プロが選ぶ歌が上手い歌手とは、どのようなボーカリストなのでしょうか。
この記事では、ボイストレーナーや声楽家など、歌のプロに歌唱力を評価されている歌手と、そのすごさを解説しています。

この記事のもくじ
プロが選ぶ歌が上手い歌手5選
プロ目線で歌が上手いと言われる歌手は、声量や声域、テクニックはもちろん、優れた歌唱力を持ち、その人ならではの個性があります。
まず、プロから本当に歌が上手いと言われている歌手と、その理由を紹介しましょう。
玉置浩二
「安全地帯」のボーカルでソロとしても活躍する玉置浩二は、多くの歌手から「日本一歌が上手い」と尊敬される歌手。
プロが選ぶ歌が上手い歌手ランキングに、いつも登場します。
彼の特徴は、どの高さでも響き方を変えずに歌える技術と、息をコントロールして呼吸で感情を伝えられること。
どんなタイプの歌でも完璧に歌いこなし、年齢を重ねる程に歌の上手さに磨きがかかっています。
藤原聡(Official髭男dism)
Official髭男dismのボーカルとピアノ担当の藤原聡は、ファルセットやビブラートに頼らない安定したハイトーンボイスで、プロから本当に歌が上手いと評価されています。
歌を本格的に始めたのはOfficial髭男dism結成からで、それまでドラマーを目指していたため、抜群のリズム感があります。
歌やピアノが上手いだけでなく、作詞作曲などマルチな才能の持ち主です。
MISIA
5オクターブの声域と日本人離れしたグルーブ感で、プロからも歌が上手いと絶賛されるMISIA。
「つつみこむように⋯」「Everything」などヒット曲も多く、スケールの大きな歌手として国内外で活躍しています。
単に歌の上手い歌手から年々進化して、抑揚の付け方や表現力がグレードアップし、聴く人により感動を与えられるようになりました。
宇多田ヒカル
宇多田ヒカルは、全体に細かいビブラートが入り、儚げな雰囲気の声質に特徴がある歌手です。
R&B特有のグルーブ感を持ち、J-POPに新たな流れを作ったと言われています。
プロから歌が上手いと言われる理由の1つは、地声に近い低音から高音部まで同じように響かせる歌唱力。
英語のネイティブスピーカーのようなアクセントやフェイクが、独特な世界観を作ります。
越智志帆(Superfly)
誰にも真似できない圧倒的なボリュームの声量と、伸びやかな高音ボイスで、プロからも歌が上手いと評価されるSuperflyの越智志帆。
難しい歌でも楽しそうに歌っているので、聴く人に多幸感が伝わります。
デビュー当時は勢いのある歌唱法が前面に出ていましたが、キャリアを重ねるごとに抑揚をつけた表現力を身に着け、パフォーマンス力がグレードアップしました。
プロが選ぶ歌唱力おばけ【男性ボーカル編】
途方もない歌唱力で「歌唱力おばけ」と言われる歌手は、若手からベテランまでさまざまですが、それぞれ特徴を持っています。
続いては、プロが選ぶ歌唱力おばけの中で、特に評価の高い男性ボーカリストを紹介しましょう。
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大森元貴(Mrs. GREEN APPLE)
声楽家が選ぶ「歌が上手い歌手30代以下部門」で1位になった大森元貴は、オペラのテクニックを取り入れた歌唱法で、世界的にも数少ない優れた歌手と絶賛されました。
高音が多いミセスの歌を、常に安定したピッチで歌いこなしつつ、ミックスボイスやファルセットなどを使い分けて、歌の世界観を声で表現します。
作詞作曲・俳優業もこなし、今後ますます活躍が期待されている歌手です。
井口理(King Gnu)
King Gnuの井口理は、東京藝術大学の音楽学部声楽科卒業で、ロックバンドのボーカリストでは珍しい、クリアなソプラノボイスが特徴です。
プロの声楽家から「日本の音楽史をひっくり返すようなファルセット」と評価された高音から、地声への切り替えがうまく、どの音域も安定しています。
さらに、歌詞が全てクリアに聴こえる発声法で、まさに歌唱力おばけです。
稲葉浩志(B'z)
長年にわたりB’zのボーカリストとして活躍している稲葉浩志は、高い身体能力から発する並外れた声量と声域の広さが、年齢を重ねても変わりません。
ライブでは超高音のロングボイスやシャウト、アカペラで、大きな会場でもガンガン歌声を響かせる歌唱力おばけです。
ストイックなトレーニングによるものと言われていますが、その歌唱力は衰えるどころか、ますます向上しています。
草野マサムネ(スピッツ)
配信やアルバムでもライブでも、いつも安定した歌唱力で観客を感動させるのが、スピッツの草野マサムネです。
「ロビンソン」のリリースは1995年ですが、ライブでは今も同じように美声を響かせます。
声質はもともと高めで、トレーニングによるものではない、天然のミックスボイスが特徴で、ボイストレーナーの間で、日本一ナチュラルなミックスボイスと言われています。
久保田利伸
アメリカを拠点に活躍する久保田利伸は、R&Bのグルーブ感が無敵のシンガーで、どんな歌でも彼の歌にしてしまう才能を持つ歌唱力おばけです。
グルーブ感とは、リズム感だけでなくブラックミュージック特有のノリを表現することで、彼のグルーブ感はプロからも高く評価されています。
ファンキーな曲はもちろん、伸びやかな声で甘いバラードも定評があります。
プロが選ぶ歌唱力おばけ【女性ボーカル編】
カラオケで歌うととても難しい歌を、簡単そうに歌う歌手や、ライブでも配信と同じ、またはそれ以上にうまく聴こえる歌手は、歌唱力おばけの可能性が高いでしょう。
次は、プロが選ぶ女性ボーカルの歌唱力おばけを紹介します。
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Ado
顔出しを一切しない覆面シンガーAdoは、圧巻の声量と、ファルセットやシャウトなどを自在に使い分けるテクニックを持つ、歌唱力おばけです。
配信のクオリティと同じくらい、もしくはそれ以上にスタジオパフォーマンスやライブでも歌が上手く、プロからも歌唱力が評価されています。
曲の世界観を伝えるドラマチックなパフォーマンス力があり、新たな可能性を感じる歌手です。
LiSA
クリアなハイトーンボイスが特徴で、ロックのパワフルな歌唱でも美声が変わらないLiSAは、プロから特別に歌が上手いと評価される歌手です。
大ヒットした「紅蓮華」でも、サビ部の地声からファルセットへの切り替えは大変難しいのですが、彼女が歌うと自然につながっているように聴こえます。
ライブ活動で身につけた表現力の高さも、歌唱力おばけと言われるポイントです。
吉田美和(DREAMS COME TRUE)
DREAMS COME TRUEのボーカルとして長年に渡り活躍する吉田美和は、どんな難しい曲でも、安定したピッチで歌う歌唱力おばけ。
キャリアを重ねてもパワフルなパフォーマンスは健在で、ライブではステージを動き回りながら、観客をドリカムワールドへ引き込みます。
どんな高さでも力むことがない自然な発声で、高音から低音への切り替えの上手さにも定評があります。
中島みゆき
数々のヒット曲を持つ中島みゆきは、歌詞の主人公に憑依するタイプの歌手で、歌い方のジャンル分けが困難な、高い芸術性が特徴です。
フォーク歌手として歌うだけでなく、シャンソン歌手や舞台女優のように、曲の世界観を伝える表現力があり、聴く人は自分のことを歌っているように感じるでしょう。
声量もボリュームがあり、年齢を感じさせない迫力がある歌唱力おばけです。
小柳ゆき
ソウルフルなパフォーマンスが人気の小柳ゆきは、高校生のとき「あなたのキスを数えましょう」を大ヒットさせた天才歌姫。
18歳当時、日米野球で両国の国歌を独唱した際の動画がアップされ、圧倒的な歌唱力が話題になりました。
今でも何曲歌っても全く息切れしないのは、毎日のトレーニングによるものだそうですが、歌唱力だけでなく表現力も向上させている歌唱力おばけです。
ネットで話題の歌唱力おばけ5選
プロが選ぶ歌が上手い歌手や、ネットで話題の歌唱力おばけは、まだまだいます。
カラオケ好きな人やボーカルをやっている人は、参考にしてみましょう。
最後は、歌の上手さが注目される歌唱力おばけを紹介します。
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伊東歌詞太郎
メディアには顔出しせず、狐のお面がトレードマークの伊東歌詞太郎は、動画プラットフォームの投稿で話題を集めた、若い世代を中心に歌唱力おばけと称賛される歌手。
精力的なライブ活動を行う他、アニソンなどのタイアップも多く、活動の場は海外にも広がっています。
声帯の手術で活動休止中に小説を執筆したことから、シンガーソング・ノベルライターとしても活躍中です。
島津亜矢
紅白歌合戦常連の演歌歌手、島津亜矢は、着物でAdoやYoasobiを歌いこなし、演歌を聴かない世代から「歌怪獣」と呼ばれる歌唱力の持ち主。
アニソンからラップ、洋楽から民謡まで何でも歌える歌手で、AYA名で演歌を歌わないポップスのみのライブ活動も行っています。
歌えない歌はない歌唱力おばけで、ソウル・クイーン、アレサ・フランクリンのカバーを世界配信しました。
長屋晴子(緑黄色社会)
緑黄色社会の長屋晴子は、圧倒的な歌唱力がネットで歌唱力おばけと噂される、歌の上手いボーカリスト。
ボイストレーナーからは、どんな音域でも声の出し方をしても、自然につなげるテクニック、特に裏声と地声の差を感じさせないところが評価されています。
今の歌唱力は、カラオケで100点を取るような歌い方から、気持ちを込める歌い方を目指して会得したそうです。
TAKA(ONE OK ROCK)
両親が有名歌手で、歌が上手い遺伝子を持つTAKAは、生まれつきの歌唱力おばけ。
ONE OK ROCKのボーカリストとして、激しいロックからバラードまで観客を魅了する歌唱力を持ち、ロングトーンやファルセットなどの美しさには定評があります。
ファンからはシャウトさえも美声だと、話題になりました。
英語の歌詞の曲も自然に歌いこなす、国際的なロックシンガーです。
西川貴教
T.M.Revolutionの西川貴教は、派手なパフォーマンスやトークが注目されがちですが、声量のすごさと音域の広さで、歌唱力おばけと噂の歌手。
特に伸びやかな高音と適度なビブラートの響きは、ロックシンガーの中でも上位にランク付けされるでしょう。
配信やテレビでのパフォーマンスより、ライブの方が迫力があり、マイクを壊しそうな勢いだと評判です。
プロが選ぶ歌が上手い歌手は表現力に圧倒される!歌唱力おばけの歌に注目しよう
歌のプロが選ぶ歌が上手い歌手は、声量や声域、ピッチの正確さだけでなく、巧みな表現力があります。
また、何を歌を歌ってもその歌手ならではの特徴が出せるでしょう。
圧倒的な声量やテクニックが優れた、歌唱力おばけと言われる歌手も、単に正確に歌うだけでなく、歌の世界観を伝えるパフォーマンス力があります。
表現力に圧倒される、プロが選ぶ歌が上手い歌手の歌を聴いて、どこがすごいか検証してみましょう。