お正月は一年の始まりを祝う大切な行事です。
日本にはお正月の歌がたくさんあり、街中で耳にする人も多いのではないでしょうか。
また、新年会などでカラオケに行ったときにお正月の歌を歌うと、盛り上がること間違いなしです。
この記事でわかること
お正月の歌の定番ソング
お正月の歌はスーパーやショッピングモールなど様々な場所で流れているので、ほとんどの人が聞いたことがあるでしょう。
しかし、曲について詳しく知らない人も多いのではないでしょうか。
歌詞や作曲者などを知ることで、よりお正月の歌を楽しめますよ。
ここでは、一度は聴いたことのあるであろうお正月の定番ソングを紹介します。
お正月
お正月の歌といえばこの曲を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
「お正月」は東くめが作詞、滝廉太郎が作曲した曲で、一番は男の子向けの歌詞になっており、二番は女の子向けの歌になっています。
二番の歌詞に出てくる追い羽根とは、羽根つきのことで羽を二人で打ち合い落とさないようにする遊びのことです。
現在は、コマ回しやまりつきなどの遊びをする機会が減りましたが、これを機に遊んでみるのも良いのではないでしょうか。
一月一日
「一月一日」は新春かくし芸大会のテーマ曲として有名ですが、実は同じ曲でも作詞作曲者が異なる3曲が存在することをご存知でしょうか。
一番有名なのは作詞、千家尊福、作曲、上眞行による1993年に発表された曲ですが、それ以外にも1982年に発表された曲や1916年に発表された曲もあります。
また、いちがつついたちと読むのではなく、いちげつついたちと読むのが正しいそうで、昔は元旦に小学生たちは登校してこの曲を歌っていました。
この曲が作られた当時は、現在とは違うお正月の過ごし方なのでいろいろ調べてみるのも面白いのでおすすめです。
早春賦
「早春賦」は大正時代に発表された作詞、吉丸一昌、作曲、中田章による一曲です。
日本の歌百選にも選ばれており、文学的な歌詞が印象的で日本語の美しさを感じられるでしょう。
早春賦はモーツァルトが作曲した春の憧れという曲に似ており、モーツァルトから影響を受けたのではないかとも言われています。
また、作詞者である吉丸一昌は長野県の穂高町の雪解けの景色に感動してこの歌詞を書いたそうです。
六段の調
「六段の調」は琴のみで演奏されている所謂琴曲と呼ばれる一曲です。
お正月になると、神社や和食レストランなどで流れているのを聴いたことのある人も多いのではないでしょうか。
和を感じさせる美しい琴の音色が、お正月気分にさせてくれます。
六段の調は歌詞がないため、琴の練習曲としても使われることが多く、琴の代表曲としても人気のある一曲です。
第九
「第九」は年末になるとよく耳にする曲としても有名です。
ベートーヴェンが作曲した曲で年末には第九のコンサートが全国各地で開催され、チケットがあちこちで完売するほど人気があります。
よく聞くサビのようなフレーズは第九の四楽章の一部なので、他の部分も聴いてみてください。
蛍の光
スーパーの閉店時間になると必ずと言って良いほど流れてくる「蛍の光」。
日本では年末や年越しに歌われることが多いですが、アメリカでは年を越した瞬間に蛍の光をみんなで歌うという習慣があるそうです。
また、日本の歌と思われがちですが、実はスコットランド民謡曲で、世界ではお祝いの歌として使われています。
お正月の替え歌
お正月には子供から大人たちが考えた面白い替え歌が存在しています。
残酷な替え歌から、大人たちの空しい現実的な替え歌までがあり、どの替え歌も聴いてみると面白いですよ。
ここでは、いくつか替え歌を紹介します。
もういくつ寝るとお正月 お正月には餅くって 喉につかえて死んじゃった 早く来い来い霊柩車
これは子供が考えた替え歌で、お餅を喉につまらせ死んでしまったという悲しい替え歌になっています。
もういくつ寝るとお正月 私も誰かにお年玉 欲しいとねだっちゃだめですか 誰か下さいお年玉
これはお年玉を上げる側になってしまった大人の替え歌です。
昔は楽しみだったお年玉も、大人になると少し憂鬱になってしまう気持ちを面白く歌っています。
お正月に歌いたいおすすめ曲6選
お正月は新年会でカラオケに行く人も多いのではないでしょうか。
新年会でお正月にぴったりの曲を歌うと、場も盛り上がるので楽しい気持ちで一年を始めることができますよ。
次では、お正月に歌いたいおすすめ曲を6曲紹介します。
ロマンスの神様 / 広瀬香美
広瀬香美のヒット曲、「ロマンスの神様」はお正月にピッタリの一曲です。
スキー場では新年から各地で流れており、この曲を聴くと年を越したなという気分にさせてくれます。
カラオケで歌うときは、サビの部分は全員で歌うとより盛り上がるでしょう。
A HAPPY NEW YEAR / 松任谷由実
「A HAPPY NEW YEAR」はピアノの美しい旋律が印象的な一曲です。
独特なコード進行で幻想的な雰囲気が漂い、松任谷由実のきれいな歌声がより際立ちます。
「今年も沢山いいことがあなたにあるように」というストレートな歌詞が、歌う側も聴く側も良い気分にさせてくれるでしょう。
餅ガール / ゲスの極み乙女。
「餅ガール」はゲスの極み乙女。らしいキャッチーなメロディーと、遊び心のある歌詞でお正月から盛り上げたいときにもってこいの一曲です。
お正月ならではの食べ物であるお餅への気持ちが書かれており、MVも笑えるつくりになっています。
サビのメロディーと裏打ちが気持ちよく、つい踊りたくなってしまうでしょう。
謹賀新年 / チャットモンチー
解散してからもなお根強い人気があるチャットモンチーの「謹賀新年」も、お正月に歌いたい一曲です。
ポップなメロディーにお正月に彼氏と過ごしたい可愛い乙女心が特徴的な一曲で、和やかな気持ちにさせてくれます。
彼氏に新年の挨拶とともにこの歌を歌ってあげるのも良いかもしれませんね。
お年玉 / 味噌汁’s
RADWIMPSと同一メンバーではないかとの噂がある「味噌汁’s」。
味噌汁’sの「お年玉」もユーモアあふれるお正月にピッタリの一曲となっています。
子供のときに預かってもらっていたお年玉を返してもらおうと親と争う曲で、歌詞は面白く、ギターのリフや楽器のパートはそれぞれかっこよく仕上がっているのが味噌汁’sらしさ全開です。
新年早々気まずい雰囲気になる可能性があるので、くれぐれも親の前で歌ってしまわないようにしましょう。
春よ来い / はっぴいえんど
日本の伝説ロックバンドとも言われている、はっぴぃえんどの「春よ来い」も名曲です。
ブルージーで時代を感じさせる曲調と、切なさを感じさせる歌詞が胸に響いてきます。
夢を追いかけるために家を出た主人公が正月を一人で過ごし寂しい思いをしながらも、夢を追う覚悟を決め、春を待つという男らしさあふれる一曲です。
お正月の歌は昔懐かしい名曲が多い!替え歌やおすすめ曲をカラオケで歌って盛り上がろう
お正月には誰もが知っている童謡から、少しマイナーな曲など多くの名曲があります。
また、家族や友達と、おすすめの歌を教え合ったり、自分でお正月の替え歌をつくってみるのも面白くておすすめです。
お正月にふさわしい曲を歌って、良い一年の始まりにしましょう。
この記事のまとめ!
- お正月には時代を感じられる懐かしい曲がたくさんある
- お正月には面白い替え歌も存在している
- 新年会などでお正月の歌を歌うと盛り上がり良い一年の始まりにできる