1. デビュー10周年!武道館目前にして活動休止宣言。V系バンドSuGってどんなバンド?

デビュー10周年!武道館目前にして活動休止宣言。V系バンドSuGってどんなバンド?

SuG(サグ)はツインギターの5人組ヴィジュアル系ロックバンドだ。楽曲ごとに作りこんだストーリーを展開し、主に20代のファンが多い。活動初期からHeavy Positive Rock(ヘヴィー・ポジティヴ・ロック)をコンセプトに掲げている。

2017年9月7日

Column

辻瞼


この記事の目次
  1. ・SuGが打ち出した最後の『AGAKU』
  2. ・SuGらしい「足掻き方」
  3. ・SuG 最新情報
  4. ・リリース情報
またボーカル・武瑠が中心となり、ファッションやアートワーク、映像に至るまで、音楽だけに留まらない隙のない表現を実行してきた。

一度の活動休止期間を経て、2017年はデビュー10周年となる記念の年だ。9月には武道館も決定している。が、その武道館を目前に2度目の活動休止宣言を発表。しかもかなり本格的にバンド活動を止めてしまうように見受けられる。
そんな背景を持つバンド、SuGが打ち出した最後の(?)楽曲、『AGAKU』をひもといてみよう。

SuGが打ち出した最後の『AGAKU』



ほら STEP STEP STEP
どうせ倒れるなら前へ 病的な挑戦欲求
飽くなき魂が魅せた物語は
喜劇かそれとも悲劇か


「どうせ倒れるなら前へ」という言葉から、バンドコンセプトでもあるヘヴィー・ポジティヴ・ロックの精神を読み取ることができる。転んでもタダでは起き上がらないぜ!という不屈の精神力だ。ネガティヴなはずの行為をポジティヴに変換しようとするSuGらしい表現だろう。「病的な挑戦欲求」という歌詞では、バンド自らを「病的」だと自嘲気味に語っているが、そのくらい本気の挑戦だという意思も感じ取れる。

「飽くなき魂」とはおそらくバンドのことを指しており、バンドが今まで成し遂げてきたこれまでのことは、「喜劇かそれとも悲劇か」とリスナーに判断を委ねている。

活動休止という宣言は、バンドだけの問題にとどまらず、ファンに与える影響も計り知れないものだろう。SuGのはじき出した休止宣言は、ファンにとって毒なのか薬なのか。この宣言によってSuGの今までしてきたことはファンにどう映ってしまうのか。そんなことを問いかけているように見える。
それと同時に、自分達にとってSuGは喜劇だったのか悲劇だったのか、自問自答しているようにも受け取れるだろう。

SuGらしい「足掻き方」

タイトル『AGAKU』が示す通り、この曲は文字通りバンドの「足掻き」を表している。この足掻きはたんなる悪あがきにすぎないのか、それとも足掻くことで前に進める必要な行動なのか。
今まで反骨・反撃。ときには恋愛をテーマに曲を作ってきたSuGにとって、この曲は最もSuGらしい「足掻き方」なのかもしれない。自分たちの活動を「足掻き」という単語に収めた、バンドのまとめのような一曲なのだ。

ぼくらは綱渡りだった 傷だらけだった そして未来もそうであれ
それがただの虚仮威しでも 間違いでも 真実にするために足掻くだけ


こんな歌詞を読むと、この曲は単純にバンドとしての「足掻き」だけを主眼にした曲ではないように見えてくる。「ぼくら」という単語に込められているのは、バンドとしての「ぼくら」だけでなく、ファンを含んだ「ぼくら」でもあり、もっと言えば曲を聴いたすべての人を含んだ「ぼくら」なのではないだろうか。

「未来もそうであれ」「真実にするために足掻くだけ」という言葉からは、ポジティヴなエールを受け取ることができるだろう。「綱渡り」「傷だらけ」という単語は誰にだって当てはまる。SuGというバンドがただの独りよがりで終わらないことを願うような、象徴するような歌詞だ。


たとえ女神に見放されても 口説き落として また惚れさせてやるからさ


およそ活動休止宣言をするバンドとは思えない歌詞だ。「本当なの?」「調子いいんじゃない?」「嘘くさいよね」という意見だって生み出しかねない。しかし同時に、「また惚れさせてやる」という言葉に力強さも感じる。
SuGをこのままで終わらせたくないという矛盾したバンドの心を表しているかのようだ。



『AGAKU』という曲は、SuGの本質を非常に正確に突きながら、最終手段にして代表曲となるような力強さを秘めている。

もっとこの先が見たくなるような、ある意味ファンにとっては残酷で、けれども希望の光ともなるヘヴィー・ポジティヴ・ロックなのだ。

SuG 最新情報

リリース情報

■■SuG「HEAVY POSITIVE ROCK FINAL LIVE AT NIPPON BUDOKAN」
【初回限定盤】DVD2枚組+ブックレット(全48ページ予定)
[品番]PCBP-53221/¥9,300(税込)
[DVD 収録内容]
・DISC1: HEAVY POSITIVE ROCK LIVE AT NIPPON BUDOKAN本編映像
・DISC2: SuG 10th ANNIVERSARY PROJECT Special Movie(仮)
[同梱特典]
ブックレット(全48ページ予定)

【通常盤】DVD1枚
[品番]PCBP.53222/¥5,000(税込)
[DVD 収録内容]
・DISC1: HEAVY POSITIVE ROCK LIVE AT NIPPON BUDOKAN本編映像

【SuG SHOP限定盤】Blu-ray2枚組+特典映像DVD+武瑠デザイン・オリジナル・グッズ
[品番]SCXP.00067/¥15,000(税込)
[BD 収録内容]
・DISC1: HEAVY POSITIVE ROCK LIVE AT NIPPON BUDOKAN本編映像
・DISC2: SuG 10th ANNIVERSARY PROJECT Special Movie(仮)
[特典DVD]
撮り下ろしオリジナル映像(予定)
[封入特典]武瑠デザイン・オリジナル・グッズ
[仕様]LPサイズ豪華BOX仕様

■■SuG SHOP限定盤「HEAVY POSITIVE ROCK FINAL LIVE AT NIPPON BUDOKAN」発売特設サイト(9月13日18:00オープン)
http://a.ponycanyon.co.jp/sug/

■■SuG 10th Anniversary HEAVY POSITVE ROCK
2017年9月2日(土)  日本武道館
セットリスト
SE. mark
M01. AGAKU
M02. HELLYEAH
M03. 不完全Beautyfool Days
M04. Toy Soldier
M05. 小悪魔Sparkling
M06. B.A.B.Y.
M07. 無限Styles
M08. 桜雨
M09. 無条件幸福論
M10. Howling Magic
M11. セッション
M12. sweeToxic
M13. 契約彼女、生贄彼氏
M14. FRIDAY!!
M15. gr8 story
M16. ☆ギミギミ☆
M17. SICK'S
M18. mad$hip
M19. 10th ANNIVERSARY MEDLEY
   〜Alterna.
   〜俺式Continue
   〜R.P.G. -Rockin' Playing Game
   〜Vi-Vi-Vi
   〜武士道 -bushido- FREAKY
   〜Fast Food Hunters
   〜Crazy Bunny Coaster
M20. 39GalaxyZ
 アンコール
EC1. dot.0
EC2. teenAge dream
EC3. CRY OUT
EC4. Smells Like Virgin Spirit
 ダブルアンコール
EC5. LOVE SCREAM PARTY
EC6. ときどきすてきなこのせかい

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