女王蜂メンバーの性別・国籍・年齢は？バンドメンバーのプロフィールやおすすめの人気曲を紹介 2024年12月

2011年、映画「モテキ」のメインテーマに「デスコ」が起用され、音楽シーンに彗星のごとく現れた女王蜂。

その奇抜な演出やファッション性、研ぎ澄まされた楽曲に度肝を抜かれた音楽ファンも多かったでしょう。

その音楽性は現在も進化を続けており、今や日本の音楽シーンをけん引する存在となりました。

Live編集部

この記事では、そんな女王蜂のメンバープロフィールやバンドの経歴、おすすめの曲を紹介します。

女王蜂とは

女王蜂はアヴちゃん(Vo.Gt)、やしちゃん(Ba)、ルリちゃん(Dr)、ひばりくん(Gt)の4人で活動しています。

2009年に神戸で結成されると瞬く間に人気となり、次々とアニメやドラマ、映画の主題歌を担当しました。

ド派手な見た目と多彩なサウンドが個性的で、同じようなバンドは見当たらないほどの唯一無二な存在。

まずは、女王蜂の由来やメンバー構成など、概要を紹介します。

バンド名の由来

「女王蜂」というインパクト抜群なバンド名ですが、その由来は明らかにされていません。

しかし、ボーカルのアヴちゃんは「ファンの子が作った俗説が気に入っている」とインタビューで語っています。

そのファンの話は「蜂は刺すけど、虻（アブ）は噛む。アヴちゃんは、虻なんだけど蜂として女王になろうとしているのではないか。」と語ったそうです。

メンバー全員が音楽初心者

女王蜂は2009年にアヴちゃん、やしちゃん、ルリちゃんの3人で結成されましたが、当時メンバー全員が楽器の経験がありませんでした。

神戸の学生だったアヴちゃんが中心となって結成したバンドで、初心者ながら強烈な世界観とライブパフォーマンスが話題に。

結果、結成から1年ほどでFUJI ROCK FESTIVAL 2010にルーキー枠で出演を果たすなど、一躍有名バンドとなりました。

結成のきっかけはPerfume

アブちゃんが音楽を始めたのは、Perfumeが好きだったことがきっかけでした。

大学時代、彼女たちのように歌って踊りたかったという願いは叶わず、悶々とした生活をしていたころにエレキギターを手に取ります。

そして、大学でバンドを始め、ライブハウスなどで演奏するようになったころに組んだのが女王蜂でした。

現在ではPerfumeの「チョコレイト・ディスコ」を意識したコール＆レスポンスを行うなど、随所にリスペクトを感じられます。

女王蜂のメンバープロフィール

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— 女王蜂 公式 (@qb_announce) February 25, 2021

女王蜂は現在、アヴちゃん・やしちゃん・ルリちゃん・ひばりくんの4人で活動しています。

全員本名や年齢はおろか、性別や国籍すら公開していません。

中性的な顔立ちをしているメンバーも多く、メイクも特徴的なため、メンバーの詳細は分かっていないことも多いです。

ここでは、女王蜂のメンバー1人ひとりのプロフィールを紹介します。

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アヴちゃん(ボーカル、ギター)

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— 女王蜂 アヴちゃん (@qb_avu) February 6, 2021

ギターとボーカルを務めるアヴちゃんは、女王蜂を結成するきっかけとなったメンバーです。

曲を作るだけでなく、すらっとしたスタイルや奇抜な演出、ファッション面などバンドの中心的な存在。

中性的な見た目や歌声が特徴で、時に男らしい力強さ、時に妖艶な女性らしさを使い分けるボーカルセンスは唯一無二と言えるでしょう。

やしちゃん(ベース)

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— 女王蜂 アヴちゃん (@qb_avu) February 16, 2021

ベースを担当しているやしちゃんは、クールな顔立ちやベーススキルで、女性からも人気があります。

どこか気だるげでセクシーな雰囲気もまとっているため、女王蜂の楽曲との相性もばっちりです。

楽曲では力強いベースと激しいコーラスでバンドを支えており、普段のクールな印象とのギャップにやられる人も多いのではないでしょうか。

ルリちゃん(ドラム)

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— 女王蜂 アヴちゃん (@qb_avu) February 15, 2021

ドラムを担当するルリちゃんは、アヴちゃんの実の妹です。

小さな体からは想像できない力強いドラムが特徴で、バンド結成時からやしちゃんとともにリズム隊を支えています。

やしちゃん同様セクシーな雰囲気を持っているため、MVやステージでもひときわ目を引くのではないでしょうか。

ドラムだけでなくコーラスも担当し、力強い楽曲の迫力をさらに後押ししています。

ひばりくん(ギター)

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— 女王蜂 アヴちゃん (@qb_avu) February 17, 2021

現在ギターを担当するひばりくんは、結成時のギタリストであるギギちゃんが脱退した後、サポートギターとして活動していました。

長い間サポートメンバーとして活動してきたひばりくんでしたが、アヴちゃんに猛烈なアピールしたことで2015年に正式メンバーを勝ち取りました。

クールな見た目とギターで女性からも人気があり、ライヴで時折見せる情熱的な演奏とのギャップの虜になる人も少なくありません。

元メンバーとサポートメンバー

女王蜂は2009年に結成され、瞬く間に人気バンドとなりました。

オリジナルメンバーはアヴちゃん・やしちゃん・ルリちゃんの3人ですが、その活動初期を支えたギタリストの存在も忘れてはいけません。

また、楽曲制作やライブ活動をサポートする頼もしいメンバーにも注目です。

ここからは、女王蜂の元メンバーとサポートメンバーを紹介します。

ギギちゃん

ギギちゃんは2009年にアヴちゃん・やしちゃん・ルリちゃんの3人で女王蜂が結成した少し後、ギタリストとしてバンドに加入しました。

その後は神戸市内のライブハウスを中心に活動し、FUJI ROCK出演など初期女王蜂の快進撃を支えます。

しかし、メジャー第二弾のアルバム「蛇姫様」を発表した後、利き腕の原因不明の痛みを理由に女王蜂を「降板」することが決まりました。

みーちゃん(キーボード)

「氣志團万博 2020 ～家でYEAH!!～」#女王蜂 でキーボード&マニピュレーターで出演させていただきました🎹
ありがとうございました。
髪型スーパーファビュラスゴージャスにしてもらったの🦄❤️#氣志團万博#氣志團万博2020 pic.twitter.com/xHYxl8eHZe

— ながしまみのり (@MinoriNagashima) September 26, 2020

みーちゃんは「音楽・アートをつくっている野良アーティスト」であり、2012年から女王蜂のサポートメンバーとしてキーボードを担当しています。

ライブやレコーディングだけでなく、楽曲のアレンジにも積極的に参加しているようです。

女王蜂の他にはポルカドットスティングレイでのサポート実績もあり「ながしまみのり」名義で個人の楽曲やアートを発表しています。

女王蜂のメンバーの歴史・活動

女王蜂は結成1年足らずでブレイクし、バンドとして完璧なスタートを切りました。

しかし、その後のバンドは順風満帆とは言えず、メンバーの脱退や活動休止などさまざまな壁があったのです。

女王蜂は壁にぶつかるたびに進化し、その華麗な復活劇に驚かされたファンも多いでしょう。

ここからは、女王蜂がこれまで歩んできた歴史や、現在にかけての活動を紹介します。

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メンバーの降板と活動休止

女王蜂が大型フェスティバルに出演し、一躍有名になった後の2012年、ギタリストのギギちゃんが脱退しました。

2012年に開催した全国ツアー中から利き手に原因不明の痛みを抱えており、医師の判断で治療に専念することになったのです。

脱退後は「新たに増殖した不特定多数の演者を加えた編成」という形で活動を継続しましたが、12月30日に無期限の活動休止を発表しました。

映画・ドラマの主題歌に多数起用

女王蜂は2013年末に活動再開を宣言すると、翌2014年からライブ活動を再開しました。

順調にファンを増やし、2018年リリースのシングル「HALF」は、人気アニメ「東京喰種:re」のエンディングテーマに起用されます。

その後も「火炎」がアニメ「どろろ」のオープニングテーマに、「BL」がドラマ「10の秘密」の主題歌になるなど、さらに知名度を高めました。

ジャニーズに楽曲提供

ボーカル・ギターを担当するアヴちゃんはバンド以外の活動も積極的に行っており、他アーティストへの楽曲提供もしています。

2020年12月にはHey! Say! JUMPのニューアルバム「Fab！-Music speaks」収録曲「狼青年」の作詞・作曲を手がけました。

この曲のMVはHey! Say! JUMPの顔を隠して発表された異例の曲でしたが、楽曲と振り付けのかっこよさだけであっという間に1000万回再生を超えています。

女王蜂のおすすめ人気曲

女王蜂と言えば、奇抜なパフォーマンスや独特な楽曲センスを思い浮かべる人が多いでしょう。

彼らの楽曲は奇抜なだけでなく、さまざまなジャンルを融合させる器用さや、女王蜂のメンバーそれぞれの特徴を最大限に活かした楽曲センスが魅力です。

最後に、女王蜂のおすすめ人気曲を紹介するので、ぜひ聴いてみてくださいね。

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鉄壁

2012年発売のサードアルバム「蛇姫様」に収録されている「鉄壁」は、いつものセンセーショナルな曲とは違った珠玉のバラードです。

イントロは単調なピアノとアヴちゃんの比較的落ち着いた歌から始まりますが、楽器隊が一気に演奏を始めると曲の熱気はどっと高まります。

感情的なサウンドと、それに合わせるようにボルテージを上げていくアヴちゃんのボーカルは、結成して数年のバンドとは思えません。

売春

「売春」は2015年リリースのアルバム「奇麗」に収録されています。

女性と男性の2役をアヴちゃんが1人でこなしたデュエット曲で、タイトル通り「売春」をテーマにした歌詞が特徴です。

単調なビートにループ的な楽器を乗せたシンプルなサウンドで、重厚なコーラスワークがアヴちゃんのメインボーカルを引き立てています。

聖戦

2019年リリースの「十」に収録されている「聖戦」は、映画「貞子」の主題歌に起用されたことでも有名です。

バンドサウンドとストリングスが重なり合い、スローテンポでも分厚く胸に突き刺さるサウンドになっています。

アヴちゃんは「戦うためのバラード」と語っており、絶望と希望、葛藤が入り混じった複雑な歌詞にも注目しながら聴いてみてくださいね。

デスコ

「デスコ」は、2011年にリリースしたセカンドアルバム「孔雀」に収録されている曲です。

結成から2年足らずで、映画「モテキ」のメインテーマに抜擢されたことでも話題になりました。

グルーブ感のあるロックサウンドとアヴちゃんの変幻自在なボーカルは中毒性抜群で、1曲通して飽きることなく聴けます。

ド派手な衣装のMVも要注目で、ジュリ扇を振り回すシーンは今やライブでも定番となりました。

火炎

2019年リリースの5thシングル「火炎」は、手塚治虫原作のアニメ「どろろ」のオープニングテーマに起用されました。

ドラムンベースやトラップの要素をふんだんに取り入れたサウンドは、今までのバンドサウンドとは一線を画しています。

日本的なメロディや歌いまわしを組み合わせるセンスも抜群で、日本のバンドシーンの最前線を行く曲と言えるでしょう。

女王蜂のメンバーは音楽初心者！センセーショナルな世界観の音楽を聴いてみよう

音楽業界に彗星のごとく現れた女王蜂は、なんと結成当時は音楽初心者ばかりでした。

そのセンセーショナルな世界観や圧倒的な音楽センス、目を引くファッション性は年々進化を続けています。

彼らは人気バンドとなった今でもさまざまなジャンルを融合させ、音楽の探求を止めようとはしません。

今後も、変わり続ける女王蜂のサウンドに注目していきましょう。