3月といえば旅立ちの季節、卒業シーズンですよね。
学生の皆さんは卒業にちなんだ曲を聴いて過ごしているのではないでしょうか?
今回は、Z世代に人気がある今どきの卒業ソングをご紹介します。
この記事でわかること
今どきの卒業ソングで人気な歌8曲
まずは、今をときめくアーティストが歌う最新の卒業ソングをご紹介します。
Z世代なら誰もが知っている「あいみょん」「YOASOBI」「Offcial髭男dism」など、有名アーティストの卒業に関する歌もたくさんありますよ。
沈丁花 / DISH//
今話題のアーティストDISH//の応援ソング「沈丁花」。
俳優としても活動するボーカルの北村匠海がマカロニえんぴつのはっとりと共作した楽曲。
ドラマ『二月の勝者-絶対合格の教室-』の主題歌にもなっています。
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いつもいつも ありがとうね
なんでそれが言えないんだろ
「負けないことが本当の強さじゃない」
そう教えてくれたあなた
≪沈丁花 歌詞より抜粋≫
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明るい曲調で受験生や卒業生を応援する、今どきの若者の心にスッと入ってくる歌です。
卒業は人生の晴れ舞台。
明るい気持ちで前に進む人にエールを送るような卒業ソングです。
春を告げる / yama
yamaの「春を告げる」は2021年に発表されて以来、Z世代に支持されている人気曲です。
この曲が描いているのは美しい青春の1ページではなく、もっと現実的な都会の喧騒と孤独です。
卒業ソングっぽい卒業ソングではありませんが、終わりや孤独といった歌詞が卒業と重なるようです。
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深夜東京の6畳半夢を見てた
Ah 灯りの灯らない蛍光灯
明日には消えてる電脳城に
開幕戦打ち上げて
いなくなんないよね
ここには誰もいない
ここには誰もいないから
≪春を告げる 歌詞より抜粋≫
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卒業してからの新しい世界は、期待していたよりも薄汚れているかもしれません。
惰性でダラダラと過ごす日々も、これが大人になるということだと受け入れてしまう自分がいます。
なんとなくエモい音楽で孤独に浸りたいような夜にはぴったりの曲ですよ。
本音 / sumika
2021年にリリースされたsumikaの「本音」は、青春の輝きをストレートに歌った楽曲です。
青春時代を部活に捧げた人は特に熱い思いが込み上げてくるのではないでしょうか?
この歌は第99回全国高校サッカー選手権大会の応援歌にもなっています。
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走れ走れ走れ 涙より早く
走れ走れ 君と夢見たその未来へ
≪本音 歌詞より抜粋≫
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同じ目標を胸に全力で走った仲間との日々が走馬灯のように思い出されます。
本気で取り組んだからこそ、ぶつかることや悔し涙を流すこともあるでしょう。
そうして繋いできた強い絆が、卒業の時にはかけがえのない宝物になっているはず。
これから先、また味わえるかわからないほどの熱い気持ちに浸れる卒業ソングです。
桜が降る夜は / あいみょん
Z世代をはじめ、世代を超えて愛されるシンガーソングライターあいみょん。
日本を代表するアーティストで、数々のヒットソングを生み出しています。
「桜が降る夜は」はABEMAの「恋とオオカミには騙されない」の主題歌にもなっていますよ。
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桜が降る夜は
貴方に会いたい と思います
どうして? と聞かれても
Ah 分からないのが恋で
この体ごと貴方に恋してる
それだけは分かるのです
≪桜が降る夜は 歌詞より抜粋≫
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この歌はラブソングでありながら、卒業ソングとしても親しまれています。
桜という歌詞が卒業シーズンにぴったりで、恋の切なさも別れの寂しさに重ねられます。
貴方という歌詞に誰を思い浮かべるかによって様々な聴き方ができる音楽ですね。
ハルカ / YOASOBI
数々のヒットソングをリリースし、Z世代を代表するアーティスト「YOASOBI」。
耳に残る独特のリズムと音楽性、心にストレートに届くボーカルikuraの歌声が魅力です。
2020年にリリースされた「ハルカ」は卒業のタイミングに聴きたい爽やかな曲ですね。
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ふりかえれば数え切れない
思い出があふれ出してくる
だれにも見えないところで
がんばってる
君のそばにいられること
それだけで
こんなにほら幸せなんだよ
こみ上げてくる
想いはただ
ありがとう
≪ハルカ 歌詞より抜粋≫
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一人ひとりの心にある思い出の数々と、桜の花びらが舞う卒業式の景色が思い浮かびます。
卒業には寂しさや不安など色んな気持ちがありますが、今はただ温かい思い出に浸りたくなるような曲。
仲間や先生、両親など、支えてくれた人たちにありがとうと伝えたくなるでしょう。
ラストソング / Offcial髭男dism
「ラストソング」はドラマやアニメの主題歌にCMソングと各方面から引っ張りだこのOffcial髭男dism。
ラストソングは等身大で語りかけるような歌詞と、ボーカル藤原の温かい歌声がマッチしています。
耳に残りやすいメロディーとカラオケで歌いたくなる曲調は髭男が得意とするところ。
ホーン隊が演奏に加わったことで、舞台の幕引き間近のようなフィナーレ感があります。
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限りがあるからこそ 全ては美しいんだと
そんなド正論 臆病な僕には
しんどすぎて聞けたもんじゃないな
≪ラストソング 歌詞より抜粋≫
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卒業間近の通学電車で聞けば、卒業の寂しさと希望で胸がいっぱいになります。
聴き終わる頃には、きっと晴れやかな気持ちで前を向けるはずです。
桜晴 / 優里
力強く伸びやかな歌声が特徴的な優里も卒業ソングを発表しています。
この「桜晴」は、卒業や旅立ちのタイミングで両親への感謝を歌った楽曲です。
卒業と聞くと友達や後輩、先生との別れが思い浮かびやすいですが、この日を迎えられたのは何より両親・家族の支えがあったからではないでしょうか?
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今日は
うまく笑えない 悲しくないのに
父と母の面影浮かぶ
僕の背中を押した 桜晴
涙が溢れそうになるのは何故
≪桜晴 歌詞より抜粋≫
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いつも自分の背中を押し、帰る場所であってくれた家族に改めてありがとうを伝えたくなります。
優里は「ドライフラワー」や「レオ」など、状況が鮮明に浮かぶような歌詞とメロディが特徴的です。
桜晴もまた同じく、特定の境遇にいる人は心に刺さりすぎて泣けてしまいます。
仰げば青空 / 秦基博
2019年発表の「仰げば青空」は、秦基博の配信限定シングルです。
秦基博の温かい歌声が、門出を祝う卒業ソングにぴったり。
リアルで繊細な別れを惜しむ気持ちと、希望を胸に飛び立っていく卒業生の姿が描かれています。
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さよならは言わない
つないでいた 手と手を ほどいて 今
歩き出す頬に 散る花びら
僕ら 風の向こうへと 旅立つ
≪仰げば青空 歌詞より抜粋≫
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学校で撮影されたMVでは、教室で秦基博がギターを弾きながら歌っています。
自分の母校や卒業式の日の景色が思い浮かび、エモーショナルな気持ちになりますよ。
歌いやすいテンポの曲なので、卒業式の後にカラオケで歌うのもおすすめです。
今どきの卒業ソングで令和生まれが泣ける歌9曲
卒業ソングの中には、熱い思いが込み上げてきて泣ける歌もあります。
共感できる歌詞や心に響くメロディーで、思いっきりセンチメンタルな気分に浸れますよ。
ここでは、令和生まれが泣けるおすすめの卒業ソングをご紹介します。
正解 / RADWINPS
RADWINPSの「正解」は、親友との日々を思い出しながら聴きたい卒業ソングです。
誰にも言えない秘密を共有したり、バカな話をして笑ったり、そんなかけがえのない日々が浮かびます。
また、答えのない問いに対して悶々と悩んで失敗する青春特有のほろ苦さも含んでいますね。
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制限時間は あなたのこれからの人生
解答用紙は あなたのこれからの人生
答え合わせの 時に私はもういない
だから 採点基準は あなたのこれからの人生
「よーい、はじめ」
≪正解 歌詞より抜粋≫
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歌の最後は、人生という名の試験がここから始まるような歌詞で終わります。
みんなが「よーい、はじめ」で一歩を踏み出し、それぞれの道を歩み始める。
この曲を聴き終わった時には、明日からの新しい人生に向けて気が引き締まるようです。
足跡 / Little glee Monster
Little glee Monsterは歌唱力の高いメンバーたちが奏でるハーモニーが特徴の女性ボーカルグループ。
2022年にオーディションを実施し、新メンバーを3名迎えた新体制で活動しています。
「足跡」は友達や家族に向けた気持ちというよりも、自分自身が歩んできた軌跡への思いを綴った歌です。
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見上げた空に 昇る朝日を浴びて
いつもの道で助走をつける
限界なんて誰にも 決められるものじゃない
歩んだ道の先で 傷だらけになったって
いつかは誰かの痛み 癒せる証となる
≪足跡 歌詞より抜粋≫
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自分が歩んできた道や頑張ったことは、必ず未来の糧になっているもの。
誰にも評価されなくても、自分は努力したことをずっと覚えているはずです。
学校で過ごした日々を胸にこれから先も傷つきながら進んでいけば、いつか大切な人を癒せるような自分になれるという未来への希望が感じられます。
サヨナラの意味 / 乃木坂46
2016年にリリースされた乃木坂46の「サヨナラの意味」は、Z世代では定番の卒業ソングです。
卒業を前に一歩を踏み出せずにいる人、不安に押しつぶされそうな人もいるでしょう。
この「サヨナラの意味」はそんな時に背中を押してくれるような曲です。
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サヨナラに強くなれ
この出会いに意味がある
悲しみの先に続く
僕たちの未来
≪サヨナラの意味 歌詞より抜粋≫
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別れは寂しいものですが、ここがスタートラインだと肯定的に捉えられます。
仲間と過ごした日々が終わっても、この先もそれぞれが自分らしく歩んでいけると良いですね。
自分と友達の新しいスタートを、お互いに応援するような楽曲です。
水色の日々 / SHISHAMO
2018年にリリースされたSHISHAMOの「水色の日々」は、卒業式当日の朝に聴きたい曲です。
この曲はカルピスウォーターのCMソングにもなっていますよ。
タイトルの水色からは、青春ならではの「爽やかさ」「儚さ」「純粋さ」「軽やかさ」が連想できます。
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本当にこのまま終わっちゃうの?
もう簡単には会えないの?
今日までの当たり前が もう明日には無いんだって
分かったつもりでいたけれど
やっぱり笑顔だけじゃ終われなくて
≪水色の日々 歌詞より抜粋≫
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今日が終わってしまえば、ここでの毎日はもう戻ってこないと、この曲を聴くと実感します。
青春あるあるとして多くの人の心に響く歌詞も盛り込まれているので注目です。
自分は昨日も今日も変わらず子供のままなのに、明日からは少し大人になると実感するのが卒業式。
揺れる心を抱えているのはみんな同じだと思いながら聴くと、少し心強く感じられる歌ですよ。
旅路 / 藤井風
「死ぬのがいいわ」が世界的にヒットしたシンガーソングライター藤井風。
卒業ソング「旅路」は、永遠と思われたような毎日に終わりが来ることの寂しさと、それでも続いていく人生や未来へ思いを馳せた楽曲です。
藤井風のエモい歌声と独特のニュアンスで歌い上げられたメロディーが心に沁みます。
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あーあ
僕らはまだ先の長い旅の中で (中で)
誰かを愛したり 忘れたり
色々あるけど
あーあ
いつの間にかこの日さえも懐かしんで
全てを笑うだろう
全てを愛すだろう
≪旅路 歌詞より抜粋≫
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青春時代には、恥ずかしくて消えたくなるような思い出もあるでしょう。
一方で、かけがえのない人生の糧となるものも、きっとあるはずです。
その全てを持って、それぞれがこれからの人生を歩んでいくんだという気持ちになれる曲です。
スタンド・バイ・ミー / Saucy Dog
Saucy Dogは今時の若者から絶大な支持を集める3人組ロックバンドです。
代表曲「シンデレラボーイ」をはじめ、共感を呼ぶ歌詞と心地の良いメロディーが特徴。
この「スタンド・バイ・ミー」では、卒業を前に仲間との絆や再会を願う思いを歌っています。
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馬鹿みたいな嘘みたいな
日々だったなって思えるんだ
思い出づくりなんかしなくても
良いくらいの毎日だった
≪スタンド・バイ・ミー 歌詞より抜粋≫
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学生時代の思い出は文化祭や体育祭だけではありません。
昼休みに大笑いしたこと、仲間と過ごした部活の練習、くだらない話をしながら歩く帰り道、授業中に眺める好きな人の横顔、何気ない日常の些細なシーンもよく覚えているはずです。
いつかは忘れてしまいそうな青春の1ページを、心に響く歌詞と共にストレートに歌っています。
春愁 / Mrs.GREEN APPLE
Mrs.GREEN APPLEの「春愁」は、ボーカルの大森元貴が高校を卒業した次の日に書いた曲です。
音楽に向き合うため通信制の高校を選んだ大森は、青春っぽい高校生活は期待していなかったそう。
しかし、いざ卒業を迎えると友達と話したことや写真を撮ったことが、自分の中でかけがえのないものになり、曲にせずにはいられなかったといいます。
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大嫌いだ
人が大嫌いだ
友達も大嫌いだ
本当は大好きだ
≪春愁 歌詞より抜粋≫
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勉強や部活に本気になったわけでもなく、恋人との毎日を謳歌したわけでもない、そんなキラキラしていない学生生活でも、卒業で込み上げる思いは何かあるはず。
歌詞の「大嫌いだ」や「なんでもいいや」に思春期特有のひねくれと、嫌いの裏返しの「好き」が詰まっています。
この曲を合唱曲として採用している学校もある、正真正銘の卒業ソングです。
サクラウサギ / 川崎鷹也
川崎鷹也の「サクラウサギ」は、卒業をテーマにした恋愛ソングです。
3年間の片想いの末、最後の最後になっても気持ちを伝えられない臆病な自分をうさぎに例えています。
川崎鷹也の温かい歌声が、片想いをする全ての人の心に寄り添い胸がジーンとします。
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見ることしか出来なかった
3年の月日は決して
独りよがりじゃなかったと
想い続けた時間は
気が遠くなるほど長くて
届いて欲しくて 伝わって欲しくて
想いは溢れてゆく
≪サクラウサギ 歌詞より抜粋≫
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結局想いを伝えられないというリアルで切ない卒業ソングなので、これを聴いて告白する勇気を振り絞るという人もきっといるはずです。
付き合いたいわけじゃなくて、好きだったという気持ちだけは伝えたいという人もいるでしょう。
どうか後悔のない恋の終わりを迎えられますように、そう願いながら聴いてしまう曲です。
青空と一瞬 / マカロニえんぴつ
マカロニえんぴつは、エモい歌の数々がZ世代に刺さると人気のロックバンドです。
「青空と一瞬」は2020年にリリースされた楽曲で、青春時代の儚さと尊さを謳っています。
学生時代の何気ない毎日というのは、人生のうちではほんの一瞬。
あとから振り返った大人たちは、あの時間がいかに尊いものだったかを思い知らされます。
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つまらない、くだらない退屈だけを愛し抜け
手放すなよ若者、我が者顔で
ずっと埋まらないくらいでいい
時間は少し足りないのがいい
≪青空と一瞬 歌詞より抜粋≫
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マカロニえんぴつから今、青春の真っ只中にいる人へ「青春と一瞬はセットなんだぜ」というフレーズで、短くも幸せな青春を謳歌してほしいというメッセージが込められています。
今どきのZ世代の心に響く定番卒業ソング8曲
昭和〜平成にリリースされた名曲が、令和の卒業式で歌われていることもあります。
いつの時代でも若者が卒業の時に感じる思いには、共通するものがあるのかもしれませんね。
ここでは、今なお歌い継がれている卒業の定番ソングをご紹介します。
世代を超えて愛されている色褪せない卒業ソングを見ていきましょう。
手紙 ~拝啓 十五の君へ ~ / アンジェラ・アキ
2008年にリリースされたアンジェラ・アキの「手紙 ~拝啓 十五の君へ ~」は、卒業式で歌われることも多い定番ソングです。
ピアノの弾き語りで届けられる歌声と、手紙を読んでいるかのような歌詞が心に響きます。
この曲はアンジェラ・アキ本人が、15歳の時に未来の自分に宛てて書いた手紙を、30歳の誕生日に母親から受け取ったことをきっかけに書かれたといいます。
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今 負けそうで 泣きそうで
消えてしまいそうな僕は
誰の言葉を信じ歩けばいいの?
ひとつしかないこの胸が
何度もばらばらに割れて
苦しい中で今を生きている
今を生きている
≪手紙 ~拝啓 十五の君へ ~ 歌詞より抜粋≫
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15歳の自分から未来の自分への手紙をテーマに、葛藤や悩みを抱えながらも今を生きていく姿が描かれています。
未来の私が幸せでありますように、そう思うと目の前が真っ暗でも手探りで進んでみようという気持ちになりますよね。
今の自分が未来への希望を繋ぐ感動的な卒業ソングです。
3月9日 / レミオロメン
2005年にリリースされたレミオロメンの「3月9日」は、今でも卒業式で歌われる定番ソングです。
20代〜30代の人も、卒業式で歌ったという人は多いのではないでしょうか?
卒業生全員で合唱した思い出は、いつまでも心に残るものです。
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瞳を閉じればあなたが
まぶたのうらにいることで
どれほど強くなれたでしょう
あなたにとって私もそうでありたい
≪3月9日 歌詞より抜粋≫
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歌詞には離れ離れになったとしても、心の奥では繋がっているというメッセージが込められています。
卒業すると毎日会っていた親友とも連絡を取ることが少なくなっていきますが、仲が悪くなったわけでもお互いを忘れたわけでもなく、次に会った時はきっとまた、当時の続きのように話せるはずです。
3月9日はそんな見えない絆を歌った温かい卒業ソングです。
旅立ちの日に… / 川嶋あい
川嶋あいの「旅立ちの日に…」は、2006年に「Dear」とともに発表されたシングル曲です。
「旅立ちの日に…」は川嶋あいがI WiSH時代に発売した「明日への扉」の原曲だそう。
卒業ソングの「Dear」を発表するにあたり、再録したといいます。
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いつのまにか 時は流れ
もう今日は卒業の日
人はいつか
旅立つもの だけど
いつの日にか
またどこかで
会える気がするからね
輝く日々を忘れないで
≪旅立ちの日に… 歌詞より抜粋≫
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歌詞は卒業を迎えた学生の目線で、これまでの思い出や未来への希望を等身大で描いています。
キャッチーなメロディーが耳に残りやすく、リリースから長年に渡り歌い継がれていますね。
学生の皆さんは教室の景色や友達の顔を思い浮かべながら聴いてみてください。
YELL / いきものがかり
2009年に発表されたいきものがかりの「YELL」も卒業シーズンになるとテレビや街でよく聴く曲です。
卒業式では友達とサヨナラを言い合いますが、それは悲しい別れの言葉ではなく「お互い頑張ろう」「いつかまた」とエールを送り合う言葉なんだというメッセージが込められています。
それぞれが不安とともに飛び立つ卒業式ですが、お互いの健闘を祈りエールを送り合うことで、離れ離れになっても心強く感じるのではないでしょうか。
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サヨナラは悲しい言葉じゃない
それぞれの夢へと僕らを繋ぐ YELL
ともに過ごした日々を胸に抱いて
飛び立つよ 独りで未来の 空へ
≪YELL 歌詞より抜粋≫
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YELLはカラオケでも人気の曲で、卒業に限らず旅立ちや別れのシーンで歌われています。
背中を押したい相手やエールを送りたい人がいる時、自分自身を鼓舞したい時にもおすすめの曲です。
いきものがかりのまっすぐな歌声が多くの人の心に届き、今なお愛されている卒業ソングです。
卒業写真 / 荒井由実
「卒業写真」は、1975年に発表され、昭和・平成・令和と歌い継がれてきた名曲です。
数々のアーティストがカバーし、日本の卒業ソングの定番になりました。
荒井由美は1976年に結婚して以降、松任谷由美として活動し「ユーミン」の愛称で親しまれています。
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人ごみに流されて 変わってゆく私を
あなたはときどき 遠くでしかって
あなたは私の 青春そのもの
≪卒業写真 歌詞より抜粋≫
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卒業して大学に進学したり社会に出たりすると、良くも悪くも世間に揉まれ人は変わってしまうもの。
久しぶりに旧友を見かけても、当時と変わってしまった自分が少し恥ずかしくて、声をかけられないこともあるでしょう。
卒業アルバムを眺めながら当時を思い出すような、エモーショナルな気分になる曲です。
遥か / GReeeeN
「遥か」は、2009年にリリースされたGReeeeNのシングル曲です。
GReeeeNは「キセキ」がヒットして一躍有名になったバンド。
メンバーが歌手の傍ら歯科医師として働いているため、顔は非公表で活動している4人組です。
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さようなら また会える日まで
不安と期待を背負って
必ず夢を叶えて 笑顔で帰るために
≪遥か 歌詞より抜粋≫
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メンバー4人は「キセキ」が恋愛の歌なら「遥か」はより広く、デッカイ愛について歌っていると振り返ります。
歌詞には父と母の言葉がセリフとして描かれており、子を想う気持ちや大きな愛が感じられます。
育ててくれた両親への感謝が募る卒業式にぴったりの楽曲です。
友 ~旅立ちの時~ / ゆず
心を揺さぶる楽曲が多いゆずですが、卒業ソングといえば「友 〜旅立ちの時〜」です。
かけがえのない友達に向けた別れの歌で、離れ離れになっても繋がっている絆を歌っています。
遠く離れた場所にいても空は繋がっていること、辛いことや苦しいことがあってもこの歌を思い出せば友を思い出せること、この先も続く友情を描いた歌詞が印象的です。
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友 さようなら そしてありがとう
再び会える その時まで
友 僕たちが 見上げる空は
どこまでも続き 輝いてる
≪友 ~旅立ちの時~ 歌詞より抜粋≫
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新生活が始まってすぐは、旧友が恋しくなったり孤独を感じたりするものです。
それでも、友と一緒に過ごした時間を思い出し、離れていても味方がいると思うと心強く感じますね。
ゆずの2人の伸びやかな歌声が心に染み渡ります。
さくら(独唱) / 森山直太朗
森山直太朗の「さくら(独唱)」は2003年にリリースされて以来、現在まで卒業ソング・桜ソングの定番として歌われている楽曲です。
この曲を合唱曲にアレンジして卒業式で歌う学校も少なくありません。
MVはピアノ演奏と森山直太朗の歌唱のみで、しかも一発撮りで撮影されています。
このあえてのシンプルさがあって、歌声や歌詞が引き立っているのかもしれませんね。
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さくら さくら 今、咲き誇る
刹那に散りゆく運命と知って
さらば友よ 旅立ちの刻 変わらないその想いを 今
≪さくら(独唱) 歌詞より抜粋≫
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「さらば友よ旅立ちの刻」という歌詞がまさに卒業にぴったりです。
桜が刹那に散りゆく運命と知ってもなお咲き誇るように、別れを受け入れて胸を張って歩んでいく卒業生の姿が思い浮かぶ歌詞ですね。
今どきの卒業ソングは名曲ばかり!記憶に残る卒業式にしよう
令和のZ世代が聴いている今どきの卒業ソングは、どれも名曲ばかりですね。
今をときめくアーティストたちの最新卒業ソングから、昭和〜平成にリリースされ現代まで歌い継がれている名曲まで、心に響く歌というのは時代を超えて愛されていくものです。
今回ご紹介した卒業ソングは、Apple Musicで聴けます。
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