制作発表記者会見が開催!
漫画家・野中英次氏によるギャグ漫画『課長バカ一代』がまさかの実写ドラマ化。2020年1月12日(夜7:00)からBS12トゥエルビで放送、1月4日よりひかりTV・dTVチャンネルで配信がスタートする。
11月13日にはBS12トゥエルビ本社で制作発表記者会見が行われ、主演の尾上松也、共演の木村了、永尾まりや、板橋駿谷、武野功雄、若槻千夏、市川左團次が劇中の役衣装姿で出席した。
出演者も笑いを堪えるほどの内容
家電メーカー・松芝電機の社員で“課長補佐代理心得”という謎の肩書を持つ主人公・八神和彦(尾上)とその部下たちが、大して内容のないバカな話をバカ真面目に議論する姿をシュールに描く。変顔を駆使して主人公・八神和彦を演じる松也は「これだけのバカっぷりを出すことに対して、躊躇はありませんでした。普段から私はほぼバカなので、こういった役柄の方が性分に合っていると自負しております」と手応え十分。
話題の変顔については「顔がうるさい、面白いと言ってもらえていますが、私としては不本意!」と意外な心境で「原作では無表情で無茶苦茶なことを言うのが面白い。ドラマでもその通りにしようとしたのですが、私の演技の技術では無表情とはいかず…。顔に逃げたということです」と笑わせた。
八神の片腕・前田仁役の木村は「撮影で笑わない日はないくらい面白くて、松也君が率先していい空気を作ってくれる。NGを出してしまっても、みんなで盛り上げてくれるので、失敗が帳消しになるといういい現場です」と明るい撮影の様子を報告。
八神の部下・林田一郎役の板橋は「みんながどんどんバカになっていて、それに輪をかけての松也さんの芝居の足し算が凄い。これまで『芝居は引き算だ』と思ってやってきたので、そんなパターンもあるんだと驚いた」と松也のバカ熱演に驚愕していた。
小泉梨花子役の永尾は「笑いを堪えるのが必死で、普通のシーンでも笑ってしまう。松也さんもずっとふざけているので、最終的には松也さんの顔をレフ板で隠して演技しました」と驚きのシチュエーションを告白。
八神の上司・井上武治役の武野は「見どころは、命がいくつあっても足りないくらいの猪突猛進な八神のバカさ加減。八神を中心にバカな台風が吹き荒れ、みんながバカになる。これが現実だったら、寝込みます。まさに全員がバカ一代です」とアピールした。
デビュー当時から一貫して原作ファンを公言していたという若槻は、天使役に気色満面。
松也の成り切りぶりには「原作で八神のバカさ加減には免疫があったつもりだけれど、松也さんはそれを超えるバカさ加減や顔芸を出してくる。それに淡々と対応しなければいけない役だったので、笑いを堪えるのが大変。こんなに完璧なキャスティングが最高です」とファン代表で太鼓判を押していた。
八神たちが勤める松芝電機社長・松下芝之助役の左團次は「この作品は面白くございません!」と断言し、一同を驚かせるも「それは私が出ておりますシーンだけの話。私のところは目をつむっていただき、他の方々の熱演シーンをゆっくりと楽しんでいただければ幸いです」と話した。
最後に松也は「今年のひと夏、みんなで馬鹿をしつくしたドラマです。登場人物のほとんどがバカなドラマですが、そこには感動があり、バラエティに富んだ内容になっています。難しいことを考えずに観ることのできるドラマであり、視聴者の方にはバカ笑いしてもらい、日々のストレスを発散していただきたい」と放送に向けて思いを込めていた。
番組概要
「課長バカ一代」放送:2020年1月12日(日)より、BS12 トゥエルビにて 全11話=(1話=30分)10話+スピンオフ1話
配信:2020年1月4日(土)より、ひかりTVにて 全12話=(1話=30分)10話+スピンオフ2話(15分:2ep)
出演:尾上松也、村了、永尾まりや、板橋駿谷、武野功雄、坂東彦三郎、市川左團次
原作:野中英次『課長バカ一代』(講談社刊)
監督:守屋健太郎/村上⼤樹/近藤啓介 脚本:村上⼤樹/近藤啓介
スピンオフ監督・脚本:池浦さだ夢
原作:野中英次『課長バカ一代』(講談社刊)
Ⓒ野中英次/講談社Ⓒ「課長バカ一代」製作委員会
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