【英名】ビートルズメンバーの現在と生存者は？4人の出会いの歴史とおすすめ人気曲を紹介！ 2024年11月

“If anyone asks, ‘What is the the sign of a great songwriter?’ I say, ‘If the songs sound good.’ We never listened to any rules.” - Paul Photo by Bruce McBroom / ©Apple Corps Ltd. pic.twitter.com/Ow9iv1mHOF

— The Beatles (@thebeatles) November 18, 2020

ビートルズは、イギリス・リヴァプール出身の伝説的ロックバンド。

解散して年月が経った今も、世界中のファンから愛され続ける彼らですが「今でも生きているメンバーはいるの？」と、気になっている人もいるのではないでしょうか？

Live編集部

この記事では、メンバーの現在やビートルズの歴史と記録、代表的な人気曲などについて紹介します。

ビートルズのメンバーの名前とプロフィール

ビートルズはジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターの4人組ロックバンドです。

「Fabulous Four（素晴らしい4人組）」を略した「ファブ・フォー」の愛称で親しまれ、多くの伝説を残してきました。

そんなビートルズメンバーの、詳しいプロフィールを1人ずつチェックしていきましょう。

ジョン・レノン（ボーカル、リズムギター）

Remembering John today. pic.twitter.com/Nrnc3YvxxQ

— The Beatles (@thebeatles) December 8, 2020

ボーカル、リズムギターのジョン・レノンは、ビートルズを結成したリーダーです。

「All You Need Is Love」「HELP!」などは、ジョンが手掛けています。

彼は日本人のオノ・ヨーコと結婚したことでも有名ですね。

ビートルズ解散後もソロ活動を続け、「Imagine」などの名曲を生み出しました。

しかし、1980年に自宅前でファンを名乗る男性に射殺されてしまったのです。

ポール・マッカートニー（ボーカル、ベース）

This December, @BBCOne and @BBCRadio2 will air a world exclusive special featuring Paul in conversation with @IdrisElba. Find out more: https://t.co/vpoxSccqfl #IdrisMeetsPaul

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— Paul McCartney (@PaulMcCartney) November 27, 2020

ポール・マッカートニーは、ボーカル、ベースとして活躍しました。

曲作りも多く手掛け「Yesterday」「Hey Jude」など、ビートルズの代表的な名曲をたくさん生み出しています。

ポピュラー音楽史上最も成功した作曲家としてギネスにも認定され、ビートルズの中で最も稼いだメンバーだと言われていますよ。

ジョージ・ハリスン（リードギター、ボーカル）

"Flowing in this cosmic dream" • Listen to "Maya Love" from 'Dark Horse' on @Spotify – https://t.co/OIHnzjNjcJ pic.twitter.com/vHTjQxBYlI

— George Harrison (@GeorgeHarrison) January 16, 2020

ビートルズのリードギター、ボーカルはジョージ・ハリスンです。

「Here Comes The Sun」「Something」などの楽曲を手掛けました。

ビートルズの中でも最年少であり、控えめな性格であったことから「クワイエット・ビートル」と呼ばれていました。

しかし、残念ながらジョージは2001年に肺がんと脳腫瘍を患い亡くなってしまいました。

リンゴ・スター（ドラムス、ボーカル）

So this is Christmas happy Christmas everybody have a great day stay safe and spread peace and love peace and love. 😎✌️🌟❤️🍒💝🥦🎶🌈☮️ pic.twitter.com/TalXvCLY12

— #RingoStarr (@ringostarrmusic) December 24, 2020

リンゴ・スターは、ドラムス、ボーカルを務めたメンバーです。

カントリー調の「Don't Pass Me By」「Octopus's Garden」は、リンゴが手掛け、ボーカルも担当しています。

高いドラムテクニックで、レコード・コレクターズ「20世紀のベスト・ドラマー100」では2位に選ばれた実力者です。

写真はいつもピースサインで写り、世界平和を訴えています。

ビートルズの元メンバー

ポップで新しく、親しみやすいサウンドで世界的スターになったビートルズですが、実は「5人目のビートルズ」と呼ばれる元メンバーが2人いました。

結果的にグループを離れてしまった2人ですが、どんな理由で脱退したのでしょうか。

ここでは、元メンバー2人のプロフィールやエピソードなどについて紹介します。

スチュアート・サトクリフ（ベース）

ビートルズがデビューする前のベースは、スチュアート・サトクリフでした。

1960年に加入してドイツ・ハンブルクでの公演に同行しますが、1961年に二度目のハンブルク公演後に演奏の実力不足を理由に脱退します。

そして婚約者と同居し、ハンブルク州芸術大学に入学しますが、脳出血により22歳の若さで亡くなりました。

ピート・ベスト（ドラム）

ビートルズのデビュー直前までドラムを担当していたのが、ピート・ベストでした。

1960年のハンブルク公演から加入し、スタジオでレコーディングテストをした時もピートがドラムでしたが、数か月後突然解雇されてしまいます。

理由は実力不足、性格の問題など様々な説がありますが、後味の良い脱退とは言えなかったようです。

ビートルズメンバーの歴史と記録

ビートルズは、WSJ誌の「史上最も人気のある100のロックバンド」で1位にも選ばれたグループです。

新しい音楽スタイルで世界中の音楽ファンに愛された彼らは、たくさんの偉大な記録を打ち立てました。

時間がたっても色褪せない彼らの音楽は、これから先も輝き続けるでしょう。

それでは、ビートルズメンバーの歴史と記録について紹介します。

ジョンとポールの出会い

ビートルズのリーダー・ジョンは、1957年に当時16歳で「ザ・クオリーメン」というアマチュアバンドを組んでいました。

そのバンドが教会のお祭りで、初めて人前で演奏したステージを観ていたのがポール。

ポールはライヴで適当な歌詞で歌い、違うコードでギターを弾くジョンの姿に驚きますが、堂々とした演奏にとても魅力を感じたのです。

ステージ後、ポールは友達の紹介でジョンと初めて会い、ジョンの前で何曲か正確な演奏を披露します。

ジョンもポールのテクニックに感心し、自分のアマチュアバンドに誘いました。

お互い早くに母を亡くし、似たような生い立ちだったこともあり、2人はすぐに仲良くなったそうですよ。

ジョージ・ハリスンの加入

ジョージはポールより年下でしたが、彼らはもともと友達でした。

ポールはある日、ジョージをジョンと会わせようとしました。

そして、ポールは小さい頃からギターが大好きだったジョージをメンバーに入れるようにジョンにすすめました。

ジョンは「まだ子どもだから」と断りますが、ポールは「こいつはローンチを弾ける」と言ったのです。

ローンチは難しいテクニックですが、当時15歳だったジョージは見事なテクニックを披露しました。

ジョンはジョージの演奏に感心し、バンドメンバーとして加入することになったのです。

リンゴ・スターの存在

バンドを結成した後も、なかなかドラマーが定着せずに悩んでいたビートルズ。

そこに今では「5人目のビートルズ」と呼ばれる、ピートが加入します。

その頃、リンゴは「ローリー・ストーム・アンド・ザ・ハリケーンズ」という別のバンドでドラムを叩いていて、すでに人気ドラマーとして活躍していました。

そして1960年、初めてハンブルグで公演をした時にビートルズとリンゴは出会います。

1962年にリンゴが加入するまではピートがドラムでしたが、メンバー3人によってピートは解雇させられました。

解雇の理由にはいろんな説がありますが、どうしてもリンゴと一緒にバンド活動をしたいというメンバーの強い気持ちがあったのかもしれませんね。

音楽史上最も売れたアーティスト　

ビートルズは、全米レコード協会の米国内アルバム総売上枚数において「音楽史上最も売れたアーティスト」のトップに輝きました。

アメリカでは1億8300万枚、全世界では6億枚以上の売上を誇ります。

エルビス・プレスリー、レッド・ツェッペリン、マイケル・ジャクソンなどの超有名アーティストがランクインする中でも、圧倒的な存在感を見せたバンドです。

「Sgt. Pepper」がギネス世界記録　

ビートルズの最高傑作といわれるアルバム「Sgt. Pepper」は、最も長い期間を経て1位に再登場したアルバムということでギネス世界記録に認定されています。

1967年6月から英国のヒットチャートで23週間連続トップを守ったこの作品は、1968年2月までは断続的に4回ほど1位になりました。

そして2017年6月に、発売から50周年を記念したデラックスCD版とレコード版が発売され、英国オフィシャル・チャート・カンパニーの調査において49年363日ぶりにトップに戻ってきたのです。

1970年4月10日解散

1957年から活動していたビートルズですが、残念ながら1970年4月10日に解散してしまいます。

この日にポール・マッカートニーが脱退を表明し、活動停止を宣言したことで事実上の解散となってしまいました。

理由は、メンバー同士の方向性の違いなどと言われています。

デビューから約8年ほどの活動期間でしたが、ビートルズは音楽界に大きな歴史を残した、20世紀を代表する偉大なアーティストでした。

ビートルズメンバーの現在

ビートルズメンバーは残念ながら1980年にジョン・レノン、2001年にジョージ・ハリスンが亡くなっています。

しかし、ポール・マッカートニーとリンゴ・スターは、今も現役のアーティストとして活動中です。

ポール・マッカートニーは精力的に音楽活動を続け、2017年には「ワン・オン・ワン　ジャパン・ツアー2017」で日本ツアーを行いました。

リンゴ・スターは80歳を超えた現在も「平和と愛を広げる」活動に参加するなど、音楽とともに平和と愛を世に呼びかけ続けています。

ビートルズの人気曲TOP5

ビートルズをあまり知らない人でも、一度はどこかで彼らの曲を聴いたことがあるのではないでしょうか。

「最近洋楽ロックにハマった」「有名な曲がありすぎて、何から聴いて良いか分からない！」という人は、ぜひ人気の曲から聴いてみてくださいね。

最後に、たくさんの代表曲をもつビートルズの中でも、特に人気の楽曲トップ5を紹介します。

【第5位】Yesterday

「Yesterday」は、ビートルズ5枚目のアルバム「HELP!」に収録された楽曲です。

ポールが手掛けた曲で、ボーカルもポールが担当しています。

ビートルズにとって初めてのアコースティックバラードで、哀愁漂うしっとりとしたポールの歌声が胸に刺さる1曲。

「Yesterday」は、全楽曲中最多となる3000以上のアーティストがカバーした名曲でもあります。

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【第4位】All You Need Is Love

「All You Need Is Love」は、1967年に発表された15枚目のシングルです。

「愛こそはすべて」という邦題で、アルバム「Magical Mystery Tour」にも収録されています。

ポール名義の歌ですが、実はこのピースフルなメロディと歌詞はジョンが作ったもの。

フランス国家「ラ・マルセイエーズ」をイントロで使いながら、ユニークでオリジナリティに溢れた楽曲です。

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【第3位】Help！

「Help!」は1965年にリリースされた楽曲。

同名でアルバムも発表されましたが、その邦題は「4人はアイドル」でした。

ジョンがボーカルを担当した「Help!」は、急激に人気になってしまった彼らが助けを求める、叫びのような歌詞になっています。

テレビ「開運！なんでも鑑定団」のテーマにもなったアップテンポなロックナンバーは、日本でも有名な1曲です。

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【第2位】Hey Jude

「Hey Jude」は、1968年に発表されたビートルズ18枚目のシングル。

作詞作曲、ボーカルをポールが担当していて、彼らしい温かな作品になっています。

Judeは男性の名前にも女性の愛称にも使われるので、「Judeは誰？」という様々な説でも盛り上がりました。

悲しい気持ちをなぐさめて、優しく元気づけてくれるような人気の楽曲です。

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【第1位】Let It Be

1970年にリリースされた22枚目のシングル「Let It Be」は、ビートルズ最後の曲です。

ポールが作詞作曲を手掛け、ボーカルも担当しています。

「Let It Be（あるがままに）」というフレーズのように、ビートルズは全てを受け入れて解散を選びました。

メンバーの間にはすでに溝ができていたと思いますが、それを音楽として作品にできるところに彼らの才能や凄みを感じさせますね。

壮大な最後のバラードは、何年たっても色あせない名曲です。

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ビートルズのメンバーは現在も活躍している！歴史を感じながら不朽の名曲を聴こう

ビートルズのメンバーは、残念ながらジョンとジョージが亡くなってしまいましたが、ポールとリンゴは2021年1月現在も活躍しています。

2人はまだまだ意欲的に制作活動をしているので、今後もワールド・ツアーなどで公演が開催されれば日本でも演奏が聴けるチャンスがあるかもしれませんよ。

20世紀最高のロックバンドといわれるビートルズの楽曲は、不朽の名作ばかりです。

昔聴いていた人も、最近ロックを聴き始めた人も、歴史を感じながら改めて彼らの名曲を楽しんでみてはいかがでしょうか。