アニメ「けいおん!」は京アニのヒット作品！キャラクターの声優や主題歌を紹介 2024年11月

高校の軽音楽部を舞台にした「けいおん!」は、京都アニメーションの中でも特に人気のアニメです。

作品をきっかけにバンドに興味を持ったという人も多く、話題になりましたよね。

しかし、放送が深夜だったこともあり、タイトルは知っているけれど実は観たことがないという人も多いのではないでしょうか。

アニメ「けいおん!」とは

アニメ「けいおん!」は、4コマ漫画が原作のTVアニメ作品です。

月刊誌『まんがタイムきらら』にて連載されていました。

TVアニメをきっかけに爆発的な人気を博した今作品は、アニメ業界だけでなく音楽業界や後のアニメ作品にも多大な影響を及ぼしました。

音楽に関わる女子高生たちの日常を描いた青春作品です。

ライブUtaTenの関連記事！

アニメ「四月は君の嘘」は涙腺崩壊するほどの感動作！評価や声優・主題歌をまとめて紹介

続きを見る

 

あらすじ

第1期「けいおん!」

私立桜が丘女子高等学校に入学した主人公の平沢唯が、軽音楽部に入部して「放課後ティータイム」というバンドを結成します。

軽音楽部という名前から、口笛などの軽い音楽をやると思って入部するほど、音楽初心者の唯が楽器を購入するところから始まり、音楽活動をする様子が描かれた作品です。

第1期は1年生で入部するところから始まり、結束を深めながら2年生になり学園祭で演奏するところまでが収録されています。

 

第2期「けいおん!!」

第2期は3年生になったバンドメンバーたちの音楽生活が描かれています。

昨年までハプニング続きだった学園祭でも成功を収めるなど、穏やかで楽しい部活動の様子を楽しむことができます。

また、卒業を迎え進路に悩むメンバーたちの学園生活も垣間見ることができる内容です。

原作コミックを忠実に再現した第1期に比べて、第2期ではアニメオリジナルストーリーが組み込まれているところも魅力ですよ。

 

「涼宮ハルヒの憂鬱」に続く京アニの名作

「けいおん!」は京都アニメーション（通称：京アニ）が制作したことでも知られています。

京アニと言えば、これまでにも高度な技術を駆使して数々の名作を世に送り出してきました。

2003年に放送された「フルメタル・パニック？ ふもっふ」を皮切りに、2006年に放送された「涼宮ハルヒの憂鬱」が爆発的ヒットとなり、その名を世に広めたのです。

かきふらい著の「けいおん!」はアニメ版を京アニが担当することとなり、放送前から注目され、放送されると深夜アニメながら高視聴率を獲得し、涼宮ハルヒの憂鬱に続くヒット作品になりました。

 

映画が興行収入19億円を突破

「けいおん!」は第2期の最終回に合わせて、2011年に映画化されることが発表され話題にもなりました。

深夜アニメの劇場版としては異例の小人向け前売券が発売されるほどの人気ぶりで、観客動員数126.6万人、興行収入19億円を突破したのです。

まんがタイムきらら系原作の漫画では初の映画化ということもあり、注目を集めました。

映画は唯たちがロンドンに卒業旅行に行くというストーリーです。

けいおん!のアニメキャラクター・声優一覧

アニメと言えば、どんなキャラクターが登場するかは大切なポイントですよね。

けいおん!でも、個性豊かたキャラクターたちが作品を盛り上げています。

また、軽音楽部をテーマにした話ということで、メンバーたちが使っている楽器は実際に楽器店で扱っているものが設定されており、音楽ファンを喜ばせました。

早速、けいおん!のアニメキャラクターや使用楽器、担当した声優をチェックしましょう。

ライブUtaTenの関連記事！

アニメ「幕末Rock」を解説するぜよ！キャラ・声優・おすすめ曲を紹介

続きを見る

 

平沢唯(CV:豊崎愛生)

主人公平沢唯は前髪のヘアピンがトレードマークの、甘いものや可愛いものが大好きな女の子です。

軽音楽部を軽い音楽をする部活だと勘違いして入部し、全くの初心者からギターを始めます。

バンドではギターボーカルを担当。

使用楽器はギブソンのレスポールモデルで、「ギー太」という名前をつけて楽器を愛しています。

声優は様々な作品で声優として大活躍中の豊崎愛生が担当しました。

 

秋山澪(CV:日笠陽子)

田井中律の幼なじみとして登場するのが秋山澪です。

真面目な優等生で恥ずかしがり屋のため、バンドではベースを担当しています。

元々は文芸部に入ろうと思っていたものの、律が軽音楽部を存続させようと頑張っている姿を見て入部を決意しました。

作品の中では、フェンダーのジャズベースを使っています。

声優は日笠陽子が担当しました。

 

田井中律(CV:佐藤聡美)

軽音楽部の発起人として、部を存続させるために奮闘したのが田井中律で、声優は佐藤聡美が担当しました。

部長を務めており、明るく元気な女の子で、細かいことが苦手という理由からバンドではドラムを担当しています。

使用しているドラムセットはYAMAHAのHipgigです。

ナレーションの喋りができたり、他の人の声色を真似できたりと意外な特技も持っています。

 

琴吹紬(CV:寿美菜子)

バンドでキーボードを担当しているのが琴吹紬です。

4歳からピアノを習い、コンクール入賞経験もある凄腕の持ち主。

部室にはいつもお菓子とティーセットを持参しているお金持ちのお嬢様で、おっとりした性格です。

色々なタイプのキーボードを使い分けており、コルグのトライトンやRK-100などを使用しています。

声優は京アニ作品では「響け!ユーフォニウム」でも田中あすかを担当している声優の寿美菜子です。

 

中野梓(CV:竹達彩奈)

唯たちの後輩として軽音楽部に入部したのが唯の妹・憂の同級生でもある中野梓です。

両親の影響で小学生からギターを始めた梓。

ギターはかなりの腕前で、軽音部や放課後ティータイムのゆるい雰囲気に気を揉んでいます。

楽器はフェンダーのムスタングを使用。

声優を担当した竹達彩奈はこの作品を皮切りにブレイクし、現在も声優として活躍中です。

 

山中さわ子(CV:真田アサミ)

軽音楽部の顧問を担当するのが、美人でフレンドリーで生徒からも人気がある山中さわ子です。

唯たちが通う私立桜が丘女子高等学校のOBでもあり、素の自分に戻れる軽音楽部を心のオアシスとしています。

昔はメタルバンドを組んでいたことがあり、プロ級のギターの腕前の持ち主で、時折昔の話などをしてくれるところも、現実味があるとファンから好評です。

声優は真田アサミが担当しました。

 

平沢憂(CV:米澤円)

唯の妹で、一学年下で私立桜が丘女子高等学校に入学したのが平沢憂です。

声優は米澤円が担当しました。

唯に勉強を教えたこともあるほど成績優秀な憂は、控えめな性格で家事もこなす万能な女の子。

ポニーテールがチャームポイントで、姉の唯を支えるしっかり者の妹です。

軽音楽部ではギターを担当しており、フェンダーのストラトキャスターを使用しています。

 

真鍋和(CV:藤東知夏)

唯の幼なじみとして登場するのが真鍋和です。

生徒会役員として活動していて、のちに生徒会長にも就任します。

メガネがトレードマークのしっかりもので、主人公唯にとって大切な友達です。

声優を担当した藤東知夏は、この作品が声優デビューとなりました。

 

鈴木純(CV:永田依子)

ジャズ研に所属してる鈴木純は憂や梓の同級生で、憂とは同じ中学の出身でした。

唯たちが卒業した後に、軽音楽部に入部することになります。

甘え上手で他人に対しても遠虚なく振舞うキャラクターですが、根は真面目な女の子です。

軽音楽部ではベースを担当しており、楽器はヤマハのSBVを使っています。

声優は永田依子が担当しました。

けいおん!のアニメ主題歌

軽音楽部をテーマにしたアニメだけあって「けいおん!」の主題歌は、作品中で結成されている唯たちのバンド「放課後ティータイム」が担当しているところも魅力です。

オープニングは唯がボーカルを、エンディングは澪が担当しており、オープニングとエンディングで映像のコンセプトも分かれています。

ここからは、けいおん!のアニメ主題歌を見ていきましょう。

ライブUtaTenの関連記事！

アニメ「金色のコルダ」の評価やキャラクター声優を紹介！シリーズ作品の主題歌も厳選

続きを見る

 

OP主題歌

GO! GO! MANIAC / 放課後ティータイム

第2期のオープニングに使われたのが、放課後ティータイムの「GO! GO! MANIAC」です。

王道ガールズバンドの曲調とは違う、エッジの効いたサウンドが個性的な1曲に仕上がっています。

日常系のほのぼのとしたアニメの内容とかけ離れたサウンド感が、ファンの間で好評になりました。

メロディの音数が多く、歌詞がたくさん詰め込まれていて勢いのある1曲ですよ。

 

Listen!! / 放課後ティータイム

第2期1クールのエンディングソングに起用されたのが、放課後ティータイムの「Listen!!」で、オープニングの「GO! GO! MANIAC」と同時にリリースされました。

耳に残るベースがとてもかっこいい1曲で、曲全体をクールな印象に仕上げてくれています。

メンバーに後輩の中野梓が加わったことでPVが賑やかになり、普段とは違う髪型で登場する姿もファンの間で話題になりました。

 

いちばんいっぱい / 放課後ティータイム

放課後ティータイムが歌う「いちばんいっぱい」は、劇場版けいおん!の主題歌です。

聴いた後、思わず笑顔になるようなほっこり可愛らしい曲に仕上がっており、「けいおん!」のアニメの世界観をよく表現した1曲。

劇場版ということもあり、アニメ主題歌とは違うテイストの楽曲に仕上がっています。

可愛らしさを前面に出した楽曲のため、ロックサウンドにはあまり使われない音色が活躍してるところも注目ですよ。

 

Cagayake!GIRLS / 桜高軽音部

「Cagayake!GIRLS」は第1期のオープニングソングで、けいおん!の原点とも言える曲です。

うねるベースやワウペダルを使ったギターサウンドなどロック調のサウンドながら、ポップさを感じられる1曲で、聴いているだけでワクワクした気分にさせてくれる1曲。

曲中には、メンバーの名前を順番に出してソロ回しをするところがあったりと、ライブ感があるのもこの曲の魅力です。

 

ED主題歌

Utauyo!!MIRACLE / 放課後ティータイム

放課後ティータイムの「Utauyo!!MIRACLE」は、第2期2クール目のオープニングソングに起用されました。

映像ではキャラクターが可愛いダンスを披露しており、思わず一緒に踊りたくなるところも魅力です。

勢いのある曲で、キレの良いサウンドにのせて、楽しく可愛らしい雰囲気に仕上がっています。

サビは少し独特のクセになるリズムが使われていたり、曲後半のギターソロがカッコ良かったりと、仕掛けがたくさんある曲ですよ。

 

NO,Thank You! / 放課後ティータイム

第2期2クール目のエンディングソングに起用されたのは、放課後ティータイムの「NO, Thank You!」です。

冒頭からオルゴールのような音が入っているのが印象的な1曲で、卒業をテーマにしています。

疾走感のあるロックサウンドがかっこいい1曲で、PVではメンバー全員が少し大人っぽい姿も見せてくれていますよ。

 

Singing! / 放課後ティータイム

劇場版けいおん!のエンディングソングに起用されたのが、放課後ティータイムの「Singing!」です。

アニメシリーズと同じように、劇場版でもエンディングソングは秋山澪がボーカルを担当しました。

クールさが際立つロックな1曲で、かっこいいギターのフレーズと広がりのあるキーボードの音が曲を壮大に仕上げており、映画のエンディングにぴったりです。

 

Don't say "lazy" / 桜高軽音部

「Don't say "lazy"」 は第1期のエンディングソングに起用された曲です。

オープニングのポップなイメージとは打って変わって、クールさを感じられるロック調に仕上がっており、ボーカル秋山澪の大人っぽい歌声をよく活かしています。

この曲は本格的なロックバンドのようなPV風の映像も魅力ですよ。

けいおん!のアニメは軽音部ブームを巻き起こした青春ストーリー！アニメも映画も名曲づくし

京アニが手掛けた「けいおん!」は、軽音部を舞台にした学園アニメです。

作品をきっかけにバンドを始めた人が続出したり、楽器をモチーフにした文房具などグッズの売り上げが伸びるなど、人気を博しています。

主題歌は劇中のバンドメンバーが担当しており、名曲づくしなことでも注目されました。

また、唯たちが通う私立桜が丘女子高等学校のモデルになった旧豊郷小学校などは、聖地巡礼できるということもあり、ファンの間で話題になっています。

現在はテレビ放送はありませんが、様々な媒体で動画配信しているので、ぜひチェックしてくださいね。