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【インタビュー】吉田山田、欲望は「生きるための大事なエンジン」新たな一面開く大作 (3/3)


星と胸のキラキラを冬の星座に…

――4曲目の『冬の星座』の話にいきますが、“冬”と限定されたのが気になりました。

山田義孝:僕が色を好きっていうのと同じように、宇宙も大好きで空を見上げていることが多いんですね。小学生の低学年のときに友達の家に泊まりに行って、夜まで寝ずに星を見ていた映像が、ずっと残っていたんです。その時間がすごくドラマティックで、一瞬の出来事ではあったんですけど、それを思い出すことが多くて。キラキラしている気持ちは今も残っているんです。

この曲は大人の恋愛の曲なんですけど、そういう星と胸のキラキラのテイストも入っている曲です。まず冬に息をは~って吐くと、白くなっているじゃないですか?それを見ると冬近いなって感じるし、あれ楽しいじゃないですか(笑)

吉田結威:一人でそんな事やるんですか(笑)


――(笑)楽しいですね。

山田義孝:散歩が大好きなので、よく空を眺めるんですけど冬の空って星が綺麗だなって。それを見ていると“あの子も見ているのかな?”って昔の恋愛を思い出したりとか。センチメンタルな気分になるので、そのエッセンスも込められています。


――星が降ってくるようなメロディー作りもされていますよね!


山田義孝:そうですね。サビの雰囲気が変わるところも大好きですね。


――「白い息が音もなく空に消えた 君に会いたくなる」というフレーズのあとに、エコーがかかっていますよね、別世界にいくような。

吉田結威:これはもう、アレンジをしていく中で結構そこまでやる?っていう所まで立ちあって、編曲には涌井くんというアレンジャーさんと一緒にやっていました。山田は世界観や楽器の鳴り方の表現にこだわりがある人なので、ここで「君に会いたくなる」って歌って、感想の間に自分の中で過去を回想している感じを出してて。もう会えないけど楽しかったな、こんな匂いがした子だったなとか、手を繋いだときの手触りとか、言葉にしきれていない切なさとかが、そこで表現したくて。パッとディレイをかけて“それいいじゃん!”ってなったんです。


「もやし」はTwitterで女の子の「死にたい」発言がきっかけ

――「もやし」は幸せと不幸せの両方を表現している、深い楽曲ですね!

山田義孝:この発想ってTwitterである女の子が、“もうやだ死にたい”って改行して書いていたんです。でも縦読みしたら「も・や・し」って書いてあるのに気づいちゃって、笑っちゃったって人を見て。“こんなことある!?”って不思議に思ったんです。“もうやだ死にたい”って言っている人が、次の瞬間くだらなくて笑うって不思議な心理だなって思って。

これが“もうダメ死にたい”だったらもやしになんないで、そんな事は起きないんですけど、ある主小っちゃい奇跡が起こってふと笑った訳じゃないですか。どこの誰だかは知らないですけど、そのフレーズが凄く気になって。勝手にその子に返事を出すような気持ちで、曲を作っていきましたね。おもしろいなーって。でも“もうやばい幸せだ”も、もやしになるなーって。


――おお!

山田義孝:その子に真摯に向き合ってっていうか、その子と会ったらこんな話をするだろうなって思って作った曲です。ふざけたテーマなんですけど、自分の人生観や思いをここに込めた不思議な作品ですね。


――笛をアクセントにされていて、ゆるふわな感じがしました。

山田義孝:ゆるふわ(笑) 肩に力の入った“もうやだ死にたい”“もうやばい幸せになるんだよ”っていうよりも、肩に力を入れないようにしました。栗コーダーさんにお願いしたのも、その雰囲気にしてくれるだろうなって思って。ピタゴラスイッチの曲をやってる人です!


――お!ピタゴラスイッチのメロディーの方だったんですね!!

山田義孝:だから内容が重い分、アレンジも重くなると押しつけがましい曲になっちゃいそうだなって思ったので、そこを栗コーダーさんが素敵にグッとくるアレンジにしてくれました!


――最後に『欲望』をファンの方にどんな風に受け取ってほしいかと、メッセージをお願いします。

吉田結威:自分でこうプレッシャーをかけて、10周年をちゃんと目指した形で迎えられるのか?っていうのをあえて負荷をかけました。自分の事を知りたくて突き詰めた作品なので、こういう風に届いて欲しいという気持ちが今までよりもなくて。だから発売するにあたって、皆さんがどういう風に聴いてくれるのかが知れます。

今まで面と向かって、“君はこうだから、やれるはずだから頑張ろうね!”って語り掛けていたところから、隣に座ってポロっと言った一言で励ましたいっていう気持ちが、すごく強くて。“大丈夫だよ”って肩に手をあてるのではなくて、みんなそうだよ、みんな何かに戦っている。僕も戦っているし結果も全てじゃない、自分が戦いたい場所でちゃんと戦っていることが大事だと思う、っていう事が、聴いてくれる人の力になれたらいいなって思います。

人を励ましていくときに、一番力になるのって、その人が生きてきた経験の中でしか喋れないから。自分も戦っていないのに、“大丈夫だよ”って言えないので。今回は直接的な言葉というよりも、僕ら吉田山田が生きている生き方で、何か影響を与えられたら嬉しいです。僕らの人生をこのアルバムから感じてもらえたら幸いです。

山田義孝:このアルバムを作るにあたって、一番大きかったのが後悔しないような一枚にしたいっていう想いが強かったんです。伝えられることって自分自身に作ったような一枚なので、納得できないことがあったら後悔しないように動くこと。言葉では簡単かもしれないけど、命を削って決断することもちゃんとやれたとき、後悔せずに納得できると思います。このアルバムを聴いてそれが伝われば良いなって思います。



TEXT:橋本美波
PHOTO:大西基

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吉田結威(Gt/Vo)と山田義孝(Vo)からなる男性二人組アーティスト。 2009年10月に「ガムシャランナー」でメジャーデビュー。これまでに13枚のシングルと7枚のオリジナルアルバムをリリース。 2013年12月に放送を開始したNHKみんなのうた「日々」が“泣ける歌”と話題になり、5度の再放送を経てロン···

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