iPhoneやiPad、MacBookなど、革新的な製品で世界をリードし続けるApple。
どの製品も無駄を省いた最先端のデザインが特徴で、そのCMもスタイリッシュなものばかりです。
印象的なCMの数々に、思わず目が釘付けになってしまった人も多いでしょう。
この記事でわかること
2021年最新!AppleのCM曲
2021年もApple社は新製品を次々と発表し、A1チップを採用した新MacBookやiMac、iPadなどが話題になっています。
テレビはもちろん、ネットメディアでも積極的にCMが配信され、クリエイティブな映像や楽曲が印象に残っている人も多いかもしれませんね。
まずは、Appleの2022年最新CM曲を紹介します。
Fallin’ Apart / Young Franco ft. Denzel Curry, Pell
2021年のAirPods ProのCMソングは、Young Franco ft. Denzel Curry, Pellの「Fallin’ Apart」です。
軽快なビートと小気味良いラップが、ストリートを走り回りながらダブルダッチをする男性のリズミカルな動きと非常にマッチしています。
男性の素晴らしいパフォーマンスとキャッチーなラップに、思わず見入ってしまうという人も多いでしょう。
あかるいみらい / Mom
2021年最新のMacのCMソングは、Momの「あかるいみらい」です。
「○○(都道府県)でつくる」がテーマのこのCMでは、日本各地のクリエイターが制作した映像や写真の作品が次々と出てきます。
クリエイティブな作品群にふさわしく、「あかるいみらい」は近未来的なビートが印象的です。
耳に残るラップと映像のコラボはインパクト抜群で、頭から離れないという人も多いのではないでしょうか。
AppleのCM曲【iPhone・iPod】
Apple製品の中でも、特に私たちの身近にあり、生活に密接にかかわっているものと言えばiPhoneやiPodでしょう。
連絡やネット、音楽や買い物まであらゆるものが詰まった機能性の高さはもちろん、スタイリッシュな見た目に惹かれる人も多いでしょう。
ここからは、そんなスタイリッシュなiPhoneにぴったりな歴代のCMソングを紹介します。
Feel Good Inc. / Gorillaz
数あるiPodのCMの中でも、特に印象に残っている人が多いのがGorillazの「Feel Good Inc.」でしょう。
Gorillazはイギリスで最も売れた覆面音楽グループで、アーティスト名の「Gorillaz(ごろつきたち)」にぴったりな、どこか退廃的でダークなヒップホップが話題になりました。
ストリートの雰囲気を感じるCM映像との相性も抜群です。
Sound & Color / Alabama Shakes
Alabama Shakesの「Sound & Color」は、iPad ProのCM曲に起用されました。
素朴でアコースティックな音色を用いたビートで、くすんだ質感のサウンドはどこか宇宙のような壮大でダイナミックな印象を受けます。
まるで宇宙の全てが集約されたような性能の高さと、そのシンプルな操作性を併せ持つiPad Proにぴったりの曲と言えるでしょう。
Redbone / Childish Gambino
Childish Gambinoの「Redbone」は、2017年に発売されたiPhone XのCM曲に選ばれました。
グラミー賞のノミネート経験のあるドナルド・グローヴァーによるプロジェクトで、近未来来なR&Bサウンドが印象的です。
CMはこの機種から登場した「アニ文字」を使ったシュールな映像になっています。
Back Pocket / Vulfpeck
iPhone X / Apple PayのCMソングには、Vulfpeckの「Back Pocket」が起用されました。
シンプルで素朴なファンクサウンドは、iPhoneひとつで買い物ができるスマートな生活にぴったりのイメージです。
ポップで小気味良いサウンドは、iPhoneを使って買い物をすることの楽しさも見事に表しています。
Purusha / NVDES
第2世代iPhone SEのCMには、NVDESの「Purusha」が起用されました。
ロサンゼルスを拠点に活動する先鋭的なプロデューサーが放つエレクトロサウンドはインパクト抜群で、中近東風の楽器やメロディが印象的に使われています。
CMの映像はシンプルながらスタイリッシュなものになっており、新世代のiPhoneにワクワクした人も多いでしょう。
This Strange Effect / The Shacks
2017年に発売したiPhone 8 PlusのCM曲には、The Shacksの「This Strange Effect」が起用されました。
この曲のサイケポップサウンドは1960年代のようなレトロな雰囲気ですが、不思議と新世代のiPhoneの印象にもぴったり合います。
The Shacksの女性アーティスト、シャワン・ノイズが出演しているシンプルでスタイリッシュなCMにも注目ですよ。
Dream Girl / Anna Of The North
Anna Of The Northの「Dream Girl」は、iPad ProのCMソングとして話題になりました。
無駄をそぎ落としたサウンドと透明感の強い滑らかな歌声はAppleのイメージにぴったりで、新しいiPad Proに感じる期待感を増幅してくれます。
小鳥の動きに合わせて滑らかに動くiPad Proを描いたCM映像は、見とれてしまうような美しさがありますよ。
Eat Them Apples / Suzi Wu
2020年発売のiPhone 12では、Suzi Wuの「Eat Them Apples」がCMソングに起用されました。
民族楽器と重低音のエレクトロサウンドが印象的なビートで、さまざまな人物が次々とiPhoneを使って楽しむ映像とマッチしています。
緩急の効いた曲展開と映像の切り替わりに、思わず目が離せなくなってしまう人も多いのではないでしょうか。
AppleのCM曲【MacBook】
Appleが2006年から発売しているMacBookは、ミュージシャンを含む多くのクリエイターの制作活動に携わってきました。
現在でも第一線で活躍するクリエイターにとって必要不可欠なものであり、愛用しているアーティストも少なくありません。
ここでは、MacBookのCMソングとして話題になった楽曲を紹介します。
Chimes / Hudson Mohawke
2014年に発売されたMacBook AirのCMソングを担当したのは、Hudson Mohawkeの「Chimes」でした。
Hudson Mohawkeはスコットランドの神童としてベースミュージック界に激震を与えたビートメイカーで、その革新的なイメージがMacbook Airにぴったりでしょう。
CMではMacBookに描かれたさまざまなアートワークがに合わせて、重厚なトラップビートが流れています。
The Little Things / Big Gigantic
Big Giganticの「The Little Thing」は、MacBook ProのCMソングに起用されました。
ヒップホップとジャズを組み合わせた唯一無二の音楽性は、革新的な商品を開発し続けるAppleにも共通する部分があるでしょう。
Appleの歴代ノートパソコンが登場するCMでは、この曲の持つ洗練された印象や力強さも相まって、Appleの歴史を感じることができます。
Are You Even Real? / James Blake
James Blakeの「Are You Even Real?」は、AppleのCM「Behind the Mac」のCMソングに起用されました。
ピアノとストリングスの荘厳なサウンドに、James Blakeの優しい歌声が心象的な曲です。
CMでは若くしてグラミー賞を受賞した彼の制作風景が垣間見え、アーティストにApple製品が寄り添ってきた様子がわかります。
AppleのCM曲【Apple Music】
現在、音楽のサブスクリプションサービスが一般的になりましたが、中でもSpotifyと並んで業界をリードするのがApple Musicです。
そのCMはよりミュージシャンに寄り添ったものになっており、メジャー・インディーズ問わずハイセンスなアーティストの楽曲が起用されているのが特徴です。
最後に、Apple MusicのCMソングに抜擢された楽曲を紹介します。
All I Need / Air Credits
2020年に放送されたApple MusicのCMには、Air Creditsの「All I Need」が起用されました。
Air Creditsはシカゴを拠点に活動する2人のラッパーで、地球が荒廃した近未来をコンセプトにしたサウンドが特徴です。
そんな唯一無二の世界観は、世界中の音楽を手軽に聴けるApple MusicのCMにぴったりでしょう。
ペーパーロールスター / ドミコ(domico)
ドミコ(domico)の「ペーパーロールスター」は、2019年に放送された日本独自のCMのテーマソングに抜擢されました。
ブルージーなオールドロックサウンドが特徴で、エッジの効いた楽曲の数々は現代のバンドには珍しい世界観と言えるでしょう。
キャッチーでのりやすいサウンドはもちろん、とがった歌詞にも注目してくださいね。
感電 / 米津玄師
2020年12月に公開されたApple MusicのCMには、米津玄師の「感電」がCMソングに採用されました。
ホーンやトランペットなどの管楽器が目立つビートで、ゴージャスなサウンドの中にも米津玄師らしいメロウさがあるのが印象的です。
CM映像には米津玄師が描いたイラストが使用されており、ポップかつミステリアスな印象になっています。
Apple歴代CM曲はかっこいい洋楽やラップが多い!人気アーティストのおしゃれなCMソングを聴こう
革新的な製品の数々で世界をリードするAppleは、そのCMもクリエイティブで印象に残る作品ばかりです。
CMソングも、世界をリードするアーティストや新進気鋭のミュージシャンが手がけるおしゃれな曲がたくさんあります。
洋楽やラップが多めですが、さまざまな要素が混ざった曲もあるので、気に入った曲があったらぜひ聴いてみましょう。
この記事のまとめ!
- AppleのCMは、映像と楽曲を組み合わせたおしゃれなものが多い
- 洋楽のヒップホップが多いが、他にもさまざまなジャンルの曲がある
- 日本独自のCMもあり、日本の注目アーティストがCMソングを担当している
- Apple MusicのCMはより音楽にフォーカスした者が多く、注目アーティストを見つけやすい