「ギターリフ」という言葉を聞いたことはありますか?
これはロックバンドの楽曲に多く用いられる、かっこいい楽曲に不可欠なフレーズなんです!
この記事でわかること
よく耳にする「ギターリフ」は音楽には必要不可欠なフレーズ
ギターリフとはどんなフレーズのことをいうのでしょうか。
「ギターリフ」とは
よく耳にするギターリフの「リフ(RIFF)」とは、繰り返すという意味を持つ「リフレイン」の略です。
曲のイントロをはじめとした曲の随所で反復して演奏されるフレーズ・旋律のことを指します。
そのフレーズをギターで演奏する場合がギターリフです。
とりわけロックのギターリフは、印象的でかっこいいフレーズが多いです。
ギターリフのイントロは曲の出来を左右する
ロックバンドのライブで、かっこいいギターリフのイントロが流れると、一気に会場の熱気がヒートアップしますよね。
ほんの短いフレーズで、その場にいるリスナーの心を鷲掴みにするギターリフ。
このパーツを聴いただけで何の曲かわかるようにしておくのは、曲の認知度をアップさせ、ヒットさせるには大切な要素です。
ギターリフのイントロで曲の完成度が左右されるといっても過言ではないでしょう。
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BAD FEELING|BOØWY
邦楽のギターリフが有名な楽曲の中でも、抜群の知名度を誇る曲がBOØWYの『BAD FEELING』です。
布袋寅泰さんの天才的なカッティング技術と独創的なサウンドが盛り込まれたギターリフによって、ライブ会場はイントロで一気に盛り上がります。
まさに日本のロック史に残るギターリフですね。
そばかす|JUDY AND MARY
JUDY AND MARYの大ヒット曲『そばかす』。
カラオケでイントロが流れただけで、この曲だ!とわかる人は多いでしょう。
ギタリストTAKUYAさんのギターはとにかく独特です。
この曲の場合も、突然転調したり、かと思えばいきなりジャジーになったり…
予想がつかない展開をしていくのに、なぜか王道っぽさも感じます。
ぜひギターに注目して改めて聴いてみください!
Waitress, Waitress!|[Alexandros]
若者からの絶大な人気を誇るバンド[Alexandros]の人気曲『Waitress, Waitress!』。
アコースティックギターでカッティングするというところに、彼らのセンスを感じる1曲。
一発で耳に残るリフは必聴です!
おしゃかしゃま|RADWIMPS
近年アニメ映画への楽曲提供で話題のロックバンド「RADWIMPS」が2009年にリリースした『おしゃかしゃま』。
映画「君の名は。」で大ブレイクする前から、独創的なセンスのある言葉選びで人気だった彼らの、”らしさ”を感じられる1曲。
その世界観が一発で伝わるイントロのリフが印象的です。
ロビンソン|スピッツ
スピッツが1995年にリリースした名曲『ロビンソン』。
20年以上前の楽曲とは思えないくらい、今聴いても心に染みる、切なく澄んだギターリフが魅力的。
この曲を聴くと、懐かしいあの頃の思い出がよみがえる人も多いのではないでしょうか?
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Snow (Hey Oh)|Red Hot Chili Peppers
日本でも人気の高いロックバンド「Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリペッパーズ)」の『Snow (Hey Oh)』。
レッチリ特有の天才的なギターリフが、かっこいいを通り越して美しいとすら感じる1曲。
同じリフの繰り返しなのに、演奏難易度が高いのもこの曲の特徴です。
Smoke on the Water|Deep Purple
「Deep Purple(ディープ・パープル)」の代表曲『Smoke on the Water』はギター初心者の練習曲としてもおすすめ。
日本では缶コーヒーのCMでも聴き馴染みのある有名なギターリフ。
このフレーズが弾きたくてギターをはじめた人もいるのではないでしょうか。
単純なリフではありますが、だからこそ、彼らの演奏技術の高さがわかります。
Walk This Way|Aerosmith
映画「アルマゲドン」の楽曲で有名なロックバンド「Aerosmith(エアロ・スミス)」の人気曲『Walk This Way』。
作曲を担当したジョー・ペリーが、いつものコード進行ではなく冒険をしようと考えて生まれたリフです。
ロック史の中でも屈指のギターリフは、技術を習得しようという多くの若者たちによってコピーされています。
簡単!ギター初心者にピッタリのギターリフが印象的な楽曲3選
これからギターを始めようとしている人におすすめの、ギターリフが印象的な曲をご紹介します!
小さな恋の歌|モンゴル800
カラオケでも人気のモンゴル800の代表曲『小さな恋の歌』。
そのほとんどがパワーコード(ルート音と5度の音だけ弾く)で進行し、さらに同じようなコードの繰り返しで演奏できるため、初心者におすすめです。
リズムの速い曲なので、まずはテンポを遅くして練習してみましょう!
Smells Like Teen Spirit|NIRVANA
「NIRVANA(ニルヴァーナ)」の代表曲『Smells Like Teen Spirit』。
イントロは洋楽をあまり聴いたことがない人でも、一度は耳にしたことがあるはずです。
シンプルで演奏しやすいギターリフは、エレキギターを初めて手にした人が弾くのにちょうどいいでしょう。
きっと「ロックしてる!」という感覚を掴めて、ギターの魅力にどんどんハマっていくはずです!
恋愛スピリッツ|チャットモンチー
日本のガールズバンドの源流「チャットモンチー」の『恋愛スピリッツ』。
数あるチャットモンチーの人気曲の中でも使っているコードが少ないため、演奏しやすいのがポイント。
C#m7という初心者には弦をおさえるのが難しいコードも使いますが、これをクリアしてしまえばチャットモンチーの可愛らしくも、心に響く楽曲を演奏することができます!
ギターリフは楽曲に欠かせない大事なフレーズ
キャッチーで耳から離れなくて、めちゃくちゃかっこいい!
それがロックのギターリフの特徴です。
印象的なギターリフは時にサビよりも耳に残り、曲の顔ともなります。
このフレーズが流れた瞬間、ライブ会場の雰囲気が一変する。
そんな高揚感あるギターリフではじまる名曲たちを、一度聴いてみてはいかがでしょうか?
いろいろな名曲を聴いていると、同じ弦楽器のベースや同じバンドのドラムが生み出す印象的なフレーズにも気づくかもしれません。
気になったら動画でもどのように弾いているのかをチェックしてみましょう。
この記事のまとめ!
- ギターリフは曲の随所で反復して演奏されるフレーズ
- ギターリフのイントロは曲の出来を大きく左右する
- 時にはサビよりも曲の顔となるフレーズ
- ギターリフのイントロだけでライブ会場が一気に盛り上がる