車のCMはテレビで観ることが多いですが、起用されている曲はどれもかっこいいですよね。
車のCMには疾走感溢れる楽曲が使われることが多く、音楽があることで車がよりかっこよく見えてついつい買いたくなってしまうでしょう。
この記事でわかること
車の人気CM曲(ホンダ・スバル・トヨタ)
まずは、日本を代表する車メーカーのホンダ、スバル、トヨタのCM曲を紹介します。
ホンダ、スバル、トヨタは普通車のラインナップが多く、CM曲もかっこいい楽曲ばかり。
また、買う人は男性が多いので、男性ウケを狙った楽曲が多いのも特徴でしょう。
ここでは、ホンダ、スバル、トヨタのCMで使われた人気曲を紹介します。
ホンダ
小さな惑星 / King Gnu
King Gnuの小さな惑星はホンダのVEZELのCM「PLAY VEZEL 昼夜」篇に起用されました。
ホンダは若手アーティストの曲を起用することが多く、今最も勢いのあるアーティストであるKing Gnuの楽曲を起用しています。
爽快感のあるメロディーと、車が首都圏を走っている映像がとてもマッチしており、ドライブに行きたいと思わせるCMに仕上がっています。
Mark Ronson / Uptown Funk
Uptown FunkのMark Ronsonは、FITの「好きなコト、やろう。」篇に起用された楽曲です。
この曲は、イギリスのシンガーソングライターのマーク・ロンソンとブルーノ・マーズがコラボしている楽曲で、頭に残りやすいメロディーが特徴的。
このCMのキャッチコピーである「好きなコト、やろう。」と明るい曲調がマッチしており、たった15秒ですが明るい気分になれるのではないでしょうか。
スバル
ワタリドリ / [Alexandros]
AlexandrosのワタリドリはSUBARU XVのImpreza XV/CrosstrekのCMソングに起用され、注目を集めました。
ワタリドリはボーカルのハイトーンボイスと疾走感あふれるメロディーが特徴的で、爽やかな印象を与えています。
CMにも、青色やオレンジの車が映っているので、鮮やかで観ていて飽きないCMになっているのではないでしょうか。
My Way / Frank Sinatra
Frank SinatraのMy Wayは「believe.」篇で使われた名曲です。
Frank Sinatraは20世紀で最も偉大なシンガーとして有名で、様々な伝説を残したアーティストとも言われています。
My Wayは1967年に作曲された楽曲で、日本でも多くのアーティストがカバーしており、カバーされた回数歴代2位の楽曲です。
壮大でしっとりとした曲調が、車の高級感を与えてくれます。
トヨタ
Keep On Running / 菅田将暉×OKAMOTO’S
Keep On Runningは菅田将暉とOKAMOTO’Sがコラボして歌っている楽曲で、トヨタ自動車のカローラのCMソングに起用されました。
原曲はバンドサウンドの強いロックチューンですが、CMではセッションのようなアレンジになっています。
本人たちが車の中でセッションをしながらドライブをするCMで、ドライブの楽しさが伝わってくるでしょう。
Church / Samm Henshaw feat. EARTHGANG
ChurchはSamm Henshaw feat. EARTHGANGによる楽曲で、カローラスポーツのCMソングになりました。
イギリスの若手ソウルシンガーとアトランタのEARTHGANGのコラボは、世界的にも注目を集め、MVの再生回数は1800万回を突破しているヒット曲です。
手拍子をしたくなるような心地よいリズムが特徴的で、カローラスポーツの快適な走り心地が音楽からも伝わってくるCM曲です。
車の人気CMソング(スズキ・ダイハツ・マツダ)
次に、スズキ・ダイハツ・マツダのCMソングを紹介します。
スズキとダイハツは軽自動車のラインナップが多く、若者や女性をターゲットにしたCMが多いです。
そのため、若者や女性に人気のアーティストが起用されており、CM曲が流れたら自然とテレビの画面を観てしまう人も多いのではないでしょうか。
ここでは、スズキ・ダイハツ・マツダのCMソングを紹介します。
スズキ
Landscape / 緑黄色社会
緑黄色社会のLandscapeは、スズキのソリオバンディットのCMソングに起用されました。
CMには橋本環奈と吉沢亮が出演しており、緑に囲まれた道を走っている映像が、爽やかな楽曲とマッチしています。
緑黄色社会は、当たり前があるからこそ特別な景色が見れるということをテーマにした楽曲とコメントをしており、特別な人とのドライブに聴きたい一曲と言えるでしょう。
That’s The Way A Woman Is / The Messengers
That’s The Way A Woman Isは、The Messengersによる曲でハスラーのCMソングに起用されています。
CMでは、気になる女の子という曲名でカバーされており、一度聴くと頭から離れないメロディーが印象的。
可愛らしいデザインをしたハスラーとポップな曲調がとてもマッチしており、子供から大人まで人気のCMです。
ダイハツ
あの夢をなぞって / YOASOBI
YOASOBIのあの夢をなぞっては、タフトのきっといい風篇に起用されたCMソングです。
あの夢をなぞってのMVは、再生回数5000万回を突破したヒット曲であり、アコースティックバージョンなど様々なアレンジがYouTubeにて公開されています。
サビの開放感あふれるメロディーが、海辺を走る映像とマッチしており、爽やかなCMに仕上がっています。
Sink / DYGL
DYGLのSinkタントカスタムのCMソングで、街角で魅せる篇で起用されています。
DYGLは大学のサークルで結成されたロックバンドです。
洋楽のような曲調が印象的で、街角をゆっくりと走る映像と、大人っぽさを感じる曲調がマッチしています。
ゆっくりと車が走るCMは珍しく、他との差別化を図った少し変わったCMです。
マツダ
Show Me How / Maika Loubté
Show Me Howは日本とフランスのハーフのシンガーソングライター兼トラックメイカーとしても活動しているマイカ・ルブテによる一曲で、MX-30のCMソングに起用されました。
MX-30は女性でも乗りやすいSUVというコンセプトなので、マイカ・ルブテを起用したのではないでしょうか。
ゆったりとした曲調と、美しい夕焼けの景色がマッチしています。
My Sharona / The Knack
The KnackのMy Sharonaは、1996年に発売されていたシャオラのCMソングに起用されていました。
CMにはテニスの世界王者であるアンドレ・アガシが出演していたそうです。
My SharonaはこのCMだけでなく、様々な番組のテーマ曲やCMにも使われていたので、一度は耳にしたことのある人も多いのではないでしょうか。
ギターのフレーズや曲の構成が時代を感じさせる一曲です。
車の人気CM曲(ベンツ・アウディ・BMW)
最近では外車のCMもよく流れており、昔に比べて街で外車を見かけることも多くなりました。
外車の中でも特に有名な、ベンツ、アウディ、BMWは中年代の男性をターゲットにしているので、CMも落ち着いた大人の雰囲気漂う曲が使用されています。
また、CMソングには邦楽が使用されていることも多いです。
ここでは、ベンツ、アウディ、BMWの人気のCM曲を紹介します。
メルセデス・ベンツ
LUCK / Nulbarich
NulbarichのLUCKは、ベンツのGLAのCMソングに起用されました。
Nulbarichは日本で結成されたブラックミュージックを貴重とするロックバンドで、洋楽のような曲調が特徴的です。
また、メンバーが固定されておらず、曲によってメンバーが変動的に入れ替わるのもNulbarichの特徴でしょう。
街や砂漠のような場所を軽やかに走り抜ける映像と、軽快で上品なサウンドがマッチしています。
Blinding Lights / The Weeknd
カナダのシンガーソングライターであるThe WeekndのBlinding Lightsは、EQCのCMソングに起用された楽曲です。
EQCはベンツの初の電気自動車であり、多くの人から注目を集めました。
Blinding Lightsは、2020年に最も売れた楽曲に選ばれました。
今までのベンツの車を振り返るような映像と、The Weeknd本人がEQCに乗り込む映像など、まるで映画のようなCMになっています。
アウディ
ひとかけら / 柴咲コウ
女優としても活躍する柴咲コウのひとかけらは、Audi e-tron SportsbackのCMソングに起用されました。
ひとかけらは残酷な天使のテーゼなどの作詞を手掛けた及川眠子が作詞を担当しており、柴咲コウと初のコラボ曲になっています。
重厚感のあるストリングスのサウンドが特徴で、高級感のある一曲です。
BANGRANG / SKRILLEX
アメリカの人気シンガーソングライターのSKRILLEXのBANGRANGは、Audi Q2のCMソングです。
SKRILLEXは2011年に、グラミー賞を5つの部門でノミネートされ、3つ受賞するなど実力派俳優でもあります。
ノリの良いダンスミュージックのような曲調が特徴的で、一度聴くと頭から離れない、中毒性の高い楽曲となっています。
BMW
babylon / MAN WITH A MISSION
MAN WITH A MISSIONのbabylonは、グランクーペのCMソングに起用されました。
世界的にも注目を集めるオオカミバンドのMAN WITH A MISSIONが、大手のBMWとのCMでコラボすることはファンの間で話題になりました。
このCMソングで、世界進出をより後押ししたのではないでしょうか。
洋楽のような重たいグルーブ感のある楽曲と、クールな映像がとてもマッチしています。
I Wish I Was A… / NOISY
イギリス出身のロックバンド NOISYのI Wish I Was A…は、BMWの X RangeのCMソングになりました。
NOISYはラップなど様々な音楽ジャンルを取り入れる音楽性が特徴で、現代らしいサウンドが持ち味のバンドです。
このCMソングに起用された頃、NOISYはまだ駆け出しバンドだったため、本人たちも驚いたというエピソードがあります。
車のCM曲は邦楽・洋楽の人気名曲揃い!ホンダやスバルのCMソングを聴いてみよう
車のCMには昔の名曲から最新の楽曲まで、幅広い曲が使用されるので、多くの音楽に触れることができます。
また、車のCM曲には中毒性の高い楽曲が多いのも特徴の一つで、日産はオリジナル楽曲を多く使用するなど、各社それぞれのこだわりがあるのです。
普段、何気なく見ているCMからお気に入りのアーティストが見つかることもあるので、注目して観てみるのもいいのではないでしょうか。
この記事のまとめ!
- CMソングには邦楽、洋楽様々な曲が使用される
- 車の雰囲気に合った楽曲が使用される
- 名曲揃いなので、好きなアーティストが見つかるかもしれない