2001年から週刊少年ジャンプで掲載されていた人気漫画「BLEACH」は、2004年からテレビ東京系アニメーションとしても放送されていました。
放送終了から8年が経った2020年には、BLEACH20周年プロジェクトとして千年血戦篇のアニメ化が放送され、改めて作品に興味を持ったという人も多いのではないでしょうか。
この記事でわかること
BLEACH(ブリーチ)人気主題歌ランキングTOP5
家族を守るために、死神になった高校生の黒崎一護とその仲間たちが悪霊を退治する様子を描いた「BLEACH」。
TVアニメの主題歌は少しダークで幻想的な雰囲気が感じられるナンバーが多く、現世と霊界をテーマにしたアニメ作品のイメージにぴったりです。
まずは、BLEACHの人気主題歌ランキングTOP5を見ていきましょう。
【5位】アフターダーク / ASIAN KUNG-FU GENERATION
ASIAN KUNG-FU GENERATIONの「アフターダーク」は、2007年10月から2008年4月までに放送されたアニメOPの7代目です。
勢いのあるロックサウンドにのせた、切ないメロディが印象に残ります。
宮沢賢治の小説「よだかの星」をモチーフにしており、暗闇や夜風を感じられるような幻想的なナンバーです。
【4位】D-tecnoLife / UVERworld
2005年4月から9月まで放送された2代目のOPテーマソングが、UVERworldの「D-tecnoLife」です。
BLEACHの原作者である久保帯人が以前からUVERworldのファンだったことから、このオファーが実現しました。
UVERworldはこの曲がデビューシングル作品になったのです。
ダークな雰囲気のサウンドですが「今はそのままでいい きっと気づける時が 来るだろ」など前向きなメッセージを歌っています。
【3位】千の夜をこえて / Aqua Timez
2006年に公開された、東宝系アニメ映画「劇場版BLEACH MEMORIES OF NOBODY」主題歌として起用されたのがAqua Timezの「千の夜をこえて」です。
Aqua Timezの中でも人気のある楽曲の1つで、キレイなメロディで奏でられるミドルテンポのナンバー。
冒頭の美しいストリングスアレンジも、作品のイメージにぴったりあっています。
【2位】Rolling star / YUI
5代目のEDテーマソング「LIFE」に続き、テレビアニメ「BLEACH」とのタイアップが2度目になったシンガーソングライターYUIの「Rolling star」。
2006年10月から2007年3月までに放送された、5代目のオープニングテーマソングに起用されました。
ロック調でアップテンポの応援ソングで、作中のバトルシーンのアニメ映像ともよくマッチしています。
サビ始まりの歌詞がアニメ用に特別に変えて放送されたことも、ファンの間では話題になりました。
【1位】*~アスタリスク~ / ORANGE RANGE
BLEACH初代のOPテーマソングに起用されたのが、ORANGE RANGEの「*~アスタリスク~」です。
この曲はオリコン週間チャートで2週連続で1位を獲得したほどヒットしたナンバー。
タイトルにある「*(アスタリスク)」は小さい星という意味があり、歌詞は星テーマに描かれています。
キャッチーなサビは聴いているだけで元気をもらえるナンバーで、カラフルで見応えのあるアニメ映像も放送当時、アニメファンの間で話題になりました。
BLEACH(ブリーチ)OP・ED主題歌
2004年から2012年まで長期に渡って放送されたアニメBLEACHでは、たくさんの主題歌が放送されました。
どの曲もアニソンらしい疾走感溢れるナンバーや、作品のイメージによくマッチしたダークなサウンドのものが多いです。
その時代に活躍した豪華アーティストによって歌われたことも話題になりました。
以下では、数あるOP・ED主題歌の中から、おすすめの作品を紹介します。
オープニング主題歌
少女S / SCANDAL
SCANDALの「少女S」は、2009年4月から10月までに放送された10代目OPテーマソングです。
ロックなサウンドにのせた、力強い歌声が印象的なナンバー。
SCANDAL初のタイアップソングで、2009年リリース当時は通常盤・初回生産限定盤AとBの3形式でリリースされました。
初回生産限定盤には、BLEACHのオリジナル商品が封入されていたことでも話題になった作品です。
一輪の花 / HIGH and MIGHTY COLOR
2005年10月から2006年3月まで放送された3代目OPテーマソングがHIGH and MIGHTY COLORの「一輪の花」です。
男女ツインボーカルで歌われているこの曲は、エッジの効いたかっこいいサウンドが魅力のナンバー。
「君は君だけしかいないよ」と歌っているように、大切な人を励ましてくれる応援ソングです。
ALONES / Aqua Timez
劇場版「BLEACH MEMORIES OF NOBODY」の主題歌以来、2度目のタイアップになったAqua Timezの「ALONES」。
ギターと歌だけで始まる冒頭は幻想的で心に残ります。
「もう誰かのためじゃなくて 自分のために笑っていいよ」など、メッセージ性の高い歌詞も印象的な曲です。
シングルリリース時の初回仕様には特典として、BLEACH描き下ろしダブルワイドキャップステッカーや描き下ろし透明ステッカーなどが封入されました。
chAngE / miwa
「chAngE」というキャッチーなサビが印象的なmiwa の「chAngE」は、2010年4月から10月に放送された12代目のOPテーマソングです。
2010年にメジャーデビューしたmiwaの知名度を一気にあげた曲としても知られている人気のナンバー。
「何度でも変わっていきたい」という分かりやすいメッセージと、かっこいいエレキギターが魅力です。
乱舞のメロディ / シド
2010年10月から2011年4月に放送された13代目のオープニングテーマソングに起用されたのが、シドの「乱舞のメロディ」です。
空間のある幻想的なサウンドで始まる楽曲で、サビは勢いがありアニソンらしさを感じられますよ。
楽曲を制作したバンドメンバーが「アニメを意識した1曲になっている」とコメントしているように、作品の世界観を感じられる歌詞がたくさん登場するところも必見です。
エンディング主題歌
ほうき星 / ユンナ
韓国・ソウル出身のユンナが歌う「ほうき星」は、2005年4月から6月まで放送された3代目エンディング曲に起用されました。
ロック調ながらポップに仕上がったナンバーで、韓国出身とは思えないほどの日本語の上手さや透明感のある歌声にも圧倒されますよ。
ED映像が毎週変わることでも話題になりました。
ヒトヒラのハナビラ / ステレオポニー
スリーピースのロックバンド「ステレオポニー」のメジャーデビューシングル作品にもなった「ヒトヒラのハナビラ」。
2008年10月から2009年1月まで放送された17代目のEDテーマソングに起用されました。
疾走感溢れるナンバーながら、マイナー調のメロディが作品の雰囲気によくマッチしています。
初回生産版にはステレオポニーオリジナル「BLEACH」ステッカーが封入されたことでも話題になりました。
HANABI / いきものがかり
2006年4月から6月まで使用された7代目ED曲が、いきものがかりの「HANABI」です。
アップテンポながら、情緒的なメロディが日本の夏の雰囲気を感じさせてくれるナンバー。
オリコン初登場5位を記録したこの曲は、デビューしたばかりだったいきものがかりの知名度をグッと上げてくれた人気ソングでもあります。
エンディング映像では楽曲のイメージに合わせて、キャラクターたちの背景に花火が打ち上げられる映像も話題になりました。
マイペース / SunSet Swish
「1つ〜、2つ〜」と始まるキャッチーなサビが印象的なSunSet Swishの「マイペース」。
2006年1月から3月まで使用された6代目EDテーマソングとして使用されました。
初回仕様にはBLEACH書き下ろし絵柄デカラベルと、BLEACH書き下ろしカレンダーが封入されたことでも話題でした。
ミドルテンポながら、聴いているだけで元気をもらえるポジティブソングです。
オレンジ / Lil’B
2人組のユニット「Lil’B」のファーストシングル作品もある「オレンジ」は、2008年4月から7月まで使用された15代目エンディングテーマソングです。
ラップも入っている独特な曲調が魅力の爽やかな青春ソング。
大切な人を想って歌うラブソングで、歌詞の内容が織姫と一護の関係性にぴったりなことから、エンディングの映像は2人を中心に描かれています。
劇場版BLEACH(ブリーチ)の映画主題歌
TVアニメで人気のBLEACHは2007年から映画となって登場し、これまで実写版を含めた5つの作品が公開され、ファンを喜ばせました。
劇場版BLEACHは大人でも楽しめる感動作が多いことでも話題で、主題歌も作品の内容によくマッチしたものが多く、映画を盛り上げています。
早速、劇場版BLEACHの映画主題歌を聴いていきましょう。
光のロック / サンボマスター
2007年に公開された劇場版「BLEACH-The DiamondDust Rebellion もう一つの氷輪丸」の主題歌「光のロック」。
担当したのは、後に19代目EDテーマソングも務めたサンボマスターです。
出だしからアップテンポで勢いのあるナンバーで、BLEACHの世界観にぴったりと話題にもなりました。
今宵、月が見えずとも / ポルノグラフィティ
2008年に公開された劇場版「BLEACH-Fade to Black 君の名を呼ぶ」の主題歌に起用されたのが、ポルノグラフィティの「今宵、月が見えずとも」です。
一護とルキアの絆が描かれた映画の内容と「今宵、月が見えずとも」遠くにいる相手に届けたい切ない想いが、ぴったりマッチしていますよね。
この曲は一護の声優を務めている森田成一がカバーしたことでも話題になりました。
Save The One, Save The All / T.M.Revolution
累計売上6.4万枚を記録したT.M.Revolutionのヒットソング「Save The One, Save The All」は、2012年に公開された劇場版「BLEACH 地獄篇」の主題歌に起用されました。
アニソンらしい疾走感に溢れたかっこいいナンバーです。
初回盤にはBLEACHの声優のインタビュー音源が収録されていることでも話題になりました。
Mosquito Bite / [ALEXANDROS]
[ALEXANDROS]17作目のシングル作品としてリリースされた「Mosquito Bite」は、福士蒼汰主演の実写映画「BLEACH 死神代行篇」の主題歌として起用されました。英語だけで描かれた歌詞は、揺るぎない意思を感じさせてくれるフレーズが続き、映画の内容にぴったりあっています。
カップリングとして収録されている「MILK」も映画の中では挿入歌として使われました。
BLEACHのOP・ED主題歌はキャッチーで盛り上がる曲ばかり!アニメ・映画の人気曲をカラオケで歌おう
週刊少年ジャンプで掲載していた漫画BLEACHは、アニメや映画としても人気の作品です。
アニメに欠かせない主題歌はどれも作品の内容にぴったりマッチしており、聴いていてワクワクするものばかり。
また、放送中は楽曲に合わせたアニメ映像も話題になりました。
「BLEACH」には数多くの主題歌が使われており、この記事で紹介した他にも素敵な楽曲がたくさんあります。
色々なBLEACHの曲を聴いて、ぜひお気に入りの1曲を見つけてくださいね。
この記事のまとめ!
- TVアニメBLEACHは、週刊少年ジャンプで掲載していた漫画が原作のアニメ
- 主題歌は作品の内容によくマッチしており、ダーク目のサウンドのものが多い
- 劇場版BLEACHでもたくさんの主題歌が使われている