『可不(KAFU)』は、音声合成ソフト「CeVIO」の人気キャラクター。
バーチャルシンガー・花譜の声を元にして作られた花譜の音楽的同位体で、より人間味を感じる、あたたかい歌声が魅力的です。
この記事でわかること
可不の人気曲6選
まずは『可不』の楽曲の中でも、とりわけ人気の高い曲を厳選してピックアップ。
これから可不を聴きこもうと思っている方は、まずは次の6曲からチェックしてみてくださいね。
ナイトルール
ボカロP:煮ル果実
『ナイトルール』は、可不の初となるオリジナルソングです。
とてもメロディアスな楽曲で、「君」との別れを歌った歌詞が非常にドラマチック。
音声ソフトを使った楽曲に馴染みがない人でも聴きやすい一曲といえるでしょう。
フォニイ
ボカロP:ツミキ
『フォニイ』は2021年に公開された楽曲。
タイトルは英語で「偽物を」を意味しており、歌詞ではやや感傷的な心情が歌われています。
同曲はたくさんの歌い手にカバーされていることでも有名で、JOYSOUNDのカラオケランキングではトップ200にランクインする人気曲となりました。
マーシャル・マキシマイザー
ボカロP:柊マグネタイト
『マーシャル・マキシマイザー』はボカロP・柊マグネタイト初の可不オリジナル曲です。
歌詞の意味は非常に難解ですが、テンポの良いメロディと語呂のいい歌詞が癖になる一曲。
何度も繰り返し聴きたくなってしまうという人も少なくないはず!
きゅうくらりん
ボカロP:いよわ
『きゅうくらりん』は2021年にボカロP・いよわによって公開された楽曲。
ホラーゲーム「Doki Doki Literature Club!」に登場する人物をモチーフにしており、楽曲内では叶わぬ恋に直面する主人公の気持ちが歌われていると思われます。
キュートなメロディと歌声に反し、切ない歌詞に注目です。
ジェラシス
ボカロP:Chinozo
『ジェラシス』はボカロP・Chinozoによる楽曲。
タイトルからピンと来た方も多いかと思いますが、同曲では恋しさのあまり嫉妬に苦しんでしまう主人公の気持ちが歌われています。
ドラマチックなメロディラインも魅力的。
思わず口ずさみたくなる一曲です。
めめしぃ
ボカロP:すりぃ
『めめしぃ』は人気ボカロP・すりぃが2021年に公開した楽曲。
「〜しぃ」と韻を踏む歌詞、とても可愛らしいメロディが印象的です。
楽曲内では女々しい様子が歌われていると思われますが、誰の目線なのかよくわからないのが不思議なポイント。
ぜひ考察を楽しみながら聴いてください。
可不のバラード調の曲おすすめ4選
続いてご紹介するのは、可不のどこか人間味あふれる声色を生かしたバラード曲。
可不の楽曲の中でも落ち着く曲、泣ける曲を探している方は必見です。
生きる
ボカロP:水野あつ
『生きる』は2021年に公開され、約1年でYouTubeの再生回数が1000万回を突破したヒット曲。
悩み苦しむ人にそっと寄り添うような歌詞が、多くの人の心に響きました。
のちにボカロP・水野あつが可不を使用した楽曲をまとめたアルバム『生きる』に収録されリリースされています。
でもね
ボカロP:水野あつ
『でもね』もボカロP・水野あつによる名バラード。
「愛してるよ」と愛を歌う気持ちが歌われているものの、その相手とは決して結ばれることのない様子が涙を誘います。
失恋に苦しんでいる方、叶わぬ恋をしている方にぜひ聴いてほしい一曲です。
信じることが怖い
ボカロP:水野あつ
『信じることが怖い』は水野あつが2021年8月に公開した楽曲。
思わずドキッとしてしまうタイトルですが、歌詞でも胸をギュッと掴まれるような切ない心情が歌われています。
音楽を聴きながらどっぷりと落ち込みたい方におすすめです。
待ち合わせ
ボカロP:Saburou
『待ち合わせ』はボカロP・Saborouによる楽曲。
可不の歌声が存分に生かされたきれいなメロディ、楽曲途中の転調が印象的な一曲です。
そんな同曲で歌われているのは、恋人との切ない別れ。
シチュエーションが具体的に歌われているだけに、深く共感できる人も多いことでしょう。
可不の曲で“ヤンデレ”を感じる歌4選
誰かを想うあまり言動が暴走してしまう…そんなヤンデレ曲も、可不の魅力が生きるジャンルの一つです。
可不の楽曲の中でもヤンデレ感が強い楽曲を紹介します。
キュートなカノジョ
ボカロP:syudou
『キュートなカノジョ』はボカロP・syudou初となる可不オリジナル曲。
主人公は彼氏に浮気をされている女の子なのでしょうか?
それゆえに狂気を感じるほど、彼を熱く想う気持ちが歌われています。
のちに同曲に関連する『カレシのジュード』という楽曲も公開されているので、合わせてチェックしてみてください。
キャットラビング
ボカロP:香椎モイミ
『キャットラビング』はボカロP・香椎モイミによる楽曲です。
同曲はメンヘラチックな女の子目線で歌われており、最初から最後までヤンデレ感が満載!
耳に残るメロディと相まって、中毒性たっぷりに仕上がっています。
イラストを檀上大空、動画をろーまじんが手がけたMVも必見です。
ダリアダリア
ボカロP:ねじ式
『ダリアダリア』はボカロP・ねじ式初となる可不のオリジナルソング。
メロディアスなサウンドに乗せて、「あなた好みの女になるから愛して…」というヤンデレな心情が歌われています。
MVを参考に考察すると、タイトルの「ダリア」はお花でしょうか?
花言葉等を一緒に考えてみるとさらに楽曲の世界に浸れるかもしれませんね!
デビル
ボカロP:てにをは
『デビル』はボカロP・てにをはが2021年に公開したオリジナル曲。
同曲は他の曲に比べ、誰か一人に没入するようなヤンデレではないのが印象的。
誰の目線でどんなシチュエーションが歌われているのかやや複雑ですが、「みんな誰かのちょっと悪いトコ見てみたいんでしょう?」という歌詞にゾクッとします。
可不の隠れた名曲4選
冒頭で紹介した代表曲に負けず劣らず、密かに人気の高い楽曲もたくさん。
そこで続いては、根強いファンが多い可不の隠れ名曲をピックアップします。
エリート
ボカロP:Chinozo
『エリート』はボカロP・Chinozoが公開した7作目の可不ソング。
タイトルに反し、楽曲で歌われているのはどこか傲慢な人物の心情。
真のエリートというよりは、エリート風に振舞っている人物のように感じられます。
曲紹介にある「だりいから考えるのやめ」という一文も、楽曲考察のヒントになりそうです。
花となれ
ボカロP:雄之助
『花となれ』は作詞を牛肉、作曲を雄之助が手がけた可不の楽曲。
強い意志を感じる歌詞、おしゃれでクールなサウンドが印象的です。
また、同曲はイラストをそゐち、動画をにへが手掛けたMVも公開されています。
立体的で美しいアニメーションは必見です!
色彩
ボカロP:ATOLS
『色彩』はボカロP・ATOLSによる楽曲で、本人が手がけたMVも公開されています。
そんな同曲は文学的な歌詞が印象的。
新たな世界のはじまりが歌われているのでしょうか?
「さようならは 色づいた」というどこか希望を感じさせる歌詞がとても心に残る一曲です。
ちょっとあざとい
ボカロP:才歌
『ちょっとあざとい』はボカロP・才歌初となる可不オリジナルソング。
同曲では少しあざとい女の子が恋をする様子が歌われています。
「大キライよこっち向いて」と、矛盾することを言いながら相手の気を引こうとする様子がかなり印象的。
MVに登場する女の子もあざとそうでキュートです。
名曲揃い!可不×初音ミクの人気ソング3選
最後に、初音ミクとのコラボソングを紹介します。
聴くのはもちろん、カラオケでデュエットして楽しむのもおすすめですよ。
デイバイデイズ / 初音ミク&可不
ボカロP:syudou
『デイバイデイズ』はボカロP・syudouによる楽曲。
ヤンデレ感たっぷりの歌詞が印象的ですが、実は同曲は前出の『キュートなカノジョ』、その関連曲『カレシのジュード』に登場する人物がMVで共演しています。
つまり、2人のドロっとした関係の続きを歌っているのかもしれませんね。
ぜひ3曲まとめてチェックしましょう!
絶対敵対メチャキライヤー
ボカロP:メドミア
『絶対敵対メチャキライヤー』はボカロP・メドミアが2022年に公開した楽曲。
「めちゃ嫌い」という言葉を連想させるタイトル通り、2人の人物が言い争う様子がテンポよく歌われています。
ちなみに、MVに登場するキャラクターは「水城翔馬」「桃瀬真」という名前だそう。
楽曲の世界観がしっかりわかるMVなので、こちらも必見です。
くうになる
ボカロP:MIMI
『くうになる』はボカロP・MIMIによる楽曲です。
可愛らしいサウンドですが、歌詞の内容は少し憂鬱な雰囲気。
タイトルの「くうになる」は「空になる=心がからっぽになる」様子を表しているようです。
なんとなく疲れている時に聴くと、心に染み入ります。
可不の曲にハマる人続出中!自分だけのプレイリストを作ってKAFUの世界を楽しもう
以上、可不の人気曲を紹介しました。
可不の楽曲は泣けるバラードから、ちょっとヤンデレっぽい歌まで、サウンドのテイストの幅が広いのが特徴的。
そのため、聴けば聴くほど「こんな歌もあるの?」と夢中になることができます。
これを機に「もっと可不を聴いてみたい!」と思った方は、ぜひApple Musicを利用してみましょう。
月額1,080円で可不はもちろん、その他の人気ボカロソングをたくさん聴くことができます。
まずは1ヶ月の無料トライアルからはじめてみてはいかがでしょうか。
この記事のまとめ!
- 可不は音声合成ソフト「CeVIO」のキャラクターでVTuber・花譜の歌声をもとに作られている
- 可不は花譜と同一人物や分身ではなく「音楽的同位体」
- 可愛らしくもどこか人間味のある歌声が魅力的
- 泣けるバラードからヤンデレソングまで楽曲の幅が広い
- 可不の曲を聴き込みたい人はApple Musicの利用がおすすめ