人生の一大イベントである結婚式で、ゲストへのおもてなしとして生演奏を取り入れるというアイデアがあります。
余興として友人によるネタ系のプロフィールムービーやメッセージムービーなどの動画、ダンスなどが多いですが「特別感がある」「思い出に残る」という理由でバンド演奏をする人も多いです。
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結婚式でのライブ方法
「ライブ演奏」といっても、バンド演奏やクラシック演奏など、方法はさまざまです。ここでは、結婚式に向いている演奏方法を紹介します。
ただし、許可されている演奏の範囲は会場ごとに異なるため、ライブ方法が決まったら自分が選んだライブ方法や楽器、音楽のジャンルが演奏可能かどうかを一度式場に問い合わせてみましょう。
弾き語り
アコースティックギターやピアノなどで、メロディーの主旋律を奏でながら歌う「弾き語り」は、結婚式でも定番で人気が高いです。
選曲次第で会場の雰囲気を明るく盛り上げることもできますし、新郎新婦に向けたメッセージとして感動させることもできるでしょう。
バンド演奏
バンド演奏は、ギター、ベース、ドラム、ボーカルなどで編成を組み、ジャズ、ロック、ポピュラーミュージックなどの楽曲を演奏します。
カラオケやCDとは違った迫力のあるライブ感で、会場の雰囲気を一気に高めてくれます。
新郎新婦や両親がボーカルとして参加したり、ダンス楽曲を選んで友人ゲストがダンサーとして加わったりするなど、楽しい演出内容をプラスすることも可能ですよ。
ソロボーカル
プロのボーカリストや、歌唱力に自信がある人であればソロボーカルというライブ方法もあります。
ソロボーカルでの使用曲は、新郎新婦へのメッセージを込めたナンバーや、聴いているゲストを感動させるような選曲が良いでしょう。
クラシック演奏
ピアノやバイオリンなどの楽器で奏でるクラシック演奏は、合奏から独奏まで演奏の幅も広いです。モーツァルトなどのクラシックな楽曲も良いですが、誰もが知っているポピュラーミュージックなどを加えるとゲストも聴きやすくなるでしょう。
楽器は優しい音色のチェロやビオラなどが人気です。式のオープニングや、新郎新婦の入退場にもピッタリの演奏方法といえます。
結婚式でのおすすめ演奏曲
新郎新婦の新しい人生の門出を祝う結婚式での演奏は、2人のこれまでの思い出、2人に贈りたいメッセージ、家族への感謝の気持ちなどを伝えることができる特別な機会です。
ここでは、結婚式の演奏におすすめの定番曲から話題の人気曲まで紹介します。選曲の仕方、練習や演奏権についても解説するので、ぜひ曲選びの参考にしてみてください。
選曲の仕方
新郎新婦が選曲する場合は、二人の思い出の曲を選ぶのが良いでしょう。しかし「思い出の曲=演奏できる曲」ではないので、演奏する人のレベルや使用できる楽器なども考慮して決めましょう。
演奏をする人が選曲する場合は「お祝いする曲」「ゲストの年代も考慮した、誰もが知っている曲」「演奏するシーンに合った曲」などを意識して選ぶことが大切です。
元々の曲にアレンジを追加して「アコースティック風」「バラード風」に演奏してみても良いでしょう。アレンジされた楽譜も商品として販売されているものもあるので購入して参考にしてみてください。
練習時間や場所を確認
練習は基本的に一人で行うことが多いですが、バンド演奏などの合奏の場合は最終的に全員で息を合わせなければいけません。
そのためには、メンバー皆が揃って練習する時間が必要になります。ライブを成功させるには、何度かスタジオなどを予約して練習しておくことをおすすめします。
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演奏権について
結婚式で演奏する場合は「演奏権」の手続きが必要です。楽曲は作者死後50年間は、著作権で保護されています。そのためジャズポップスや流行曲は、演奏する際に演奏権の申請と著作権料が発生します。
しかし、式場で手続きが行われていれば、個人で申請する必要はありません。事前に演奏権の手続きが行われているか、式場に確認しておきましょう。
結婚式におすすめの曲
「感動的な雰囲気の演奏をしたい」「楽しいライブにしたいので盛り上がる曲を選びたい」けれど「2人にピッタリの歌は何だろう」と、選曲に悩む人も多いのではないでしょうか?
ここでは、結婚式で多くのカップルに選ばれているおすすめの曲を紹介します。バンドやソロでも演奏しやすい曲を集めたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ウェディングムービーやオープニングムービーにもピッタリの曲なので、動画制作時の挿入曲としてもおすすめですよ。
One love/嵐
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One Love 歌詞 嵐 映画 花より男子F 主題歌 ふりがな付 - うたてん
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嵐の「One love」は、ゆったりした曲調で歌いやすい楽曲となっています。「百年先も愛を誓うよ 君は僕の全てさ」などの、花嫁に永遠の愛を誓うような歌詞が人気です。
幅広い年代の人が知っている結婚式の定番ラブソング。簡単な振り付けなのでダンス曲としても利用できますよ。
また、ダンスムービー用のBGMにもおすすめですよ。
バンザイ/ウルフルズ
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バンザイ ~好きでよかった~ 歌詞 ウルフルズ ふりがな付 - うたてん
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ウルフルズの「バンザイ」は「バンザイ 君に会えてよかった」と、ストレートな歌詞が人気の楽曲です。
明るい曲調で、ノリやすいテンポなので会場の雰囲気も盛り上がるでしょう。特にバンド演奏にはピッタリですよ。
ひまわりの約束/秦基博
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ひまわりの約束 歌詞 秦基博 映画「STAND BY ME ドラえもん」 主題歌 ふりがな付 - うたてん
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秦基博の「ひまわりの約束」は、ゆっくりした曲調で、弾き語りにおすすめの一曲です。「いつも君にずっと君に 笑っていてほしくて」という真っ直ぐな気持ちを伝えた歌詞が人気のラブソング。
アニメ「ドラえもん」の映画主題歌としても有名で、いろんな世代の人の心に届く楽曲です。
家族になろうよ/福山雅治
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家族になろうよ 歌詞 福山雅治 ゼクシィ CMソング/テレビ東京系 家族になろう(よ) イメージソング ふりがな付 - うたてん
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福山雅治の「家族になろうよ」は、ストレートな気持ちが伝わる結婚式の定番曲です。新郎新婦だけではなく、両親や親族も祝福できるでしょう。
声のトーンが一定して低いので、特に男性の弾き語りにおすすめです。会場を温かい感動に包むことができるでしょう。
CAN YOU CELEBRATE?/安室奈美恵
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Can you celebrate? 歌詞 安室奈美恵 ふりがな付 - うたてん
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安室奈美恵の「CAN YOU CELEBRATE?」は、誰もが知ってる結婚式の定番曲なので、安心して歌うことができるでしょう。
「二人きりだね 今夜からはどうぞよろしくね」といった、花嫁の「嬉しい気持ち」と「少し照れくさい気持ち」を表した名曲です。
Butterfly/木村カエラ
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Butterfly 歌詞 木村カエラ ふりがな付 - うたてん
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木村カエラの「Butterfly」は「今日は今までの どんな君より美しい」といった、新婦の友人目線の歌詞が人気のウェディングソングです。
明るい未来に蝶のように羽ばたいていく、素敵な2人を祝福しましょう。
糸/中島みゆき
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糸 歌詞 中島みゆき ふりがな付 - うたてん
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中島みゆきの「糸」は、メッセージ性が強い歌詞で、会場にいるゲストを感動させることができるでしょう。
さまざまななアーティストがカバーしていることもあり、幅広い年齢層の人から支持されているため、どの世代の心にも刺さる一曲といえます。
プランナーに確認すべきこと
結婚式で生演奏を成功させるには、プランナーとの打ち合わせが大切です。当日のスケジュールや会場の設備、使用できる楽器などについて細かく話し合い、万全の態勢で結婚式を迎えましょう。
ここでは、事前にプランナーに最低限確認しておきたいことについて紹介します。少しでも疑問に思ったことは、全て相談しておきましょう。
当日のスケジュール
当日のスケジュールで特に重要なことが、楽器をセッティングするタイミングとリハーサルです。
楽器のセットは披露宴前にどれくらい準備できるのか、演奏後の撤収はどの程度まで行うのかなど、細かく打ち合わせしておきましょう。
また、練習用のスタジオと式場では、音の響き方や聞こえ方が違います。リハーサルできる会場であれば、必ず音を合わせておきましょう。
会場の設備やレンタルできるもの
会場によって、設備やレンタルできるものは違います。運搬が大変な楽器などは会場からレンタルできる場合があるので、事前に確認しておきましょう。
その際にレンタル料が発生するかどうかもチェックしておく必要があります。使用するマイクの本数によっても料金が異なる場合があるので、詳しくプランナーに聞いておきましょう。
また、レンタル料が発生する場合は新郎新婦側が負担するのか、演奏するメンバーが負担するのかも話し合っておきましょう。機材を持ち込む場合は、運搬方法や搬入方法、演奏前後の楽器の保管スペースなどの確認も必要です。
「バンドをする場合に必要な機材」について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
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結婚式場で使える楽器
会場によっては、使用できる楽器が制限されている場合があります。「結婚式で生演奏をする」ということが決まったら、まずは使用できる楽器をプランナーに確認しましょう。
また、楽器を演奏するスペースも確保しなければいけません。メンバーの構成人数やパフォーマンスの内容を踏まえて、しっかり打ち合わせしておきましょう。
ドラムが使えないとき
リズムを取る上で欠かせないドラムですが、ドラムや和太鼓などの音が響いてしまう楽器の使用が禁止されている会場は多いです。
ドラムが使えない場合は、演奏時にスタジオなどで録音したドラムパートのCDを会場で流したり、カホンを代用しましょう。
カホンとは、箱のような見た目の打楽器です。ドラムは使用不可でもカホンの使用はOKの式場は多いので、一度プランナーに確認してみましょう。
結婚式ライブを成功させるコツ
友人代表としてお願いされた結婚式ライブは、新郎新婦のためにも必ず成功させたいですよね。新郎新婦やゲストに配慮した構成でしっかり練習をしておけば、きっと素敵な演奏ができるはずです。
ここでは、生演奏を成功させるためのコツを紹介します。思い出に残る演奏で、二人の晴れ舞台に華を添えてあげましょう。
練習とリハーサルをする
生演奏を成功させるためには、十分な練習とリハーサルが必要不可欠です。練習不足だと、会場が微妙な雰囲気になる可能性もありますよ。
「仕事やプライベートが忙しくて、練習する時間がない」という人もいると思いますが、個人練習やスタジオ練習はとても大切です。
新郎新婦の人生の新しい門出をお祝いできるように、事前にしっかり練習やリハーサルをして、堂々と演奏できるように準備しておきましょう。
間延びしない演奏時間
演奏の時間は5~10分くらいが目安です。プロのミュージシャンなどでない限り、あまりに長い演奏はゲストが飽きてしまうでしょう。また、主役である新郎新婦の時間が削られてしまうこともあるため時間配分には要注意です。
新郎新婦の希望やタイムスケジュールを確認して、間延びしない演奏時間にしましょう。何曲か演奏したい場合は「この曲は1番まで」「間奏を短くする」などのアレンジを加えることをおすすめします。
音量は客席との距離感に注意
音量が大きすぎたり、演奏スペースと客席が近すぎたりすると、演奏がゲストにとってストレスになってしまう場合があります。
特にギターやドラムなどの音は響くので、ゲスト同士の会話ができない、頭痛をもたらすなどのトラブルを引き起こしかねません。
リハーサルなどで、客席との距離感や音量は十分注意してチェックしておきましょう。
結婚式での演奏は準備が大切!しっかりとスケジュールを組んで結婚式ライブを成功させよう
結婚式での演奏を成功させるためには、ライブ方法の検討や選曲、練習やプランナーとの打ち合わせが大変重要になります。
特にバンド演奏の場合は、メンバーと合わせて練習する時間も計画する必要があります。しっかりとしたスケジュールを組んで、当日堂々と演奏できるように準備しておきましょう。
新郎新婦やゲストのことを大切に考えた演奏をすることで、感動に包まれた最高の結婚式ライブを成功させることができるでしょう。
この記事のまとめ!
- 結婚式でのライブ方法は「弾き語り」「バンド演奏」「ソロボーカル」「クラシック演奏」などがある
- 結婚式で演奏するおすすめの曲は「お祝いの曲」「誰もが知っている曲」「シーンに合った曲」を選曲することが大切
- 演奏するにあたり、プランナーに確認するべきことを把握しておくことも重要
- 結婚式ライブを成功させるコツは、しっかりとした練習と間延びしない演奏時間を意識すること
- 結婚式全体を把握しながら、しっかりと準備を整えれば、結婚式ライブを成功させることはできる