりとしたイントロから始まり、徐々に疾走感が増していくのが魅力的なポイント。
ボーカル・川上洋平のハイトーンボイスが存分に活かされているので、ぜひ聴いて世界観に酔いしれてみましょう。
[Alexandros]のライブで盛り上がる定番曲5選
続いては、ライブで必ずといっていいほど演奏される定番曲を紹介します。
先ほど紹介した代表曲と合わせて覚えておくと、ライブやフェスで思い切り盛り上がることができますよ!
Kick&Spin
「Kick&Spin」は4枚目のアルバム「Me No Do Karate.」に収録されている人気曲。
こちらも[Champagne]時代の楽曲ですが、今でもライブで演奏され続けています。
タイトルの意味は「回し蹴り」で、その名の通り力強くアグレッシブなロックサウンドが特徴的。
ダイナミックなサウンドは、タイトルをそのまま音で表現したかのようです。
ライブで聴くとさらに迫力満点!
思わず我を忘れて楽しみたくなってしまいます。
Dracula La
「Dracula La」は10枚目のシングル「ワタリドリ」と両A面シングルとしてリリースされた楽曲です。
同曲は「ドラキュラ」をテーマにしたユニークなラブソング。
歌詞から推測すると、ドラキュラである男性が「君」に恋をしており、「君」もドラキュラの彼に心惹かれている様子が歌われています。
メロディーも一度聴いただけで覚えられるほどキャッチー。
しっかり予習しておけば、ライブで歌って踊って盛り上がること間違いなしです。
starrrrrrr
「starrrrrrr」は2013年にリリースされた6枚目のシングル。
同曲も[Champagne]時代の楽曲です。
天然炭酸水「ゲロルシュタイナー」とのコラボレーション曲として話題になりました。
まさに炭酸を彷彿とさせる爽やかなサウンドが印象的です。
非常に前向きな歌詞と相まって、ライブでは涙を流す人も多くいます。
また、のちに福島高校駅伝の中継テーマソングにも起用されたことで話題に。
伸びやかな歌声はもちろん、間奏のギターソロも非常にかっこいいので注目しながら聴いてみてください。
Girl A
「Girl A」は2015年にリリースされた11枚目のシングルです。
シンセサイザーを用いたイントロや、重低音が鳴り響くサウンドがとてもクール。
さらに、抜けるようなファルセットが連続するサビは聞き応え満点。
シンプルなバンドチューンとはやや異なる趣向がちりばめられており、彼らの高度な音楽性を感じます。
同曲はドラマ「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」の主題歌として書き下ろされたもの。
ドラマの世界観とも絶妙にマッチしているので、ドラマも合わせてチェックしてみてください。
Baby’s Alright
「Baby’s Alright」は2022年にリリースされた8枚目のアルバム「But wait. Cats?」の収録曲。
シングルカットはされていませんが、アルバムのリリースに先駆けての先行配信で話題を集めました。
また、同曲は「六本木クラス」の主題歌として書き下ろされたことでも話題に。
スピード感のあるロックナンバーはライブシーンとも相性抜群で、楽曲を知らずとも自然に盛り上がりたくなってしまうような魅力に溢れる1曲です。
[Alexandros]のおすすめバラード3選
[Alexandros]というと「ワタリドリ」や「閃光」など疾走感のある楽曲を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、実はバラードも名曲揃い。この項目ではおすすめのバラードを3曲紹介します。
涙がこぼれそう
「涙がこぼれそう」は、6枚目のシングル「starrrrrrr」と両A面シングルとしてリリースされた楽曲。
タイトルを見ると悲しい曲にも感じますが、同曲は「君」に対する思いを歌ったラブソングなテイストの1曲です。
ちなみに、涙がこぼれそうなのは悲しいからではなく、笑いすぎたから。
そんなほっこりするシーンとあたたかみに溢れるサウンドが心地よく、大切な人を思いながら聴きたくなります。
人気モデル・飯豊まりえが出演しているMVも必見です!
Philosophy
「Philosophy」は2021年リリースのベストアルバム「Where’s My History?」に収録されている楽曲です。
同曲は1組のアーティストと1000人の18歳世代を集めてパフォーマンスを行う人気番組「18祭」がきっかけで誕生したもの。
そのためいつもの[Alexandros] とはやや毛色が違う壮大なミディアムバラードで、大声で合唱したくなる分厚いコーラスが印象的です。
そんな「Philosophy」で歌われているのは、様々な葛藤を抱える自分自身への応援メッセージ。
辛い時や自分を責めたくなる時に聴くと泣ける名曲です。
真夜中
「真夜中」は3枚目のアルバム「Schwarzenegger」の収録曲。
アコースティックギターの音色が響く、しっとりとしたバラードです。
歌詞からは強い孤独を感じますが、メロディーも歌声も優しさに溢れているのが印象的。
孤独に似た境遇の人が聴くと、深く共感しつつもどこか励まされるかもしれません。
また、同曲は後半にかけて徐々にサウンドが厚くなるのも注目のポイント。
聴いた人に、孤独を感じながらも必死に前を向き、生きていこうとする様子を思わせます。
ぜひ一曲通して聴いてみてください。
[Alexandros]の隠れた名曲4選
最後に、[Alexandros]の隠れ名曲と呼ばれる4曲を紹介します。
ライブなどで演奏される機会は低いものの、押さえておけば通になれるはず!
人気曲と合わせてチェックしてみてくださいね。
風邪をひいた時の歌
「風邪をひいた時の歌」は、まだ[champagne]だった頃の2011年2月にリリースした2枚目のアルバム「I Wanna Go To Hawaii.」に収録されている楽曲です。
タイトルの通り、同曲で歌われているのは風邪をひいた何気ない1日のこと。
テーマがピンポイントな分、とてもリアルに描かれています。
また、歌詞の端々から家族の愛やあたたかさを感じられるのも魅力的なポイント。
風邪をひいた時は同曲を聴きながら、ボーカル・川上洋平の優しい声に癒されてくださいね。
温度差
「温度差」は2021年にリリースされたベストアルバム「Where’s My History?」の収録曲。
同曲は彼らの超初期の曲で、ファンから音源化が熱望されていた楽曲でもあります。
そんな「温度差」で歌われているのは、漠然とした不安やその中で見出した思いや希望。
「12月のベッドは」という歌詞は、忙しない年末の中で感じた思いがポツリポツリとつづられているのかもしれませんね。
楽曲の最後は前向きな雰囲気で終わるため、何か悩んでいるけれど、前を向きたい時に聴いてほしい1曲です。
ワンテンポ遅れたMonster ain’t dead
「ワンテンポ遅れたMonster ain’t dead」は、2015年にリリースした5枚目のアルバム「ALXD」に収録されている楽曲です。
なんだか意味ありげなタイトルですが、実は「俺たちはまだ終わってないぞ!」という意味が込められているそう。
というのも、同曲では「遅咲き」といわれた彼らの思いがアグレッシブに歌われているのです。
非常にハードなロックなので、ぜひ歌詞の意味も含めてじっくり聴き込んでみてください。
Don’t Fuck With Yoohei Kawakami
「Don’t Fuck With Yoohei Kawakami」は、2010年にリリースされた1枚目のアルバム「Where’s My Potato?」の収録曲。
つまり、[champagne]時代の楽曲の中でも超初期の曲です。
それでいてボーカル・川上洋平の魅力がすでに存分に活かされているのが同曲のすごいところ。
スピード感、サウンドの厚さなど、どれをとっても[Alexandros]らしさが光っています。
稀にライブで演奏されるので、覚えておいて損はない名曲です。
[Alexandros]は楽曲の幅広さがすごい!たくさん聴き込んで魅力に浸ろう
紹介した15曲を聴いていただくとわかる通り、[Alexandros]は楽曲の幅広さが魅力的。
“らしさ”がありながらもそれぞれの楽曲に個性があるため、聴いていて飽きることがありません。
ぜひ今回紹介した曲以外も聴いてみてくださいね。
また、[Alexandros]をガッツリ聴き込みたい方は「Apple Music」の利用がおすすめ。
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