クラミツハ 歌詞 .end ふりがな付

呆あきれた空そらを見みてた
それでも尚なお、五月蝿うるさい脈みゃくが鳴なっている
自みずから掻かき集あつめた細ほそい枝えだを束たばに
踏ふみ絵えのように踏ふみ散ちらかされてた

不完全ふかんぜんな壁かべを這はう視界しかい
想定そうてい通どおり、反抗的はんこうてきな
不可逆ふかぎゃく的てきな、そんな未来みらいしかないの?
額縁がくぶちの外側そとがわへ乗のり出だす

重力じゅうりょくに逆さからう 不変ふへんの世界せかいで
燃もえた写真しゃしん、靴くつを添そえて
僕ぼくは僕ぼくを見みてた

ずっと通とおり過すぎてしまう
くだらない町まち
白昼はくちゅう夢むは終おわらな哀あい
それが無駄むだだという事こと
本当ほんとうにわかってる、の?

教おしえて
耳元みみもとで悪魔あくまが囁ささやいた

行いき着つく先さきが水底みなそこだとしても
闇やみの中なか、生うまれない光ひかり
解とき放はなたれたい、いつだって
破壊はかい衝動しょうどうをそっと

今いま僕ぼくはビルの隙間すきま
空そらに落おちてゆく