【かっこいい!スカバンド】日本で人気のバンドやおすすめ曲を紹介

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スカバンド

独特なリズムとサウンドが特徴で人気を集めている「スカバンド」。

古典的な音楽的リズム「スカ」に、バンドで使用される楽器を組み合わせた音楽ジャンルです。

スカバンドは、これまで海外アーティストに多かったのですが、近年日本でも取り入れるバンドや音楽グループが増え、日本の若者の間でもメジャージャンルとなってきています。

「スカバンド」に特化したイベントも日本全国で多数開催されており、その人気は大きな広がりを見せています。

UtaTen編集部

この記事では、そんな歴史の深い「スカ」とロック音楽を組み合わせた「スカバンド」について紹介します。

スカバンドとは

スカ」とは音楽ジャンルのひとつで、1950年代の中頃にアメリカのR&Bやジャズの影響を受けて生まれたジャマイカの音楽です。

通常の音楽に比べて裏拍を強調したリズムが特徴的で、独特のサウンドを生み出します。

「スカ」は世界中のさまざまなアーティトの音楽制作に取り入れられていますが、特に「スカ」の特徴やリズムを基調として楽曲を作り出すアーティストたちを「スカバンド」と呼びます。

ギター、ベース、ドラム、キーボードといった普通のバンドの構成にブラスが加わるのが特徴的

具体的にはトランペット、トロンボーン、サックスなどです。

かつて「スカ」は海外アーティストの楽曲に取り入れられることが多かったのですが、近頃は日本のアーティストたちからも注目を集めています。

また「スカ」を取り入れた音楽ジャンルは、スカパンク、スカロックなどといった他ジャンルとの組み合わせも数多くあり、「スカ」という音楽の寛容さが伺われます。

 

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日本で人気のスカバンドとおすすめ曲

スカバンド 人気

近年日本でも注目されはじめた「スカ」。

特に「スカバンド」として活動をするアーティストの楽曲に取り入れられることが増え、日本の音楽ファンにも馴染みつつあります

まずは、日本で人気のスカバンドとおすすめ曲を紹介します。

「スカ」の独特のリズムやサウンドをお楽しみください。

 

東京スカパラダイスオーケストラ【銀河と迷路】

追い掛けた日々に歩き出す影は

また踊る 逃れてゆく時も

待たされて見てた冴え渡る空の月

青い迷路 照らし出して

日本のスカバンドとして最初に名前が挙がるのが「東京スカパラダイスオーケストラ」。

テレビなどのメディア出演も非常に多いため、音楽や「スカ」に馴染みのない人でも知っている人が多いのではないでしょうか。

東京スカパラダイスオーケストラは、何度かメンバーの入れ替えを行いながらも、日本国内で精力的に活動をしているほか、海外ツアーも頻繁に行っており、世界的な人気アーティストです。

バンドとして見ると種類の多い楽器を使用している印象がありますが、それらが生み出すサウンドは、重厚でありながら明るく爽やかな雰囲気を醸し出します。

彼らの数ある人気曲のなかでもおすすめなのが、『銀河と迷路』。

2003年にリリースされた楽曲で、彼らの23枚目のシングルです。

思わず体が動き出すような軽快なメロディと、ドラマが凝縮されたような恋の歌詞が人気です。

特に「見逃した優しさに気付いて」というフレーズには、大人の恋愛らしい魅力が詰まっています。

 

 

EGO-WRAPPIN’【くちばしにチェリー】

チェリーいつまでもUP BEAT

届けてよ胸にもっと 赤が美しいこと

1996年に大阪で結成されたユニット「EGO-WRAPPIN’」。

ジャズやキャバレー音楽、昭和歌謡などさまざまな音楽的世界観を取り入れた斬新な音楽ジャンルが特徴です。

2000年に発表された『色彩のブルース』が、インディーズバンドでありながら爆発的なヒットを記録し、全国的な人気バンドとなりました。

そんなEGO-WRAPPING’のおすすめ曲が『くちばしにチェリー』。

2002年にリリースされたセカンドシングルで、ライブでは定番の曲といわれています。

ドラマ「私立探偵 濱マイク」の主題歌として書き下ろされましたが、音楽シーンでも長年愛され続けています。

テンポの良いリズムと感情表現豊かなメロディが合わさり、夏を思わせるような1曲。

PVには極彩色な映像とメンバーの演奏シーンとの組み合わせは特徴的で、盛り上がり必至な代表曲です。

 

 

SCAFULL KING【IRISH FARM】

You get a wealth for family

You get a vein blood family ties

日本の音楽シーンにおいて「スカ」のパイオニア的存在が「SCAFULL KING」。

スカバンドではなく「スカロック」に分類される彼らですが、ぜひ聴いてもらいたい魅力的な楽曲を数多く残しています。

「スカ」だけに限らずさまざまな音楽的要素を取り込んだ楽曲は、他に類を見ないオリジナリティがあり、数多くの若者たちを虜にしてきました。

全国的なライブやフェスへの出演も目立ち、爆発的な人気を博しましたが、残念ながらすでに解散しています。

そんなSCAFULL KINGの代表曲『IRISH FARM』は、出だしからテンションの高いテンポが特徴で、ライブでの盛り上がり必至です。

フェスなどでも人気で、ファンも一緒に歌ったり踊ったりできるのが魅力の1曲。

 

 

オレスカバンド【自転車】

自転車 自転車 自転車 自転車 自転車

こいで こいで こいで こいで こいで行くよ

今すぐ 今すぐ 今すぐ 今すぐ 今すぐ

自転車 自転車 こいで あの人に会いに行こう

デビュー当時はメンバーの全員が女子高校生だったというスカバンド「オレスカバンド」。

「スカ」は比較的ベテラン世代による楽曲が多いものの、オレスカバンドはデビュー当時から若さと完成された音楽性で人気を博しました。

女性バンドならではのポップでキャッチーな雰囲気と、ビビットなMVをはじめとする動画が特徴的です。

そんな彼女たちの代表曲が『自転車』。

ボーカルの声とギターの音だけで魅せる冒頭が特徴的で、徐々にさまざまな楽器の音が重なっていくのを楽しめる1曲です。

また「昨日少し髪を切った」など女性の等身大の言葉を使った歌詞がおすすめポイントです。

 

 

インディーズで活動しているスカバンド

スカバンド インディーズ

スカバンドとして活動をしているのはメジャーバンドだけではありません。

古典音楽「スカ」の特徴を取り入れた若きインディーズバンドが続々と誕生しています。

今回はそのなかでもおすすめしたいスカバンドを紹介していきます。

 

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Yum!Yum!ORANGE【葛飾ラプソディー】

どこかに元気を落っことしても

葛飾亀有 アクビをひとつ

変わらない町並みが 妙にやさしいよ

愛知県を拠点に活動するスカバンド「Yum!Yum!ORANGE」。

1999年から活動を開始、当初はカバーバンドでしたが、テレビ番組やアニメのテーマソングなどを経て人気を獲得していきました。

男女6人組のスカバンドから繰り広げられる楽曲は、ポップでキャッチーなフレーズが多く、独自の言葉選びも魅力で幅広い層からの人気を獲得しています。

なかでも人気の1曲が『葛飾ラプソディー』。

人気長寿アニメ「こちら亀有公園前派出所」のテーマソングをカバーしたことで一躍有名になりました。

アニメのイメージに沿った下町情緒の溢れる等身大の歌詞と、優しさの詰まったメロディが絶妙にマッチし、ロングヒットを記録しています。

 

 

レトロ本舗【飛ぶ計画】

ぼくらが黒板を捨てて

いつしか 飛ぶ計画

青空学校 イチニサンヨン 飛ぶ計画

2001年に神戸で結成された女性ボーカルのスカバンド「レトロ本舗」。

ツインボーカルにオルガンなどのさまざまな楽器を織り交ぜ、「スカ」の独特なリズムを取り入れたスカバンドです。

女性らしい繊細かつ力強い歌声の魅力と、ベースが刻む愉快なリズムが合わさることで、異色ながらも聴き心地の良いサウンドが生まれます。

なかでも人気の代表曲が『飛ぶ計画』。

冒頭から早めのテンポでファンを楽しませ、まさに飛び出したくなるようなワクワク感が満載の1曲です。

またMVに使われたレトロな映像が、観る者を楽しませてくれます。

 

 

おすすめ洋楽スカバンド

日本でも多数の人気スカバンドが活躍していますが、洋楽スカバンドもまた素晴らしい魅力をもっています。

今回はそのなかでも特におすすめの洋楽スカバンドを厳選して紹介します。

 

The Specials

洋楽スカバンドといえばこれ!と名高いのが、イギリスで生まれた「The Specials」。

日本のミュージックシーンにも多大な影響を与えている偉大なスカバンドで、「伝説」とも評されています。

1970年代後半から活躍し、不況下にあったイギリスで大流行しました。

まさに音楽の素晴らしい力を発揮し人々の心を癒した伝説のバンドです。

楽曲の特徴は、不況という暗い時代に対して、とても明るくポップな雰囲気。

またテンポもスローなものが多く、聴く人の心をのんびりと平和な気持ちにさせてくれます。

 

MADNESS

イギリスを代表するスカバンド「マッドネス」。

日本でも1981年にホンダ・シティのテレビCMに使用され、一躍有名になりました。

2012年にはロンドンオリンピックの閉会式にも登場しており、精力的に活動をしています。

一度解散を経ているものの今でも人気は健在で、「スカ」のリズムを取り入れたノリの良いサウンドと、車のCMに使用されるような音楽的かっこよさが魅力です。

また彼らの若者の心をつかむ、ユーモアのあるビジュアルや動作が一世を風靡しました。

 

 

The Selecter

1970年代のスカブームに隆盛したスカバンド「ザ・セレクター」。

白人と黒人による7人組バンドで、当時には珍しい女性ヴォーカルが特徴的。

どんよりした気分を払拭してくれるような明るいテンポ感とメロディに、女性の声がのった新しさが人気を集めていました。

またサビや間奏に効果的に使われたサックスの音が格好良く、スカバンドのなかでも新たな風を吹き込んでいます。

 

スカが聴ける人気の音楽イベント

スカバンドになかなか馴染みのない人も多いかもしれませんが、興味のある人にぜひおすすめしたいのが「スカ」の音楽イベント

さまざまなバンドが集まり、「スカ」の独特な響きを楽しませてくれます。

 

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スカジャンボリー

スカバンド最大の音楽イベントといえば「トーキョースカジャンボリー」。

山梨県で開催されるイベントで、東京スカパラダイスオーケストラをはじめとする、さまざまなゲストアーティストが出演します。

 

SKAViLLE

スカバンドを野外で楽しめるのが「SKAViLLE」。

日本を代表するスカ・ミュージック・フェスティバルで、日本を代表するアーティストが数多く出演します。

現在ではスカバンドファンだけに限らず、幅広い音楽ファンが集う規模の大きなイベントとなっています。

 

かっこいいスカバンドを聴いてテンションを上げよう!

「スカ」の独特なテンポ感は、楽曲のノリの良さと格好良さを演出してくれます。

明るく楽しい雰囲気や、ワクワクするようなライブ感を楽しめるのも魅力です。

1970年代のスカブームから、徐々に日本でも聴かれるようになってきた「スカ」。

その魅力を最大限に引き出して楽曲を制作するスカバンドを聴いて、毎日の活力にしてはいかがでしょうか。

 

この記事のまとめ!

  • スカバンドは「スカ」の独特なリズムを利用している
  • 洋楽スカバンドは、1970年代から流行しはじめた
  • 日本にも人気スカバンドや、イベント・フェスがある
  • スカバンドは、サックス、トランペット、トロンボーンなどが彩を添えている

 

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