憧れの推しとビデオ通話やオンラインサイン会などができる、推し活イベントの新定番「ヨントン」。
多くの人が応募して競争率が高いので、当たった人はかなりラッキーです。
いざ参加する際に「どうしよう!」と焦らないように、万全の準備をしておきましょう。
この記事でわかること
ヨントンの準備!絶対必要なものは何?
ヨントンに参加するためには必要なものがあるので「当たった!」と舞い上がってばかりはいられません。
「準備していなかったから参加できなかった」なんて悲しいことにならないように、必要なものを早めに揃えておきましょう。
事前の準備がヨントン成功の鍵ですよ。
本人確認のための身分証明書
ヨントンの受付には本人確認をするための身分証明書が必要です。
アーティストによって規定が異なりますが「顔写真付きの本人確認書類」を求められる場合が多いようです。
本人確認に時間がかかると、開始時間に間に合わないこともあるので早めに完了しておきましょう。
当選メールに入室可能時間や、本人確認ができる時間帯など詳細が書いてあります。
ヨントンを成功させるためには、時間が迫ってきたら確認するのではなく早めに準備をしておくことが大切です。
次で紹介しているのは、あるアーティストがヨントンで本人確認をする際に必要としている書類です。
一つの参考としてチェックしてみてください。
※アーティストによって規定が異なるため、必ず公式サイトをご確認ください。
顔写真付き本人確認書類(いずれか1点でOK)
- パスポート
- 運転免許証
- 顔写真付き学生証
(名前が手書きの場合は名前が印字されている証明証の合わせて2点必要) - マイナンバーカード
- 住民基本台帳カード
- 障害者手帳
- 身体障害者手帳(顔写真付き)
- 精神障害者保健福祉手帳(顔写真付き)
- 療育手帳(顔写真付き)
- 在留カード
- 特別永住者証明書
※アーティストによって規定が異なります。必ず公式サイトをご確認ください。
顔写真なしで本人確認が可能な書類(いずれか2点)
- 保険証
- 住民票
- 戸籍謄本
- 戸籍抄本
- 印鑑登録証明書
- 年金手帳
※アーティストによって規定が異なります。必ず公式サイトをご確認ください。
スマホ・タブレット
ヨントンはスマホやタブレットのアプリを使用して行います。
アーティストによって使用するアプリは異なりますが、SHOWROOM meet・カカオトーク・LINEなどが多いようです。
必要なアプリは早めにダウンロードして準備しておきましょう。
スマホでも問題ありませんが、せっかく推しと話せるチャンスなので大画面で見られるタブレットの方がおすすめ。
使用するスマホやタブレットが決まったら、故障していないかどうかも確認しておきましょう。
最高の通信環境
ヨントンの成功を左右する要ともいえる通信環境。
実際に体験した人の意見を調べてみると「Wi-Fiを切って4G・5G回線を推奨する派」と、「Wi-Fiでもスムーズに話せた派」に分かれるようです。
通信環境は場所や電波の強さによっても変わるので、他の人の意見を鵜呑みにせず自分で検証を行って確認しておきましょう。
使用するアプリによりますが、基本的には音声と回線チェックの画面があるので、早めに入室できるようであれば確認しておくと安心ですよ。
推しとの大事な通話中にラグが生じたり、通信環境が悪くなって切れてしまったりなんてことにならないように事前の準備が大切です。
充電器
いよいよ推しと話せる本番で「充電がない!」と焦ることがないように、充電器を近くに準備しておきましょう。
スマホやタブレットを置く場所がコンセントの近くであれば、充電器をつなぎながら操作するのも良いですね。
万全を期すために、コンセント用の充電器とポータブル充電器を近くにセッティングしておくと安心です。
スマホを立てるもの
せっかく推しと顔を合わせて話せるチャンスなので、少しでも自分を可愛く見せたいですよね。
そんな時に活躍するのがスマホスタンド。
スマホスタンドは両手があくというメリット以外に、映りを良くする効果もあります。
例えば、自分の目線よりも少し高めに設定すると小顔&上目遣い効果抜群です。
スマホスタンドがない人は、本などを積み重ねるなどしてスマホを立てかけてもOK。
しかし通話の途中でバランスが崩れてしまうこともあるので、スタンドがあると便利ですよ。
ヨントン前に準備しておくといいものは?
ヨントンで必ずしも必要ではないけど、準備しておいた方が良いアイテムを紹介します。
準備しておくと、自分を綺麗に見せれたり短い時間で伝えたいことを伝えられたりと、メリットが多いので揃えることを検討してみてくださいね。
リングライト
まるで加工したように肌を綺麗に見せてくれるリングライト。
別名「女優ライト」とも呼ばれます。
ヨントンで使用するほとんどのアプリには加工機能がついていないので、映像を盛ることが難しいです。
リングライトがあれば、肌のムラやくすみを光で飛ばしてくれるので、美肌に見せる効果があります。
「そこまでする必要あるかな」と思ってる人も一度試してみると、一目瞭然の違いに気づくはずですよ。
ライトを利用するときのアドバイスはいつもよりメイクを濃くすること。
リングライトは肌のアラも飛ばしてくれますが、せっかくの綺麗なメイクも光で飛ばしてしまいます。
いつもより濃いめにし、光に負けないようにしておきましょう。
カンペ・ボード
話したいことや伝えたいことを後悔なく伝えられるように、カンペやボードを準備しておくのもおすすめ。
話すことを事前に考えていたとしても、本番では緊張して頭が真っ白になる可能性があります。
落ち着いて話せるように話のネタやヨントンの流れを書いておくなど、目の前にカンペを置いておくと安心です。
また、韓国語が話せない人はカンペにいくつかのハングルを書いておくと、相手の母国語で会話ができます。
質問やお願い事がある場合にはフリップボードを使うのもおすすめ。
前もってボードに書いておいて当日見せるだけなので、韓国語が話せない人こそ準備しておくと良いでしょう。
「名前を呼ばれたい!」という場合は、ボードにハングルで名前を書いて名札代わりにする人もいるようですよ。
小道具や飾りつけグッズ
写真に映る部分の背景を飾り付けて、自分の衣装を準備するなど人と被らないような工夫をすると強いインパクトを残せます。
例えば推しの好みのファッションの衣装を着たり、趣味に合わせた小物を用意したりなど。
相手が気づいてくれれば会話につながり、喜んでもらえる可能性大です。
「センスに自信がない」という人は、自分の後ろにタペストリーやポスターなどを配置するだけで一気におしゃれ空間になります。
少しでも印象を残せるように、工夫してみてくださいね。
有線のイヤホンマイク
現在はBluetoothのイヤホンを愛用している人が多いですが、ヨントンでは有線のイヤホンマイクがあると安心です。
アーティスト公式からのお知らせにもBluetoothのイヤホンの場合、電波の干渉で聞こえなくなることがあると書いてあることも。
また、Bluetoothイヤホンはペアリング設定が必要です。
充電がなくなったり、途中でペアリングが解除されたりすることも考えられます。
途中で音声が途切れてしまうのは悲しいので、ヨントン用に有線のイヤホンマイクを購入する人も多いようです。
ヨントン前にやっておくべきことは?
ヨントンを成功させるために大切なことは、事前の準備です。
当日は予期せぬ事態が起こる可能性もあるので、トラブルに備えて入念に準備しておきましょう。
では、具体的にどんなことをやっておくと安心なのか、ヨントン前にやっておくべきことをお伝えします。
通信量・回線の確認
ヨントンの最中に通信速度が遅くなるトラブルが起きないように、通信量と回線の確認をしておきましょう。
データ通信量無制限のプランに加入していない限り、通信量が上限に達すると通信速度が遅くなります。
通信速度が遅くなると推しとの会話にラグが生じたり、最悪の場合一言も話せないまま自分の時間が終わっていたりなんてことも。
そんな悲しいことにならないように、プランや回線を確認して通信量が心配であればオプションを使って増やしておきましょう。
当日のシミュレーション
スムーズなヨントンのためには念入りなシミュレーションが重要です。
当日の流れをボードに書いておくと「次はどうするんだっけ?」などと迷わず行動できます。
またトラブルがあった場合の対処法などもメモに残しておくと、万が一の場合にも慌てずに対応できますよ。
推しがK-POPアイドルの場合はトラブルを伝えるための韓国語も準備しておくと、相手に状況が伝わりやすいので尚良しです。
音量と画面の明るさを調節
スマホやタブレットの設定を調節しておくことも大切です。
音量は最大にしておくのがおすすめ。
スタート前に「少し音が大きいかも?」と感じて音を下げてしまい、「いざ始まってみたら推しの声が全然聞こえなかった」という人もいたそうです。
貴重な会話を漏れなく聞き取れるように、最大値に設定しておきましょう。
画面は明るめの方が見やすいので、友人に頼んで予行練習をしてもらい明るさを確認できる機会があると良いですね。
スマホの設定は見落としがちな部分なので、ヨントン仕様にしておきましょう。
ヨントンアプリ以外の通知はOFFにしておく
ヨントン中に余計な通知が来ないように、他のアプリの通知をOFFにしておきましょう。
推しとの会話中に通知がたくさんきたら気を取られて、会話に集中できない可能性があります。
ヨントンに全力で集中できるように、スマホの通知設定を変更しておくのがおすすめです。
ヨントンの注意点は?
ヨントンは憧れのK-POPアイドルとビデオ通話できるファンにとって嬉しいイベントですが、推しを傷つけないためにも注意するべきことがあります。
気持ちが高まりすぎて後悔するような行動をしないよう、注意点をしっかり頭に入れておきましょう。
ヨントン中は部屋に人を入れてはいけない
ヨントンは1対1であることが基本条件なので、他の人がカメラに写り込んだ時点で終了となります。
一人暮らしであれば誰かが写る心配はありませんが、実家暮らしの場合は誰も部屋に入ってこないようにしておきましょう。
鍵付きの部屋であれば、ヨントン中はロックしておくと安心ですね。
もし鍵をかけられる仕様ではなく心配であれば、ホテルやレンタルスペース、ネットカフェなどの個室も検討してみてください。
自宅以外でする場合は、その場所の電波状況や5G・4G回線の有無を考慮しながら選ぶことが大切です。
ちなみに、アーティストによっては“ペットの映り込み・鳴き声NG”の場合もあります。
お家にペットがいる人は、事前に確認しておきましょう。
推しの迷惑になることや嘘レポをしない
相手はアイドルである前に1人の人間です。
傷つくことを言われたり、上から目線の態度をされたりしたら嫌な気持ちになるでしょう。
嫌なことをすれば目立って記憶に残ると思う人もいるようですが、真のオタクなら憧れの推しが傷つく姿は見たくないですよね。
「相手が何を言われたら嬉しいか」など、ポジティブな言葉で記憶に残るように工夫してみましょう。
好きすぎるあまり、無理な要求や過度なお願い事は避けましょうね。
また、ブログやSNSでヨントンのレポを載せる場合は、嘘を書いたり話を盛ったりするのは絶対にやめましょう。
嘘のネタが広がると、本人たちにも迷惑がかかります。
嘘レポのせいで推しが運営から怒られたり、ファンからのイメージが悪くなったりする可能性もあるのです。
待機中も推しから見られていることを忘れない
ヨントンに使用するアプリによって違いはありますが、待機中からすでに推しから見られている可能性があります。
待機中に変なことをしていたり、画面を見ながらメイクを直していたりするのを見られたら恥ずかしいですよね。
あとから「〇〇してたでしょ?」なんてことを言われないように、待機時間も見られていることを意識しましょう。
ヨントンは画面録画してもいい?
せっかくの貴重な機会なのでヨントンを録画して残しておきたいという人は多いでしょう。
しかし、ヨントンを画面録画することは公式に許可されているものではないので、事前のルール確認が必要です。
画面録画が禁止されている場合は、録画されていると分かった時点で強制終了になることもあるので、ルールは守りましょう。
日本は画面録画・録音禁止
日本は基本的に画面録画や録音は禁止されているので、録画などが分かった時点で終了になります。
強制終了になるだけではなく、今後のヨントンに参加できなくなる可能性もあるのでルールはきちんと守りましょう。
録画ができないので、ヨントンのレポを映像で見ることはできません。
これは裏を返せば当日の楽しみが増えるということ。
ヨントンには画面を通して会話ができるものから、オンライン上でサイン会を行うものまで様々なので、どんな形で推しと会えるのかワクワクが広がりますよ。
韓国・中国はOKの場合もあるがグレーゾーン
韓国や中国で行われるヨントンは、画面録画について明記されていないことが多いでしょう。
ヨントンの様子がレポとしてSNSなどに出回ればグループやメンバーの宣伝になる場合もあるので、そこまで厳しく取り締まっていないようです。
現に韓国開催のヨントンは、LINEやカカオトークなどの画面録画が可能なアプリを使うことが多いです。
しかし、明記されていない=公式に許可されていないことなので、録画が分かった時点で通話が切られてしまうことも考えられます。
少しでも不安がある場合は、画面録画はしないでおいた方が無難かもしれませんね。
ヨントンで可愛く映る&盛れるメイクのコツは?
ヨントンは画面上での対面なので、可愛く見せるためにはメイク方法を工夫する必要があります。
リングライトを使う人は光でメイクが飛んでしまわないように、少し濃いめのメイクを心がけましょう。
ビデオ通話は顔が大きくのっぺりして見えがちなので、立体感を出すことが重要。
立体感を出すために万能なアイテムがシェーディングとハイライトです。
シェーディングはしっかり目につけた方が小顔に見えるので「ちょっとやりすぎかな?」と思うくらい入れてもOK。
特にエラや輪郭の部分はバレにくいので、濃いめに入れて輪郭をすっきり見せましょう。
ハイライトはツヤ肌を演出したい時に便利なアイテム。
眉間・鼻先・鼻筋・上唇の山の部分・アゴ先などにつけると顔が立体的に見えて、肌のアラも飛ばしてくれます。
ほうれい線が気になる人は小鼻の横にハイライトを仕込んで、その上からコンシーラーをすると線が目立ちにくくなりますよ。
仕上げは濃いめのリップがおすすめ。
画面では粘膜リップなどナチュラルカラーにすると、リップを塗っていないように見えてしまうことがあります。
普段のメイクよりも濃いめのリップをすると、画面映りが良くなるので試してみてくださいね。
ヨントンは事前準備が大切!必要なものを用意して注意事項を守りながら推しとの時間を楽しもう
ヨントンは事前準備ができるイベントです。
起こり得るトラブルを想定して準備を入念にすることこそが、ヨントンの成功への鍵ともいえます。
必要なものやあった方が良いもの、やっておくべきことをまとめて有意義な時間にしましょう。
推しと顔を合わせて会話ができる素敵なチャンスを楽しいものにしてくださいね。
この記事のまとめ!
- ヨントンで絶対に必要なものは、身分証明書・スマホなど・快適な通信環境など
- 準備しておくと良いものは、リングライトやカンペやボードなど
- 音量や画面の明るさなどスマホの設定の調節も忘れずに
- 推しに迷惑がかかる言動や嘘レポは絶対にしない
- 画面録画は禁止の場合が多いので要注意