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【携帯】スタインバーガーのギターを徹底解説!家具デザイナーが生んだ型破りな名器の魅力とは 2021年9月

2021年9月14日

スタインバーガー

持ち運び用のギターやエフェクトの乗りが良いギターが欲しくて、スタインバーガーの購入を検討している人も多いのではないでしょうか?

コンパクトで携帯性に優れている以外にも多くの魅力があるモデルで、プロ・アマ問わず幅広いギタリストから愛用されています

Live編集部
この記事では、スタインバーガーの特徴や魅力、おすすめモデルや愛用アーティストを紹介します。

スタインバーガー(Steinberger)ギターとは

スタインバーガー ギター

出典元:http://www.steinberger.com/Steinberger-GT-PRO-Deluxe-Outfit-Color-and-Details-Gallery.html

スタインバーガーとは、80年代に立ち上げられたギターブランドSteinberger Sound Corporationが製造するエレキギターです。

機能性や耐久性、重量バランスなどを重視して開発されたギターで、無駄を省いた合理的な構造を持っています

斬新なデザインでありながら、優れた音質や演奏性を持っているため、発表から40年近くたった現在でも根強い人気がありますよ。

はじめに、個性的なギター・スタインバーガーの歴史や特徴などを紹介します。

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”元祖”ヘッドレスギター

近年では携帯性に優れたモデルや演奏性を追求したモデルにも採用されるヘッドレス仕様ですが、その元祖となった存在がスタインバーガーです。

80年代まではFenderのような片側に6個ペグが付いたタイプや、Gibson系の両側に3個ずつペグが付いたギターが主流でした。

スタインバーガーはヘッドを無くすことで、高いチューニングの安定性を実現

また、演奏中にストラップがヘッド側にずれるヘッド落ちや、ボディとヘッドが振動を打ち消し合う現象も解消していますよ。

クセや個性が少ないサウンドですが、実用性に優れていたため、コードの響きや演奏性を重視するギタリストに支持され、現在ではメジャーな仕様となっています。

 

開発者は家具デザイナー

スタインバーガーの開発者は、家具のデザイナーとして活躍した経歴を持つネッド・スタインバーガーです。

当初は音楽に興味がなかったネッドですが、SPECTOR(アメリカのベースメーカー)の創始者スチュアート・スペクターとの出会いをきっかけに楽器に興味を持ちはじめます。

実際にベースを触ったときにはバランスの悪さに驚いたそうで、この出来事をきっかけに重量バランスが取れた楽器を開発しようと考えるようになります

その後、形を見直すところからエレキベースやエレキギターの設計を始め、伝統や常識にとらわれない革新的なモデル・スタインバーガーが誕生しました。

 

スタインバーガーギターの特徴と魅力

スタインバーガーは機能性を重視して設計されているため、他のギターにはない特徴や魅力を持つギターです。

斬新でコンパクトなデザインという分かりやすい特徴以外にも、実際に演奏してみないと分からない魅力もたくさんありますよ。

次は、スタインバーガーのギターの特徴や魅力を、構造やメリットと共に紹介するので、購入を迷っている人はぜひ参考にしてみてくださいね。

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「サイバーソニック・ネック」を採用

スタインバーガーのギターは「サイバーソニック・ネック」という特殊な構造のネックを採用しているのが特徴です。

硬い木材のメイプルを3枚組み合わせたネック(3ピースネック)を、硬質な素材グラファイトで包み込むように作られており、高い耐久性とクリアな音質を実現しています。

スタインバーガーの初期モデルに採用された、グラファイトネックと比べると生産コストも安く、初心者や中級者でも買いやすい価格になっているのが特徴です。

 

専用弦「ダブルボールエンド弦」を使用

スタインバーガーは「ダブルボールエンド弦」という、弦の端に付いた金属の輪・ボールエンドが2つ付いた弦を使用します。

ネックの先端とブリッジ部分にボールエンドを収納する場所があり、そこに固定してチューニングするだけで弦交換が完了します。

また、余分な巻きつけも発生しないので、チョーキングやアームを使用してもチューニングが狂いにくいのが特徴です。

販売は有名メーカーのダダリオや、ジャズ弦が人気のラベラ、スタインバーガーなどが行っており、GHSはベース用弦のみを製造しています。

弦の選択肢が狭く、ストリングスアダプターがないと好きな弦を張れないというデメリットもありますが、安定性が高く弦交換もスムーズに行える弦ですよ。

 

響きを維持したままアーミングが可能

トランストレムという独自設計のブリッジを搭載しているのも、スタインバーガーの特徴です。

このトランストレムは、アームを動かしたときの音程変化を揃える機能を持ち、デジタル楽器のような、響きを維持したままのアーミングを可能としています。

通常のトレモロブリッジでは音程の変化が各弦で微妙に異なるため、コードを弾いたままアーミングすると不協和音のような響きになりますよ。

もちろん、不協和音的な響きや、音程の甘さが曲にマッチすることも多いですが、音程や響きを維持したアーミングをしたい場合にはトランストレムがおすすめです

 

スタインバーガーの名ギターたち

スタインバーガーは、ヘッドレス仕様コンパクトなボディという共通点を持った、色々なモデルが開発されています。

80年代や90年代のハイエンドモデルは、プロの現場でも使えるハイレベルなギターとして人気です。

最近の韓国や中国で製造されたリーズナブルなモデルは、持ち運びに便利なトラベルギターとして多くのギタリストに愛用されていますよ。

特徴の次は、現在でも入手しやすい、スタインバーガーの名ギターたちを紹介します。

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スピリット(Spirit)シリーズ

スピリットシリーズは、スタインバーガーの名器のエッセンスを受け継いだエントリーモデルです。

グラファイトやEMGのアクティブピックアップは未使用で、ブリッジは新設計のRトレムを搭載するなど変更点がいくつかありますが、普段使いには十分な性能を持ちます。

携帯性が高く、チューニングの安定性にも優れているので、持ち運び用のギターが欲しい人はチェックしてみてくださいね。

 

Spirit GT-PRO Deluxe

Spirit GT-PRO Deluxe」は、スピリットシリーズの中で最もスタンダードな仕様のエレキギターです。

往年のスタインバーガーの形状を引き継ぎつつも、木材をメインに使い軽量化やコストダウンを図っているほか、オリジナルピックアップを搭載しているのが特徴。

スケールはストラトやテレキャスターと同じ、レギュラースケールを採用しているため、弾き心地も通常のエレキギターに近いものになっています。

オリジナルスタインバーガー譲りの高い演奏性を持った、リーズナブルで使いやすいエレキギターです。

 

Spirit GT-PRO QUILT TOP DELUXE

「Spirit GT-PRO Deluxe」の表面にキルトメイプルという、波形模様が美しい木材を貼り付けたモデルが「Spirit GT-PRO QUILT TOP DELUXE」です。

キルトメイプル以外は基本的に同じスペックですが、こちらのモデルのほうが高級感のある見た目になっていますよ。

また、ボディ材にメイプルの特性も加わるので、全体的にタイトなサウンドになっています。

見た目にもこだわりたい人や、クリアな音が好きな人におすすめのモデルです。

 

シナプス(Synapse)シリーズ

シナプスシリーズは、2009年から2016年頃にスピリットの上位機種として製造されていたモデルです。

ネックには木材とグラファイトのハイブリッド構造で耐久性に優れた、サイバーソニックネックを採用。

ボディにはメイプルが使われており、サイズはオリジナルのスタインバーガーよりも一回り大きな設計になっています。

ピックアップにはEMG85とEMG81という、ノイズが少なくパワーもあるアクティブピックアップを搭載していますよ。

オリジナルスタインバーガーに木材のエッセンスを加えた、演奏性に優れたギターです。

 

スタインバーガーギターを愛用したアーティスト

スタインバーガーを使った演奏を聴いてみたいけど、愛用するアーティストは知らないという人も多いのではないでしょうか?

定番モデルの愛用者と比べると少ないですが、このギターを使って素敵な演奏をしているギタリストもいますよ。

最後にスタインバーガーを愛用した素敵なギタリストを紹介するので、ぜひ彼らの演奏を聴いてサウンドや演奏方法をイメージしてみてくださいね

 

Allan Holdsworth(アラン・ホールズワース)

Allan Holdsworthは、スタインバーガーの愛用者として有名なイギリス出身のジャズ・フュージョンギタリストです。

多くのジャズギタリストに影響を与えたほか、エディ・ヴァン・ヘイレンのようなロックギタリストにも影響を与えています

デザインや合理的で演奏性に優れている設計に魅力を感じスタインバーガーを使い始めたそうで、以降も色々なタイプのヘッドレスギターを使用していますよ。

流れるようなレガートや響きを重視したコードプレイ、管楽器のようなトーンが魅力のギタリストです。

 

HISASHI(GLAY)

GLAYのギタリストで作詞作曲を手掛けるHISASHIも、スタインバーガー愛用者として有名です。

ツアーやレコーディングでは、ボディが通常のギターのような形をしたハイエンドモデル、GMシリーズを使用しています。

近年のツアーではハムバッカー2つとシングル1つのピックアップのGM-7TAを使用しているほか、ピックアップがハムバッカー2つのみのGM2-Sも所持。

スタインバーガーが得意とする、幻想的で滑らかなサウンドを出す場面で使うなど、ギター本来の魅力を上手く引き出している素敵なギタリストです。

 

渋谷すばる

渋谷すばるは関ジャニ∞のボーカルとして活躍し、脱退後はソロアーティストとして活躍する人物です。

使用モデルはグラファイトネックと、箱型構造のボディを持つGLシリーズのGL-2Tで、基本的にアームを外して演奏しています。

テレビ番組「関ジャム」のセッションで複数回使用されているほか、メディアでの演奏や関ジャニ∞のライブなどでも使っていますよ。

ロックファンから評価されるほどの高い演奏力を持つ、ギタリストとしても大注目のアーティストです。

 

スタインバーガーのギターは、機能性を兼ね備えた洗練されたギター!

スタインバーガーは機能性と演奏性に優れた、洗練されたギターです。

有名アーティストが使用するモデルは中古品のみの流通で、入手困難なものばかりですが、リーズナブルな製品なら現在でも入手できます

もちろん、コストを抑えながらも高い演奏性と携帯性、安定性を実現しているので、魅力を十分に体験できますよ。

スタインバーガーが気になっている人はぜひ好みのモデルを探して、毎日のギターライフを快適なものにしてみてはいかがでしょうか。

 

この記事のまとめ!

  • スタインバーガーはヘッドレスギターの元祖で、楽器とは関連のない家具デザイナーにより開発された
  • 高い耐久性や、安定したチューニングがスタインバーガーの魅力
  • 現在のスタインバーガーは、リーズナブルで演奏性が優れたモデルが中心
  • スタインバーガーを愛用するプロギタリストも多く、それぞれが個性的な演奏スタイルを持っている

 

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