歌が上手くなりたいと思って、動画サイトでプロの解説動画を見ながら練習している人は多いのではないでしょうか?
しかし、動画だけでは理解できないことも多く、上手くできているのかわからないですよね。
プロに歌を教えてもらいたい、でも通うのはめんどくさいという人は、オンラインボイトレがおすすめです。
この記事でわかること
オンラインでボイトレを受けても効果はある?
オンラインのレッスンで、本当に歌が上手くなるのか不安に思う人もいるでしょう。
オンラインレッスンではボイトレ動画とは違い、自分が苦手とするところを重点的に教えてもらえたり、わからないところを質問できたりと、対面と同じようなレクチャーが受けられます。


オンラインボイトレがおすすめの理由は?
対面のレッスンとほとんど変わらず、自分に合わせたレッスンを受けられるオンラインボイトレ。
その違いを比べてみると感染症対策はもちろんですが、オンラインだからこそできる時短や節約法など、対面と比べて嬉しいポイントがいくつかあります。
ここでは、オンラインボイトレをおすすめする理由を紹介します。


自宅にいながらレッスンが受けられる
オンラインボイトレはネットに接続できるデバイスと、声を出せる環境があれば自宅でも受けられます。
特にレッスンを受けたい講師が遠くにいる場合や、子育てやリモートワークなどで教室に通えない人にとっては嬉しいポイントでしょう。
いつも過ごしている部屋でレッスンを受けられるため、リラックスしながらボイトレができるでしょう。
移動時間が短縮できる
ボイトレ教室までわざわざ移動しなくても、自宅や近くの音楽スタジオなどでプロからレッスンを受けられるので、移動時間が短縮できることも大きなメリットです。
本来なら移動にかかるはずだった時間を、レッスン前のウォーミングアップやレッスン後の復習に使うことができます。
浮いた時間を効果的に使うことができるところも大きな魅力と言えるでしょう。
講師とのコミュニケーションが取りやすい
自宅でのオンラインボイトレは、慣れた場所でレッスンを受けられるため安心感があり、リラックスしてレッスンを受けられるでしょう。
そのため、人見知りの人でも講師とのコミュニケーションが取りやすく、落ち着いてトレーニングを行うことができます。
講師との距離感が縮まると、より楽しくレッスンを受けられるようになるでしょう。
コミュニケーションの取りやすさは、オンラインボイトレにおける大きなポイントの1つです。
教室によっては対面よりも料金が安い
対面レッスンでは教室によって施設費や管理費など、レッスン料金以外にも費用がかかる場合があります。
自宅でレッスンを受ける場合に限られますが、それらを抑えることができるのもオンラインボイトレをおすすめする理由の1つです。
また、交通費なども節約できるので、お得にレッスンを受けたい人には魅力的なポイントになるでしょう。
オンラインでボイトレを受けるデメリットはある?
一見メリットだらけのオンラインボイトレですが、残念ながらオンラインならではのデメリットもあります。
これから紹介することさえ把握していれば、ストレスなくレッスンが受けられるので、有意義な時間を過ごすためにも、デメリットについてもチェックしておきましょう。


大きな声を出せない環境なら厳しい
ボイトレでは大きな声を出すので、大きな声を出しても大丈夫な場所でレッスンを受けなければなりません。
自宅でレッスンを受けるのが無理な人は、近くのカラオケボックスや音楽スタジオで受講することも可能です。
一方でハミングやウィスパーボイスなど、小さな声でのボイトレを受け付けている教室もあります。
実際にオンライン体験レッスンを受けてみて、大丈夫かどうか確認してみてください。
タイムラグがある
現在の通信技術ではタイムラグがあり、伴奏やオケと歌が合わないことがほとんどです。
タイムラグを軽減するためのアプリを導入している教室もありますが、自分の通信環境を整えない限りタイムラグは起こってしまうでしょう。
また、中にはタイムラグ対策として、アカペラでレッスンをしている講師もいます。
アカペラで歌うことで細かく音やテンポのずれがわかるので、ピッチやリズム感に自信がない人は、アカペラレッスンができる教室を選ぶのもおすすめです。
細かい部分までチェックしてもらえない
ボイトレは歌声だけではなく、表情筋の使い方や上半身・下半身の使い方なども重要になってきます。
しかしオンラインでは体の使い方まではチェックしにくく、なかなかアドバイスすることが難しいです。
できるだけ解像度の良いカメラを用意することと、場所がある場合は全身を映せるような画角でレッスンへ臨むと、問題を解決できるかもしれません。
通信環境に問題が生じるとレッスンにならない
オンラインならではの問題として、通信速度や電波状況の問題があります。
環境が不安定だと、映像が途切れたり画面が固まったりと、スムーズにレッスンができません。
今一度オンラインレッスンを受ける前に、その場所での環境は適切かどうか確認し、最低限の通信環境を整えてからレッスンを受けましょう。
オンラインボイトレ教室おすすめ6選!
オンラインボイトレの特徴がわかったら、次は教室選びです。
日本中に校舎を持つ大手から個人経営の教室まで、多くのボイトレ教室がオンラインレッスンを開講しています。
そのため、きっと自分に合った教室が見つかるはずです。
ここでは、特におすすめしたいオンラインレッスンが受けられるボイトレ教室を6校紹介します。
Soul Create LIVE(ソウルクリエイトライブ)
入会金 | ¥3,300 |
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コース | ボーカル ボイスパーカッション 弾き語り ゴスペル アカペラ 声楽 プロボーカル 話し方 音痴矯正 |
料金(税込) | ▶通常プラン / 1回55分~ 月2回(土日含め全日程OK) 12,080円~ ▶平日割引プラン / 1回55分 月2回(平日10:00~22:00) 11,280円~ |
無料体験 | 〇 |
カーネギーホールやブロードウェイでの公演経験がある講師が所属し、一流のプロからレッスンが受けられるSoul Create music 音楽教室。
こちらの教室では、そのノウハウを受け継いだオンラインレッスンが受けられます。
遅延対策アプリ「YAMAHA SYNCROOM」を導入しているので、タイムラグがほとんどない状態でレッスンが受けられます。
加えてオンラインレッスンとは別に「Music Diary」という、ボイトレに関する質問に対し自分のためだけの動画で返信がもらえるサポートも。
質問は1日1回の制限がありますが、手厚いサポートが魅力的なサブスクリプションサービスです。
シアーミュージック
入会金 | ¥2,200 |
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コース | ボーカル&ボイストレーニング 話し方 カラオケ 声優 ボイスフィット ジュニアボーカル |
料金(税込) | 各レッスン1回45分 ▶月2回 ¥11,000)※1レッスン5,500円 ▶月3回 ¥14,850※1レッスン4,950円 ▶月4回 ¥17,600※1レッスン4,400円 |
無料体験レッスン | 〇 |
シアーミュージックは、全国にいる約1000人の中から講師を選ぶことができ、しっくりくる講師に出会えるまで毎回講師を変えて受講できます。
マンツーマンレッスンなので、レッスンを通して講師との相性を見極めることができるのがポイントです。
また、大きな声を出すのが厳しい人には、できるだけ声を出さないようなレッスンをしてもらうことも可能。
希望する人はまず無料体験レッスンで、実際にどんな環境でレッスンを受けようとしているのか相談してみるのもおすすめです。
ボイストレーニング教室KISS
入会金 | ¥11,000 ※無料体験の当日に入会で50%OFF |
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コース | ▶東京ボイトレProコース |
料金(税込) | 月2回:1回40分 / ¥11,000~ 月2回:1回80分 / ¥22,000~ |
無料体験 | 〇 |
「BEAM」と呼ばれる独自のトレーニング方法で有名なボイストレーニング教室KISS。
一般的にボイトレは声の出し方改善を中心にレッスンしていますが、こちらの教室では呼吸法の改善を目的としていて、発声をしないレッスンを行っています。
顔さえ見られればレッスンができるので、声を出せる環境がない人にとって嬉しいポイントとなるでしょう。
一般的なボイトレとは違う、一味違うレッスンを受けたい人におすすめの教室です。
ATOボーカルスクール
入会金 | ¥10,500 |
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コース | ボイトレ カラオケ高得点獲得 シンガーソングライター 1年で歌手デビュー オーディション合格対策 ビブラート・マスター 他28プログラムから選択可能 |
料金(税込) | プログラムによって変動 月4回~月8回(1レッスン25分) ¥16,500~ ※月謝払い・一括払いから選択可能 |
無料体験 | 〇 |
「オンラインに最適化された効果的なレッスン」を謳っているATOボーカルスクール。
レッスンの度にカルテを作成、加えて動画も残してもらえるので復習がしやすく、その回で覚えたことが身につきやすくなるシステムが整っています。
また、スクールが独自開発した「声の分析装置」で自分の声を分析しながら、レッスンを進めることができるのです。
分析データに基づいた手順で自分の苦手分野にアプローチできるので、効率よく歌唱力のレベルアップができるでしょう。
ボーカルスクールVOAT
入会金 | ¥11,000 ※キャンペーン割引あり |
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コース | 一般コース(マンツーマン/グループ) プロコース(マンツーマン/グループ) |
料金(税込) | 月2回:1回30分 / ¥8,800~ |
無料体験 | 〇 |
20人以上のアーティストを輩出したVOATでは、プロデビューを目指す人におすすめのオンラインレッスンを開講しています。
オンラインでプロコースを開講している教室が少ない中、普段のボイトレに加え、オンラインでライブや教室主催のオーディションへ参加できるのが特徴です。
VOATは音楽業界と太いコネクションがあるので、ライブやオーディションに参加すると業界へ自分を売り込むチャンスにも繋がるでしょう。
地方住みでボイトレ教室が近くになくてデビューを諦めていた人は、VOATでデビューへの挑戦をしてみてはいかがでしょうか。
Beeミュージックスクール
入会金 | ¥0 |
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コース | ボイトレ・オンラインレッスンコース |
料金(税込) | 1回50分 / ¥5,500~ |
無料体験 | 〇 |
Beeミュージックスクールでは、Wherebyを使った遅延の少ないオンラインレッスンを実施しています。
レッスン動画は簡単に録画できるので、後から復習することもできます。
特にカラオケを上達させたい人におすすめの教室で、実際にカラオケボックスで採点をしながら、高得点を出すためのアドバイスをもらうことができるので、効果的に点数アップできるでしょう。
J-POPだけではなく洋楽にも対応しているので、自分の好きな曲で楽しみながらスキルアップできます。
個人のボイトレトレーナーならより安い料金で受講できるかも?
ボイトレは音楽教室だけではなく、個人のボイストレーナーからもレッスンが受けられます。
家の近くで個人のボイストレーナーを探すのにおすすめなのが「Zehitomo」です。
Zehitomoの使い方は探したいサービスに「ボイストレーニング」と入力した後、画面の指示に従っていくつか質問に答えていきます。
検索サイトでボイトレ教室を探す際に、絞り込めないところまで質問を尋ねられるので、かなりの確率で自分に合った先生とマッチングできるでしょう。
また、一般的な教室より安くレッスンを受けられることが多いので、お得にスキルアップできるかもしれません。
オンラインボーカルレッスンに必要な物は?
オンラインボーカルレッスンを受けるためには、事前に環境を整えておくことが大事です。
スマホだけでもレッスンを受けられないことはないですが、環境を整えるとモチベーションアップにも繋がります。
綺麗な画像とクリアな音質で、対面レッスンと変わらない成果を手に入れましょう。
快適な通信環境
4G回線や5G回線だと通信量が多く、人によっては通信制限でレッスンが受けられなくなる場合があります。
スマホやタブレットで受講予定の人もなるべく、光回線のWi-Fiを使うようにしましょう。
パソコンの人はLANケーブルを使って有線でネット接続すると、通信が安定するのでおすすめです。
ZoomやSkypeなどのアプリ
オンラインボイトレは、通話アプリを使って行われます。
ZoomやSkypeを導入しているところが多いですが、中には教室独自のものやその他のアプリを使っている教室もあるので、受講前にチェックしておきましょう。
アカウントを作らないと使えないアプリもあるので、アカウントが必要な場合は、前もって作っておくとスムーズにレッスンを受けられます。
カメラ付きの通信端末
歌を上達させるには声だけではなく、表情筋や身体の使い方も覚えなければいけません。
そのため、オンラインボイトレでは生徒の顔が見える状態でのレッスンが一般的となっています。
通信端末に付いているカメラでも充分ですが、より細かくチェックしてもらいたい場合は別売りのカメラを用意するといいでしょう。
マイク
イヤホンやヘッドセット付属のマイクでもいいですが、より細かいところまで指導してもらえるようにできれば外部マイクを用意しましょう。
おすすめは通信端末に直接接続できるものがおすすめです。
DTMをしている人など、すでに外部マイクを持っている人はいつもの録音環境をそのまま使えばOKです。
一度ここで環境を揃えれば、歌が上達した時に配信もできるので、将来的に配信を考えている人はぜひ検討してみてください。
ヘッドホン
ヘッドホンは、外部マイクを使う場合に必要な機材です。
安いものから高いものまでたくさんありますが、オンラインボイトレでは密閉型タイプのヘッドホンをおすすめします。
密閉型タイプのヘッドホンは開放型のヘッドホンに比べ音漏れしにくい構造になっているので、細かいところまで聴き取れるでしょう。
オンラインのボイトレでも効果は期待できる!独学に限界を感じたらプロを頼ってみよう
ボイトレ動画でも歌唱力アップは見込めますが、プロの視点から直接指導を受ければさらに上手くなれます。
今、独学でボイトレを続ける中で不安に思う所がある人は、思い切ってオンラインボイトレを受講してみてはいかがでしょうか。
オンラインボイトレをしている教室はたくさんあるので、自分にぴったりな場所がきっと見つかるはずです。
この記事のまとめ!
- オンラインボイトレは基本的に対面ボイトレと変わらない
- オンラインボイトレを受けると時間やお金が浮く
- 通信不良や騒音問題に繋がる可能性があるなどデメリットもある
- 自分に合ったボイトレ教室が見つからない場合はZehitomoを活用してみよう
- オンラインボイトレを受ける際は事前に環境を整えておこう