かっこいいロックサウンドに高揚感が高まるハードロック。
普段激しいサウンドの音楽を聴かないという人も、一度聴いたらどっぷりその世界にハマってしまうかもしれません。
この記事でわかること
ハードロック
ハードロックとはどのような音楽なのでしょうか?
定義は「ギターがメイン」などさまざま
ハードロックジャンルの定義は「これ!」と言い切ることは難しいです。
しかし、以下はハードロックの主な特徴といってよいでしょう。
- ギターとボーカルが主役
- 曲の中盤か終盤に長いギターソロが入る
- ボーカルがシャウトしてこそハードロック!
- とにかく音量が大きい
ざっくりまとめると「ボーカルとギターが中心となる大音量のサウンドとシャウトが特徴のロック」といえるでしょう。
ハードロックの起源と歴史
ハードロックの起源は諸説あります。
そもそも「ロック」という音楽ジャンルが、他と比較しても「ハード」な種類であることは確かです。
しかし、そのロックの激しさを超える、印象的なギターリフや、ハイトーンシャウトなどを取り入れたのがハードロックです。
その礎となる曲を生み出したバンドの登場こそが、ハードロックという音楽ジャンルの誕生に直結しているという説が強いです。
そのバンドが「LED ZEPPELIN」です。
ジミー・ペイジの印象的なギターリフ、ロバート・プラントのハイトーンシャウトなど彼らが生み出したのは、これぞ「ハードロック」という衝撃的なサウンドでした。
そのため、「LED ZEPPELIN」の登場=ハードロックの誕生ともいわれているのです。
【最新】ハードロックおすすめ曲3選
Highway Tune|Greta Van Fleet
So sweet
So fine
So nice
まずご紹介するのは、2017年デビューのアメリカの若きハードロックバンド「Greta Van Fleet(グレタ・ヴァン・フリート)」の『Highway Tune』です。
なんとリリース時のメンバーの平均年齢は19歳。
とはいえ4人中3人は兄弟ということもあり、とにかく息が合っています。
楽曲の完成度の高さと、2017年にデビューしたとは思えないオーソドックスなハードロックサウンドで話題となりました。
Bet My Brains|Starcrawler
Bet my brains I’ve gone insane
Bet my brains I’ve gone insane
Shut me up and throw me away
続いてご紹介するのは、2018年のフジロックで最も大きな爪痕を残したと話題になったロックバンド「Starcrawler(スタークローラー)」です。
女性ボーカルながらライブで見せる過激なパフォーマンスは圧巻。
2018年のフジロックでは、ステージをのたうち回って痙攣したり、口から得体の知れないものを吐き出したりと、半ば信じられない光景が繰り広げられました。
往年のロックファンなら興奮すること間違いなしの凄まじいライブパフォーマンスで、観衆の記憶にその印象を色濃く残しました。
Who Needs You|The Orwells
You better toss your bullets
You better hide your guns
You better help the children
Let’em have some fun
最後にご紹介するのは、ロックの源流である荒々しさと衝動を持つロックバンド「The Orwells(オーウェルズ)」の『Who Needs You』です。
最大の特徴はメンバーの地元の仲間感がすごいこと。
マリオ・クオモとドミニク・コルソはいとこ同士。
グラント・ブリナーとヘンリー・ブリナーは双子の兄弟。
そして4人と家族ぐるみの付き合いのあったマット・オキーフ。このつながりはなかなか珍しいですよね。
『Who Needs You』は、かつての地元の悪ガキがクールなロックサウンドをかましてきた!という感じの最高にワクワクする楽曲です。
【名曲】ハードロックおすすめ曲3選
ハードロック初心者におすすめの名曲をご紹介します!
Welcome To The Jungle|Guns N’ Roses
Welcome to the jungle
We’ve got fun ‘n’ games
We got everything you want
Honey, we know the names
最初にご紹介するのは、ハードロックの王道「Guns N’ Roses(ガンズ・アンド・ローゼズ)」の『Welcome To The Jungle』です。
ハードロック人気曲ランキングがあればランクイン必至!
これからハードロックを聴いてみたいという人に必ず聴いて欲しい1曲。
アクセル・ローズのハイトーンでハスキーなボーカルに、スラッシュの有名すぎるギターリフと、ハードロックの魅力が詰まった楽曲です。
Back In Black|AC/DC
‘Cause I’m back
Yes, I’m back
Well,I’m back
Yes, I’m back
続いてご紹介するのは、オーストラリアの大御所ロックバンド「AC/DC(エーシー・ディーシー)」の『Back In Black』です。
ツインギターが生み出すシンプルながら重厚感溢れる最強のサウンド。
リスナーの心を掴んで離しません!
この曲を収録した同名アルバムは、世界で2番目のセールスを記録した名盤です。
Hit The Lights|Metallica
Hit the light
Hit the light
Hit the light
最後にご紹介するのは、激しいロックサウンドの帝王「Metallica(メタリカ)」の『Hit The Lights』です。
ハードロックよりもさらに激しい「スラッシュ・メタル」というヘヴィメタル寄りのジャンルまでハードさを増した、男臭く野獣的なサウンド。これが彼らの楽曲の特徴。
1stアルバムのオープニングナンバーとして収録されている疾走感溢れる彼らの代表曲『Hit The Lights』もそんな曲。
冒頭を聴いただけで気持ちが高ぶります!
【日本】ハードロックおすすめ曲3選
邦楽のハードロックを厳選してご紹介します!
感情のピクセル|岡崎体育
どうぶつさんたちだいしゅうごうだわいわい
おいでよブタさん ウサギさんキツネさんにゾウさん
はじめにご紹介するのは、独自の音楽性で人気の岡崎体育さんの話題曲『感情のピクセル』です。
ハードロックなサウンドとは裏腹な「どうぶつさん」たちをテーマにした可愛いらしい歌詞が醸し出す不思議な世界観。
ギャップが癖になる楽曲です。
A|SiM
ABRACADABRA / nobody cares ‘bout you under the Libra
ABRACADABRA / what’s the meaning of this magic spell?
she needs help from somebody eise
続いてご紹介するのは、人気バンドSiMが2017年にリリースしたシングル『A』です。
PS4用ゲームソフト「龍が如く 極2」のテーマソングとしても有名ですね。
ハードロックだけでなく、メタルの要素も取り入れた、SiMらしい重厚感たっぷりのサウンド。
ライブで盛り上がること間違いなしの1曲です。
世界の終わり|THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
世界の終わりは そこで待ってると
思い出したよに 君は笑い出す
赤みのかかった 月が昇るとき
それで最後だと 僕は聞かされる
最後にご紹介するのは、1991年に結成、人気絶頂の中2003年に解散した伝説のバンド「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT(ミッシェル・ガン・エレファント)」の『世界の終わり』です。
後の日本のロックに大きな影響を与えたバンドのひとつで、ハードロックを語る上で彼らの存在は外せません。
バンド人気ランキングを作るなら絶対外せない!というロックファンは多いでしょう。
『世界の終わり』は、ボーカルのチバユウスケさんがハスキーながらパワフルな歌声で、自作のインパクト大な歌詞を聴く人の胸に突き刺していくような楽曲です。
ハードロックは洋楽だけではなく邦楽にも大きな影響を与えるジャンル
いかがでしたか?
ハードロックは、かっこいいギターソロや個性豊かなボーカルが繰り出すハイトーンのシャウト、重厚感のある激しいサウンドが特徴のロックです。
「LED ZEPPELIN」から始まったハードロックの歴史は、洋楽だけではなく邦楽にも大きな影響を与えています。
どの時代の楽曲でも、聴けば必ず胸が高鳴るかっこいいサウンドばかりなので、ぜひこの機会に聴いてみてください!
この記事のまとめ!
- 長めのギターソロがかっこいい
- ハイトーンシャウトに胸が高鳴る
- 厚みのあるサウンドと激しいパフォーマンスでライブが盛り上がる
- 洋楽だけではなく邦楽にも影響を与えている