フォークダンスで男子と女子がペアになって踊って、ワクワクした思い出がある方も多いでしょう。
学校の行事やイベントで踊られるフォークダンスの曲は、外国の楽曲が一般的ですが、日本の歌で踊るケースもあります。

この記事でわかること
フォークダンスの有名曲4選
日本でフォークダンスと言うと、誰もが思い浮かべる有名曲がいくつかあります。
タイトルを覚えていなくても、メロディーを聞くとこんなダンスだったと記憶が蘇るかもしれません。
はじめに、日本のフォークダンスの有名ソングを紹介しましょう。
コロブチカ
輪になった男女がペアになって輪になり、パートナーを替えながら踊る「コロブチカ」は、ロシアの歌曲です。
「行商人(コロベイニキ)」という詩をもとにした歌で、行商人が運ぶ箱を意味する「カローブシカ」からタイトルがつけられました。
フォークダンスだけでなく、コンピューターゲーム「テトリス」のBGMとして使われるなど、そのメロディーは世界中で親しまれています。
パートナーチェンジと、徐々に早くなるテンポに気持ちが高揚する曲です。
藁の中の七面鳥
日本で定番となっているフォークダンス「オクラホマミキサー」を踊るときに、使用されている曲です。
オリジナルのアメリカ版オクラホマミキサーでは、数曲をメドレーにして踊りますが、日本ではその中の「藁の中の七面鳥」のみが使われています。
男性が女性の斜め後ろに立ち、女性の右肩の部分で手を繋ぐ「バルソビアナポジション」にドキドキした方も多いでしょう。
運動会のBGMでもおなじみのメロディーで、CMソングなどいろいろなシーンで使われている曲です。
ジェンカ
列になった人々が、前の人の肩か腰に手を添えて、跳ねるように進みながら踊る「ジェンカ」はフィンランドの楽曲です。
「ジェンカ」とはフィンランドのフォークダンスのことで、日本で踊られているジェンカはフィンランド語で「列になって踊ろう」を意味するレットキスというダンスです。
1960年代に日本で「レットキス(ジェンカ)」というタイトルの曲が販売され、歌も踊りも大流行しました。
先頭の人同士でじゃんけんをする、ゲームソングとして使われることもあります。
マイム・マイム
フォークダンスやキャンプファイヤーなどで、みんなが手をつなぎ輪になって踊る「マイム・マイム」は、イスラエルの楽曲です。
「マイム」とはヘブライ語で水を意味し、フォークダンス「マイム・マイム」は不毛の地で水源を見つけて喜ぶ様子が、ダンスに表現されています。
「マイム、マイム、マイム、マイム、ウマイム、ベッサッソン」の掛け声は、水が出て嬉しいという歓喜を表す言葉で、みんなが喜んで井戸に駆け寄る様子を表しています。
フォークダンスに使える日本の曲3選
フォークダンスとは、もともと収穫を祝い、みんなで一緒になって踊るダンスのことです。
そういった意味から言えば、盆踊りや民謡も日本のフォークダンスと言えるでしょう。
最近では、J-POPにフォークダンスや盆踊りの振り付けをつけて、イベントで踊ることも増えてきました。
続いてはフォークダンスに使える、日本の曲を紹介しましょう。
花笠音頭
山形で8月に催される山形花笠まつりは「花笠音頭」の曲に合わせて、赤い花飾りのついた笠を持った踊り手が通りを練り歩くお祭りです。
東北地方の夏の風物詩である花笠まつりと共に、日本人の心に親しまれている「花笠音頭」の踊りは、伝統的な日本のフォークダンスです。
和楽器の響きと日本語のゆったりした歌に合わせて、みんなで輪になって踊れば、外国のフォークダンスとは違った趣のある、和製フォークダンスになります。
パプリカ / Foolin
米津玄師のプロデュースによる、小中学生音楽ユニットFoorinが2018年にリリースした「パプリカ」。
子供から大人までがこの曲でダンスして、社会現象化するほどヒットしました。
盆踊りなどの振り付け動画、ダンス動画も多く投稿されていて、学校行事やイベントなどでたくさんの人が踊っています。
子供でもできる簡単な振り付けも紹介されているので、広い世代の人々が輪になってフォークダンスを楽しむのにもぴったりの曲です。
ロマンチシズム / Mrs. GREEN APPLE
ダンサブルでキャッチーな曲でファンの多い、Mrs. GREEN APPLE。
曲に合わせたダンス動画も多く投稿されていて、イベントでもよく使われています。
2019年にリリースされた「ロマンチシズム」は、CMのために書き下ろされたポップなラブソングで、体育祭のペアダンスなどダンス動画も多い人気曲。
みんなで振り付けを覚えてフォークダンスを披露すれば、思い出に残る印象的なパフォーマンスができるでしょう。
フォークダンスに使える世界の曲7選
世界には、いろいろなフォークダンスの名曲があります。
日本でも、ベーシックなフォークダンス曲以外の曲で踊ってみたい人たちの間で、外国のダンス曲を取り入れる傾向が広まってきています。
ダンスを通じて、いろいろな国の文化に親しめたらステキですよね。
続いては、フォークダンスに使える世界の曲を紹介します。
おおスザンナ
ディズニーランドのウエスタンランドなどで耳にする「おおスザンナ」は、アメリカの作曲家フォスターの曲です。
アメリカで最も有名な曲の1つと言われていますが、アフリカが起源の楽器バンジョーや、ヨーロッパのリズムであるポルカなども使われています。
軽快な音楽とともにみんなが輪になって、パートナーを替えながら踊っていくミクサースタイルのフォークダンスで、ゴールドラッシュ時代の賑やかな雰囲気が感じられる曲です。
メキシカン・ハット・ダンス
「メキシカン・ハット・ダンス」は、メキシコの民族舞踊及び楽曲「ハラベ・タパティオ」の別名で、メキシコを代表する陽気なダンス音楽です。
ハラベはダンスの種類を表し、タパティオはグアダラハラの人を意味する愛称。
メキシコの華やかな民族衣装が目を引くフォークダンスで、マリアッチの演奏でも人気があります。
男女がペアになって、女性はスカートを振りながら踊り、帽子をかぶった男性が後ろで手を組んで女性に応じながら踊ります。
パティケーク・ポルカ
イギリスからアメリカに伝えられたフォークダンス「パティケーク・ポルカ」は、日本の「アルプス一万尺」のように、手遊びが入った楽しい踊りです。
イギリスでは「パット・ア・ケーク」という歌を歌いながら、手のひらを合わせたり膝を叩いたりする遊びがあり、その動作が取り入れられた踊りだと言われています。
ペアになった男女が輪を描きながら踊り、鳴らした手の音がアクセントになった、リズム遊びのようなフォークダンスです。
タタロチカ
ロシアのタタール地方の曲「タタロチカ」は、比較的覚えやすいシンプルな振り付けのフォークダンス曲で、学校の行事や高齢者のイベントなどでも人気の曲です。
東洋的な手拍子が入った手の動きと、スラブ系の躍動的な足さばきがミックスされ、踊る側も見る側も楽しいダンス。
膝を叩いた後に腕をクロスして両手を上げながら「ヤクシー」と叫ぶ合いの手が、ダンスを盛り上げます。
「ヤクシー」とはロシア語の「ハラショー」のように「素晴らしい」という意味です。
エース・オブ・ダイヤモンド
子供でも踊れるようなシンプルな振り付けのフォークダンスで、学校行事でよく使われる「エース・オブ・ダイヤモンド」。
デンマークの農民のダンスで、元の歌はデンマークの古い民謡「リッチ・ラッチ」だと言われています。
タイトルの意味は「ダイヤのエース」ですが、なぜこんなタイトルになったのかは、明らかにされていません。
男女がペアになり輪になって踊る振り付けで、片足でジャンプしてもう片方のつま先を床につけるブレッキングステップが使われています。
チェッチェッコリ
アフリカ・ガーナの民謡と言われる「チェッチェッコリ」は、スピードがだんだんアップするので、ゲーム感覚で楽しめるフォークダンスです。
イベントの参加者だけでなく、観客も呼んで軽く振り付けや歌詞を教えて、みんなで歌いながら踊ればイベントが盛り上がるでしょう。
「チェッチェッコリ」とは日本の童謡の「せっせっせ」のような、拍子をとる言葉だと言われています。
「リサンサマンガン サンサマンガン」の歌詞は「二酸化マンガン酸化マンガン」にも聞こえます。
ジビディ・ジビダ
フランス・ブルターニュ地方の「ジビディ・ジビダ」は、1人が輪の中で踊り始め、指をさされた人が一緒に踊って、その後について列を作っていくフォークダンスです。
ゲーム性があって、幼いお子さんから年長者まで幅広く楽しめる、ゲーム性のあるダンスといえるでしょう。
「ジビディ・ジビダ」は、響きが楽しいダジャレ言葉だと言われています。
どんどん長くなる列を見ながら、指をさされるまで手を叩いて待つ気分は、日本の「花いちもんめ」に似ているかもしれません。
高校生のフォークダンスに使える曲4選
高校の体育祭などイベントで踊るフォークダンスは、定番の曲でも楽しいですが、一味違ったテイストの曲で個性を出してみるのもいいでしょう。
最後は、高校生のフォークダンスに使えるおすすめ曲を紹介します。
ミラクル / miwa
自ら振り付けた踊りで、ファンと一体になってライブを盛り上げるなど、聞く人も一緒に楽しめるパフォーマンスで人気のシンガーソングライター、miwaのヒット曲。
「ミラクル」はダンサブルで耳に残るフレーズや、初々しい夏の恋の歌をテーマにした歌詞で、高校生のペアダンスにぴったりの歌です。
男女で踊るフォークダンスの動画や「踊ってみた」動画などを参考にすれば、若々しくて印象的なフォークダンスになるでしょう。
バージニア・リール
「バージニア・リール」はイギリスのダンス「Sir Roger de Coverly」が、移民によってアメリカに伝えられた、華やかで上品なフォークダンスです。
映画「風と共に去りぬ」では、着飾った男性と女性の列が向かい合って「バージニア・リール」を踊るパーティーのシーンが登場します。
全員がペアで踊ったり、1組のカップルだけが踊り他のメンバーは拍手をしたりと、バラエティーに富んだ振り付けのダンスなので、踊れたら観客が感心するでしょう。
ジンギスカン
ディスコミュージックの定番曲「ジンギスカン」は、ドイツの音楽グループ、ジンギスカンの歌で、Berryz工房による日本語カバーもヒットした人気曲です。
ノリのいい歌で、いろいろなダンス動画がアップされているので、学校のイベントや盆踊りなどでよく使われるようになりました。
日本ハムのファイターズガールズのダンスなど、いろいろなバージョンの振り付けがあるので、参考にしながらかっこいいフォークダンスの振り付けが作れます。
ドードレブスカポルカ
「ドードレブスカポルカ」はチェコのフォークダンスで、男性と女性がペアになったり、男性チームと女性チームに別れたりと、変化に富んだ振り付けが楽しめる曲です。
「ドードレブスカ」とは英語で言う「ダブル」の意味で、歌いながら手を2回叩くパートがアクセントとなっています。
小学校の音楽の授業では「山のポルカ」というタイトルで習う曲なので、なじみのあるメロディーを口ずさみながら踊って、フォークダンスをエンジョイしましょう。
フォークダンスの曲で世界中の音楽が楽しめる!みんなで楽しく踊ってイベントを盛り上げよう
フォークダンスは、ペアを組んだり輪になったりして踊るダンスで、学校の行事やキャンプファイヤーなどのイベントで、みんなで楽しく踊れるダンス。
フォークダンスの曲は誰もが知っている定番の曲の他に、盆踊りやJ-POPなど日本の歌や、世界のあらゆる地域から伝えられた楽しい楽曲があります。
高校生のイベントなら、ちょっと難易度の高い曲やオリジナリティのある曲もおすすめです。
世界中の音楽を楽しめるフォークダンスをみんなで踊って、思い出に残る楽しいイベントにしましょう。
この記事のまとめ!
- 誰もが知っている定番フォークソングの曲には、意外な由来をもつ曲もある
- 盆踊りや民謡、J-POPで日本のフォークダンスを踊ろう
- 世界のいろいろな国のフォークダンスを通じて、文化や言葉に親しめる
- 高校生はオリジナリティのあるフォークダンスや難易度の高い曲に挑戦してみよう
- みんなで楽しく踊れるフォークダンスで思い出に残るイベントにしよう

