野外ライブや屋外フェスといえば夏がメインでしたが、最近は冬に行われるケースも増えつつあります。
暑い季節ならTシャツでOKですが、寒い季節は何を着るべきか迷いますよね。
そこでこの記事では冬のライブ・フェスにおすすめの服装や持ち物、注意点などを紹介します。
この記事のもくじ
冬のライブ・フェスの服装ポイントは?
冬ライブ・冬フェスに参加するファッションのポイントは、ズバリ「防寒」と「動きやすさ」です。
具体的には次の4点を意識しましょう。
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温度調節がしやすい服装
まず大切なのは、温度調節をしやすい洋服を選ぶことです。
屋内外関わらず、冬は寒いので防寒は必須。
しかしライブが盛り上がるにつれて暑く感じることもあるでしょう。
そんなとき、さっと脱げるアイテムだと温度調節がしやすく、ライブを快適に楽しむことができます。
また、帰り道に汗が冷えて寒さを感じても、脱いだものを再び羽織れば寒さを感じにくいです。
Tシャツの上にパーカーやトレーナーを重ね着するなど、すぐに脱ぎ着できる工夫をしましょう。
動きやすい服装
ライブやフェスの内容にもよりますが、基本的に動きやすさは必須です。
動きにくさを感じるほど着こんだり、動きが制限されるジャケットやタイトスカートを着たりするのは避けましょう。
冬のライブ・フェスにおすすめの服装はデニムやチノなどのパンツスタイル。
トップスはパーカーやトレーナーなど、ほどよいゆとりと伸縮性があるものがおすすめ。
冷えを感じる場合はアンダーウェアを重ね着する、裏起毛デザインを選ぶなどして防寒対策を行ってくださいね。
ライブやフェスの会場に合わせた服装
屋内か屋外か、椅子があるかないかなど、会場に合わせた服装を心がけることも大切です。
屋内であれば比較的気温が安定していますが、屋外の場合は悪天候に見舞われる可能性も考えておきましょう。
水に強いマウンテンパーカーやブーツを選べば、突然雨や雪が降っても安心です。
また、椅子がある場合は場所が固定されるため荷物の管理がラクですが、スタンディングの場合大きな荷物や上着は邪魔になります。
持ち物は最小限に抑える、上着は脱いだら腰に巻けるものを選びましょう。
足元が暖かい格好
冬のライブ・フェスを思いっきり楽しむために重要なのは、足元の冷え対策。
ダウンを着ていても、足首が出る九分丈パンツでは寒さを感じます。
ボトムは足首までしっかり隠れる丈のものを選び、必要に応じてインナーウェアや靴下でさらに防寒しましょう。
靴下を2枚履きしたり、足元にブーツを選んだりするのもおすすめです。
レッグウォーマーやアームウォーマーなど防寒できるおしゃれアイテムにチャレンジすれば、コーデを楽しむこともできますよ。
冬のライブ・フェスおすすめアイテム
続いては冬のライブ・フェスの参戦時に活躍する、おすすめアイテムをより具体的に紹介します。
まだ持っていない人はぜひお買い物の参考にしてくださいね。
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アウター編
ボアブルゾン
モコモコとした素材の「ボアブルゾン」は、冬フェスの参戦服にぴったり。
Tシャツの上に着るだけでもかなり暖かく、ライブ前の待ち時間や帰り道など寒さを感じやすいシーンでも安心です。
軽いものが多いので、脱いで持ち歩く時に重たさを感じにくいのもポイント。
ファッション性も高く、シンプルなデニムの上に合わせるだけでもおしゃれなライブコーデが完成します。
マウンテンパーカー
冬の屋外ライブのアウターとして人気なのが、「マウンテンパーカー」です。
撥水や防水など機能面が優れているため、雨や雪の日も安心してライブに挑めます。
また、軽やかで動きやすく、着脱もラクなので体を使って音楽にのりたい人にもぴったり。
男性っぽいクールなものから女性らしいキュートなものまで、デザイン性が豊富なのもメリットの一つ。
ユニセックスなデザインも多いので、友達や恋人とお揃いで着ることもできます。
ダウンジャケット
しっかり防寒したい方は「ダウンジャケット」がおすすめです。
ボアブルゾンやマウンテンパーカーよりもしっかりと寒さを防ぐことができます。
ややかさばりやすいものの、脱いだら腰に巻いておけるので持ち運びも便利です。
体温調節にこだわりたい場合は、袖がない「ダウンベスト」もおすすめ。
コートの中に重ね着できるため汎用性が高く、防寒もおしゃれも楽しみやすくなります。
トップス編
Tシャツ×長袖インナー
Tシャツ一枚の服装だと寒さを感じる冬のライブやフェスは、Tシャツと長袖インナーの重ね着がおすすめです。
「好きなバンドのTシャツを着たい!」という願望も防寒も叶います。
ポイントはシンプルな長袖インナーを用意しておくこと。
バンドTシャツは派手なデザインも多いので、どんなTシャツにも合わせやすい黒や白などを選ぶとコーディネートに困りません。
シンプルであればあるほど、バンドTシャツが際立つ参戦服になります。
ロンT・スウェット
重ね着が苦手な人や動きやすさを重視して服装を選びたい人は、ロンTやスウェットを用意しましょう。
長袖であれば、ある程度は防寒することができます。
それでも寒さを感じるようなら、アウターを重ね着すればOKです。
オリジナルロンTやスウェットをグッズとして販売するバンドも増えているので、グッズを身につけるのもおすすめ。
シンプルなロンT・スウェットを用意すれば、普段使いもできて一石二鳥です。
パーカー
「パーカー」も冬のライブ・フェスの参戦服としておすすめのアイテムです。
インナーにお気に入りのTシャツを忍ばせておけばすぐに脱ぐことができ、脱いだ後は腰や肩に巻いておけるので扱いにも困りません。
プルオーバータイプもおすすめですが、特におすすめなのはフロントファスナータイプ。
脱ぎ着しやすい上、着脱時に顔が隠れないのでステージを見逃さずにすみます。
バンドグッズとして販売されていることも多いので、ぜひ好きなアーティストの物販をチェックしてくださいね。
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ボトムス編
スキニーパンツ
冬ライブ・フェス向けのボトムスのおすすめの一つは「スキニーパンツ」。
ピタッとしたシルエットなので裾がもたつかず、ライブ中も行き帰りも動きやすいです。
基本的にはどんなスキニーパンツでもOKですが、ストレッチ性があるタイプだとさらに快適。
また、裏起毛タイプなら防寒対策もバッチリです。
合わせるトップスも選ばないため、1本あるとライブから日常シーンまで着回せます。
ハーフパンツ×レギンス
「スキニーパンツだと脚の形が気になる…」という人は、ハーフパンツにレギンスを合わせるスタイルもおすすめです。
スキニーパンツよりもストレッチ性に優れており、動きやすさは抜群!
ただ、薄手のレギンスを選ぶと寒さを感じるため、裏起毛タイプや保温効果があるものを選ぶと良いでしょう。
ハーフパンツも薄手すぎるものを選ばず、生地がしっかりした商品を選ぶと寒さを感じにくいです。
デニムパンツ
シンプルにデニムパンツをセレクトするのも良いでしょう。
厚手の生地なので防寒対策になる上、生地が強いのでライブ・フェス中にぶつかったり転んだりしても怪我をしにくいというメリットがあります。
ただ、サイズが大きすぎるものやワイドシルエットにはやや注意が必要です。
裾に引っかかって転倒してしまう、または周りの人を転倒させてしまう恐れもあるため、ほどよくゆとりがあるデザインのものを選びましょう。
冬のライブ・フェスに必要な持ち物は?
冬のライブ・フェスを楽しむためには持ち物も重要です。
冬場の必須アイテムを紹介しますので、持っていない人はぜひゲットしましょう。
通年でのお役立ちアイテムを知りたい方は、次の記事を参考にしてくださいね。
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水分
ライブやフェスに参戦する際、絶対に欠かせない持ち物といっても過言ではないのがドリンクです。
お水はもちろん、汗をかきやすいタイプの人は塩分やミネラルが補給できるスポーツドリンクを用意すると良いでしょう。
マスク
今のご時世、マスクの着用が義務付けられているライブがほとんどです。
冬のライブ・フェスに参戦する際は必ず持っていきましょう。
数枚持ち歩いておくと、汗をかいたり紐が切れたりしたときでも安心です。
携帯カイロ
寒さ対策には、携帯カイロがあると便利です。
ポケットに入れておけば、指先が冷えたときに温めることができます。
だいたい6〜8時間保つため、家を出るときに開封し持ち歩くとちょうどいいでしょう。
ティッシュ
いつも持ち歩いている人も多いと思いますが、ティッシュもライブのマストアイテムです。
フェスの場合は外で何かを食べる機会も多く、ふとした拍子に役立ちます。
また、冬場は鼻をかみたくなることも多いので、余分に持ち歩いてもいいでしょう。
タオル
タオルもライブには欠かせないアイテムです。
冬場のライブ・フェスであっても盛り上がれば汗をかきますし、日差しが強い場合は日よけにもなるので持参しましょう。
好きなバンドのタオルを持ち歩くと気分も高まりますよ。
手袋
ライブ会場が屋外の場合や外での待ち時間がある場合、冬場は指先がかなり冷えます。
そんなときに便利なのが手袋です。
スマホ対応の手袋なら、待ち時間もストレスなく暖をとることができます。
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ボディバッグ / ウエストポーチ
小ぶりなボディバッグやウエストポーチもあると便利です。
リュックやトートなど大きな荷物は邪魔になる可能性があります。
小銭やドリンクなど必要なものだけが入るサイズのバッグを探してみてくださいね。
【男女別】おすすめ冬ライブ・フェスコーデ
ファッション雑誌を見ても、冬のライブ・フェスにどんな服装で参戦すればいいのかわかりにくいですよね。
そこでまず参考になるのが、バンドマンのコーデです。
どんなアイテムを着用しているかチェックしてみましょう。
また、各バンドのアパレルグッズもコーデの参考になります。
公式アイテムに自分の洋服を組み合わせれば、立派なライブ&フェスコーデになりますよ。
女性
女性はトップスにシンプルなロンTをセレクトし、ボトムで遊ぶのがおすすめです。
フレアシルエットのパンツやゆるっとしたパンツを合わせれば、個性的な着こなしが完成します。
トップスにお目当てのバンドのTシャツを取り入れるのも◎。
寒さ対策のアウターとお気に入りの小物を加えれば、ファッション性もバッチリです。
男性
男性のライブ・フェスコーデの定番といえばデニムです。
そのため、トップスで遊びを取り入れるといいでしょう。
特におすすめはバンドの公式アイテムを取り入れること。
そのまま着るのはもちろん、シャツやアウターを羽織ったり、キャップでアクセントを加えたりすると、バンドのカラーを取り入れつつ自分らしい着こなしを楽しめますよ。
冬のライブ・フェスの注意点は?
最後に、冬のライブ・フェスならではの注意点を紹介します。
当日残念な気持ちにならないよう、次の点には注意してくださいね。
ロッカーの位置を把握・活用
冬場のライブはコート等の防寒アイテムで荷物が多くなります。
そのため、ライブ中はロッカーを活用しましょう。
座席が決まっている場合は近くに置いておけますが、スタンディングとなるとそうはいきません。
また、自分は良くても荷物が周りの人の迷惑になる可能性もあります。
当日に迷うことがないようあらかじめロッカーの場所を把握しておく、ロッカーが少なそうなら駅のロッカーを調べておくなど、荷物をスムーズに預ける事前準備も重要です。
ライブ・フェスの流れを確認
冬場の屋外ライブは、天候によっては想像以上に過酷なことがあります。
日中は暖かかったのに夜になると寒かった、当日雨が降ってライブを楽しめなかったなんてことも少なくありません。
そのため、当日が近づいたら必ずその日の天候と気温、ライブの開始時間や終了時間を確認しましょう。
天候がわかれば寒さ対策をすることができ、出発と帰りの時間がわかれば温度差を乗り切る工夫もできます。
ライブ中のことだけでなく、当日全体のことを考えながら服装や持ち物を選んでくださいね。
ヒールはNG
冬場に限ったことではありませんが、ライブやフェスでヒールのある靴はNGです。
疲れやすいのはもちろんのこと、誰かの足を踏んでしまったときに怪我をさせてしまうことがあります。
ライブ・フェスに参戦する場合は、スニーカーを履くのがベター。
もしくは歩きやすいフラットシューズ、ヒールのないブーツなどを選びましょう。
防水機能や撥水機能がある靴だと、どんな天候にも対応することができますよ。
厚着しすぎに注意
防寒対策は大切ですが、厚着しすぎると体調不良を引き起こす可能性があります。
ライブが盛り上がり体温が上がった結果、熱中症やのぼせのような症状が現れてしまうのです。
とはいえ初めから薄着でいるのも体に良くはありません。
冬場にライブやフェスへ行く際はほどよく厚着しつつ、暑さを感じたらすぐに脱ぎ着できる服装を選ぶことが肝心です。
必要に合わせて体温を調節できれば、安全かつ快適にライブに挑むことができるでしょう。
冬のライブ・フェスおすすめの服装で参戦!温かい格好で熱く盛り上がろう
冬のライブ・フェスに参加する服装はイメージはできましたか?
屋外ライブは冬の冷たい風が直接当たるため、特に防寒対策が必要です。
「寒さに強いから大丈夫」と過信せず、洋服やカイロ等の小物で寒さ対策を行いましょう。
また、屋内ライブであっても油断は禁物です。
ライブ前に会場の外で並んだり、汗をかいた服を着たままで帰ったりすると体が冷えて体調を崩しかねません。
ぜひ入念な寒さ対策を行って、ライブを思い切り楽しんでくださいね!
この記事のまとめ!
- 冬場のライブ・フェスは屋内外かかわらず防寒対策が必須
- 温度調節のしやすさ、動きやすさを重視して服装を選ぶと良い
- 会場の作りや当日の天候に合わせるのも大切なポイント
- マスクや携帯カイロなどの小物も大切
- 事前に当日の流れを確認し、必要であればロッカー等を活用すると快適