2000年代後半から徐々に注目され始め、今では世界的な人気を集めるK-POPガールズグループたち。
強い憧れを抱く日本人女性も多く、実際に渡韓してアイドルを目指す人も増えています。
そこで今回は、多くの人を魅了する韓国の女性アイドルを厳選してご紹介。
この記事でわかること
韓国の人気女性アイドルグループ【第4世代】
韓国でアイドル文化がスタートしたのは、1996年ごろのこと。
そこから現在までのアイドル史は4つの世代に分けて語られています。
まずは2018年以降に誕生した「第4世代」の人気アイドルグループをチェックしましょう。
ITZY
2019年2月にデビューした5人組ガールズグループ「ITZY(イッチ/イッジ)」。
K-POPアイドルとして日本でも絶大な人気を誇っていた「TWICE」の妹分ということもあり、デビュー前からかなりの注目を集めていました。
デビュー曲『DALLA DALLA』のMVは公開からわずか1日で1400万回再生を記録。
その勢いのままに日本でもワーナーミュージック・ジャパンからデビューを果たし、現在も精力的に活動しています。
公式のファンクラブ名は「MIDZY(ミッチ/ミッジ)」です。
(G)I-DLE
「(G)I-DLE(ジー・アイドゥル)」は、2018年3月にデビューした女性グループ。
韓国、タイ、中国、台湾出身のグローバルな6人でデビューしましたが、現在は5人で活動しています。
デビュー曲は『LATATA』。
同曲は日本語バージョンも制作され、日本でも正式にデビューを果たしました。
そんな彼女たちの最大の特徴は、楽曲の作詞作曲からダンスの振り付けに至るまで全て自分たちで行っていること。
特にリーダーのソヨンは、メインプロデューサーとしてグループのコンセプトからマーケティングまですべてに携わっています
さらに、他のアイドルへの楽曲提供も行うなど、自身のパフォーマンス以外でも溢れんばかりの才能を発揮し続けています。
LE SSERAFIM
「LE SSERAFIM(ルセラフィム)」は、2022年にデビューした多国籍アイドルグループです。
元IZ*ONEの宮脇咲良とチェウォンが所属していることでも知られています。
グループ名の由来が「IM FEARLESS(=私は恐れ知らず)」という言葉で、それを象徴するように、彼女たちは力強くてクールなパフォーマンスが印象的。
また、歌唱力のレベルが高いことでも知られており、デビューからたった1年足らずで世界から注目される存在へと成長しています。
そんな彼女たちのデビュー曲は『FEARLESS』。
クールなパフォーマンスは必見です!
aespa
「aespa(エスパ)」は、2020年11月にシングル『Black Manba』でデビューした韓国の多国籍ガールズグループ。
韓国人2人、中国人1人、日本人1人の合計4名で構成されており、独特な世界観が注目を集めています。
というのも、グループ名は「Avatar X Experienxe」と「aspect(=両面)」からなる造語で、“もう一人の自分、アバターに出会いあたらしい世界を経験する”という世界観を表しているそう。
そのためメンバーにはそれぞれのアバターがおり、MVなどに登場するのが特徴的。
ぜひMVをチェックして、aespaの世界観に浸ってみてくださいね。
IVE
「IVE(アイヴ)」は、韓国の6人組ガールズグループで、2021年12月にデビューしました。
韓国人5人、日本人1人で構成されており、日本ではアミューズからデビューを果たしています。
K-POPアイドルといえばスタイルの良さが印象的ですが、「IVE」はその中でも際立つ圧巻のプロポーションが印象的。
長い手足で表現されるダンスはどれも美しく、思わず見惚れてしまうファンも多いです。
ちなみに、グループ名の「IVE」は「I HAVE(=私は持っている)」を略したもので、“全て持っている完成したグループ”という意味が込められています。
NewJeans
「NewJeans(ニュージーンズ)」は、2022年7月にデビューした韓国アイドルグループ。
メンバー全員が2004年以降に生まれた、まさにZ世代の5人組です。
グループ名はファッションアイテムのジーンズに由来しており、“いつ履いても飽きないジーンズのような時代のアイコンになる”という意味が込められています。
NewJeans(ニュージーンズ)は、等身大でナチュラルな雰囲気が最大の魅力。
どこかあどけなさを感じる表情・表現に夢中になるファンが増えています。
ぜひ自然でキュートな表情に溢れたMVをチェックして、彼女たちの魅力を感じてみてくださいね。
NMIXX
6人組ガールズグループ「NMIXX(エンミックス)」は、2022年2月にデビューしました。
同グループは、メンバー発表前の2021年にSNS用公式アカウントが開設され、限定版デビューアルバムの予約枚数が、デビュー前にもかかわらず6万枚を記録したことで大変話題に。
グループ名は未知数を表す「n」と、多様性を意味する「MIX」を掛け合わせたもので、“新しい時代を担当する最上の組み合わせ”という意味が込められています。
これまでのガールズグループとは一線を画す複雑なダンスやレベルの高い歌唱が魅力的です。
どの曲も中毒性たっぷりなので、まだNMIXXを知らない人も一度聞けばきっと虜になるはずですよ!
Billlie
「Billlie(ビリー)」は、2021年11月に日本人メンバー2名を含む6人でデビューした韓国アイドルです。
現在は新メンバーを加えた7人で活動しています。
そんな彼女たちの魅力といえば、パワフルすぎるパフォーマンス。
第4世代を象徴するガールクラッシュなナンバーが多く、同性でも惚れ惚れするような力強い歌声やダンスが印象的です。
ちなみに、グループ名には“誰もが持っていて共感できる内面の自我、自分たちのB-sideを表現する”という意味が込められているとのこと。
世界観も含め、とてもクールです。
STAYC
6人組アイドルグループ「STAYC(ステイシー)」は、2020年11月にデビューしました。
グループ名に「Star To A Young Culture(=若者文化をリードするスターになる)」という意味が込められている通り、
フレッシュな雰囲気が若い世代を中心に人気を集めています。
STAYC(ステイシー)は、メンバー全員がメインを務められるほどの実力を兼ね備えているのがポイント。
そのため、メンバー全員で息を揃えて踊る姿は圧巻です。
また、ステージ以外で見せるキュートな表情もファンの心を掴んでいます。
ぜひSNSなどでナチュラルな彼女たちの姿をチェックしてみてくださいね。
Kep1er
「Kep1er(ケプラー)」は、2022年1月にデビューしたK-POPアイドルグループ。
日中韓合同のオーディション番組「Girls Planet 999:少女祭典」で選ばれた韓国人6人、日本人2人、中国人1人の合計9人で構成されています。
激戦のオーディションを勝ち抜いたメンツということもあり、全員が歌・ダンス共にキレッキレなのが魅力的なポイント。
キュートな振り付けからクールな振り付けまでこなし、パフォーマンスはいつも迫力満点です。
彼女たちはデビューから2年6ヶ月という期間限定での活動が予定されており、今後どのような動きがあるのか注目が集まっています。
K-POPの人気ガールズグループ【第3世代】
続いては2013〜2019年ごろに活躍した「第3世代」と呼ばれる韓国女性アイドルたちをピックアップ。
この世代はオーディション番組による選抜、多国籍グループの増加が特徴的です。
代表的な第3世代の5組をチェックしましょう。
TWICE
「TWICE(トゥワイス)」は9人組のガールズグループで2015年にデビューしています。
日本人であるモモ、サナ、ミナがメンバー入りしたこともあり、デビュー当時から日本でもかなり話題になりました。
そんな彼女たちの魅力といえば、思わず真似したくなるキュートなダンス。
キャッチーな振り付けが多いため、YouTubeなどを見て真似するファンが続出しました。
また、真似しやすい振り付けが多い一方で、メンバーがハイレベルなダンススキルを身につけているのも魅力的なポイント。
ステージで見せるパフォーマンスは華やかさ満点で、心をグッと掴まれます。
BLACKPINK
「BLACKPINK(ブラックピンク)」は、2016年にデビューした4人組ガールズグループ。
彼女たちがデビューするまで、女性アイドルは「清楚さ」「かわいさ」をコンセプトに押し出していたグループがほとんどでした。
そんな中、現れたのが「ガールクラッシュ=女性が憧れる強くてかっこいい女性」をテーマにしたBLACKPINK。
クールでセクシーなパフォーマンスが印象的です。
ガールクラッシュの先駆けとしてが多くの人の心を掴み、世界的な大活躍を見せています。
2020年にはアメリカのブルームバーグ誌にて「世界で最も影響力のあるポップスター」に選ばれたこともある実力派です。
Red Velvet
2014年にデビューした「Red Velvet(レッドベルベット)」は、5人組アイドルグループです。
日本では2018年にデビューを果たしました。
グループ名の由来は“強烈で魅力的な色であるレッドと、女性らしく優しいイメージのベルベットのように、洗練された音楽とパフォーマンスで全世界を魅了する”というもの。
その由来通り、世界中でさまざまな賞を受賞するなど不動の人気を築き上げました。
彼女たちの力強いダンス、そして伸びのある歌唱力は必見!
MVはもちろん、ライブ映像もチェックしてみてくださいね。
宇宙少女(WJSN)
「宇宙少女」は、2016年にデビューを果たした10人組の韓国人アイドルグループ。
グループ名通り「宇宙」をコンセプトとしており、メンバーそれぞれに担当の星座があるのが特徴的です。
ちなみに、「宇宙少女」というグループ名には“私たちが主人公の少女”という意味が込められているそう。
また、「WJSN=Wonder、Joy、Sweet、Natural」の4つのユニットに分けられているのも特徴的。
表現の幅が広いため、次から次へと曲を聴きたくなるような魅力に溢れているグループです。
MAMAMOO
「MAMAMOO(ママム)」は、4人組の女性アイドルグループで2014年にデビューしています。
メンバー全員がデビュー当時から、ずば抜けた歌唱力とダンススキルを兼ね備えていたこともあり、当時は「新人らしくない新人」と呼ばれ大変話題になりました。
そんな彼女たちの魅力は、これまでのアイドルとは一味違う自立した女性像。
媚びない雰囲気と色気溢れる大人っぽさに魅了される人が多く、女性を中心に高い人気を集めています。
ちなみに、グループ名は生まれたばかりの赤ちゃんが最初に覚える言葉「ママ」に由来しているそう。
“世界中に馴染む音楽を届けたい”というメッセージが込められています。
誰もが知る韓国のベテラン女性グループ&デュオ【第2世代】
続いてご紹介するのは、日本でもK-POPが注目され始めた2005〜2012年に活躍した韓国アイドルたち。
韓国の大手三大事務所が出来上がったころのアイドルで、世界進出の元祖とも言われている世代です。
少女時代
「少女時代」は、2007年にデビューした9人組のK-POPアイドルグループです。
日本では2010年にデビューし、『Gee』や『MR.TAXI』が大ヒット。
「第52回日本レコード大賞」「第25回日本ゴールドディスク大賞」を受賞するなど、大きな栄光を残しました。
同時期に欧米でも大活躍を果たしていましたが、2016年ごろからはメンバーのソロ活動が中心に。
2022年には8人体制で再びカムバックし、第4世代の人気の高まりとともに再び注目を集めています。
KARA
「KARA(カラ)」は、5人組の韓国アイドルグループで2007年にデビューしました。
デビュー当時は4人組でしたが、メンバー編成を経て2008年ごろから活動を本格化し、その後2010年に日本でデビューを果たします。
当時、キャッチーな振り付けが話題を呼び、日本ではテレビで見ない日はないくらい人気の存在に。
楽曲がCMに起用されたり、メンバーがドラマに出演したりと大活躍を果たしました。
2016年ごろメンバーと事務所の契約問題で一時解散状態になるものの、2022年には再始動を発表。
日本でも再びCM出演を果たすなど、今後の活躍に期待が高まっています。
Davichi
「Davichi(ダビチ)」は、2008年にデビューした韓国の女性デュオ。
アイドルとは少し毛色が違い、美しい歌声と高い歌唱力で多くの人を魅了しました。
そんな彼女たちの代表曲は、デビュー曲である『Love and War』。
韓国国内でさまざまな賞を受賞し、ドラマやミュージカルへの出演も果たしました。
ちなみに、グループ名の「Davichi」は「ダ ビチダ(=世界を照らす光)」に由来しており、“2人の歌声が世界に広がるように”という願いが込められています。
解散後も語り継がれる伝説のK-POPガールズグループ
最後に、解散後も絶大な人気を誇る韓国の女性アイドルグループを紹介します。
オーディション番組の課題曲などで使用されることが多いため、グループ名は知らずとも楽曲を知っている人は少なくないはず!
Wonder Girls
「Wonder Girls(ワンダーガールズ)」は2007年にデビューし、2017年ごろまで活動を続けていた4人組ガールズグループです。
当時「国民の妹」と呼ばれるほど韓国国内で大ブレイクを果たし、韓国のアイドルブームの火付け役になりました。
そんな彼女たちの特徴といえば、レトロな雰囲気が漂う楽曲や衣装。
独特な世界観はアメリカや中国など海外でも注目され、2008年にリリースした『Nobady』は韓国人アーティストとして初めてビルボードチャートにランクインしました。
まさに伝説のK-POPアイドルと言えるでしょう。
2NE1
2009年にデビューした「2NE1(トゥエニィワン)」は、2016年ごろまで活動していた4人組の韓国人グループです。
当時大人気だった韓国の男性グループ「BIGBANG(ビッグバン)」との楽曲でデビューすると、各種音楽チャートの1位を総なめに。
これまでの可愛らしいアイドルグループとは少し違う個性的なビジュアルも相まって、瞬く間に人気グループへと成長しました。
一度活動に幕を下ろしているものの、2022年にサプライズ復活したこともあり、再結成を望む声が高まっています。
miss A
「miss A(ミスエイ)」は2010年に結成し、2017年ごろまで活動を続けていた4人組アイドルです。
メンバーは韓国人2人、中国人2人と当時としては珍しい多国籍グループでした。
“すべてにおいてAクラスの実力を持ち、アジアでトップになる”という意味が込められたグループ名通り、デビューするとすぐに各種音楽チャートで1位を獲得。
クールでセクシーなパフォーマンスが話題を呼び、男女問わず多くの人を魅了しました。
日本でも3回ほど来日コンサートを行うなど、日本のファンも多いグループです。
GFRIEND(ヨジャチング)
2015年結成の「GFRIEND(ジーフレンド)/韓国読み:ヨジャチング」は、2021年まで活動を続けていた6人組のガールズグループです。
強さを全面に押し出した「ガールクラッシュ」がトレンドとなりつつある中で、彼女たちは「パワー純粋」というピュアさを全面に押し出したコンセプトで話題に。
力強いダンスを披露しつつも、透明感のあるピュアな歌声でたくさんの人の心を掴みました。
日本では2018年ごろにデビューを果たし、ファンミーティングや楽曲リリースなど解散直前まで精力的に活動。
メンバーの契約終了により、惜しまれながらも解散しました。
IZ*ONE
「IZ*ONE(アイズワン)」は、韓国のオーディション番組「PRODUCE 48」によって誕生した12人組アイドルグループです。
AKB48やHKT48のメンバーが加入したこともあり、活動期間は2018〜2021年と非常に短いもののかなり注目を集めました。
オーディションを勝ち抜いたメンバーで結成されたグループということもあり、彼女たちもレベルの高いパフォーマンスが印象的。
解散後はアイドル、タレント、女優としてメンバーそれぞれが精力的に活動を続けています。
再結成を熱望するファンの声が絶えない、伝説のガールズグループです。
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