テレビを見ていると必ず目にするCM。CMソングの中には「あ、この曲かっこいい!」とフルで聴いてみたくなるものや、「気づくと口ずさんでいる…」という耳に残るものがあると思います。
そういう楽曲に出会うと曲名やアーティスト名が知りたくなりますよね?
そこで今回は、CMタイアップの有名曲を洋楽にしぼってご紹介します。
この記事でわかること
洋楽のCMソング【男性曲】
まずは、洋楽人気CM曲おすすめランキングの男性アーティスト編をご紹介します。
時代を超えた名曲や最新曲を使用した、人気CM曲を選びました。
第3位 The Power Of Love|Huey Lewis and the News(「オールフリー」CMソング)
You don’t need money, don’t take fame
Don’t need no credit card
to ride this train
ヒューイ・ルイスが主催するロックバンド、ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースの代表曲『The Power Of Love』は、稲垣吾郎さんと香取慎吾さんが出演するサントリー「オールフリー」や、ホンダの「インテグラ」、アサヒ「スーパードライ スタイニーボトル」といった、さまざまな企業のCMに起用されました。
1985年公開の映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のテーマソングとして知っている人も多いでしょう。
イントロのシンセサイザーのフレーズが、エネルギッシュで印象に残りやすいので多数のCMに起用されているのかもしれませんね。
第2位 I WANT YOU BACK|The Jackson 5(「東京海上日動」CMソング)
When I had you to myself
I didn’t want you around
Those pretty faces always made you
「東京海上日動」のテレビCMソングで使用されているのは『I WANT YOU BACK』。
学校でたくさんのダンサーが曲に合わせて踊っているCMが印象的ですね。
オリジナル曲はジャクソン5が歌っています。
実はこの曲、当時10歳だったマイケル・ジャクソンがリードボーカルを担当しているんです。
歌詞は彼女を他の男に奪われて、取り戻そうとする男の気持ちを歌ったもの。
ちょっと意外な内容ですよね。
第1位 I Learnt Some Jazz Today|Tessellated(「Apple AirPods」CMソング)
I just learnt some jazz today, its true
I just learnt some jazz today, and you
Apple社のワイヤレスイヤフォン「AirPods」のテレビCM曲には、ジャマイカ出身のシンガーソングライター・テッセレイテッドの『I Learnt Some Jazz Today』が使用されています。
ジャズ、レゲェ、R&B、ヒップホップを融合させた新しいスタイルは、常に時代の先端を行くApple社とマッチしています。
洋楽のCMソング【女性曲】
続いては、女性アーティストのCMタイアップ楽曲の人気曲ランキングTOP3をご紹介します。
第3位 Chandelier|Sia(「DIOR」CMソング)
I’m gonna swing from the chandelier,
from the chandelier
I’m gonna live like tomorrow doesn’t exist
Like it doesn’t exist
オーストラリアのシンガーソングライター、シーアの6thアルバム「1000 Forms of Fear」の収録曲で、DiorのCMソングに起用された『Chandelier』。
Youtubeの動画再生回数が22億回を超える(2020年10月現在)世界的大ヒット曲です。
パーティーガール(娼婦)の憂鬱を歌ったこの曲。
抜け出したくても抜け出せない現状を歌った歌詞は胸に迫るものがあります。
第2位 Into the Unknown feat. AURORA|Idina Menzel(「資生堂 マキアージュ、インテグレート」CMソング)
into the unknown
into the unknown
into the unknown
2019年11月22日が発売日の「アナと雪の女王2 オリジナル・サウンドトラック」にも収録された『Into the Unknown feat. AURORA』。
この曲はディズニー映画、アナと雪の女王2のメインテーマ曲です。
アナ雪限定デザインの資生堂 マキアージュとインテグレートの最新CMソングとしてコラボも果たしています。
モデルの萬波ユカさんとフェルナンダ・リーさんが出演するCMは、アナとエルサ姉妹の普段の生活を見ているかのよう。
自然体のかわいらしさが商品をより魅力的に見せてくれています。
第1位 This Is Me|Keala Settle & The Greatest Showman Ensemble(「アサヒスーパードライ」CMソング)
This is me
Look out ‘cause here I come
And I’m marchin’ – on
to the beat I drum
2017年公開の映画「グレイテスト・ショーマン」でキアラ・セトルが原曲を歌った『This Is Me』。
菅田将暉さんと中村倫也さんが出演する、アサヒビール スーパードライのドラマ仕立ての最新版CMではオリジナルアレンジバージョンが使用されています。
映画おすすめランキングにも登場する人気曲。
外見にコンプレックスを持つ人たちが、周りに傷つけられようと絶対に屈せず強い気持ちを持ち続けると歌います。
落ち込んだ気持ちを奮い立たせてくれるような、元気が出る楽曲です。
車のCMソングに使われた耳に残る洋楽
ここでは車のCM曲人気ランキングTOP3をご紹介します。
第3位 Dura|Daddy Yankee(「ホンダ STEP WGN SPADA」CMソング)
‘Tas dura,
dura, dura, dura, dura
Que estas dura, mano arriba
porque tu te ves bien
心躍るような軽やかなレゲエサウンドが特徴のダディー・ヤンキーの『Dura』。
一度聴いたら忘れない耳に残るサウンドは、CMソングにうってつけです。
日本で発売された、レゲエのヒット曲のみを集めた「ラテン・フィーバー mixed by DJ FUMI★YEAH!」にも、『Dura』が収録されています。
第2位 Uptown Girl|Billy Joel(「スズキ Spacia」CMソング)
Just because I’m in love with an uptown girl
You know I’ve seen her in her uptown world
スズキ「スペーシア」のCMソングに起用されたのは、ビリー・ジョエルの人気曲『Uptown Girl』です。
収録アルバム「イノセント・マン」からの第2弾シングルとして、1983年に発売されました。
お金持ちのお嬢様に恋をしたダウン・タウンの男性が、彼女を必ず射止めてみせると意気込んでいる内容です。
CMでも男の子が外国人の女の子の気を引こうとしているシーンがあって、歌詞と重なる部分がありますね。
第1位 Happy|Pharrell Williams(「ホンダ FREED」CMソング)
Because I ‘ m happy
Clap along if you feel like a room without a roof
Because I ‘ m happy
Clap along if you feel like happiness is the truth
ホンダ「フリード」のCMソングで流れていた、ファレル・ウィリアムスの『Happy』。
アメリカで2014年に一番売れた曲になるなど、世界的に大ヒットした楽曲です。
サウンドを聴いているだけでもハッピーな気持ちになりますが、歌詞もとにかくハッピーに生きよう!と超前向きです。
聴いているだけでウキウキするようなサウンドは、CMにぴったりです。
2017年~2019年の懐かしい洋楽CMソング
毎年さまざまな洋楽のCMタイアップ先があります。
ここからは2017・2018・2019年にCMタイアップした洋楽をおすすめランキングから3曲ご紹介します。
Talking To The Moon|Bruno Mars(「dTV」CMソング)
Talking to the moon
Trying to get to you
And hopes you’re on the other side
大人気ポップアーティスト、ブルーノ・マーズの『Talking To The Moon』は2017年に「dTV」のCMソングに起用されました。
この曲は失恋した男性がまだ彼女のことを忘れられずにいて、夜になると月に話しかけてしまうというもの。
つい聴き入ってしまうようなハスキーヴォイスが、CMを見ている人の心も惹きつけます。
Trampoline|SHAED(「MacBook Air」CMソング)
I’ve been havin’ dreams
Jumpin’ on a trampoline
Flippin’ in the air
I never land just float there
2018年に放送された「MacBook Air」のCMソングは、シェイドの『Trampoline』です。
Apple社のスタイリッシュなイメージにぴったりな楽曲。
「MacBook Air」は軽さがセールスポイントなので、『Trampoline』という曲名もマッチしています。
Body Language|INTERSECTION(「ユニクロ」CMソング)
Talk to me with those eyes I like it I like it
Call to me with your mind I want it I want it
ユニクロ 暖パンの2019年のCM「いつものスタイルを、暖かく」篇のCMソングを歌うインターセクションは、日米ハーフのボーカルグループです。
愛する人のことを知ろうとする男性の懸命な姿が表現されています。
耳馴染みのいい曲は温かみがあって、冬の時季のCMソングにぴったりです。
洋楽はCMソングに起用されて人気に火がつく曲も多い
いかがでしたか?
この曲知ってる!というものがほとんどだったのではないでしょうか?
それだけCMソングは、聴く人の耳に残るような名曲が多いんです。
特に洋楽はスタイリッシュさが求められる企業のCMソングに起用されることが多いことがわかりますね。
普段洋楽を聴かない人も、CMソングで洋楽の最新曲をチェックすることもできれば、時代を超えて愛される名曲を再発見することもできます。
これからもCMソングに注目して、自分のお気に入りの洋楽を見つけましょう。
気に入ったアーティストがいれば、輸入盤CDを購入して徹底的に聴いてみるのもいいですね!
この記事のまとめ!
- 時代を超えた名曲も使用されている
- CMで洋楽の最新曲をチェックすることができる
- CMソングは耳に残る名曲多数!