80年代は女性アイドルだけでなく、男性アイドルからも多くのヒット曲が誕生。
歌って踊れるアイドルや、グループやバンドで活躍したアイドルグループ、テレビ番組から誕生したアイドルたちは、当時の若者を熱狂させました。

この記事でわかること
80年代の男性アイドル|おすすめ4選
80年代の男性アイドルといえば、大ヒットドラマ「3年B組金八先生」の生徒役から結成された「たのきんトリオ」が有名でした。
歌って踊れるグループアイドルが続々と誕生し、推し活にハマる人が増えたのもこの頃です。
はじめに、80年代に人気があったおすすめ男性アイドルを紹介します。
田原俊彦
トシちゃんの愛称で親しまれている田原俊彦は、ドラマの出演がきっかけでできた「たのきんトリオ」の3人の中で、最初に歌手デビューを果たしました。
「哀愁でいと」「ハッとして!Good」など、得意のダンスを活かした楽曲は次々とヒットを記録。
明るいキャラクターが人気で、80年代を代表する歌って踊れる男性アイドルになりました。
また「教師びんびん物語」の先生役など俳優としても活躍し、バラエティ番組や音楽番組の常連でした。
近藤真彦
「たのきんトリオ」で人気が出たマッチこと、近藤真彦は「スニーカーぶる〜す」でソロ歌手デビュー。
やんちゃなイメージがウリで「ギンギラギンにさりげなく」「ブルージーンズメモリー」など、ワイルドな雰囲気の曲がヒットしました。
レーシングドライバーやレーシングチームの監督など、レースのジャンルでも活躍しています。
80年代の後半からは「愚か者」など、味のあるバラードも歌うようになり、人気があります。
光GENJI
80年代の男性アイドルグループの中でも、ローラースケートのアクロバティックなパフォーマンスで脚光を浴びたのが、光GENJIです。
光の内海光司ら2人とGENJIの諸星和己など5人の、計7人のメンバーによる男性アイドルグループで、特にセンターの諸星和己は絶大な人気がありました。
デビュー曲の「STAR LIGHT」など、星や宇宙をテーマにした楽曲が多く、80年代を象徴するキラキラした雰囲気のスーパーアイドルです。
郷ひろみ
郷ひろみは1970年代に西城秀樹、野口五郎と共に新御三家としてトップアイドルになり、80年代は多くのヒット曲をリリースして、音楽性を広げました。
デビュー時の美少年から大人の男性へと成長しましたが、オーラのあるルックスとキレッキレのダンスは健在で、今もアイドル的な人気があります。
「お嫁サンバ」「How manyいい顔」などのキャッチーな曲や、しっとりとしたバラード「哀愁のカサブランカ」など、カラオケの人気曲も多いです。
80年代の男性アイドル|ソロで活動していたアイドル4選
80年代の男性アイドルは、アイドル歌手としてデビューする前に、他の方面で有名になっていた人や、アイドルから違うジャンルで活躍するようになった人も多いです。
続いては、80年代にソロで活動して大変人気があったアイドルを紹介します。
沖田浩之
クールなルックスで人気のヒロくんこと、沖田浩之は原宿の歩行者天国で踊っていた「竹の子族」で注目されて、芸能界デビューしました。
ドラマ「3年B組金八先生」第2シーズンに不良役で出演し、シングル「E気持(イーきもち)」で歌手デビューすると、熱狂的なファンを持つ人気アイドルに。
キャプテン翼の主題歌「燃えてヒーロー」などをヒットさせましたが、俳優業に専念するため歌手活動を辞めて、ドラマや映画、舞台などで活躍しました。
渡辺徹
渡辺徹は、妻の榊原郁恵と共におしどり夫婦タレントのイメージが強いですが、80年代は人気男性アイドルでした。
文学座に入ってすぐテレビドラマ「太陽にほえろ!」の新人刑事役に抜擢され、俳優だけでなく歌手としても活動を開始。
セカンドシングル「約束」はCMソングに起用されて大ヒットし、一躍人気アイドルになりました。
その後ドラマやCMのタイアップ曲を歌う一方、俳優やタレントとしてマルチな活躍を見せました。
風見しんご
日本におけるブレイクダンスの先駆者と言われる風見しんご(風見慎吾)は、萩本欽一のバラエティ番組から生まれた「欽ちゃんファミリー」出身の男性アイドルです。
「僕笑っちゃいます」で歌手デビューして大ヒットを記録、4曲目のシングル「涙のtake a chance」では、自らニューヨークに出向いて習得したブレイクダンスを披露。
ラップなど80年代の最新パフォーマンスを取り入れ、女性だけでなく男性の人気も高いアイドルでした。
吉川晃司
現在はシンガー・俳優のイメージが強い吉川晃司ですが、80年代は圧倒的なビジュアルで、アイドル的な人気がある歌手でした。
シングル「モニカ」と主演映画「すかんぴんウォーク」でデビューして、「ラ・ヴィアンローズ」「にくまれそうなNEWフェイズ」などヒット曲が続出。
大胆なパフォーマンスが話題になる一方、布袋寅泰と組んだCOMPLEXで「BE MY BABY」をリリースするなど、ロッカーとしての魅力を開花させました。
80年代の男性アイドル|グループアイドル5選
80年代のグループアイドルには、歌や踊りでファンを魅了した王道アイドルだけでなく、アイドル的な人気でファンが熱狂したバンドもあります。
また、バラエティ番組から生まれたグループが、大人気となることもありました。
続いては80年代の男性グループアイドルを紹介します。
C-C-B
カラフルな髪色とポップな楽曲で注目されたC-C-Bは、ドラマ「毎度おさわがせします」のオープニングテーマ「Romanticが止まらない」でブレイクしたバンド。
ドラマーの笠を始め、複数のメンバーがリードボーカルをつとめるスタイルや、80年代らしいエレクトリックサウンドで、アイドル的な人気でした。
「不自然な君が好き」「ないものねだりのI Want You」など、多くのヒット曲をリリースしましたが、1989年に解散しました。
シブがき隊
メンバーの布川敏和、本木雅弘、薬丸裕英が、現在それぞれのジャンルで有名になっているシブがき隊は、80年代の男性アイドルグループ。
ドラマ「2年B組仙八先生」の生徒役から誕生しました。
中森明菜や小泉今日子など「花の82年組」アイドルの同期で、歌手デビューは「NAI・NAI 16」でした。
「スシ食いねェ!」「Zokkon 命」などジャポニズムを意識した楽曲が多いのが特徴で、バラエティ番組の出演など多岐にわたって活躍しました。
チェッカーズ
チェック柄の衣装やメンバーの髪型が、社会現象化するほどの人気となったチェッカーズは、80年代に一大ブームを起こしアイドル的な人気のあったロックバンドです。
ちょっと不良っぽい雰囲気の楽曲や、リードボーカル、藤井郁弥(藤井フミヤ)の甘いビジュアルから、若者たちの熱狂的な支持を受けました。
「ギザギザハートの子守唄」「涙のリクエスト」などヒット曲を連発し、80年代後半はメンバー自身が作詞作曲を行って、音楽性を広げました。
イモ欽トリオ
バラエティ番組「欽ドン!良い子悪い子普通の子」に出演した山口良一(ヨシオ)、西山浩司(ワルオ役)、長江健次(フツオ)から結成された、アイドルグループ。
グループ名の由来は、80年代に流行していた「たのきんトリオ」「YMO」です。
デビュー曲「ハイスクールララバイ」は、テクノ系の楽曲がウケてミリオンセラーを記録する大ヒットとなりました。
その後長江健次が大学受験のために脱退したため、メンバーが変わりました。
少年隊
少年隊は、バック転などアクロバティックなダンスが脚光を浴びた、80年代の男性アイドルグループ。
その人気ぶりは凄まじく、デビュー前に音楽番組に出演したり、単独コンサートを行ったりするほどでした。
メンバーの錦織一清、植草克秀、東山紀之のパフォーマンスは、伝説に残るクオリティの高さで、ミュージカルも制作されました。
デビュー曲の「仮面舞踏会」をはじめ「君だけに」「デカメロン伝説」などヒット曲も多く、カラオケの定番曲になっています。
80年代の男性アイドル|オススメ人気曲7選
80年代の男性アイドルの曲は、時代を象徴するような華やかな雰囲気があり、知名度が高い曲が多いので、カラオケで歌うと盛り上がります。
最後は、80年代の男性アイドルが歌った、おすすめ人気曲を紹介します。
ジュリアに傷心 / チェッカーズ
チェッカーズ5枚目のシングルで、レコード売上、配信ともに最大のヒット曲となった「ジリアに傷心(ハートブレイク)」。
アイドルバンド、チェッカーズらしく、レトロなロックンロールの雰囲気がキャッチーな曲です。
歌い始めの「キャンドルライトがガラスのピアスに反射(はじ)けて滲む」など、印象的なフレーズが多く、カラオケで歌うと盛り上がるでしょう。
ドラムやサックス、コーラスなども、独特な世界観があります。
抱きしめてTONIGHT / 田原俊彦
「抱きしめてTONIGHT」は田原俊彦が主演したドラマ「教師びんびん物語」の主題歌に起用されて大ヒットした曲で、カラオケの定番曲。
ドラマでは先生役でしたが、歌詞は曲調に合わせた大人っぽいラブソングになっています。
ダンサー2人を従えて、歌いながら踊る田原俊彦のパフォーマンスは、当時もキレッキレでしたが、今も変わらないダンスを披露しています。
横浜FCの三浦知良は、2025年の記念マッチでこの曲の振り付けを取り入れたカズダンスを見せました。
ハイティーン・ブギ / 近藤真彦
たのきんトリオが主演した映画「ハイティーン・ブギ」の主題歌として大ヒットした、80年代らしい雰囲気のアイドルソング。
「海辺にとめたバイク」や「黒いRay-ban」など、不良っぽい歌詞とロック調のサウンドが近藤真彦の雰囲気に似合っていて、カラオケでも人気の曲です。
映画で近藤真彦はリーゼントに革ジャンの不良少年を演じ、ヒロインは武田久美子でした。
作曲は山下達郎で、コーラスに竹内まりやが参加しています。
2億4千万の瞳 -エキゾチック・ジャパン- / 郷ひろみ
「2億4千万の瞳 -エキゾチック・ジャパン-」は1984年に、郷ひろみの50枚目のシングルとしてリリースされた大ヒット曲。
山口百恵の「いい日旅立ち」に続き、日本国有鉄道(現在のJR)最後のキャンペーンソングとして制作された曲です。
80年代らしさが爆発するエンタメ性の高いJ-POPで、サビで叫ぶ「ジャパーン」は郷ひろみの代名詞になりました。
カラオケで誰かが歌うと「おーくせんまん、おーくせんまん」と一緒に歌いたくなる、盛り上げソングです。
TOKIO / 沢田研二
「TOKIO」は沢田研二が1980年にリリースしたヒット曲で、電飾が光る赤いスーツで紅白のパラシュートを背負ったジュリーのパフォーマンスが話題になりました。
1960年代グループサウンズ「ザ・タイガーズ」でアイドルになった沢田研二は、解散後はソロ歌手として活躍しました。
「時の過ぎ行くままに」「勝手にしやがれ」など数々のヒット曲をリリース。
派手な衣装やメイクでビジュアル路線を極め、中性的な魅力で女性ファンを魅了しました。
パラダイス銀河 / 光GENJI
「パラダイス銀河」は光GENJIの3rdシングルで、自身で最大のヒットを記録した歌。
1988年のオリコン年間シングルチャートで1位を記録し、2位、3位も光GENJIの「ガラスの十代」「Diamondハリケーン」という人気ぶりでした。
作詞作曲は飛鳥涼で、歌詞に登場する「しゃかりきコロンブス」とは、コロンブスがしゃかりきに探しても見つからない「少年の国」を表現したと言われています。
大人になる前のアイドルに似合う、ファンタジックな曲です。
TIME ZONE / 男闘呼組
「TIME ZONE」はメンバーが楽器を演奏してボーカルもつとめる、ロックバンド風アイドルとしてデビューした男闘呼組のヒット曲で、ロックテイストのクールな歌。
デビュー曲「DAYBREAK」2曲目の「秋」に続く3rdシングルで、時計のCMソングに起用されました。
男闘呼組は1993年に活動休止しましたが、メンバーの成田昭次、高橋和也、岡本健一、前田耕陽はそれぞれの道で活躍中。
2022年には29年ぶりに期間限定で活動を再開しました。
80年代の男性アイドルはソロもグループもヒット曲がいっぱい!昭和の華やかな雰囲気でカラオケを盛り上げよう
80年代人気の男性アイドルは「たのきんトリオ」のように、テレビ番組から誕生したスターや、歌や踊り、トークができるアイドルなど、いろいろな個性を持っていました。
ソロで活動したアイドルだけでなく、アイドル的な人気で熱狂的なファンを持つグループやバンドも多く、彼らのヒット曲は今もカラオケの定番曲になっています。
昭和の華やかな雰囲気を感じさせる80年代の男性アイドルの歌を歌って、カラオケを盛り上げましょう。
この記事のまとめ!
- 80年代は女性アイドルだけでなく男性アイドルも多く、ヒット曲が生まれた
- ソロで活動するタイプ、グループ・バンドで活動するタイプなど個性もいろいろだった
- テレビ番組から誕生したアイドルや、現在の推し活の原点となったアイドルもいた
- 昭和の華やかな雰囲気があり有名曲が多いので、カラオケの定番曲が多い
- 80年代男性アイドルの歌をカラオケで歌って、昭和のムードで盛り上がろう
