再始動を繰り返しながら、さらなる成長を遂げていくアイドルグループ・BiS(ビス)。
活動メンバーが変わっても、過激で個性あふれるパフォーマンスは彼女たちにしか見せられない魅力だといえるでしょう。
この記事でわかること
BiSとはどんなアイドル?
2010年11月に始動したBiSは、歴史の長いアイドルグループです。
メンバーチェンジを繰り返しながらも、根強いファンが大勢いるBiSのグループプロフィールを紹介していきます。
WACK設立キッカケの破天荒アイドル
BiSは、音楽プロダクション・WACKの渡辺淳之介がプロデュースを担当しているアイドルグループです。
歌手のプー・ルイが、音楽情報サイト「OTOTOY(オトトイ)」のインタビューにて「アイドルグループがやりたかった」と発言したのをきっかけに、メンバーオーディションが行われました。
活動初期は「自給自足」をモットーに、メンバーが振り付けやイベント企画を自ら行い、個性的で破天荒なプロモーションが人々の注目を集めた理由となっています。
新生アイドル研究会として始動
「新生アイドル研究会(Brand-new idol Society)」の頭文字をとって「BiS(ビス)」と名づけられたのが、グループ名の由来です。
「アイドルを研究して、アイドルになろうとする、アイドルになりたい4人組」をコンセプトに始動し、当時は「OTOTOYアイドル研究室」の生徒として、授業を受けていた経験もあります。
正統派アイドルとは真反対の過激なパフォーマンスで話題となり、彼女たちだからこその魅せ方がファンの心を掴みました。
解散も経験
2010年に活動を開始し、メンバーチェンジをしながらも、イベントやワンマンライブにて多くのファンを楽しませたBiS。
しかし、2014年7月に開催された横浜アリーナ公演をもって、惜しまれつつも解散しました。
その2年後に再オーディションが行われ、2016年〜2019年まで第2期として再始動。
再び解散した1ヶ月後の2019年6月には、第3期メンバーのビジュアルが公開され、大きな話題を集めました。
初めて始動した第1期と変わらない奇抜なプロモーションを武器とし、新曲のリリースや全国ツアーを行うなど、順調な活動を続けています。
ファンネームは研究員
BiSのファンネームは「研究員」となっています。
グループのコンセプトである「新生アイドル研究会」のファン=研究員と解釈できますね。
「BiSメンバーとファンが一つになりながら、新生アイドルを作り出していく」という意味が読み取れる、素敵なファンネームです。
ライブではBiSと研究員の距離感の近さが魅力で、会場が一体となって盛り上がれます。
2023年7月に発表した「僕の目を見つめて 君の世界になりたい」は、新体制となって初めてリリースした楽曲で、BiSと研究員の関係をテーマにしているのだとか。
思わず踊り出したくなるようなアップテンポに仕上げられており、BiSと研究員の絆が感じられます。
BiSとBiSHの違い
BiSの所属事務所・WACKには、アイドルグループ・BiSH(ビッシュ)も所属していました。
第1期BiS解散後に、プロデューサーの渡辺淳之介が「BiSをもう一度始めたい」と思ったのをきっかけに、BiSHが生まれました。
その後、第2期BiSが再始動したため、結果的に別のアイドルグループとなっています。
ロックとアイドルソングを融合させた楽曲が多いBiSに対し、BiSHは「楽器を持たないパンクバンド」として活動していたことから、ロックテイストの楽曲が多いのが特徴です。
独特でエネルギッシュなパフォーマンスが人気を集めていましたが、2023年6月の東京ドーム公演を最後に、解散しています。
BiSメンバーのプロフィールを紹介【3期】
ここでは、第3期として活動している現BiSメンバーのプロフィールを紹介していきます。
メンバー全員が個性にあふれており、整ったビジュアルも魅力の一つである彼女たちの詳細に迫っていきましょう。
ナノ3
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— ナノ3 (@NANO3_BiS) September 8, 2023
誕生日 | 不明 |
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年齢 | 不明 |
身長 | 153.5cm |
メンバーカラー | オレンジ |
愛称 | ナノ |
ナノ3(ナノナノナノ)は、2021年に行われた「BiS・ASP新メンバー合同オーディション」にて審査を突破し、加入が決まったメンバーです。
「公式Xアカウントのフォロワーが25,000人になるまで素顔を非公開」という企画を打ち出しており、加入から1ヶ月後に見事達成しています。
大きな目が特徴の美しい顔立ちをしていながらも、特典会では天真爛漫な姿を見せ、飾らない人柄がファンの心をグッと掴みました。
これからも、BiSの魅力を格上げしてくれる存在のナノ3に、期待が高まりますね。
ヒューガー
🪩🌵 #新しいプロフィール画像 🥫🎙️ pic.twitter.com/zESpfHtVF5
— ヒューガー (@HYUGA_BiS) September 8, 2023
誕生日 | 不明 |
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年齢 | 不明 |
身長 | 160cm |
メンバーカラー | 青 |
愛称 | 不明 |
ヒューガ―は、2022年に加入したBiSメンバーです。
2021年のWACK合宿オーディションにて脱落するものの、その後オーディションが開催される度に応募し「4度目のチャンスで念願のデビューを果たした」というエピソードを持っています。
困難にもめげない忍耐強い性格をしていながらも、笑顔がキラキラとしていてとても可愛く、そのギャップもヒューガ―が愛される理由です。
Y字バランスならぬ「I字バランス」を特技としており、今後も柔らかい体を武器とした美しいパフォーマンスを見せてくれるのではないでしょうか。
シオンエピック
#新しいプロフィール画像 pic.twitter.com/sdAGhpQht7
— シオンエピック (@SHiON_BiS) September 8, 2023
誕生日 | 不明 |
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年齢 | 不明 |
身長 | 不明 |
メンバーカラー | 不明 |
愛称 | 不明 |
シオンエピックは「WACK合同オーディション2023」に参加し、デビューを果たしたメンバーです。
もともとWACKのファンである彼女は「WACK合宿オーディション2022」や「豆柴の大群新メンバーオーディション」にも参加した経歴を持っています。
「陰キャの星の下に生まれている」と本人が語るほど、控え目な性格をしているのだとか。
その物静かさが、明るいメンバーが多いBiSの中でも、一際目を惹く理由になっているのではないでしょうか。
これからも、成長を遂げていくであろうシオンエピックに注目です。
クレナイ・ワールズエンド
#新しいプロフィール画像 pic.twitter.com/1uVEPowy9K
— クレナイ・ワールズエンド (@KURENAi_BiS) September 8, 2023
誕生日 | 不明 |
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年齢 | 不明 |
身長 | 不明 |
メンバーカラー | 不明 |
愛称 | 不明 |
クレナイ・ワールズエンドは「WACK合同オーディション2023」を経て、加入が決まったメンバーです。
「WACK合同オーディション2022」にも参加していたのですが、最終日で脱落してしまうことに。
しかし、どうしても諦められない思いが、次の年のオーディションでデビューを勝ち取った理由となっています。
福岡出身の彼女は、まさに「博多美人」という言葉が似合う可愛いビジュアルが魅力で、見ているとほんわか和ませてくれるでしょう。
「歌を練習中」だと語っており、今後のクレナイ・ワールズエンドの成長に期待が高まります。
イコ・ムゲンノカナタ
#新しいプロフィール画像 pic.twitter.com/xx1LfLMhRj
— イコ・ムゲンノカナタ (@MUGEN_BiS) September 8, 2023
誕生日 | 不明 |
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年齢 | 不明 |
身長 | 171cm |
メンバーカラー | 不明 |
愛称 | 不明 |
イコ・ムゲンノカナタは「WACK合同オーディション2023」がきっかけで加入することになったメンバー。
WACK開催のオーディションに何度か応募するものの落選し、ようやくデビューを掴み取った努力家です。
171cmという長身を活かしたダンスはダイナミックで、思わず目で追ってしまうほど夢中になるでしょう。
今後もメキメキと実力を伸ばしていくことが期待されるイコ・ムゲンノカナタから、目が離せません。
トギー
#新しいプロフィール画像 pic.twitter.com/m6yivtMd3c
— トギー (@TOGGY_BiS) September 8, 2023
誕生日 | 2000年8月2日 |
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年齢 | 24歳 |
身長 | 148cm |
メンバーカラー | 赤 |
愛称 | トギー |
トギーは「WACK合同オーディション2019」にてデビューを掴み取った、第3期BiSの初期メンバーです。
オーディション中に脱落しているものの、彼女の強い意志が運営側の心を動かし、見事加入が決まりました。
148cmと小柄で可愛らしい見た目をしていながらも、アイドル活動にかなりストイックで、より良いパフォーマンスを見せられるように日々努力しているのだとか。
2022年2月には脚の怪我で活動休止していましたが、同年8月に復帰しています。
今後も中心メンバーとして、BiSを引っ張ってくれる存在になるであろうトギーに注目です。
3期BiSの脱退した元メンバーは?
現在活動している第3期BiSのなかで、脱退したメンバーは5名です。
多数の応募の中から、見事オーディションを勝ち抜いた彼女たちは、特別な魅力や才能を兼ね備えていたのでしょう。
BiS卒業後も、違う形で姿を見せてくれるのではないでしょうか。
- マナコ・チー・マナコ
- ズズ・デス
- チャントモンキー
- イトー・ムセンシティ部
- ネオ・トゥリーズ
1期BiSメンバーを紹介
2010年に初めて結成したときのBiSメンバーは、プー・ルイやヒラノノゾミをはじめとした4名でした。
メンバーの脱退・新加入を繰り返しながら活動し、2014年の解散時のメンバーは6名です。
そのほか、2013年にファッションデザイナーのコシノジュンコが、終身名誉メンバーとして加入したことでも話題となりました。
- プー・ルイ
- ヒラノノゾミ
- カミヤサキ
- テンテンコ
- ファーストサマーウイカ
- コショージメグミ
解散理由としては、プロモーションに限界を感じたことが挙げられており、惜しまれつつも新生アイドル活動に幕を下ろしました。
2期BiSのメンバーを紹介
2016年〜2019年には、第2期としてのBiSが再始動します。
WACK所属のアイドルグループ「BiSH」「GANG PARADE」とのシャッフルユニットを結成したり、ファン投票による構成メンバー入替戦「BiS.LEAGUE」が行われたりと、新しい企画も盛り込まれていました。
解散理由は発表されていませんが、元リーダーであるプー・ルイの脱退を機に、グループとしての方向性が定まらなくなったことが考えられています。
解散当時のメンバーは、以下の9名です。
- キカ・フロント・フロンタール
- ペリ・ウブ
- アヤ・エイトプリンス
- ゴ・ジーラ
- パン・ルナリーフィ
- トリアエズ・ハナ
- ムロパナコ
- ミュークラブ
- YUiNA EMPiRE
BiSのバズった代表曲3選
最後に、BiSがリリースした多数の楽曲の中から、バズった代表曲を紹介します。
歴史の長いBiSの人気曲をチェックして、研究員の仲間入りを果たしましょう。
BiS BiS
2016年リリースの「BiS BiS」は、TVアニメ「遊☆戯☆王VRAINS」のタイアップとしても選ばれた楽曲です。
BiS結成のきっかけとなったプー・ルイが、第2期BiSオーディション始動の発表時にリリースしており、今なおBiSの代表曲として歌い継がれています。
さまざまな困難や、大人の期待に押しつぶされそうになりながらも、立ち上がって突き進んでいく少女の強さがテーマ。
プー・ルイの卒業後には2019年Ver.のMVが公開され、メンバーの切ない表情に胸を打たれることでしょう。
nerve
「nerve」は、第1期BiSが2011年にリリースした2枚目のシングル曲です。
なかなか思うように進展しない恋心をキュートに歌った楽曲で、中毒性のあるメロディーがクセになるでしょう。
エビ反りのようなサビのダンスが特徴的で、ライブでは何度も続けて披露したこともあるBiSの名曲です。
STUPiD
2019年にリリースした「STUPiD」は、第3期BiSとして初めてレコーディングした楽曲です。
ロックテイストのメロディーに乗せて、自分らしく楽しんでいくことをポジティブに歌っています。
破天荒なBiSの魅力が詰まったMVは、見ているだけで元気がもらえ、何度も再生したくなる感覚を覚えるでしょう。
「キングオブコント2022」の特別CMソングに起用され、優勝に向けて挑み続ける出場者の気持ちを代弁する歌詞で話題を集めました。
BiSメンバーから目が離せない!彼女達のアイドル活動を応援しよう
メンバーチェンジや再結成を繰り返しながら、活動の場を広げているアイドルグループ・BiS。
王道アイドルにはない破天荒なパフォーマンスは見る人を魅了し、BiS沼にハマらせています。
メンバー全員が個性にあふれており、親しみやすいオーラも人気の理由なのではないでしょうか。
新生BiSの今後の活躍に、期待が高まりますね。
この記事のまとめ!
- BiSは「新生アイドル研究会」として2010年に始動したアイドルグループ
- 第1期・第2期は解散しており、2019年より第3期BiSが再始動
- 独特で過激なプロモーションが、研究員(ファン)の心を掴んでいる
- BiSのバズった代表曲は「BiS BiS」「STUPiD」など
- 破天荒アイドル、新生BiSの今後の活躍を応援しよう