音楽活動をしていると、たくさんの楽譜をどう管理するか悩んだことがある人も多いでしょう。
ファイルの中には楽譜専用に作られているものがあり、ファイリングしたまま譜面に書き込める工夫がされています。
楽譜用ファイルの中でも、できればかわいいファイルが欲しいと思っている人が多いのではないでしょうか。
この記事のもくじ
楽譜ファイルの種類をシーン別に紹介
楽譜ファイルには色々な種類がありますが「どんなタイプがあるのかわからない」という人も多いかもしれません。
そんなときは、自分が楽譜をどんな風に管理したいか、用途に合わせてファイルの種類を選ぶのがおすすめです。
持ち歩くため、練習のときに使いたいなど、自分の目的に合わせて選んでみましょう。
まずは、楽譜ファイルの種類をシーン別に紹介します。
練習・保存用におすすめの楽譜ファイル
練習・保存用におすすめの楽譜ファイルが知りたいという人は多いですよね。
練習や保存用に適した楽譜ファイルは比較的スリムに作られていますが、一度にたくさんの楽譜を持ち運べるように工夫されているので、荷物がかさばらないのも嬉しいポイント。
また、譜面をファイルしたままの状態で書き込みできるものもあり、便利ですよ。
ここからは、練習・保存用におすすめの楽譜ファイルをみていきましょう。
書き込みができるタイプ
練習用に楽譜ファイルの購入を検討している人は、楽譜に直接書き込みできるタイプを選びましょう。
クリアファイルの多くは、楽譜にメモしたいときに、いちいちホルダーから楽譜を出さなくてはならないので、面倒だと感じますよね。
この楽譜ファイルは、ポケットに差し込む形ではなく、四隅で楽譜を抑えるようになっているので、楽譜に直接書き込めます。
練習中、楽器を片手にたくさんメモしたい人には特におすすめですよ。
楽譜を追加できるタイプ
一度にたくさんの楽譜を持ち歩きたい人には、差し込み式で楽譜を追加できるタイプもいいでしょう。
このファイルは合計40枚の楽譜をファイルできるので、1曲だけでなく何曲かの楽譜を一度に保管できるのが嬉しいポイント。
また、この商品も楽譜に直接書き込めるファイルなので、練習に便利なだけでなく、本番のステージでも反射せず使えます。
表紙が比較的固くできているので、譜面台にも置きやすく見栄えもいいですよ。
コンパクトにまとまるリングタイプ
リングタイプの楽譜入れは、コンパクトにまとめたい人におすすめです。
楽譜がかさばらずに保管でき、また180°見開きになるので、ページが見やすく、めくりやすいのもメリット。
この商品は、表紙が黒く、シックなデザインになっているので、練習だけでなく、どんなシーンでも使えますよ。
練習しながら使いやすい、楽譜に直接書き込めるタイプのファイルです。
本番用におすすめの楽譜ファイル
本番のために楽譜のファイルを探しているという人も多いですよね。
練習の時と同じファイルを使っている人も多いですが、本番用に楽譜ファイルを用意するだけで、ステージに向かうテンションも変わります。
また、ファイルの中には、本番に適した仕様で作られているものも多いので、ぜひ本番は練習とは別の楽譜ファイルを使ってみましょう。
見開きタイプ
本番に使う楽譜ファイルとしておすすめしたいのが見開きタイプです。
本番に楽譜がうまくめくれなくて、演奏を失敗してしまった経験がある人もいるでしょう。
せっかくのステージなのに、楽譜めくりで足を引っ張りたくはないですよね。
見開きできる楽譜入れなら、ページをめくりやすくて、譜面台にも立てやすいので安心です。
また、ポケットに挿入するタイプではなく、四隅で楽譜を抑えるタイプのものを選べば、ステージの照明で反射して、楽譜が見えにくいこともありません。
多面式
本番用の楽譜ファイルとして多面式を使う人も多いです。
多面式の場合、ページをめくる必要がないので、本番でページめくりに失敗するリスクを減らせます。
また、上下で楽譜を抑えるタイプのものなら、ステージ上で照明の光に反射して楽譜が見えなかったという心配もありません。
1曲ごとに1つのファイルを使うことが多いので、発表会やソロが多い曲など、ここぞという場面での使用をおすすめします。
楽譜用ファイルを選ぶ際のポイント
楽譜用ファイルは種類豊富なので、たくさんある中から何を選んだらいいか分からない人もいるのではないでしょうか。
そんなときは、ファイルの使いやすさや好みのデザインで選んでみましょう。
ここからは、楽譜用ファイルを選ぶときのポイントを解説します。
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楽譜ファイルのサイズを確認しておく
楽譜用ファイルを購入するときは、必ずファイルのサイズを確認してください。
楽譜は一般的にA4サイズで作られていることが多いですが、中にはA3やB5サイズで作られているものも。
自分がよく使う楽譜がどのサイズなのか事前に確認して、同じサイズの楽譜ファイルを選ぶようにしてくださいね。
本番用は反射しにくく安定感があるタイプを選ぶ
本番用ファイルを購入する場合は、反射しにくく安定感があるタイプのものを選ぶのもポイントです。
せっかくの本番なのに、楽譜がファイルに反射してよく見えなかったり、安定感が悪すぎて楽譜が倒れそうになったりして、演奏に集中できなくなることも。
本番用ファイルは、楽譜を上下や四隅で抑えるタイプのもので反射を防ぎ、カバーがしっかりしていて安定感があるものを選びましょう。
譜めくりしやすいファイルを選ぶ
譜めくりしやすいファイルを選ぶのも、楽譜用ファイルを購入するときのポイントです。
気に入ったデザインの楽譜ファイルだとしてもページが何度も戻ってしまうなど、譜めくりがしにくいと演奏するたびにストレスになります。
リングタイプなど譜めくりがしやすいファイルを選ぶと、スムーズに演奏できますよ。
デザインにこだわればモチベアップに
使いやすさがいまいちわからない場合は、デザインで選びましょう。
せっかく楽譜用ファイルを使うなら、自分が気に入ったデザインのものにすれば、練習や本番のモチベアップにもつながりますよね。
楽譜ファイルの中にはシックでかっこいいデザインのものもあれば、可愛らしいデザインのものもあるので、色々見てみてくださいね。
楽譜ファイルおすすめ9選
楽譜ファイルはたくさんあるので、何を購入すべきか迷ってしまいますよね。何を使ったらいいかわからないという人は、次に紹介するおすすめのファイルを使ってみましょう。
どのファイルも使い勝手がよく、デザインの種類も豊富です。
早速、楽譜ファイルおすすめ9選をチェックしていきましょう。
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ING STYLEの譜面カバー
ING STYLEから発売されている譜面カバーは、見開きタイプで譜面をめくる必要がなく、とても使いやすい楽譜ファイルです。
上下で楽譜を抑える仕様になっているため、ファイルが反射することもなく、ステージ上でも見やすく使えます。
また、比較的リーズナブルな価格も嬉しいポイントです。
File PLUS+Doの4面楽譜ファイル
本番に使う楽譜ファイルとしておすすめしたいのが、File PLUS +Doから発売されている4面楽譜ファイルです。
こちらも、ポケットに挿入するタイプではないため、ファイルが反射して楽譜が見えないという心配がありません。
表紙に付いている小さなポケットに、曲名を書いて保管できるので、すぐに演奏したい曲の楽譜を出せて、とても便利です。
A4サイズの見開きタイプ
楽譜をA3サイズでファイルしたい人におすすめなのが陌の街角から発売されている楽譜フォルダーです。
オーケストラやバンドのスコアなどはA3で作られていることも多いので、A3の楽譜をよく使う人はこのタイプを使うのがいいでしょう。
また、普段から楽譜が小さくて見えにくいという人は、楽譜をA3サイズに拡大して、この楽譜ファイルを使ってみてください。
防水性・防汚性に優れた楽譜ファイル
防水性・防汚性に優れているのが、MIU&RMHから発売されている楽譜ファイルです。
表紙がABSでできており、紙ファイルなどに比べてとても硬く、防水性・防汚性に優れています。
そのため、屋外などで使用しても、楽譜がダメになる心配がないので、色々な場所で演奏する人にはぜひおすすめしたい楽譜ファイルです。
おしゃれなデザインが目を惹く楽譜ファイル
デザイン重視で選びたい人におすすめなのが、CAHAYAから発売されている楽譜ファイルです。
表紙には、CAHAYAのモットー「音楽なければ人生は完璧ではない」と英語でかっこよく書かれています。
価格もお手頃なので、オシャレなファイルが欲しい人はぜひ試してみてくださいね。
セキセイ / クリップボード
セキセイから販売されているクリップボードも、有能な楽譜ファイルです。
こちらも、楽譜をボードの上下に挟んで使用するタイプで、黒一色のシンプルなデザインも魅力。
ボードは発泡PPでできており、軽いけれどしっかりしていて安定感があります。
譜面台での使用だけでなく、ピアノの演奏にも適しています。
ミスターファイル ウィズリフィル
ミスターファイルから発売されているウィズリフィルも、シンプルでスリムなデザインが魅力の楽譜ファイルです。
この楽譜ファイルは横開きにすればA3の楽譜もそのままファイリングできるのが魅力。
また、表紙が二重になっており外側の表紙を譜面台に被せることで譜面台に楽譜がしっかり固定され、安定感も抜群です。
プロが推薦するリング式楽譜ファイル
プロが推薦する楽譜ファイルといえば、Liblissから販売されているリング式楽譜ファイルです。
リング式なので、どのページもフラットに開けて、とても見やすく譜めくりもしやすいのが魅力。
黒くてシンプルなデザインは、長く使っても飽きることがありません。
こちらも上下で楽譜を抑えるタイプなので、楽譜に直接書き込めて練習のときも便利です。
ナカノのミュージックレッスンファイル
ナカノのミュージックレッスンファイルは、表紙に大きく映ったゴールドのト音記号が印象的です。
フィルムポケットに楽譜を挿入していくタイプなので、楽譜入れとして綺麗に楽譜を保管しておきたい人にもおすすめ。
また、表紙の裏には小さなポケットもついているので、ちょっとしたメモなども挟んでおけて便利ですよ。
譜面へ書き込みできるかわいい楽譜ファイル3選
演奏会などの本番ではなく、普段使いとしてかわいいデザインの楽譜ファイルが欲しいという人もいるでしょう。
かわいいデザインのものを使っているだけで、練習へのモチベーションがアップしますよね。
楽譜ファイルの中には、かわいいデザインのものもたくさんあるので、早速見ていきましょう。
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パステルカラーがかわいい楽譜ファイル
yohac の楽譜ファイルは、パステルカラーが素敵な楽譜ファイル。
表紙には大きなト音記号が描かれており、シンプルながらもデザイン性の高さを感じられます。
リング式なのでフラットにページを開けて使いやすいのも嬉しいポイントといえるでしょう。
直接書き込むこともできるので練習用にもおすすめの楽譜ファイルです。
180°-360°ページめくりOKな楽譜ファイル
180°-360°ページめくりOKな楽譜ファイルなら、TSUYAGLAから発売されているファイルをチェックしましょう。
カラーは5種類から選べ、どれも可愛らしいパステルカラーです。
表紙と同じ色のインデックス用ステッカーが付属しているので、曲ごとにインデックスをつけて整理すると使いやすいのも魅力。
リング式なので180°-360°開けて、使いやすい楽譜ファイルです。
楽譜ファイル A3/A4サイズ互換 書き込みでき 楽譜/絵画ファイル 保管や整理 180°~360°フリップ楽譜 A3横入...
シンプルかわいい猫の楽譜ファイル
シンプルかわいい猫の楽譜ファイルなら、コモライフの楽譜ファイルがおすすめです。
リング式で使いやすく、楽譜に直接書き込めるタイプ。
楽譜を収納するリフィルには切り込みが入っているので、楽譜をリフィルごとに移動ができ、楽譜の順番を入れ替えるときなどにも便利ですよ。
100均の材料で音楽ファイルを手作りすることもできる
できれば、お金をかけずに楽譜をファイルしたいという場合は、100均の材料で音楽ファイルを手作りしてみましょう。
楽譜の枚数が少ない場合は、厚紙や画用紙、ボール紙などを購入して、楽譜を貼り付けるだけでもかっこいい楽譜ファイルが作れます。
このとき、楽譜を貼る前に、画用紙などをテープやのりで貼り付け、事前に製本しておくと綺麗に作れますよ。
他にも、楽譜をたくさん持ち歩きたい人は、スケッチブックがおすすめ。
スケッチブックに楽譜を1枚ずつ貼り付けるだけでも、しっかりした楽譜ファイルになるので、ぜひ試してみてくださいね。
楽譜ファイルは用途に合わせて使いわけよう!手作りするなら100均の材料を活用するのがおすすめ
楽譜ファイルが欲しいという場合、どんな用途で使うかを考えてタイプを選びましょう。
練習用に購入するなら、直接楽譜に書き込めるタイプ、本番用なら、譜面台への安定感や見た目を意識するのがポイントですよ。
また、何を選んだらいいかわからないという人は、デザイン性を重視するのも1つの選択肢です。
価格を安く抑えたい場合は、100均の材料を活用しても作れるので、試してみてくださいね。
この記事のまとめ!
- 楽譜ファイルには直接書き込めるタイプや見開きタイプなど色々な仕様がある
- ファイルを選ぶときは、本番用なのか練習用なのかなど用途をよく考える
- かわいいデザインのものもたくさんあるので、練習のモチベーションアップにおすすめ
- 100均の材料でも音楽ファイルを作れるので、試してみよう