平成を代表する歌姫の1人である安室奈美恵。
90年代は若者の憧れの的としても注目を集め、一世をふうびした彼女は2018年、多くの人々に惜しまれながらも引退しました。
改めて安室奈美恵の曲をもう1度聴いてみたいという人も多いのではないでしょうか。
この記事でわかること
安室奈美恵のデビュー曲「ミスターU.S.A.」
安室奈美恵と言えばソロシンガーのイメージが強いかもしれませんが、実はデビュー当時はSUPER MONKYE’Sという5人組のガールズグループでした。
1992年にリリースされたSUPER MONKYE’Sのデビューシングル「恋のキュート・ビート/ミスターU.S.A.」が彼女のデビュー曲になりました。
キレの良いダンスを踊りながら歌う姿は、ソロシンガーになってからの原型とも言える貴重な1曲です。
安室奈美恵の人気ヒット曲ランキング
安室奈美恵のことをよく知らないという人は、人気曲からチェックするのがおすすめです。
どれもキャッチーなメロディで思わず一緒に口ずさみたくなるナンバーばかりで、デビューから25年間、数々のヒットを産み出してきました。
多くの曲がCMやドラマなどにタイアップされているので、どこかで耳にしたことがあるものも多いかもしれません。
早速、安室奈美恵の人気ヒット曲ランキングをみていきましょう。
【第10位】Chase the Chance
1995年にリリースされた安室奈美恵ソロ名義4枚目のシングル作品「Chase the Chance」は、ノリノリのダンス曲でドラマ「ザ・シェフ」の主題歌にも起用されました。
安室がブレイクするきっかけにもなったナンバーで、自身初のミリオンセラーを達成しNHK紅白歌合戦出場を果たした曲でもあります。
長いラップパートがとてもかっこいいナンバーなのでぜひ聴いてみてくださいね。
【第9位】NEVER END
「NEVER END」は2000年に開催された第26回主要国首脳会議(九州・沖縄サミット)のテーマソングとして小室哲哉がプロデュースし、安室奈美恵の17枚目のシングル作品としてリリースされました。
沖縄をテーマにした作品で、沖縄民謡を取り入れたメロディやコーラスなどが入っており、どこか幻想的で情緒的な雰囲気を持つナンバーに仕上がっています。
【第8位】Body Feels EXIT
小室哲哉がプロデュースしたことでも話題となったのが、1995年にリリースされた安室奈美恵3枚目のシングル作品「Body Feels EXIT」です。
ユーロビート調でスケールの大きい楽曲の雰囲気から一転、小室哲哉らしいエッジの効いたサウンドと、安室のキレキレの激しいダンスが最高にかっこいいナンバー。
この曲は2018年にリリースされたアルバム「Finally」にもリメイクバージョンが収録されており、後に「Missデビル 人事の悪魔・椿眞子」の主題歌としても起用されました。
【第7位】Hope
アニメ「ワンピース」の主題歌として起用された「Hope」は、安室奈美恵枚目のシングル作品です。
ノリの良いリズムに「変わらぬキズナ振りかざそう We are hope」というアニメの内容にもぴったりあった歌詞で、安室ファンだけでなくアニメファンにも人気の曲となりました。
とにかく前向きなナンバーなので、聴いているだけで元気をもらえますよ。
【第6位】Love Story
2011年にリリースされた安室奈美恵38枚目のシングル作品が「Love Story」です。
王道のバラードソングで安室の歌声をしっかり聴くことができるナンバーでドラマ「私が恋愛できない理由」の主題歌にも起用されました。
ドラマの第9話では本人がゲスト出演して歌声を披露しています。
ドラマ撮影の様子はライブツアーDVD「namie amuro LIVE STYLE2011」に収録されているので、興味のある人はぜひチェックしてくださいね。
【第5位】Baby Don’t Cry
ドラマ「ヒミツの花園」の主題歌に起用された「Baby Don’t Cry」。
「切なくも輝いた幸せな気持ちになれる感動的なミディアム・ポップナンバー」というキャッチコピーを持つこの曲は、安室ちゃん史上最高にポップなナンバーです。
オリコンシングルチャートでは13年連続でトップ10を記録し、女性アーティスト歴代1位となりました。
【第4位】Don’t wanna cry
1996年リリースの「Don’t wanna cry」は、思わず一緒に歌ったり踊り出したくなるようなワクワクするナンバー。
安室奈美恵5枚目のシングル作品で、最年少(19歳)でレコード大賞を受賞した曲でもあります。
この曲を手掛けたのも小室哲哉ですが、これまでの激しい音楽とは打って変わって、横ノリができるようなブラックミュージック色が強い楽曲に仕上がっています。
【第3位】Hero
NHKリオデジャネイロオリンピック・リオデジャネイロパラリンピック放送テーマソングに起用された「Hero」。
2016年にリリースされたこの曲は、引退発表の効果もあり、多くの人に聞かれた彼女の代表曲とも言えるナンバーです。
どこか壮大な雰囲気を持つ楽曲で、聴いているだけで不思議と勇気が湧いてくる曲でもありますよ。
カラオケでも人気のナンバーなので、ぜひ歌ってみてくださいね。
【第2位】CAN YOU CELEBRATE?
結婚式の定番ソングにもなっている「CAN YOU CELEBRATE?」。
1997年にリリースした安室奈美恵9枚目のシングル作品で、小室哲哉プロデュース及び作詞・作曲を手掛けています。
感動的なバラードソングで、タイトルのとおり結婚式にぴったりの曲です。
出産のため一時休業した安室が復帰する舞台となった紅白歌合戦で歌唱した曲としても有名で、ファンにとっては思い出深いナンバーでもあります。
【第1位】Finally
「NEWS ZERO」のテーマソングとして起用され、引退が決まってからリリースされたベストアルバム「Finally」の最後の曲として収録されているのが「Finally」です。
ピアノから始まる幻想的な雰囲気を持つナンバーで、安室の美しい歌声をしっかりと聴くことができます。
「今、ここに立つステージで 新しいストーリーが始まる」など、これから新しい人生を歩みはじめる彼女の気持ちを感じられるナンバーですよ。
安室奈美恵のかっこいいノリノリの曲
歌いながら踊る姿が印象的な安室奈美恵。
彼女の曲は踊りやすいように作られているので、ノリノリでかっこいいナンバーが多く、聴いているだけで楽しい気分になれますよね。
もちろん、思わず一緒に口ずさみたくなるようなキャッチーなメロディや共感できる歌詞も欠かせません。
ここからは、安室奈美恵のかっこいいノリノリの曲を紹介します。
Mint
安室奈美恵44作目となる「Mint」は、エッジの効いたかっこいいサウンドが魅力のダンスナンバー。
お揃いの髪型、レオタードで踊る大勢のバックダンサーが印象的なMVも魅力です。
2016年にリリースされ、ドラマ「僕のヤバイ妻」の主題歌としても起用され、ベストアルバムFinallyにも収録されています。
曲にはロックテイストのギターが登場するなどサウンドもダンスもかっこいいのでぜひ聴いてみてくださいね。
How do you feel now?
ベストアルバム「Finally」に収録されている「How do you feel now?」。
安室奈美恵と一緒に数々のヒットを産み出してきたプロデューサー小室哲哉が16年ぶりに手掛けた作品で、ノリの良いダンスナンバーです。
EDM感があり小室らしさを感じさせる1曲でもあります。
「あなたの声とわたしの声と 記憶を辿って重なって また消えて走り続けた」など、2人の軌跡を歌った曲としてファンの間でも話題になりました。
Do It For Love
2017年にリリースされた「Do It For Love」。
オンライン動画配信サービスHuluの新キャンペーンCMソングとして起用され、自身も出演を果たしました。
ノリノリのサウンドとキャッチーなメロディが魅力で、思わず一緒に歌って踊りたくなる楽しいナンバーです。
安室奈美恵の人気バラード曲
安室奈美恵と言えば歌いながら踊ることが多いので、ノリノリのダンスナンバーが印象的ですが、実はバラードソングにも人気曲はたくさんあります。
今や結婚式の鉄板ソングにもなっている「CAN YOU CELEBRATE?」をはじめとし、共感できる歌詞に、キャッチーなメロディが多い彼女のバラードは、広い世代から支持されてきました。
ここからは、安室奈美恵の人気バラードソングを紹介していきましょう。
SWEET 19 BLUES
安室奈美恵のバラードソングと言えば欠かせないのが「SWEET 19 BLUES」。
1996年にリリースされた小室哲哉プロデュース作品で、どこか壮大な雰囲気が印象的なナンバーです。
ジャネット・ジャクソンが好きという安室の好みを取り入れて、ブラックミュージックの香りがする作品に仕上がっています。
19歳という大人と子供の狭間に立たされた等身大の想いが詰まった1曲です。
Just You and I
ドラマ「母になる」の主題歌として起用され、2017年にリリースされたのが「Just You and I」です。
やさしさを感じられるミドルバラードで、この曲が事実上最後の曲となりました。
「君を抱きしめる時間を 君と生きていく未来を 信じていたい」というサビの歌詞からは、母として生きている安室奈美恵の姿が垣間見られますよ。
Get Myself Back
安室奈美恵36枚目のシングル作品「Get Myself Back」。
2010年にリリースされたこの曲は、MVを安室の故郷でもある沖縄で撮影したことでも話題になりました。
「傷つくために生まれてきたんじゃない」「大丈夫きっと 全てはうまくいく」などポジティブワードで綴られた歌詞とやさしいメロディは、また前を向いて頑張ってみようと思わせてくれるような元気をもらえるナンバーですよ。
安室奈美恵のコラボ曲
ソロアーティストとして活躍してきた安室奈美恵ですが、様々なアーティストとコラボしたことでも話題になりました。
2011年にはコラボアルバム「Checkmate!」をリリースしています。
どの作品もコラボしたアーティストの良さを活かしつつ、安室奈美恵の世界観がしっかり表現されており、一緒に登場するMVやダンスにも注目です。
早速、安室奈美恵のコラボ曲をみていきましょう。
安室奈美恵 feat. 山下智久 / 「UNUSUAL」
アルバム「checkmate!」の中でも特に話題になったのが、山下智久とコラボした「USUAL」です。
歌いながら踊れる男性アーティストとコラボしたいという安室奈美恵の希望から、山下智久にオファーがいき実現しました。
歌詞は英語が多めですが、男女が恋の駆け引きをするような内容になっています。
クールでかっこいいナンバーで、2人が一緒に踊るMVにも注目ですよ。
平井 堅「グロテスク feat. 安室奈美恵」
平井堅とコラボしたのが「グロテスク feat. 安室奈美恵」。
タイトルのイメージそのままに全体的にクールなナンバーに仕上がっています。
MVはモノクロテイストでかっこいいです。
裁判所が舞台になっており、2人が全面にわたって登場するところもファンにとってはポイント。
曲は掛け合いになっていて、男女それぞれが自分の主張をしていく、芯の強さを感じさせるナンバーです。
安室奈美恵 feat. AI & 土屋アンナ / 「Wonder Woman」
コカコーラのCMソングにも起用された「Wonder Wonman」はAI、土屋アンナとのコラボ作品。
ロックテイストでかっこいいナンバーなのにサビはキャッチーで歌いやすく作られています。
クールな雰囲気が印象的なMVでは、3人がそれぞれ個性的な衣装で登場するところもポイントです。
女性の強さやかっこよさを感じられる作品なので、ぜひMVと一緒にチェックしてみてくださいね。
安室奈美恵はヒット曲ばかり!初めてアルバムを聴くなら”Finally”がおすすめ
平成を代表する女性ソロアーティスト安室奈美恵。
デビューから25年間、2018年に引退するまで数々のヒットソングを産み出し続けてきました。
ノリノリのダンスソングはもちろんのこと、聴かせるバラードにも素敵な楽曲がたくさんあります。
実はあまり安室を聴いたことがないという人は、ベストアルバム「Finally」を聴くと彼女の有名な曲のほとんどを聴けますよ。
色々なナンバーを聴いて好きな曲を見つけたらカラオケでも歌ってみましょう。
この記事のまとめ!
- 安室奈美恵は平成を代表する歌姫として25年間数々のヒットソングを産み出してきた
- 踊りながら歌える曲が多く、ノリノリのダンスナンバーが魅力
- しっかり聴かせるバラードソングも多い
- 様々なアーティストとコラボ作品もリリースしており、MVにも注目