昭和のクリスマスソング定番曲14選!60年代~80年代までの名曲を紹介

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クリスマスソング 昭和

昭和レトロな曲が世代を越えてブームになっていますが、昭和のクリスマスソングには、どんな曲があるのでしょうか。

冬になるとよく聞かれるクリスマスソングには昭和にリリースされ、今も人気の高い曲がたくさんあります

UtaTen編集部
この記事では、昭和のクリスマスソングの定番曲や、60年代から80年代の名曲を紹介していきます。

昭和のクリスマスソング|人気・定番曲4選

昭和の人気クリスマスソングには、童謡やJ-POP、アイドルソング、洋楽などいろいろなジャンルの曲があります。

人それぞれに、お気に入りのクリスマスソングや思い入れのあるクリスマスの歌があるかもしれませんね

はじめに、昭和のクリスマスソングの人気曲や定番曲を紹介します。

 

クリスマス・イブ / 山下達郎

クリスマス・イブ」は昭和のクリスマスソングの代表曲で、冬が近づくと必ず誰もが耳にする日本のクリスマスの定番ソング。

1983年にリリースされた山下達郎のアルバム「MELODIES」に収録された曲で、1988年にJR東海のコマーシャルソングに起用されて大ヒットしました。

クリスマスシーズンには毎年オリコンにランクインする超ロングセラー曲で、ギネスにも認定されています。

好きな人を思いながら過ごすクリスマスイブのせつなさと冬の夜の澄んだ空気感が伝わってくるような荘厳なムードのある名曲です。

 

恋人がサンタクロース / 松任谷由実

1980年発売の「恋人がサンタクロース」は、日本のクリスマスが家族行事からカップルのイベントに変わるきっかけになったといわれている、クリスマスソングです。

家族で過ごすイベントとされていたクリスマスが、この曲のヒットによりサンタはお父さんではなく恋人でクリスマスはデートの日だと日本人の意識が変化しました

1987年の映画「私をスキーに連れてって」の挿入歌にも起用された曲で、バブルな時代やスキーブームなど、華やかな昭和を象徴するようなクリスマスの定番曲です。

 

雪にかいたLOVE LETTER / 菊池桃子

昭和は数々のアイドルが誕生し、アイドル歌謡がヒットしました。

1984年に菊池桃子がリリースした「雪にかいたLOVE LETTER」は、アイドルの歌うクリスマスソングとして、特に人気の高い曲です。

クリスマスイブに白い雪にそっとラブレターを書くという、アイドルらしい世界観の歌と菊池桃子の甘い歌声がマッチして、大ヒットしました。

曲の最後の部分でささやくようにいう「メリークリスマス!」がポイントの曲なので、カラオケで歌うときはバッチリ決めたいところです。

 

ラスト・クリスマス / ワム!

昭和からクリスマスの定番曲になっている洋楽は豊富ですが、1984年にワム!がリリースした「ラスト・クリスマス」は、今も世界中で愛されているクリスマスソングです。

去年のクリスマスの失恋をテーマにした曲で、当時人気絶頂だったイギリスの音楽グループ、ワム!の大ヒット曲。

テイラー・スウィフト、アリアナ・グランデを始め、いろいろなアーティストにカバーされている人気曲で、日本ではJUJUやEXILEたちによるカバーがあります

 

昭和のクリスマスソング|80年代の名曲4選

日本のクリスマスが、家族向けの行事からカップルのイベントへと変化した80年代以降は、J-POPに多くのロマンチックなクリスマスソングが生まれました

続いては、昭和のクリスマスソングの中から80年代の名曲を紹介します。

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最後のHoly Night / 杉山清貴

1986年リリースの「最後のHoly Night」は、杉山清貴の2枚目のシングル曲で、自身の最大ヒットを記録した昭和のクリスマスソングです。

クリスマスや夏の思い出など、恋人と過ごしたさまざまなシーンが描かれ、別れを迎える男性の心理がテーマの曲ですが曲調は都会的でおしゃれなところが80年代風です。

リゾート地を思わせるような爽やかなメロディーが、杉山清貴の澄んだ歌声を引き立てる名曲で、JALのキャンペーンソングやミノルタのCMソングにも起用されました。

 

MERRY X’MAS IN SUMMER / KUWATA BAND

一般的にクリスマスソングは冬の歌のイメージが強いですよね。

そんなイメージを覆す夏のクリスマスをテーマにしているのが、KUWATA BANDの「MERRY X’MAS IN SUMMER」です。

レゲエ調のメロディーにのせて、桑田佳祐らしくビーチの光景や夏の恋を歌ったクリスマスソングでジャケットにはサーフボードを持ったサンタクロースが描かれていました

KUWATA BANDは、サザンオールスターズのメンバーを中心に結成されたバンドで、原由子が産休中の1986年から1年間限定で活動しました。

 

Pearl White Eve / 松田聖子

80年代のトップアイドル、松田聖子は、オリジナル曲やカバーなど、多くのクリスマスソングを歌っています。

その中でも、昭和のクリスマスソングといえば「Pearl White Eve」が有名です。

作詞作曲を大江千里、松本隆がつとめたロマンチックなバラードで、白い雪が積もる日に結ばれるカップルの甘い瞬間を描き、大ヒットしました。

また、クリスマスらしい歌詞は入っていませんが、同じ松本隆作曲の「SWEET MEMORIES」はベルの音が響き、クリスマスらしいムードのある曲です。

 

Merry Christmas Mr.Lawrence / 坂本龍一

クリスマスが近づくとBGMなどでよく耳にするインストゥルメンタルの曲「Merry Christmas Mr.Lawrence」は、1983年公開の映画「戦場のメリークリスマス」のテーマ曲です。

映画に出演した坂本龍一による楽曲で、映画の世界観を象徴するような東洋的な音階と西洋の和音を使った印象的なサウンドは映画とともに大ヒットしました。

このサウンドトラックアルバムは英国アカデミー作曲賞を受賞しましたが、日本でも知名度が高く、今でもクリスマスの定番曲になっています。

 

昭和のクリスマスソング|70年代の名曲3選

クリスマスソングが、ラブソングとしてポピュラーになったのは80年代からだといわれています。

では、その前の70年代にはどのようなクリスマスソングが聞かれていたのでしょうか。

続いては70年代にリリースされた、昭和のクリスマスソングの名曲を紹介します。

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安奈 / 甲斐バンド

ロックやフォークが流行していた70年代にデビューした甲斐バンドが、1979年にリリースしたヒット曲「安奈」は、離れ離れになった女性への思いを語るラブソング。

彼女との思い出を飾るのが「クリスマスキャンドルの灯」で、クリスマスがキーワードになっているところから、昭和のクリスマスソングといわれている曲です。

80年代以降の華やかさはありませんが、寒い冬の日に遠くにいる相手のことを思う思いが伝わってくるような温かみのあるクリスマスソングです。

 

ハッピー・クリスマス(戦争は終わった) / ジョン・レノン & オノ・ヨーコ

賛美歌やパーティー向けの歌が主流のクリスマスソングに、社会的なメッセージをこめた曲が、ジョン・レノン & オノ・ヨーコの「ハッピー・クリスマス(戦争は終わった)」です。

この曲がリリースされた1971年は、ベトナム戦争により人々が政治に問題意識を持ち始め平和を願う声が高まった時代でした。

「War is over! If you want it (戦争は終わる 望みさえすれば)」というコーラスをバックに、ジョンとヨーコが発信したクリスマスソングは、世界中に影響を与えました。

 

ママがサンタにキスをした / ジャクソン5

「ママがサンタにキスをした(I Saw Mommy Kissing Santa Claus)」は、クリスマスシーズンにお店のBGMなどでよく耳にする、昭和のクリスマスソングです。

いろいろなバージョンがありますが、最もポピュラーなのはジャクソン5が1970年にリリースしたアルバム「The Jackson 5 Christmas Album」に収録のバージョンでしょう。

当時12歳のマイケル・ジャクソンの天使のような歌声に心が癒やされてほのぼのとした昭和のムードが伝わるクリスマスソングです。

 

昭和のクリスマスソング|60年代の名曲3選

60年代は、海外の楽曲を日本人の歌手がカバーした和製ポップスが流行しました。

洋楽では、スタンダードな「ホワイト・クリスマス」「レット・イット・スノウ」などの他に当時のトレンドを取り入れたクリスマスソングも話題になりました。

最後は、昭和のクリスマスソングから60年代の名曲を紹介します。

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ジングル・ベル / 弘田三枝子

60年代に、パンチの効いた歌声で和製ポップスを流行させ、その後もジャズや歌謡曲など多くのヒット曲を歌って「和製R&B娘」と評された弘田三枝子。

1962年リリースの「ジングル・ベル」は、ビッグバンドのジャズ風な伴奏をバックに英語と日本語でスイングしながら歌った、昭和のおしゃれなクリスマスソングです。

高い歌唱力と独特なノリの良さで、誰もが知っている「ジングル・ベル」をクールに歌い上げ、弘田三枝子の魅力が溢れる曲です。

 

Someday At Christmas / Stevie Wonder

Stevie Wondeの「Someday At Christmas」は1967年にリリースされた、当時流行のモータウンサウンドのクリスマスソングです。

CMソングに起用されたAndra Dayと歌ったバージョンなど、カバーやセルフカバーが多く、古さを感じさせません。

当時のアメリカはベトナム戦争の中で、メッセージ性の高い歌が注目を集めた時代。

この曲も「いつの日かクリスマスには戦争が終わるだろう」と平和を願うメッセージがこめられています

 

赤鼻のトナカイ / 森山加代子

「赤鼻のトナカイ」は、1949年にアメリカでリリースされた曲で「サンタが街にやってくる」などと並ぶ、昭和のクリスマスソングの定番曲。

多くのアーティストがカバーしている曲ですが、60年代には日本でも坂本九や奥村チヨらによるカバーが流行しました。

特に「月影のナポリ」など、和製ポップスをヒットさせた森山加代子によるカバーはレトロで昭和の雰囲気が漂う楽しいクリスマスソングになっています。

 

昭和のクリスマスソングは定番曲から昭和歌謡、洋楽まで有名な曲がいっぱい!レトロな雰囲気を楽しもう

昭和のクリスマスソングは、今もなじみのある定番曲や名曲が豊富です。

「クリスマス・イブ」「恋人がサンタクロース」など、日本のクリスマスの定番曲ができたのは1980年代。

恋愛をテーマにしたJ-POPやアイドル歌謡のクリスマスソングが増えたのは、それ以降です。

70年代には、クリスマスがキーワードの「安奈」の他、洋楽のクリスマスソングが流行し、メッセージソングも注目されました。

また、60年代は洋楽をカバーした和製ポップスなど、昭和の雰囲気が漂うクリスマスソングが人気でした。

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