「アナと雪の女王」と言えば、大ヒットした『レット・イット・ゴー~ありのままで~』があまりにも有名ですが、それ以外にも印象的な曲がたくさんありました。
アナ雪2や短編映画でも、気になった曲が何曲かあったのではないでしょうか。
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この記事でわかること
映画「アナと雪の女王」の主題歌
「アナと雪の女王」は、2014年日本公開のディズニー映画。
映画の公開前からエルサの声を演じるイディナ・メンゼルが歌った『Let It Go』の特別映像が公開され、世界中で話題となりました。
日本語吹き替え版でエルサを演じた松たか子の『レット・イット・ゴー~ありのままで~』も公開され、日本でも大ヒット。
大人から子どもまで映画館やカラオケで「レリゴー」を歌い、社会現象にまで発展するほどの人気ぶりでした。
そんな「アナと雪の女王」の主題歌など、アナ雪の代表的な劇中歌6曲を紹介します。
雪だるまつくろう(Do You Want to Build a Snowman?)
『雪だるまつくろう(Do You Want to Build a Snowman?)』は幼いアナが、姉のエルサの部屋の扉に向かって歌う可愛らしい歌。
小さい頃は一緒に仲良く遊んでいた姉妹ですが、魔法でアナを傷つけてしまったことがきっかけとなり、エルサは1人部屋の中で閉じこもってしまいます。
それでもエルサを慕い続け、扉を開けてまた一緒に遊ぼうと鍵穴に向かって誘うアナがいじらしい、大人気なシーンの楽曲でした。
生まれてはじめて(For the First Time in Forever)
『生まれてはじめて(For the First Time in Forever)』は、エルサの戴冠式の朝にアナが喜びにあふれて歌う歌です。
英語版はアナの声を演じたクリスティン・ベルが、日本語版は神田沙也加がのびのびと歌い上げました。
久しぶりにお城の門が開くこと、お客様を迎えることがたまらなく嬉しく、運命の男性に会えるかもしれないと期待に胸を膨らませるアナ。
対照的に、エルサは自分の魔法でまた誰かに迷惑をかけないかと、恐怖で緊張しながら戴冠式を待っています。
この曲のリプライスは、後半に氷の城で対立するエルサとアナのシーン使用されました。
とびら開けて(Love Is an Open Door)
『とびら開けて(Love Is an Open Door)』は、戴冠式の日に出会って急接近する、ハンス王子とアナが歌うノリノリのデュエット。
息もぴったりのロボットダンスや、弾むようなメロディーの掛け合いまで、2人の仲の良さが伝わってくる曲でした。
満月に合わせてハートマークを作ったロマンチックな2人は、あっという間にプロポーズから婚約へと急展開してしまいます。
この歌は、大好きな人とデュエットで歌ってみたいような、この後のストーリーを考えると避けたいような、微妙な歌ですよね。
レット・イット・ゴー~ありのままで~(Let It Go)
『レット・イット・ゴー~ありのままで~(Let It Go)』はアナ雪の主題歌で、エルサが閉じ込めていた自分の姿から、本来の自分へと変わっていく印象的なシーンで使用されました。
雪の女王へと覚醒していくエルサや氷のお城が、美しかったですね。
英語版はイディナ・メンゼル、エンディングはデミ・ロヴァートがアレンジを変えて歌っており、日本語版では松たか子、エンディングはMay J.バージョンでした。
英語版、日本語版、劇中歌版、エンディング版と、それぞれ素敵な楽曲なので、どれも歌ってみたくなるかもしれません。
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あこがれの夏(In Summer)
『あこがれの夏(In Summer)』は、アナ雪の人気キャラ、オラフが歌う愉快な曲。
オラフはエルサとアナが幼い頃に作った雪だるまなのですが、なぜか夏に憧れていてビーチや日焼けしてイケてる自分を想像して楽しんでいます。
実際に夏になったら溶けてしまうのに、そんな夢を持っているなんてオラフらしくて面白いですよね。
英語版のオラフの声を演じたジョシュ・ギャッドは、この役でアニー賞声優部門を受賞した実力派コメディー俳優。
実写版『美女と野獣』でガストンの手下であるル・フゥの声も演じています。
愛さえあれば(Fixer Upper)
『愛さえあれば(Fixer Upper)』は不思議な力を持つトロールたちが歌う、ゴスペル調の迫力ある歌です。
クリストフはエルサの魔法にかかったアナを治すために連れて来たのですが、トロールたちは恋人を連れて来たと勘違いして大騒ぎしてしまいます。
原題のFixer Upperとは、修理が必要な家のこと。
クリストフもアナも完璧ではないけれど、トロールたちは愛があれば大丈夫と2人を結婚させようと勝手に盛り上がります。
映画「アナと雪の女王2」の主題歌
「アナと雪の女王2」は2019年に公開された、アナ雪の続編映画。
エルサの魔法の秘密や両親の死の秘密が明らかにされ、前作同様に世界中で大ヒットしました。
新しいテーマ曲はもちろん、人気キャラのオラフやクリストフが歌うシーンも増えて、ミュージカル要素が強い魅力的な作品となっています。
続いては「アナと雪の女王2」から、主題歌など人気劇中歌7曲を紹介しましょう。
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イントゥ・ジ・アンノウン~心のままに(Into the Unknown)
『イントゥ・ジ・アンノウン~心のままに(Into the Unknown)』は、アナ雪2のメイン楽曲。
アレンデールで平和に暮らしていたエルサですが、不思議な声に導かれるように、真実を求める旅に出ることを決意します。
今の楽しい生活を壊すことになっても、真実を追求しようとするエルサの気もちの変化がわかる迫力ある歌でした。
英語版ではイディナ・メンゼルとパニック・アット・ザ・ディスコが歌い、日本語版では松たか子とエンディングでは中本みずきが歌っています。
みせて、あなたを(Show Yourself)
自分が魔法を持つことになった理由や、両親が探していたものを求めて旅に出たエルサ。
そんな彼女がたどり着いたアートハランで歌うのが『みせて、あなたを(Show Yourself)』です。
今まで他の人と違うことで悩んでいたエルサが、自分が存在してきた理由や過去に隠されていた歴史の真実について知ることになります。
幻想的なアートハランの光景と彼女を呼ぶ不思議な歌声の正体に、思わず胸が熱くなる感動的なシーンで使用されました。
わたしにできること(The Next Right Thing)
『わたしにできること(The Next Right Thing)』は、ひとりぼっちになってしまったアナが暗い洞窟で絶望の中から勇気を出して立ち上がろうとする歌。
いつも支えてくれたエルサやオラフ、クリストフがいなくて心細い思いをしているエルサですが、たとえ1人でも、今自分ができる正しいことをしようと決心します。
怖くても愛する人たちのために頑張ろうとするアナの力強さに、観ている私たちも勇気がもらえるシーンでした。
恋の迷い子(Lost in the Woods)
アナ雪では、ハンス王子に遠慮して最後までアナに近付けなかったクリストフですが、今回もアナにへのロポーズの機会を失ってばかり。
遂にはアナに置いてきぼりにされ、がっかりしたクリストフが悲し気に歌うバラードが『恋の迷い子(Lost in the Woods)』です。
古い雰囲気のポップスをキメ顔でロマンチックに歌うクリストフに、トナカイたちのコーラスが加わってレトロな雰囲気が何ともユーモラス。
アナとの出会いから今までをふりかえりながら落ち込んでいるクリストフを、みんなで励ましたくなる曲です。
ずっとかわらないもの(Some Things Never Change)
『ずっとかわらないもの(Some Things Never Change)』は、アレンデールで平和に暮らしているみんなが順番に歌って行く楽しい歌です。
「変わらないものなんてあるのかな」と問いかけるオラフに、アナ、クリストフ、エルサが答えて歌って行き、最後は一緒に歌っています。
みんなの仲の良さが感じられ、ずっとこんな幸せが続いたらいいなと思わせるような、温かみのあるハッピーな曲です。
魔法の川の子守唄(All is Found)
『魔法の川の子守唄(All is Found)』は、姉妹が幼い頃にお母さんのイドゥナ妃が2人を寝かしつけるために歌ってくれていた子守歌。
実はこの歌は、今回のストーリーの謎を解く鍵になる歌なのですが、幼い2人にはまだそんなことは分かりません。
日本語版ではイドゥナ役の吉田羊さんが、お母さんらしい優しい声で歌っています。
おとなになったら(When I Am Older)
シリアスなシーンが多いアナ雪2の中で、ほっこりさせてくれるのがオラフの『おとなになったら(When I Am Older)』。
不思議な森に迷い込んでしまった上にみんなとはぐれたオラフですが「今は子供だから怖いけれど、大人になったら怖くなくなるさ」と、どこまでもポジティブです。
不安になってエルサたちの名前を呼ぶのですが、なぜか登場しないはずの「サマンサ」という名前を呼んでしまい、自分で「サマンサって誰?」とつっこむシーンも。
実はこのサマンサは、オラフ役のジョシュ・ギャットのアドリブだそうです。
短編映画「アナと雪の女王」の主題歌
「アナと雪の女王」は世界的に大ヒットしたこともあって、スピンオフ作品もいくつか作られました。
短編映画ですが、もちろんどの作品にも素敵な音楽が使用されています。
最後に、短編映画「アナと雪の女王 エルサのサプライズ」と「アナと雪の女王 家族の思い出」の歌を紹介しましょう。
エルサのサプライズ
パーフェクト・デイ ~特別な一日~(Making Today a Perfect Day)
実写版「シンデレラ」と同時上映された短編アニメ映画「エルサのサプライズ」。
アナの誕生日を祝うために、エルサがいろいろなサプライズを用意しています。
『パーフェクト・デイ ~特別な一日~(Making Today a Perfect Day)』は、完璧主義なエルサがアナのために完璧な誕生日にしようと頑張る歌。
オラフやクリストフなど、おなじみのキャラクターも一緒にアナの誕生日をお祝いしています。
しかし、風邪気味のエルサは計画通りに完璧な一日にできるのでしょうか?
家族の思い出
お祝いの鐘(Ring in the Season)
「家族の思い出」は2017年公開の「リメンバー・ミー」と同時上映された、短編アニメ映画。
今まで閉ざされていたアレンデールの扉が開き、初めてのクリスマスを迎えてワクワクしているエルサとアナ。
『お祝いの鐘(Ring in the Season)』はそんな2人が歌うオープニングソングです。
アレンデールの伝統であるクリスマスに鳴らす鐘のことを歌う、とても楽しそうな歌です。
お祝いをしよう(That Time of Year)
クリスマスの鐘を鳴らした後、アレンデールの人たちは家族の伝統行事を行うためにそれぞれの家に帰ってしまいました。
今までエルサは扉の中にいてアナと別々に過ごしていたので、2人には家族の伝統がありません。
そこでオラフは家々を周って、クリスマスの伝統を探し始めます。
『お祝いをしよう(That Time of Year)』は、そんなオラフの優しさが伝わってくるような愉快な歌です。
あなたといるだけで(When We’re Together)
せっかく集めたクリスマスの伝統を無くしてしまい、しょんぼりするオラフを心配してエルサとアナはオラフを探しに行きます。
『あなたといるだけで(When We’re Together)』は、クリスマスの伝統を見つけたエルサとアナの優しいデュエット。
素敵なクリスマスが過ごせそうな温かい歌で、映画はハッピーなエンディングを迎えます。
アナと雪の女王の歌をデュエットで楽しく歌おう!日本語版も英語版も両方聴いてみよう
アナと雪の女王の歌は、オリジナルやアナ雪2はもちろん、短編映画にも素晴らしい歌がいっぱいです。
日本語版も英語版もそれぞれ素敵なアレンジなので、両方聴いてみるのがおすすめ。
大切な人や家族と一緒に歌うと楽しいデュエット曲や、有名なメイン楽曲など、聴くだけでなく歌ってみるのも楽しいミュージックで溢れています。
冬やクリスマスにぴったりなアナ雪の歌を歌って、映画の世界をより一層楽しんでみませんか?
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この記事のまとめ!
- アナと雪の女王は有名な主題歌以外にも名曲がたくさんある
- アナと雪の女王2は、シリアスな内容で音楽性も高い
- 短編やオラフ、クリストフの歌も聴いてみたい
- アナ雪の歌は英語版、日本語版と両方聴いて歌ってみよう