カラオケが好きな人なら、誰しも高得点を取りたいと思いますよね。
特に90点以上を目標にしている人も多いのではないでしょうか。
しかし、90点の壁は高く、なかなか取ることができない人も多いでしょう。
この記事でわかること
カラオケで90点以上を取るためのポイントは?
カラオケの採点はいくつかの項目から採点をしているため、90点以上を取るためには、音程だけでは点数は上がりません。
そのため、音程を合わせる練習をするだけでは、不十分なのです。
しかしそれは、音程を合わせるのが得意でない人も、90点以上を取れる可能性があるということになります
まずは、カラオケで90点以上を取るためのポイントを理解しておきましょう。
歌いやすい曲を選ぶ
歌いやすい曲を選ぶことは高得点を取るためには必須です。
歌いたい曲を選ぶのも良いですが、自分のキーに合わない曲だと声が出しづらくなるため、音程が安定せずビブラートなどのテクニックを存分に使うことができません。
そのため、高得点を狙うには自分の音域に合った曲を選び、自分の得意な音域に合わせると良いでしょう。
声量の大小を意識する
カラオケの採点は、音程だけでなく、抑揚でも大きく点数が変わります。
抑揚とは声の大きさにメリハリを付けることで、基本的にはサビにかけて、声量を上げていくと良いでしょう。
抑揚とは、声の大きさにメリハリを付けて歌うことです。
AメロからBメロにかけては少し小さめの声量で歌い、サビは思い切り大きな声で歌うことで、感情豊かな歌になりますよ。
声量をコントロールするのが苦手な人は、マイクを少し遠ざけたり角度を変えるのも有効です。
正確な音程で歌う
正確な音程で歌うことは、高得点を取るためには必須です。
音程が不安定な人は、原曲よりも少し低めに歌っている人が多いので、気持ち高めに歌うことを意識すると良いでしょう。
また、正確な音程で歌うためには、まずしっかりと歌う曲の歌詞やメロディーを覚えることも重要です。
曲によっては、1番と2番で同じパートでも音程が違う曲もあるので、しっかりと原曲を覚えておきましょう。
また、メロディーが不安な人は、ガイドメロディの音量を上げると歌いやすくなりますよ。
腹式呼吸で声を安定させる
腹式呼吸は発声の基本です。
腹式呼吸ができているからと言って、高得点が出るわけではないですが、腹式呼吸で声を安定させられると、高得点に繋がります。
歌の終盤で疲れてしまって音程が不安定になってしまう人や、ロングトーンが不安定な人は腹式呼吸ができていません。
腹式呼吸の練習法として、ハミングやリップロールが有効です。
また、仰向きになりながら歌うことで自然と腹式呼吸になるので、一人カラオケなどで試してみるのも良いでしょう。
表現力を身につける
- しゃくり
- こぶし
- フォール
- ビブラート
高得点をとるには音程をしっかり合わせることが大切ですが、そこに高い表現力が合わさると、楽に90点以上を取れるようになるでしょう。
また、表現力が高いと高得点が出るだけでなく、聴く人を感動させられる歌声になります。
カラオケで90点台は歌が上手い?
最近の機種はとても精密なので、カラオケで90点以上取れる人は歌が上手いと言えるでしょう。
しかし、90点以下の人は歌唱力が低いのかと言えば、そうではありません。
カラオケの採点はあくまでも機械が行っているため、人間の基準とは違います。
特に、カラオケの採点では楽譜通りに歌う必要があるため、自分独自のアレンジを入れたりする人は高得点が出にくい傾向があるのです。
しかし、アレンジなどを入れられる人は、もともと歌が上手い人がほとんどなので、しっかりと原曲通りに歌うことを意識すれば90点が取れるでしょう。
DAMとJOYSOUNDで90点以上を取るコツは?
カラオケの機種はDAMとJOYSOUNDがあり、機種によって採点基準が変わります。
一般的には、DAMのほうが採点が厳しいと言われており、90点以上を取るのはそれなりの歌唱力が必要になるでしょう。
しかし、コツを押さえると高得点が取りやすくなりますよ。
高得点を取るには、それぞれの特徴を覚えておくと良いでしょう。
DAM
DAMのカラオケ採点と言えば「精密採点」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
精密採点は「音程」「リズム」「安定感」「表現力」「ロングトーン、ビブラート」の5つの項目から採点をしています。
音程が1番採点のウエイトを占めていますが、その他の項目が高いと、音程正確率よりも10-15点高い点数を取ることも可能です。
また、最新の機種の精密採点AIは、AIが表現力を採点しており、AIボーナスとして5点ほどプラスされることもあるので、音程に自信がない人でも90点以上を取れやすくなっています。
採点中は自分の音程が小さな青い星で示されており、その星が採点のガイドバーの上をたどっていると音程があっていることになります。
また、1ページ毎に星が流れる演出があり、流れる星の色で音程正確率が表されているので、星の色を見ながら自分の音程をチェックしましょう。
虹色、金色、赤色、青色、星無しの順番で、音程正確率が表されています。
JOYSOUND
JOYSOUNDの採点は「分析採点」です。
分析採点は「音程」「安定感」「抑揚」「ロングトーン」「テクニック」の5つの項目から採点をしています。
DAMと違う点は、各項目の合計点が総合点になることです。
そのため、どの項目もまんべんなく取れたほうが高得点に繋がります。
JOYSOUNDの採点バーは、1音1音が繋がって表示されているため、息継ぎをするタイミングを誤ってしまうと減点対象になることもあるので注意しましょう。
抑揚はDAMよりも加点されやすいので、抑揚で得点を稼ぐのがおすすめです。
カラオケで90点以上を取るための練習曲6選!
高得点を取るには選曲も大切です。
自分の音域にあった曲を選ぶことが高得点に繋がります。
また、音程が激しく上下する曲は音程が外れやすいので、音程が緩やかな曲を選びましょう。
男性の一般的な音域は、ドからソと言われており、女性の一般的な音域は、ファからレだと言われています。
自分がどの音域までなら出せるのかを知っておくと、選曲する際やキーを変更させるときにも役立ちますよ。
男性
海の声 / 浦島太郎(桐谷健太)
海の声は1音が長く、音程を合わせやすいゆっくりとした曲調なので、リズムも取りやすいです。
最高音もファなので、ほとんどの男性が出せる音域なのではないでしょうか。
ロングトーンが多いので積極的にビブラートを出して加点を高くすると、より高得点を狙えるでしょう。
また、誰もが聴いたことのある曲なので、大人数でも楽しめる曲としてもおすすめです。
あなたに / MONGOL800
あなたには少しテンポは早めですが、複雑なリズムは出てこないので比較的簡単な曲と言えるでしょう。
カラオケでも盛り上がりやすく、どんな雰囲気でも歌いやすい曲です。
音域もドからソなので、一般的な男性の音域でも歌いやすいでしょう。
また、高音が苦手な人は、キーを1つか2つ下げると歌いやすくなりますよ。
サビは声量を上げていくと抑揚で加点が高くなります。
何なんw / 藤井 風
何なんwは最近流行りの歌として人気の歌です。
休符が多くしっかりと息継ぎができるため、安定して歌うことができます。
ハモリの音程に釣られないようにしっかりとメロディを覚えてから歌いましょう。
音域は最高音がラなので少し高めですが、裏声を使うか、キーを下げて歌うなど、自分の歌いやすい歌い方を見つけましょう。
女性
YELL / いきものがかり
YELLはカラオケの王道バラードとしても人気の曲です。
バラード調なのでリズムが取りやすく、音程も合わせやすいので、高得点を出しやすいでしょう。
音域も女性の一般的な音域内なので、原曲キーでも十分に歌えます。
出だしの音程が低めなので、しっかりと合わせられるように練習をするとより安定感のある歌になりますよ。
トリセツ / 西野カナ
トリセツは女性らしく可愛い曲なので、男ウケも良いです。
歌詞が少し早口になる部分があるので、歌詞をしっかりと頭に入れておくと、音程を合わせることに集中して歌うことができます。
トリセツはラからドのシャープなので、音域が広い曲が多い西野カナの曲の中でも歌いやすいのではないでしょうか。
三日月 / 絢香
三日月は大人のバラードといった感じで、上手く歌えるとかっこいいですよね。
サビの高音はきれいに裏声で響かせることを意識しましょう。
そのときに、ビブラートも入れれるとより高得点を狙えます。
また、抑揚もつけやすい曲なので、Aメロはささやくような感じで歌うと曲にメリハリを付けることができますよ。
最高音がレなので、高音が苦手な人はキーを少し下げると良いでしょう。
カラオケで90点以上を出すにはポイントを把握しよう!コツを掴めば90点台も目指せる
カラオケの採点機能は日々進化しており、自分の歌声をしっかりと分析してくれます。
高得点を取るには、しっかりと原曲を聴き込み、忠実に歌うことが重要ですが、慣れたら少しフェイクを入れて楽しむのも良いでしょう。
一人カラオケのときには、同じ曲を何度も歌ったり録画しておくと、自分の歌う癖などがわかるので、改善点がわかりやすくなりますよ。
90点を出すためには、練習が必要ですが、楽しく歌って高得点を狙いましょう。
この記事のまとめ!
- 高得点を取るには選曲も大事
- 音程を合わせるだけでなくビブラートなどのテクニックも有効
- 機種によって採点基準が違うことを理解しておく
- 音程が緩やかな曲は高得点が出やすい