韓国出身の「BoA(ボア)」は、2001年に衝撃の日本デビューを飾った女性人気アーティストです。
ノリの良いダンスミュージックから、切ないバラードまでさまざまな楽曲を歌い上げる美声に魅了されてしまいます。
デビュー当時はもちろん、今でもカラオケなどで歌われる機会が多いBoAの曲ですが、どんな曲があるのか詳しく知らない人も多いのではないでしょうか。
この記事でわかること
BoAのデビュー曲は「ID;Peace B」
「ID;Peace B」は、2001年5月30日に日本デビューを飾った、BoAのデビューCDシングル曲です。
まだ10代中盤だったBoAは、この曲でJポップシーンに初登場。
KDDIのCMイメージソングとして起用され、衝撃の日本デビューを果たしたのです。
その2ヶ月後にはセカンドシングル曲もリリースされるなど、それからのBoAの活躍ぶりは目覚ましいものでした。
BoAの人気代表曲7選
日本でデビューシングルを発売して以降、次々とヒット曲を生み出していった、BoA。
心に響くような、美しく透き通った彼女の歌声は、どれも魅了されてしまう作品ばかり!
まずは、BoAを代表する人気楽曲を7曲、厳選してご紹介します。
VALENTI
2002年8月、日本7枚目のシングル曲としてリリースされた、BoAを代表するヒットソング「VALENTI」。
惹きつけられるようなかっこいいイントロから始まる、ノリ抜群の一曲です。
サビの「タイトなジーンズにねじ込む」というインパクトのある歌詞とアップテンポなメロディが魅力的です。
メリクリ
2004年12月にリリースされた日本15枚目のシングル「メリクリ」。
毎年ウィンターシーズンになると、街中で耳にする人も多いのではないでしょうか。
BoAの楽曲のなかでも、カラオケで歌われる機会が多い曲でもあります。
恋人たちのクリスマスにぴったりで、寒い冬も心を温かくしてくれるような優しいメロディが特徴。
「ずっと ずっと」の歌詞が印象的なサビでは、BoAの切ない歌声に魅了されてしまいます。
Winter Love
2006年11月にリリースした「Winter Love」は「メリクリ」同様、BoAの人気冬ソングのひとつです。
メリクリでは幸せな恋人たちの様子が歌いあげられる一方、Winter Loveはとても切ないラブソングなっています。
透き通るようなBoAの歌声とサビに向けて盛り上がるメロディが、より切なさを感じさせるでしょう。
当時CMソングとして起用されていたため、聴き覚えのある人も多いのでは?
肌寒い冬になるたび、定期的に聴きたくなるようなウィンターバラードです。
NO.1
2002年9月に8枚目のシングル曲として発売されたのが「NO.1」。
独特なリズムのダンスミュージックは、耳に残るメロディが印象的。
この曲では「人との出会い」が歌い上げられており、その繊細な歌詞も魅力のひとつです。
ファンのなかでは、神曲とも呼ばれており、ライブで楽しみにしている人も多いとか。
別れの寂しさを感じる時に元気を与えてくれる、BoAの人気曲です。
LISTEN TO MY HEART
2002年1月に発売、日本で4枚目のシングル「LISTEN TO MY HEART」。
エネルギッシュなダンスミュージックで、BoAの大ヒットソングです。
当時、BoA本人が出演していたCMソングのタイアップとして使用されており、耳にしたことがある人も多いのでは。
歌詞は英語が多めで、発音も良く、とても聴き心地の良い曲に仕上がっています。
この曲を聴けば、テンションが一気に上がること間違いないですよ!
Shine We Are!
BoAを代表する元気パワフルソングと言えば「Shine We Are!」。
2003年5月、日本で10枚目のシングルとして発売され「カルピスウォーター」のタイアップCMソングとしても使用されていました。
サビの始まりの「太陽抱きしめたら」の歌詞が印象的で、明るい未来を想起させる一曲です。
落ち込んでいて元気を出したい時、アクティブシーンに聴くのもおすすめ。
馴染みやすいポップで軽快なテンポは、ダンスミュージックとしてもぴったりです。
Only One
2013年2月に発売した「Only One」は、BoA本人が作詞作曲をした作品です。
当時、26歳となったBoAが等身大のラブソングを生み出しました。
ナチュラルな曲調に仕上がっており、10代半ばに発売していた楽曲とはひと味違った、新たなBoAの魅力が詰まった一曲。
BoA本人は「踊るイメージよりも気持ち良く聴く曲として作った」と語っています。
CDジャケット写真に写る、大人の女性として成長したBoAの姿も、ぜひチェックしてください。
ドラマ・アニメの主題歌やCMソングになったBoAの歌6選
2001年のデビュー以降、BoAの曲はドラマやアニメの主題歌、CMソングなどに起用されることが多かったのも特徴的です。
CMでは、BoAの曲が流れながら本人が出演する機会も多々ありました。
ここからは、当時なら誰しも耳にしたことがあるBoAの主題歌やCMソングを紹介します。
JEWEL SONG
テレビ朝日系「イヴのすべて」の主題歌だったのが「JEWEL SONG」。
2002年に発売した、9枚目のシングルです。
壮大なラブバラードで、ドラマティックな世界観が感じられます。
まるで宝石のように美しいBoAの歌声が、印象的な一曲です。
Every Heart-ミンナノキモチ-
よみうりテレビ・日本テレビ系の人気アニメ「犬夜叉」のエンディング曲だった「Every Heart-ミンナノキモチ-」。
実は、BoAにとってこの曲がデビューしてから初めて挑戦したバラード曲なのです。
スローテンポでも変わらぬBoAのハスキーかつ甘く切ない歌声が魅力的な一曲。
コノヨノシルシ
カルピス食品工業「カルピスウォーター」のCMソングとして起用された「コノヨノシルシ」。
2004年にリリースされた12枚目のシングルです。
R&BのようなバックトラックにBoAの温かな歌声が乗る、珠玉のラブソングとなっています。
人の出会いの喜びが歌い上げられており、優しく前向きな気持ちにさせてくれる楽曲です。
Amazing Kiss
カネボウの口紅「テスティモ」のCMソングとして起用された「Amazing Kiss」。
独特なサウンドと甘く響き渡るBoAのハイトーンがマッチした一曲。
儚く切ない曲調は、女性化粧品のCMにぴったりです。
歌詞の言葉一つひとつが、丁寧かつ優しく歌い上げられています。
Smile again
テレビ朝日系の「土曜ワイド劇場」のエンディングテーマとなっていた「Smile again」。
ゆったりとした曲調の優雅で落ち着いたスローバラード。
メロディにBoAの歌声が重なっていき、深みが増す曲となっています。
歌詞で歌われている「僕」という一人称は、当時のボーイッシュな印象のBoAにぴったりでした。
キミのとなりで
当時、auのCMソングとして使われていた「キミのとなりで」。
純情な恋心が描かれており、BoAの美声を堪能できる珠玉のバラードです。
オーソドックスかつエモーショナルなコーラスワークが評価されています。
BoAの隠れた名曲4選
BoAのおすすめの人気曲を聴きハマった方に向けて「ぜひ、聴いてほしい」という楽曲を集めました。
ここからは、ファンがおすすめするBoAの隠れた名曲を、4曲厳選してご紹介します。
気持ちはつたわる
インパクトのある歌詞とメロディが耳に残る「気持ちはつたわる」。
2001年に発表された、3枚目のシングル曲。
BoAの得意とするバラードのなかでも、ファンからは「隠れた名曲だ」と言われています。
歌詞とメロディが覚えやすいため、カラオケで歌う方も多い曲です。
my all
「大切な人と共に人生を歩む」という思いが綴られている「my all」。
歌詞のほとんどが日本語で構成されており、誰でも歌いやすい王道バラード曲です。
BoAの優しく美しい歌声が響く、温かい作品となっています。
永遠
「エイ」という特徴的な掛け声が取り入れられている、ミディアムR&B「永遠」。
明るい曲調となっていますが、歌詞の内容はとても切ない印象です。
表現力あるBoAの歌声が、やるせない恋心を絶妙に演出している一曲。
LOVE LETTER
BoA本人が作詞に参加した「LOVE LETTER」。
透明感のある歌声と心地よいビートがマッチする楽曲です。
弦楽器の音色の響く、BoAらしさ全開のラブバラードとなっています。
BoAの歌はダンスナンバーからバラードまで名曲揃い!歌声に魅了されよう
2001年に日本デビューして以降、数々のヒットソングをリリースし続けたBoA。
BoAの楽曲は、ダンスミュージックからバラードまで、名曲が揃っています。
独特なテンポや美しい歌声、耳に残るメロディが印象的で、今でも多くの方がカラオケで歌っています。
改めて、BoAの人気ソングや隠れた名曲を聴いて楽しんでみるのはいかがでしょうか。
この記事のまとめ!
- 韓国出身女性アーティストBoAは、2001年5月30日に日本デビュー
- BoAのデビューシングル曲は「ID;Peace B」
- BoAの人気代表曲は「VALENTI」「メリクリ」「LISTEN TO MY HEART」など
- ドラマの主題歌として使用された「JEWEL SONG」、CMタイアップ曲「Amazing Kiss」などがヒット
- 「気持ちはつたわる」「LOVE LETTER」など隠れた名曲も多い