2023年にメジャーデビュー20周年を迎えた人気音楽ユニット「スキマスイッチ」。
2000年代の日本の音楽シーンを牽引してきた彼らは、一体どんな人物なのでしょうか?
この記事ではスキマスイッチの経歴やメンバーのプロフィール、人気曲などを解説します。
この記事のもくじ
スキマスイッチはどんなバンド?
スキマスイッチは1999年に結成、2003年にメジャーデビューを果たした男性2人組アーティスト。
まずは名前の由来やデビュー曲について解説します。
スキマスイッチの名前の由来
「スキマスイッチ」は、「隙間」と「スイッチ」を組み合わせた造語。
特に深い意味はなく、当時ピアノ・常田真太郎の部屋で目についた「隙間」と、電気の「スイッチ」を組み合わせたそう。
「かっこいいと思う名前はあとでダサく感じる」という考えから、音の響きを重視して名付けられました。
ファンの間では「スキマ」の愛称で親しまれています。
デビュー曲は「view」
スキマスイッチは2003年7月、シングル「view」でメジャーデビューを果たしました。
同曲はデビュー前に大型フェスティバルへの出演が決まり、アップテンポな曲が必要になったため制作されたもの。
テレビ番組のテーマソングに起用されたことでも人気を集め、2012年にリリースされたセルフカバーアルバム「DOUBLES BEST」、20周年記念アルバム「POPMAN'S WORLD -Second-」にも収録されるなど、今でも愛され続けています。
多くのドラマ・アニメ主題歌を担当
これまでさまざまなドラマやアニメのテーマソングを手がけてきたのも、スキマスイッチが幅広い世代から人気を集めるポイントです。
手がけてきたのは、
- 「ドラえもん」
- 「ポケットモンスター」
- 「中学生日記」
- 「おっさんずラブ」
といった世界的にも有名なアニメや、人気ドラマばかり。
そのため楽曲の注目度も高く、年齢や性別を問わずファンを増やし続けています。
スキマスイッチメンバーのプロフィール
スキマスイッチはボーカル&ギターと、ピアノ&コーラスの2人編成。
この項目ではバンドメンバーそれぞれのプロフィールを紹介します。
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大橋卓弥(おおはしたくや)
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担当 | ボーカル、ギター、ハーモニカ |
誕生日 | 1978年5月9日 |
年齢 | 46歳 |
出身地 | 愛知県東海市 |
大橋卓弥はスキマスイッチのボーカル&ギター。
実は小さい頃からピアノを習っており、かつてはクラシックピアニストを目指すほど没頭していたそう。
その後はバレーボールに邁進するものの、友達から歌のうまさを褒められたことがきっかけでミュージシャンを目指し始めました。
常田真太郎(ときたしんたろう)
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担当 | ピアノ、コーラス、シンセサイザー |
誕生日 | 1978年2月25日 |
年齢 | 46歳 |
出身地 | 愛知県名古屋市 |
常田真太郎はスキマスイッチのピアノ&コーラス担当。
ピアノだけでなくオルガンやキーボード、シンセサイザーなどもこなすマルチな人物ですが、実は音楽を始めたのは高校生のころ。
しかも、「女子からモテたい!」という気持ちで音楽を始めたそう。
デビュー当初はアフロヘアが印象的でしたが、現在はすっきりとしたヘアスタイル+ハットが特徴です。
スキマスイッチメンバーは結婚している?
スキマスイッチのメンバーはどちらも既婚です。
大橋は2007年9月、常田は2005年8月に、それぞれ結婚を発表しています。
2人とも結婚相手が一般女性であることからプライベートはあまりわかっていませんが、どちらも子供の誕生を報告しており、幸せな家庭を築いている様子が伺えます。
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スキマスイッチが活動を休止していた理由は?
実は、スキマスイッチには一時期活動を休止していた期間があります。
といっても正式に活動休止を発表していたわけではなく、2007年8月にベストアルバムをリリースして以降、1年間目立った活動がなかった時期があったのです。
しかも、その間にそれぞれがソロ活動をスタート。
後のインタビューで「活動休止の理由の1つは多忙」と語っています。
また、忙しい環境から音楽に対するプレッシャーを感じるようになったことも、スキマスイッチとしての活動が一時的になくなった理由の1つとなりました。
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スキマスイッチメンバーの魅力満載!名曲3選
最後に、スキマスイッチの魅力がたっぷり詰まった名曲を紹介します。
スキマスイッチをあまり聴いたことがない方は、ぜひ次の3曲からチェックしてみてくださいね!
奏(かなで)
「奏」は2004年3月にリリースされた、スキマスイッチの2枚目のシングル。
男女の切ない別れが、男性目線で歌われている楽曲です。
というのも、同曲は「男性側が去る楽曲はたくさんある」という理由から、あえて女性が去るストーリーを作ろうと制作されました。
胸を締め付けるような切ない歌詞だけでなく、心にじわっと染み入る美しくもどこか切ないメロディーも必見。
さまざまアーティストがカバーしているため、聴き比べを楽しむのもおすすめです。
全力少年
「全力少年」は2005年4月にリリースされた5枚目のシングル。
同曲はAメロとBメロで鳴かず飛ばずの現状が歌われており、サビではそんな現状を払拭するような前向きな歌詞が歌われています。
聴くたびに「気持ちを新たに頑張ろう」と思わせてくれるストーリーが多くの人の心をつかみ、テレビやCM、映画などさまざまなタイアップを獲得しました。
同曲は後に奥田民生プロデュースでリアレンジバージョン、本人たちによるリマスターバージョンもリリースされています。
ボクノート
「ボクノート」は2006年3月にリリースされた7枚目のシングル。
映画「ドラえもん のび太の恐竜2006」の主題歌に起用されましたが、「ボクノート」は同曲の歌詞に行き詰まったことをそのまま描いたと、スキマスイッチ自身がインタビューで語っています。
ちなみに、楽曲タイトルはドラえもんの秘密道具の響きを意識したもの。
同曲は「全国高等学校野球選手権大会」の様子を放送するコーナー「熱闘甲子園」で使用されたことでも話題になりました。
スキマスイッチのメンバーは現在も活動の幅を広げ活躍中!素敵な歌声とサウンドに酔いしれよう
一時は活動休止が噂されたスキマスイッチですが、現在はライブ出演、ツアー、楽曲リリースなど、精力的な音楽活動を行っています。
今回は3曲しか紹介できませんでしたが、スキマスイッチにはまだまだ魅力的な楽曲がたくさんあります。
スキマスイッチとは知らずとも、耳にしたことがある楽曲もあるはず。
ぜひこれを機にスキマスイッチの素敵な歌声、サウンドに浸ってみてくださいね。
機会があればライブ等に足を運ぶのもおすすめですよ。
この記事のまとめ!
- スキマスイッチは2003年にメジャーデビューした男性2人組アーティスト
- ボーカル&ギターが大橋卓弥、ピアノ&コーラスが常田慎太郎
- スキマスイッチはどちらも既婚で、家庭を築いている
- 多忙やプレッシャーが理由で一時活動していない時期があった
- 現在はライブや楽曲リリース等、精力的に活動中