楽器をはじめたけれど、「どこで練習したらいいかな…」と困っていませんか?
自宅では大きな音は出せないし、音楽スタジオは利用料金が高くて頻繁に利用するのは難しいので「カラオケで演奏できたら良いな」と思っている人は多いのではないでしょうか。
この記事でわかること
カラオケで楽器練習はしていい?
カラオケでの楽器演奏は、推奨している店舗とそうではない店舗があります。
具体的には、楽器の持ち込みOKとしているお店は使用できると考えて良いでしょう。
そのため、事前に行きたい店舗のホームページなどを確認して、持ち込みOKなのか調べておくのがおすすめです。
最近では「楽器カラオケ」という、練習がしやすい便利なオプションがついた機種を持っている店舗もあるので、上手く活用しながら練習をしてくださいね。
カラオケでの楽器練習を推奨している店は?
カラオケ店舗の中には、積極的に楽器練習を推奨しているところも多いです。
できれば、公に推奨しているお店を使いたいですよね。
店舗によっては楽器の無料貸し出しをしたり、本格的なミキサーを使えたりするところもあり、音楽スタジオさながらに利用できる場合も。
なお、楽器演奏を推奨してる店舗でも、あまりにも大音量で音を出して他の利用者に迷惑がかかってしまうと、使用を断られてしまうこともあるので注意してくださいね。
まずは、カラオケ店での楽器演奏を推奨している店舗を見ていきましょう。
コート・ダジュール
カラオケで楽器演奏するのにおすすめの店舗がコート・ダジュールです。
コート・ダジュールにはファミリールームやパーティールームなど部屋ごとにこだわりを持ったコンセプトルームが充実しています。
その中にあるステージルームやライブルームは楽器の練習にもぴったりでしょう。
マイクスタンドが用意されていたり、照明も工夫されていたりして、ライブステージさながらの雰囲気が楽しめます。
コンセプトルームは店舗によってはない場合があるので、事前にチェックするようにしてくださいね。
カラオケレインボー
カラオケレインボーも楽器演奏を推奨している店舗の1つです。
「スタジオルーム」を利用すれば、ギター・ベース・ドラム・キーボードを無料で貸してもらうこともできます。
ミキサーやアンプも設置されていて、カラオケと言うより、もはや音楽スタジオと言っても良いかもしれません。
スタンダードルームを利用する場合と同じ料金で使用できるところも嬉しいポイントですよ。
カラオケJOYSOUND直営店
ホームページで練習として使用することを推奨している店舗といえば、カラオケJOYSOUNDの直営店があります。
楽器貸し出しサービスを行っているところも嬉しいポイント。
またJOYSOUNDには「楽器カラオケ」という機種があります。
この機種を使えば、カラオケ機器にギターなどを接続するだけでエフェクターを付けたり、コードを確認したりできるため、練習がはかどるでしょう。
楽器練習してもOKなカラオケ店は?
店舗の中には、積極的に楽器演奏可と公言していないものの、スタジオさながらのコンセプトルームが存在するところもあります。
特に、楽器の貸し出しを行っているところは、公言されていなくても練習ができると考えて良いでしょう。
スピーカーやアンプをつないで大きな音を出したい場合は、事前にお店の人に確認しておけば、より安心して練習する事ができますよ。
ここからは、楽器持ち込みができるカラオケ店を紹介します。
まねきねこ
全国に店舗を構えるチェーン店まねきねこは、楽器練習を大体的に推奨はしていないものの、一部の店舗では楽器貸し出しサービスを行っているようです。
ギターやギターアンプ、ピックやシールドまで貸してもらえる店舗もあるため、練習しても大丈夫だと考えて良いでしょう。
ただし、「周りのお客様の迷惑になる場合は使用をお断りさせていただくことがあります」とHPに記載されているため、念の為頭に入れておくようにしてくださいね。
ジャンカラ
ジャンボカラオケ広場、通称「ジャンカラ」には、コンセプトルームとしてギタールームやスタジオルームが存在します。
そのため、ホームページなどには楽器演奏OKと言う記載はありませんが、練習に使えると考えて良いでしょう。
スタジオルームには、ギターだけでなく電子ドラムやキーボードも常設されているので、音楽スタジオのような感覚で使うことができそうですね。
カラオケでの楽器練習を推奨していない店は?
カラオケ店の中には、楽器演奏できるかどうかの位置付けを曖昧にしている店舗も。
公式HPなどをチェックすると、「禁止ではないけれど周囲の迷惑になる場合には使用を断る場合がある」などと記載されているところも多いです。
このような場合には、事前に楽器の練習としてカラオケを使いたいことを店舗側に伝えて、使用できるか確認しておくと良いでしょう。
楽器演奏が禁止ではないけれど、積極的に推奨されていない店舗を紹介します。
カラオケバンバン
全国各地に店舗があるカラオケバンバンでは、積極的な楽器練習は推奨していないようです。
公式HPには「公序良俗に反しない範囲であれば楽器練習等にもご利用頂けます」と記載されていますが、店舗側の判断では使用を断られる可能性も。
そのため、楽器持ち込みをしたい場合は、事前に電話などで店舗に問い合わせた方が安心でしょう。
ビッグエコー
ビックエコーも、場合によっては楽器練習が断られる可能性がある店舗の1つです。
公式ホームページによると原則禁止はされていないようなので、使用したい場合は事前に問い合わせた方が無難でしょう。
ビックエコーにもコンセプトルームがありますが、スタジオ風なお部屋などは準備がないので、やはり積極的に楽器使用を推奨はしていないようです。
カラオケの鉄人
積極的に楽器練習を推奨してはいないものの、入室前にフロントスタッフの確認があれば使用できるとされているのが、カラオケの鉄人です。
周囲のお客様への迷惑にならない程度の音量、カラオケ機材等の破損や故障につながらないという事が入店の条件になるようなので、頭に入れておきましょう。
バンド演奏は厳しいかもしれませんが、1人でのエレキギターやベースの練習には使えそうですね。
歌広場
特に禁止はされていないものの、スピーカーやアンプをつないでの演奏は禁止されているのが、歌広場です。
そのためエレキギターやベースなど、スピーカーをつながないと音を大きく出せない楽器の練習には不向きと言えるでしょう。
場合によっては入店を断ることもあるようなので、歌広場で楽器演奏をしたい場合は、事前に問合せた方が良いですよ。
カラオケでの楽器練習を禁止している店は?
カラオケ館
カラオケ館は、「カラオケ以外での使用はお断りさせていただきます」と明確に提示しています。
そのため、カラオケ館で楽器演奏をすることはできません。
周りにどうしてもカラオケ館しか選択肢がないという場合は、ダメもとで問い合わせてみてくださいね。
平日の昼間など利用者が少ない場合なら、練習に使えるかもしれませんよ。
カラオケでギターを練習するなら?
カラオケでギターの練習をするなら、楽器持ち込みOKな店舗の中でも特にJOYSOUNDがおすすめです。
JOYSOUNDにはJOYSOUND MAX GO、JOYSOUND MAX2、JOYSOUND MAX、JOYSOUND f1の4つの快適にギター演奏をするアシストをしてくれる機能があります。
ご自分が利用するお店にあるかどうかチェックしてみてくださいね。
早速、便利な機能をみていきましょう。
ギターを接続できる
JOYSOUNDの特別な4種類の機種では、ギターを機器に直接つなぐことができます。
そのため、伴奏が流れてくるスピーカーと同じ場所から、自分のギターの音も流すことができるのです。
エレキギター用のチューナーやエフェクターも搭載しているので、簡単な音作りができるのも嬉しいポイント。
ギターとシールドさえあれば、カラオケで本格的な演奏が楽しめますよ。
ギターのコードが見られる
ギターのコードが見られる点も嬉しいポイントです。
JOYSOUND MAX GO、JOYSOUND MAX2、JOYSOUND MAX、JOYSOUND f1の4機種では、
「ギタナビ」という機能を選択すれば、画面上にギターのコードを出すことができます。
ただコードが表示されるだけではなく、抑え方まで出してくれるので初心者でも安心です。
まるで楽譜をみるような感覚で練習する事ができますよ。
全国のユーザーとセッションできる
「うたスキ動画」という機能を選択すれば、全国のユーザーとセッションすることも可能です。
うたスキ動画では、自分の演奏を動画に録って配信する事ができます。
また、他の人が演奏した動画をダウンロードして、動画に重ねて一緒に演奏することで、色々な人とセッションすることもできるのです。
配信はしたくないけれど、他の人の演奏を見たいという人は「視聴モード」を選択しましょう。
他の人の演奏を見るだけでも勉強になりそうですよね。
カラオケに楽器を持ち込む注意点はある?
音楽スタジオやレンタルスペースに比べて価格が安く気軽に使えるカラオケを、すぐにでも楽器練習に使いたいと思っている人も多いでしょう。
しかし、カラオケはあくまでも歌を楽しむ施設であり、楽器専用の防音室ではありません。
そのため、音楽スタジオと全く同じような感覚で使うと周りの迷惑になってしまう可能性も。
最後に、楽器を持ち込む時の注意点を紹介します。
金管楽器は事前に問い合わせる
バンドだけでなく、吹奏楽の練習場所としてカラオケを使いたいという人も多いでしょう。
フルートやサックスなど木管楽器は比較的音量が小さいため、問題なくお部屋を使用できますが、金管楽器の場合は注意が必要です。
トランペットやチューバなどの金管楽器は音がとても大きいため、周囲の迷惑になってしまう可能性があります。
金管楽器を使いたい場合は、事前にお店側に問い合わせるようにしてくださいね。
アコギの練習には不向き
アコースティックギターの練習に使いたいという人は注意が必要です。
カラオケは完全な防音室ではないため、周りの部屋の音がたくさん聴こえてしまいます。
アコギの音は比較的消えやすく小さいため、周りの音に負けてしまい自分の演奏が聴こえない可能性が高いのです。
指の動きを確認したいなど、音をあまり聞かなくても良い人は構いませんが、基本的にカラオケでのアコギ練習は不向きだということを頭に入れておいてくださいね。
カラオケでの楽器練習は周囲に配慮しながら行おう!店員さんに許可を取っておくと安心
バンドや吹奏楽の練習場所にカラオケを考えている人は多いでしょう。
楽器演奏は、推奨している店舗とそうではない店舗があります。
音楽スタジオのようなコンセプトルームが準備されている場合は、問題なく使えると考えて良いでしょう。
しかし、あまり推奨されていない店舗を使いたい場合は、事前に店員さんに許可を取っておけば安心して使う事ができますよ。
最近は「楽器カラオケ」機能などの楽器演奏に特化した機能もあるので、積極的に使ってみてくださいね。
この記事のまとめ!
- カラオケでの楽器練習はできる店舗とできない店舗がある
- お店によってはコンセプトルームで本格的なスタジオのように使用できるところもある
- 周りの迷惑にならない程度に楽器演奏可のお店なら事前に問い合わせておくと安心
- 楽器カラオケ機能を使うと、充実したギター練習が楽しめる
- 音が大きな金管楽器を練習したい場合は、事前にお店に問い合わせる