みんなで楽しくカラオケで盛り上がっていたのに、マナーが悪い人がいてテンションが下がることってありますよね。
あなたも気づかないうちにマナー違反をしていませんか?
カラオケの悪いマナー
カラオケのマナーは世代や一緒に行く相手によって違うので、自分では当たり前と思っても他人から見たらNG行動と思われてしまうこともあります。
また、知らず知らずのうちに人に迷惑をかけていることもあるかもしれません。
狭い個室で同じ時間を一緒に過ごすので、お酒が入った時などは特に気をつけましょう。
まずは、カラオケでマナーが悪いと思われてしまう行動を紹介します。
マイクを独占する
1人で続けて何曲も歌ったり、順番を無視して自分の歌を連続して入れるのはマナー違反です。
歌をもっと歌いたいからと言ってマイクを独占したり、他の人が選ぶのが遅いからと連続で自分が歌う曲を入れるのも控えましょう。
結果的に順番を飛ばされたり、あまり歌えなかった人が不満を残してしまうからです。
選曲で困っている人がいたら相談にのってあげるなど、カラオケを平等に楽しめるように気を配りましょう。
他人の歌を横取りする
自分が歌いたかった曲を人が歌い始めたら、マイクを持って勝手に歌に参加するのもよくありません。
歌っている人が一緒に歌おうと言ってくれた時は良いですが、自分の方がうまく歌えるからと横取りしてしまうのはマナー違反です。
ハモったりするのは状況次第で、歌っている人が気持ちよく歌えるなら良い時もありますが、歌いにくいと嫌がる人もいます。
カラオケは歌っている人が主役であることを忘れないようにしましょう。
余計なおしゃべりをする
自分の歌が終わった後や人が歌っている時に大きな声でおしゃべりを始めるのは、なるべく避けたいもの。
歌っている人の気持ちを考えると、自分が歌っている時に他の人が関係ない話で盛り上がっていたら寂しいですよね。
カラオケは知らない歌でも一緒に楽しんで聞いてあげるのがマナーです。
帰る時間やドリンクのオーダーなど必要な話は、なるべくこっそりするか部屋の外でするようにしましょう。
マイクに口をつける
カラオケのマイクはみんなで使うので、マイクに口をつけて歌うのは絶対にやめましょう。
夢中になって近づけてしまうこともあるかもしれませんが、なるべく離して歌うのがマナーです。
ウィルス感染防止の意味からも、マイクは清潔に使うよう心がけましょう。
日頃から、カラオケでマイクをどれくらい離すと上手に聞こえるのかを確認しておくのも良いですね。
歌唱中に機材を調整する
自分が歌っている時に機材の調整をされるのを嫌がる人もいます。
気を遣ってやってあげたつもりでも、他人に音量、キー、エコーなどを変えられると、かえって歌いにくくなってしまう場合も。
調整するのは歌っている人に頼まれた時か、自分の時だけにするようにしましょう。
また、カラオケの採点機能は盛り上がりますが、採点されるのを嫌がる人もいます。
変更する時はみんなで相談してから、変えるようにしましょう。
スマホを触る
カラオケ中にスマホを触るのは、人によっては気にする人もいます。
日頃からの癖なので変えるのは難しいかもしれませんが、なるべくその場の人と楽しく過ごすことに集中して、ネットやゲームは控えめにしておいた方が良いでしょう。
スマホを見る場合はできるだけ短時間にして、チラ見程度に。
急ぎの連絡が来る予定なら、予めみんなに言っておきましょう。
途中で演奏中止する
カラオケで「曲が終わったのかな」と思って、他の人が歌っている時に勝手に演奏中止にするのはマナー違反です。
まだ続きがあったり、一番最後に一番歌いたいところがある場合もあります。
歌い終わってその後の演奏のみのパートや繰り返しが長いと感じたら、歌った人が自分で演奏中止にするのが良いでしょう。
何度も部屋を出入りする
自分が歌い終わったらトイレや電話などで頻繁に部屋を出入りすることも、なるべく避けましょう。
ドアの開閉は気が散りますし、自分以外の人が歌っている時も人の歌を聞いて一緒に楽しむのがカラオケのマナーです。
数人ずつトイレに行ったりタバコを吸いに出たりして、気づいたら一人で歌っていたというのは悲しいので、出る場合は少人数で出るようにしましょう。
ダメ出しや批判をする
人が歌い終わった後に「歌詞が違った」「音がずれた」など、ダメ出しや批判をしてしまうのは余計なお世話です。
せっかく楽しんでいる場をしらけさせてしまいますし、その後の人が歌いづらくなってしまうので控えた方が良いでしょう。
また、自分が好きではない歌手や歌の場合でも、言葉に出して悪口を言うのも良くありません。
歌っている人にとっては大切な曲かもしれませんし、批判されて傷ついてしまうこともあります。
勝手にタバコを吸い始める
スナックなど喫煙可の店でも、タバコを吸う場合は周りに吸っても良いか確認してから吸うか、喫煙所を利用するようにしましょう。
男性ばかりの席でも加熱式たばこでも、隣で急に吸われるのは気分が良くないものです。
非喫煙者や衣類や髪に臭いがつくのを嫌がる女性の気持ちを考えて、勝手に吸うのはやめましょう。
カラオケと同じように喫煙のマナーも守って、みんなが気持ちよく楽しめるように意識してください。
連続で何度も歌う
カラオケの盛り上がり曲や気に入った曲だからと言って、同じ曲を連続で何回も入れて歌うのもマナー違反です。
同じ曲を何度も聴きたくないという人もいるので、同じ曲を歌うのは一回だけにしましょう。
「最新曲だから練習したい」「自分が思うように歌えなかったから」と繰り返し歌うのも、周りはうんざりしてしまいます。
自分が好きなアーティストの本人映像を観るためだけに、その曲を何度も入れるのもやめましょう。
全く歌わない
飲み会の二次会などでカラオケに行った場合、苦手だったり面倒に思っても、少しはつきあって歌うようにしましょう。
全く歌わない人がいると周りが気を遣いますし、ノリが悪いと場が盛り下がる場合もあります。
歌が苦手なら誰かとデュエット曲を歌わせてもらったり、ヒット曲を入れてみんなで歌ってもらうなど、積極的にカラオケに参加してみると意外と楽しいですよ。
カラオケの良いマナー
社会人になって上司や取引先の人とカラオケに行くことになったら、相手を楽しませることが必要になってきます。
今後の会社での人間関係や取引の成功にも関わるので「一緒にカラオケに行くと楽しい」「気の利く人だ」と思ってもらえるようになりたいですよね。
人を楽しませる良いマナーを知っていれば、ビジネスだけではなく合コンやパーティーでも活かすことができますよ。
新入社員は特に覚えておきたい、カラオケを楽しく盛り上げる良いマナーを紹介します。
1番目に曲を入れる
カラオケが始まっても最初はみんな何を入れようか、どのタイミングで入ろうか遠慮がちなことが多いものです。
そんな時は思い切って1番に曲を入れて、その場の雰囲気づくりをしましょう。
上司や取引先の人など目上の人がいたら、その人に「何か入れましょうか?」と尋ねてみてすぐに歌わないようなら自分が歌うようにします。
最初の曲はなるべく多くの世代が一緒に歌えるようなメジャーで明るい曲がおすすめです。
ドリンクに気を配る
カラオケを歌うと喉が渇くので、みんなのグラスが空いていないかチェックしましょう。
次のドリンクを頼む時に「ドリンクの追加どうですか?」と聞くと気遣いができると良い印象を持ってもらえますよ。。
カラオケボックスでドリンクを電話で注文する場合は、事前に入り口の電話の近くに座ればスムーズに注文できますよ。
歌を褒める
歌い終わった時、周りがシーンとしていたら寂しいですよね。
拍手するだけでなくわざとらしくない程度で、褒めてあげるようにしましょう。
さらに同じ歌手の曲を「あれ歌えますか?良い歌ですよね」などとリクエストしてあげると、次も喜んで歌ってもらえますよ。
上手い人なら褒めやすいのですが、あまり上手くない人でも「良い歌ですね」「この曲の動画面白かったですね」などと興味を示してあげると、本人もホッとするでしょう。
歌っていない時にトイレに行く
トイレに行きたくなったら我慢する必要はありませんが、歌っていないタイミングで行くようにしましょう。
カラオケボックスでは、歌の途中でドアの開閉をすると音楽が漏れるので、戻る時も歌が終わってから入るように気をつけてください。。
店に入る時にトイレの場所を確認しておいて、行く人に教えてあげるとさらに親切です。
下手でも一生懸命歌う
歌が苦手だったりカラオケが嫌いな人もいると思いますが、歌わなかったり適当に歌うのは印象が悪くなります。
カラオケに行くのも仕事の一つと考えて、自分が歌えそうな短めな曲をいくつか練習しておいて早めに歌ってしまいましょう。
上手く歌う必要はないので、下手でも問題ありません。
上手くなくても一生懸命歌う態度は好感度大ですよ。
拍手や合いの手を入れる
アップテンポな曲やお約束の合いの手がある曲なら、積極的に拍手や掛け声を入れて盛り上げましょう。
有名な曲ならサビのところで合唱する、邪魔にならない程度に一緒に歌うなど、歌っている人が気持ちよく歌えるように応援するのがおすすめ。
マラカスやタンバリンが置いてあるところもありますが、音が大きくて伴奏が聞こえなくなって歌いにくくなることもあるので、状況を見て使用するかを判断しましょう。
カラオケの選曲ルール
ヒトカラや親しい友人とカラオケに行く場合以外は、選曲にも気をつける必要があります。
基本的に選曲は自分が歌いたい歌だけでなく、その場の人たちが聞いて楽しめるような曲を選ぶようにしましょう。
選曲を間違えると場の雰囲気が悪くなったり、次から誘われなくなったりすることもあります。
みんなでカラオケを楽しむための選曲ルールを紹介します。
マイナーな曲は歌わない
マイナーな曲は避けた方が無難でしょう。
歌っている本人は楽しくても、聴いている方が盛り上がりにくいため、対応に困ってしまいます。
イントロや間奏が長く、どこで終わるのか、まだ続くのかわかりにくい曲は特に避けた方が良いでしょう。
また、過激すぎる歌詞の曲も目上の人がいる席では避けてください。
序盤は盛り上がる曲を選ぶ
できるだけ序盤はヒット曲、ハイテンションな曲など盛り上がる曲を選びましょう。
自分の好みではなくても、何曲かは盛り上がる曲を歌えるようにしておくと安心です。
一曲だけだと他の人に歌われてしまうこともあるので、数曲用意するのがおすすめです。
いきなりバラードや暗い歌を歌うと、周りの人もリアクションに困るので、歌いたいなら後半まで待ちましょう。
同じ曲を歌わない
誰かが既に歌った曲をまた入れて歌うのは厳禁です。
席を外している間に歌われていないか不安なら、履歴を確認してから入れるようしてください。
ヒット曲など誰かが歌いそうな歌は他の人が既に予約していないか、予約一覧もチェックしてから入れましょう。
上司など目上の人と行く場合は、その人が得意な歌を事前にリサーチするか、年齢から推測して、その年代の人が歌いそうな歌手の曲は入れないようにしてください。
歌えない曲は入れない
「歌ったことないけどサビだけ知ってるから」「最新曲だから聞いてみたいだけ」など、最後まで歌えない曲は入れない方が良いでしょう。
全然歌えなかった場合、ヒトカラや親しい仲間だけなら途中で演奏終了できますが、普通のカラオケでは「やっぱり歌えない」と演奏終了するのはマナー違反です。
よく知らない歌に挑戦したい場合は、事前に練習してから歌いましょう。
カラオケではマナーに気をつけよう!ルールを守れば楽しく盛り上がれる
カラオケの悪いマナーはマイクの独占などのわがままな行動、無断の機械操作など身勝手な行動、歌わないなどの非協力的な態度です。
逆に会を盛り上げて喜ばれるのは、最初に歌ったりドリンクに気を配ったりする心遣い。
選曲はマイナーな歌を避けるなど、一緒に行くメンバーへの配慮が大切です。
誰もが気持ちよく歌えるように、基本的なマナーを守ってカラオケを楽しみましょう。
この記事のまとめ!
- カラオケの悪いマナーはその場の雰囲気を悪くして不満を残すこともある
- 仕事上のつきあいなら特に盛り上げ役に徹しよう
- 周りの人への気配りとマナーを守れば、カラオケは楽しく盛り上がれる