ビリー・アイリッシュ(Billie Eilish)は、ミュージック作品の他にも、ファッションやヘアスタイル、ストレートな発言などで新世代のポップアイコンとしても注目されています。
この記事でわかること
ビリー・アイリッシュの人気曲ランキングTOP10
第62回グラミー賞(2020年)において、史上最年少で主要4部門を独占するなどの記録を達成し、世界的アーティストとして有名になったビリー・アイリッシュ。
センセーショナルな彼女の楽曲は日本でも大人気で、多くのファンから支持されています。
まずは、ビリー・アイリッシュの人気曲ランキングTOP10をチェックしてみましょう。
【10位】you should see me in a crown
「you should see me in a crown」は、2019年3月29日に発表されたデビューアルバム「When We All Fall Asleep, Where Do We Go?」に収録されています。
楽曲のタイトルは日本語で「王冠を被った私を見るべき」という意味で、イギリスBBCのドラマ「シャーロック」に出てくるセリフから取ったそうですよ。
低音のエレクトロビートとダークな歌詞と、ビリー・アイリッシュのエモいボーカルがディープな世界観を魅せる楽曲です。
お互いにファンだという、現代アーティスト・村上隆とコラボしたMVも要チェックですよ。
【9位】i love you
「i love you」は、デビューアルバム「When We All Fall Asleep, Where Do We Go?」の13曲目に収録された楽曲。
アコースティックサウンドにのせた、ビリー・アイリッシュの透き通るような美しい歌声が切ないバラードソングです。
コーチェラ・フェスティバルでは、空中に浮くベッドの演出で大きな話題になりました。
兄のフィニアス・オコネルと一緒に、ロサンゼルスのグリーク・シアターでパフォーマンスしたライブ映像がYouTubeで公開されているので、ぜひ観てみてくださいね。
【8位】all the good girls go to hell
デビューアルバムの5曲目に収録された「all the good girls go to hell」は、2019年8月30日にシングルカットしてリリースされました。
地球温暖化をテーマにした作品で、ビリー・アイリッシュの環境に対する強い想いやメッセージが込められています。
この楽曲は、環境活動家のグレタ・トゥーンベリによる「Global #ClimateStrike」 運動や、ニューヨークで開催された「国連気候行動サミット2019」でも起用されましたよ。
また、Maroon 5やエミネムのMVを手掛けたリッチ・リー監督のMVは、公開後7時間で再生回数が540万回を超えて大きな注目を集めました。
【7位】wish you were gay
「wish you were gay」は、2019年3月4日にリリースした楽曲です。
この曲では、「あなたがゲイなら、この恋を諦められるのに」という片思いの気持ちが歌われています。
印象的で愉快なリリックを理解するために、ぜひ和訳にも注目してみてくださいね。
ビリー・アイリッシュの片想い相手が実際にゲイだったことが元ネタ…という裏話を聞くと、彼女のいじらしい想いがヒシヒシと感じられ、思わず共感してしまう歌詞です。
【6位】Therefore I Am
「Therefore I Am」は、2020年11月にリリースされた楽曲。
ダークなヒップホップビートとエモーショナルな歌声で、ビリー・アイリッシュの世界観が楽しめる作品です。
彼女自身が監督を務めたMVは、10代前半の頃によく利用していた「グレンデール・ギャラリア」というショッピングモールが舞台になっています。
サウンドだけでなく、閉店後にモール内の食べ物を次々と盗み食いするビリー・アイリッシュのチャーミングな姿も必見ですよ。
【5位】when the party’s over
2018年にリリースされた「when the party’s over」は、失恋と別れへの葛藤を描いたバラードナンバー。
美しいゴスペル調のコーラス、ピアノ、ビリー・アイリッシュのささやくような低い声が重なる、静かで洗練された作品です。
MVでビリー・アイリッシュが流す黒い涙の意味も、歌詞を読み解くことで見えてきますよ。
【4位】lovely ( with Khalid )
ビリー・アイリッシュ初のE.P.「Don’t Smile at Me」に収録された「lovely」。
Netflix配信ドラマ「13の理由」セカンドシーズンの劇中歌にも起用されました。
R&BシンガーのKhalid(カリード)とコラボした作品で、迫力満点のバラードです。
鬱をテーマにしたリリックには悲痛な胸の内ばかり描かれていますが、なぜかそこに素晴らしさ・愛らしさを感じます。
カリードとビリー・アイリッシュの美しいハーモニーに、酔いしれてみましょう。
【3位】bury a friend
デビューアルバムに収録されている「bury a friend」は、2019年1月30日にシングルとして発表されました。
「ビリー・アイリッシュといえばこの曲!」というファンも多い、彼女らしいダークな作品です。
楽曲の世界観を表現したMVは、ホラーテイストになっています。
衝撃的なシーンにドキドキしてしまいますが、観れば「bury a friend」をより深く理解できるはず。
気になる人はMVもぜひチェックしてみてくださいね。
【2位】bad guy
「bad guy」は2019年に、デビューアルバムと同時に発表された楽曲です。
前半は低音が効いた4つ打ちが印象的なダンサンブルサウンドですが、終盤はダークな雰囲気のスローテンポに変化。
リズミカルなシンセサイザーと、ビリー・アイリッシュのささやくような歌声が耳に残ります。
MTV Millennial Awardsのグローバル・ヒット賞、MTV Video Music Awardsのベスト・エデティング賞をはじめ、世界中で様々な賞を受賞した、ビリー・アイリッシュの代表作と言えるでしょう。
【1位】everything i wanted
「everything i wanted」は、2019年11月14日に配信シングルとして発表された作品です。
この楽曲で、ビリー・アイリッシュは第63回グラミー賞の年間最優秀レコード賞を受賞しました。
リリックには「何が起こっても、2人で寄り添って乗り越えていこう」など、兄のフィニアス・オコネルとの関係が描かれています。
メイキング映像では、2人の母で女優のマギー・ベアードが出演しており、できたばかりの新曲を聴きながら涙ぐむマギーの姿が印象的ですよ。
ビリー・アイリッシュおすすめ有名曲
ビリー・アイリッシュの作品は、有名な映画の主題歌などにも起用されています。
「ビリー・アイリッシュの歌をよく知らない」という人でも、彼女がリリースした有名曲を聴けば「分かる!」「聴いたことがある!」と思う作品が多いのではないでしょうか?
ここでは、特に有名なおすすめ曲について紹介します。
ocean eyes
2016年にリリースした「ocean eyes」は、ビリー・アイリッシュのデビューシングルです。
元々は、兄のフィニアス・オコネルが自分のバンドのために作った曲でしたが、妹の声との相性の良さに気付きレコードしました。
そしてレコーディングした曲をSoundCloudにアップすると、たちまち話題になりレコード会社の目にとまって、デビューすることになったのです。
兄弟の圧倒的な音楽センスが感じられる「ocean eyes」は、スマッシュヒットを記録し、今でも多くのファンに支持されています。
Bellyache
2017年2月24日に発表された「Bellyache」は、ギターのサウンドと柔らかい歌声が心地よい楽曲です。
明るいメロディに、独創的でダークなビリー・アイリッシュらしいリリックをのせています。
MVでは、ビリー・アイリッシュがキュートなダンスを披露していますよ。
「ハマる」「可愛すぎる!」と話題なので、まだチェックしていない人はぜひ観てみてくださいね。
No Time To Die
「No Time To Die」は、2020年2月にリリースされた作品。
人気映画「007シリーズ」の最新作、「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」の主題歌にも起用されました。
ドラマチックなサウンドと、力強く美しい歌声に心が震えるような楽曲です。
映画のワンシーンと共にビリー・アイリッシュが登場するMVは、公開開始から9時間で280万回再生を超えて話題になりました。
my future
2020年7月にリリースされた「my future」は、新型コロナウイルスの影響でロックダウン中に、兄のフィニアス・オコネルとレコーディングした楽曲。
優しく美しいメロディと、聴く人によって様々な解釈ができそうな希望のあるリリックが、コロナ禍で疲れた気持ちにそっと寄り添ってくれるような作品です。
オーストラリア出身のアーティスト、アンドリュー・オノラートが制作した、ビリー・アイリッシュが登場するアニメーションMVも色彩豊かで素敵ですよ。
COPYCAT
「COPYCAT」は、E.P.「Don’t Smile at Me」の1曲目に収録された楽曲です。
COPYCATとは、日本語で「人のマネをする人」という意味。
自分に自信が持てず、誰かのマネをしたり本当の性格を偽ったりしている人への皮肉が感じられる作品です。
また、他者に対する気持ちではなく、唯一無二の私でありたいという自分に向けた言葉としても考えることができますね。
idontwannabeyouanymore
E.P.「Don’t Smile at Me」の2曲目に収録されている「idontwannabeyouanymore」は、「I don’t wanna be you anymore(もうあなたみたいになりたくない)」という意味です。
ビリー・アイリッシュ自身が、鏡を見るたびに「こんな自分は嫌だ」と感じていたことを歌っています。
ティーンエイジャーの頃、誰もが1度は思ったことがある感情に共感できるのではないでしょうか。
watch
E.P.「Don’t Smile at Me」に収録されている「watch」は、恋について歌った切ない楽曲です。
穏やかなメロディですが、恋人との気持ちの熱量の違いや、通じ合うことができないもどかしさが描かれています。
リスナーによって、いろんな解釈ができそうなリリックです。
時間の経過やその時の状況によって、見え方(watch)が変わるような、深い作品ですよ。
ビリー・アイリッシュの人気曲はエモい曲ばかり!人気アルバムのおすすめ有名曲を覚えてカラオケで挑戦してみよう
2年連続でグラミー賞を受賞するなど、数々の記録を打ち立てたビリー・アイリッシュ。
「Don’t Smile at Me」「When We All Fall Asleep, Where Do We Go?」などのアルバムには、彼女の人気曲がたくさん収録されています。
洋楽ですが有名な曲が多いので、カラオケで歌っても盛り上がること間違いなしです。
ビリー・アイリッシュの作品を聴き込んで、カラオケで挑戦してみてはいかがでしょうか?
この記事のまとめ!
- ビリー・アイリッシュは、世界中から注目される新しい時代のポップアイコン
- 史上最年少でグラミー賞主要4部門独占をはじめ、多くの記録を打ち立てている
- 日本でも有名で、人気がある海外アーティストの1人
- ビリー・アイリッシュのおすすめアルバムを聴き込んで、カラオケで挑戦してみよう!