日 本を代表する シンガーの 1人、JUJU。
これまで多くの楽曲をリリースしてきましたが、ドラマ主題歌を中心にタイアップがついているものが多いこともよく知られています。
この記事でわかること
JUJUの人気ドラマ主題歌
JUJUの楽曲の中でも、ドラマ主題歌として使われた楽曲を紹介します。
主題歌に採用されたのはいずれも高視聴率を記録したドラマばかりで、曲名がわからなくても少し聴けばきっとピンとくるはず。
アップテンポだったりバラードだったり、ドラマのテイストに合わせて楽曲が選ばれています。
ここで紹介する曲を一通り聴くだけで、さまざまなJUJUを楽しめること間違いありません。
こたえあわせ『恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~』
JUJUといえばソウルフルなかっこいい声のイメージが強いと思いますが、この曲は柔らかく可愛らしい声で歌われており、JUJUの表現の幅が感じられるとてもポップな曲。
日本テレビ系で放送された、杉咲花と杉野遥亮出演の「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」で主題歌として使われました。
前向きな歌詞なのにどこか切なさを感じるメロディーは、杉咲演じるユキコと杉野演じる森生の揺れ動く心情とマッチしていると放送当時話題に。
聴けば優しい気持ちになれる1曲です。
STAYIN’ ALIVE『トップナイフ-天才脳外科医の条件-』
スカのテイストを取り入れた、JUJUの39枚目のシングル。
アップテンポなダンスチューンで華やかなMVも特徴的です。
天海祐希主演のドラマの主題歌を担当するのは、このドラマで3度目でした。
かっこいいアーティストとかっこいい女優の見事なマッチに、「今後も天海祐希のドラマはJUJUの主題歌じゃないとしっくりこない」とファンに言わしめた程。
JUJU自身も元々天海祐希のファンだったため、「3度も主題歌を担当させてもらったことはとても幸せを感じた」とインタビューで答えています。
ミライ『ハケン占い師アタル』
2019年にリリースされた、優しいピアノサウンドから始まるJUJUのバラードナンバー「ミライ」。
テレビ朝日系で放送された、杉咲花主演のドラマ「ハケン占い師アタル」の主題歌として知られています。
語りかけるような優しい歌声で歌われており、1日の終わりに聴くと癒されること間違いなし。
作詞は元ねごとの蒼山幸子が担当しています。
MVはとある女性が夢と現実のギャップに悩まされるけれど、未来に希望を持って生きていくという、頑張る全ての人を励ますような内容となっています。
いいわけ『この声をきみに』
とにかく大人っぽい、JUJU感が前面に押し出されたナンバー。
NHKで放送された「いいわけ」の主題歌として、2017年に35枚目のシングルとしてリリースされました。
この曲にインスピレーションを受けてイラストを書き下ろしたのは、漫画家の矢沢あい。
歌詞を見なくても歌えるほど聴きこんで臨んだと話しています。
連載中のコミックが長期休載中にもかかわらず、久々にアクションを起こしたことで矢沢あいファンの間でも話題となりました。
believe believe feat. 明辺悠五『レンタル救世主』
歌謡曲のテイストを見事にJ-POPに落とし込んだ、2016年リリースの「believe believe」。
アップテンポでノリの良いダンスナンバーです。
NTV系で放送された「レンタル救世主」の主題歌として知られています。
コラボしている明辺悠五は、レンタル救世主の主役。
当初はJUJU1人で歌う予定でしたが、JUJU自ら明辺へオファーしコラボすることが決まりました。
ちなみに、明辺悠五の正体は俳優の沢村一樹です。
What You Want『偽装の夫婦』
What You Wantは、2015年に日本テレビ系で放送された、天海祐希主演ドラマ「偽装の夫婦」の主題歌としてリリースされました。
聴くと踊りたくなるようなダンスチューンで、元気づけられる1曲です。
サビの振り付けは簡単で覚えやすいため、ライブで一緒に踊ると盛り上がること間違いなし。
MVではボーダーレス、ジェンダーレス、エイジレスを表現したような演出がされていて、みんな平等だというJUJUからのメッセージが込められています。
Door『緊急取調室』
2014年に放送されたテレビ朝日系のドラマ「緊急取調室」1stシーズンの主題歌として使われた「Door」。
デビュー10周年目前に発売されたアルバム「DOOR」の表題曲でもあります。
アルバム「DOOR」には「次なる扉を開けて進んでいこう」という強い意志が込められているのだとか。
この楽曲にも、きっと次なるステージを見据えた意志が込められているのでしょう。
夢に向かって頑張る人をJUJUが優しく後押しするような、ミドルテンポの楽曲となっています。
ラストシーン『聖女』
「ラストシーン」は「結ばれぬ愛の、大人の終わり方」をテーマに、2014年にNHKで放送されたドラマ「聖女」のために書き下ろされた楽曲です。
バイオリンの音色をメインに採用し、少し不穏でありながらも妖艶なメロディーで大人の恋愛を表現しています。
ファンの間では最高傑作との評価もあり、隠れた名曲との声も。
この曲でJUJUに興味を持ち始めた人も多くいます。
ただいま『もう一度君に、プロポーズ』
2012年リリースの「ただいま」。
TBS系で放送された「もう一度君に、プロポーズ」の主題歌に起用されました。
やさしいテイストのメロディーには、パートナーに対しての思いを再確認し、これからも共に歩いていこうというメッセージが込められています。
結婚式の定番ソングとしても人気の高い1曲です。
この曲を聴いたJUJUファンは「ただいまと言えることの幸せを感じた」や「パートナーに再度感謝したくなった」など、ほっこりとした感想を多く投稿しています。
また明日…『グッドライフ〜ありがとう、パパ。さよなら〜』
心に直接語りかけるようなエモーショナルな曲調が特徴的な「また明日…」。
2011年に放送されたCX系ドラマ「グッドライフ〜ありがとう、パパ。さよなら〜」で聴くことができました。
このドラマのために原作を読んで制作に取りかかったJUJUは、「「愛」の根本を教えてもらった」とコメント。
「無償の愛」をテーマにしたこちらの楽曲は多くの人の心に刺さり、涙無しで聴ける日が来るのだろうかとの声も多数で、泣きソングとしても人気が高い1曲です。
Trust In You『警視庁失踪人捜査課』
R&Bテイストを取り入れた、締まったビートが癖になるのは「Trust In You」です。
2010年にテレビ朝日系で放送された「警視庁失踪人捜課」のために書き下ろされました。
「ドラマのキーマンとなる失踪者本人と、その周りの家族や友人の悲しみや希望を表現するのにぴったりだ」とドラマ制作陣がJUJUを大抜擢。
見事にその心情を曲に詰め込んでいます。
ゴールデンタイムで流れるドラマの主題歌に起用されたのはこの曲が初めてで、より広くJUJUの名前を浸透させるきっかけとなりました。
奇跡を望むなら…『クピドの悪戯 虹玉』
2006年に放送された「クピドの悪戯 虹玉」のエンディングテーマとして起用されたJUJUの3rdシングル「奇跡を望むなら…」。
1st、2ndシングルともに売上が芳しくなかったため、この曲がヒットしなければ契約終了というミッションが科せられました。
しかし、2007年度のUSEN年間総合チャートJ-POP部門で1位を獲得し、JUJUはこの曲でブレイクを果たします。
何かに挑戦しようとする人にとって、優しく背中を押してくれるような曲です。
JUJUのバラード定番曲
R&Bテイストや歌謡曲インスパイアが多いJUJUの楽曲ですが、聴かせるバラード曲があることも忘れてはいけません。
感情に語りかけるようなエモーショナルな歌声と、センチメンタルなメロディーに泣けると評判もあるJUJUのバラード。
バラード曲のMVには有名な俳優や女優が出演しているものもあり、その内容にショートムービーを見たかのような感覚に陥ります。
ここではJUJUのバラード曲について紹介します。
願い
2011年に公開された映画「犬とあなたの物語 いぬのえいが」の主題歌に起用された「願い」。
犬との日々を描いたオムニバス形式の映画で、いずれも心温まるストーリーとなっています。
映画の最後に「願い」が流れるのですが、それぞれのストーリーを1曲にまとめたようなハイライト的な役割を果たしており、キレイに物語を締めています。
切ないけれど前向きになれる1曲です。
守ってあげたい
楽曲提供はゆずの北川悠仁、プロデュースは亀田誠治と豪華な制作陣によって産み出された「守ってあげたい」。
2013年公開の映画「全ては君に逢えたから」の劇中歌、そして日本テレビ系で放送されている情報番組「スッキリ!」の2013年11月度のテーマソングとして起用されました。
ちなみに「守ってあげたい」のゆずバージョンもあり、こちらは「全ては君に逢えたから」の主題歌です。
映画のプロデューサーの計らいでJUJUは女性目線、ゆずは男性目線からの歌詞に変更。
アレンジも全く違っており、同じ名前の曲を1つの映画で聴き比べることができます。
YOU
モノクロの世界でJUJUがたった1人で歌うMVが印象的な「YOU」。
2011年にリリースされたアルバム「YOU」の表題曲として収録された後、ストリングスを加えたシングルバージョンもリリースされています。
静かなピアノから始まるイントロはどこか悲しげですが、曲が進むに連れてJUJUの訴えかけるような力強いボーカルに心を掴まれます。
一見パートナーに向けてのラブソングのように見えますが、JUJUは 「YOU」のリリース当時「アルバムを聴いてくれた人へのメッセージソング」とコメントしています。
ファンに感謝を忘れない、そういった姿勢が人気の理由の1つかも知れません。
桜雨
JUJUの12枚目のシングルとして2010年にリリースされた「桜雨」。
R&Bテイストが取り入れられており、タイトに締まった楽曲です。
内容は失恋ソングですが、歌詞には「雨で全てを流して新しい自分になりたい」といった前向きなメッセージが込められています。
MVには忍成修吾、河北麻友子が出演しており、ドラマ仕立ての内容も見逃せません。
sign
2012年に公開された映画「麒麟の翼」の主題歌としてリリースされた20枚目のシングル「sign」。
大切な誰かを失って、初めてその人の大切さを実感し「sign」を探し続けるという映画の内容に涙したJUJUが、その内容をミディアムバラードで表現しています。
「大事な人とのさようならから得ることが自分を強くすることもあるけれど、できるだけ目の前の人を大事にしよう」というメッセージを込めたともコメント。
女優の門脇麦の演技力が堪能できるMVが、更に涙腺を刺激します。
東京
「東京」とタイトルの付いた曲には名曲が多いのですが、JUJUの「東京」も名曲です。
映画「祈りの幕が下りる時」の主題歌としてリリースされた本曲は、「初めてMVを見て泣いた」「電車で見てはいけない」と泣けるMVで話題を集めました。
JUJU自身も「気づいたら号泣してた」とコメント。
曲の構成はJUJUが得意とする、静かな入りからサビに向かって盛り上がっていくエモーショナルな構成となっています。
JUJUの代表曲
JUJUの曲を語る上で避けてはいけない、代表曲を紹介します。
どれもドラマや映画の主題歌として使われた有名曲ばかり。
ファンならずとも、曲名を見ただけでどんな曲かわかる人も多いでしょう。
この記事を読んであらためてフルで聴いてみると、きっとまた違った聴き方ができるはず。
これから紹介する楽曲を聴き飽きるくらい聴いたJUJUファンも、再度聴き直して新たな発見をしてみてくださいね。
やさしさで溢れるように
JUJUと言えばこの曲を思い浮かべる人も多いはず。
2009年にリリースされた「やさしさで溢れるように」です。
2020年に紅白に初出場した時に歌われた曲でもあります。
センチメンタルだけど力強い歌声で、相手への一途な思いを壮大に歌い上げるJUJUの魅力を引き出した、亀田誠治のプロデュース力も大いに貢献しています。
これまで10組以上のアーティストにカバーされたように、今後も歌い継がれていくことでしょう。
明日がくるなら
2009年に公開された映画「余命1ヶ月の花嫁」の主題歌として有名な1曲。
JAY’EDとツインボーカルで歌っています。
元々映画の主題歌のために別の曲を制作していましたが、もっといい曲ができると急遽ボツにして、締切ギリギリまで悩んで「明日がくるなら」を制作したとの逸話も。
JUJU自身も「思い入れがあり、印象深い1曲」とコメントしています。
当時お蔵入りにした曲がこの後発売されたかは不明です。
しかし、いずれにせよこの曲は自己最高記録達成、ロングヒットを記録したので作り直しは正解だったに違いありません。
この夜を止めてよ
「この夜を止めてよ」は、2010年にフジテレビ系で放送された「ギルティ 悪魔と契約した女」のエンディングテーマに起用されました。
エモーショナルな歌声が輝く、哀愁漂うバラードです。
「ギルティ 悪魔と契約した女」はダークなテイストの恋愛ドラマだったため、この夜を止めてよの世界観と見事にマッチしていました。
この曲は2011年に、日本レコード大賞の優秀作品賞を受賞しています。
JUJUのノリのいい曲
バラードで泣かせたり、ポップなメロディーで心をときめかせたり、人の感情を簡単にコントロールできてしまうJUJU。
もちろん聴く人のテンションを上げて、楽しい気持ちにさせることだってお手の物です。
ここではJUJUのダンスナンバーを中心に、アップテンポな楽曲を紹介します。
聴けば元気が出ること間違いありません。
The One (I Want)
ファンクを感じるギターサウンドとベースライン、そしてEDMテイストのドラムラインが織りなす疾走感がたまらない「The One (I Want)」。
2015年にリリースされたアルバム「WHAT YOU WANT」に収録されている、大人っぽいナンバーです。
作曲は大沢伸一が手がけており、これまでのJUJUとはひと味違うサウンドが産まれました。
PLAYBACK
JUJUには珍しい、エレクトロサウンドのパーティーチューン。
2015年に29枚目のシングルとしてリリースされました。
発売当時、JUJUもこの曲のために今までやってきたのではないかとコメントするほどお気に入りの1曲。
ノンタイアップでしたが、この曲を引っさげての積極的なTV出演やSNSでのPR、さらに東京ガールズコレクションとのコラボなどを実施。
1度見て聴いて終わりにならないような仕掛けを作り、大ヒットへと繋げました。
Hot Stuff
ダンスロックチューンである「Hot stuff」。
2014年の、記念すべき10周年イヤーの最初に「Door」との両A面シングルとしてリリースされました。
イントロを聴いただけでうきうきするような楽曲で、それまでのJUJUとはテイストが違うと当時話題に。
資生堂「マキアージュ」のCMソングにも起用されたり、ダンスコンテストの審査曲として使用されたりと日本中を沸かせました。
JUJUの『世界は欲しいモノにあふれてる』の曲
2018年4月〜2021年3月にNHKで放送された、「世界はほしいモノにあふれてる」でメインMCを務めていたJUJU。
「せかほし」の愛称で知られるこの番組には根強いファンが多く、今も不定期に放送されています。
番組のオープニング曲、エンディング曲にはJUJUの楽曲が起用され、1日の終わりに放送される癒しの時間に花を添えました。
Remember (The Good Times)
オープニングに起用されたのは「Remember (The Good Times)」。
番組開始から2年目に作られた、番組のために書き下ろされたオリジナル曲です。
JUJUが得意とするジャズナンバーで、紀行番組にぴったりな希望に溢れるキラキラとしたサウンドが特徴的。
前向きな歌詞にも勇気づけられ、覚えやすいサビのメロディーは思わず口ずさんでしまうでしょう。
Voice
エンディングに起用されたのは「Voice」。
2020年10月8日の放送回から起用されました。
4つ打ちサウンドが特徴的でオープニング同様、キラキラとした世界観の楽曲です。
いつもの切ない歌声とは違って、明るく伸びやかな歌声が堪能でき、JUJUの表現力の幅を感じることができます。
番組の放送時間は遅い時間だったため、この曲を聴いて明日も頑張ろうと思った人も多いでしょう。
JUJUの歌を聴くと元気が出てくる!最新曲も見逃せない
ポップな曲から切ない曲まで、幅広い表現力で聴く人を楽しませてくれるJUJU。
大人の女性の歌を歌わせたら右に出るものはいないとの声も多く聞かれます。
きっと今後も私たちに寄り添いつつ、唯一無二の表現力でそっと背中を押してくれるでしょう。
最新作ではユーミンのカバーアルバムをリリースしていますが、ユーミンとは違った魅力で聴かせてくれます。
次の新曲が出るまで最新作はもちろん、配信やCDでJUJUのこれまでの楽曲を聴き込みましょう。
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この記事のまとめ!
- JUJUの楽曲は多数のドラマ主題歌に使われている
- JUJUのバラード曲は泣ける
- JUJUの代表曲はいずれも1度は耳にしたことがあるはず
- アップテンポなダンスナンバーもソウルフルに歌い上げ、元気がもらえる
- JUJUがMCを務めた「せかほし」ではOPとEDに楽曲が起用された