歌い手、作詞作曲、ミックス、ユーチューバーなどマルチな活動で、常に歌い手の第一線を走り続けるまふまふ。
まふまふの一番の特徴といえば、男性離れした高音や表情豊かな声ですよね。
また、様々なジャンルの曲を作ることができる作曲センスの高さもまふまふの魅力の一つでしょう。
この記事でわかること
まふまふの代表曲3選
まふまふはアニメやドラマの主題歌を務めたこともあるので、まふまふを知らない人でも、曲を聴いたことがある人は多いのではないでしょうか。
中毒性の高い曲調と特徴的な歌声を聴いていると、一気にまふまふの世界観へ引き込まれてしまいますよ。
まずは、まふまふの代表曲3選を紹介します。
【ヒット曲】輪廻転生
輪廻転生はまふまふの人気アルバム「明日色ワールドエンド」に収録された一曲です。
アップテンポな曲調とサビのハイトーンボイスが特徴的な一曲で、MVの再生回数は1900万回を突破しています。
不平等な世界への不満と絶望感から、この世の全てが生まれ変わればいいという願いが込められた歌です。
メッセージ性の高いMVを観ながら一緒に聴くと、より楽しむことができるでしょう。
【アニメ主題歌】サクリファイス
サクリファイスはアニメ「かつて神だった獣たちへ」のOPソングです。
まふまふの得意とするロック調となっており、かっこよさが際立つ一曲でしょう。
力強い歌い方から切なさを感じさせる弱々しい歌い方まで、一曲の中で様々な表現をしており、まふまふの表現力の高さが伺えます。
また、生きることに絶望する重たい歌詞は、胸に突き刺さる一曲とも言えるでしょう。
【ドラマ主題歌】ユウレイ
ユウレイはドラマ「アプリで恋する20の条件」の主題歌に起用されました。
シンプルで聴きやすい曲の構成なので、激しい曲が苦手という人におすすめです。
また、ユウレイが主題歌を務めたドラマにまふまふが一瞬だけ出演したこともファンの間で大きな話題になりました。
一途に人を思うも自信が持てない切なさやもどかしさをリアルに描いた、まふまふのラブソングです。
まふまふの人気オリジナル曲ランキングTOP5
まふまふはこれまでにたくさんのヒット曲を生み出してきました。
かっこいい曲から可愛い曲、面白い曲まで幅広いジャンルの曲を高クオリティで作れることもまふまふならではの強みでしょう。
色々な曲を聴くとよりまふまふのことが好きになるのではないでしょうか。
ここでは、まふまふの人気オリジナル曲ランキングTOP5を紹介します。
【第5位】それを愛と呼ぶだけ
それを愛と呼ぶだけはドコモのCMソングにも起用され、聴いたことのある人も多いのではないでしょうか。
優しく透明感のある歌声が曲の世界へと一気に引き込ませ、特にサビの終わりのフレーズは本当に男性なのか疑ってしまうほどの優しい歌声を披露しています。
当たり前の日常がとても愛しく感じることができる、卒業ソングにもピッタリな一曲です。
【第4位】朧月
朧月は和ロックな曲調で美しいメロディが特徴的です。
密かに想っている人と違う人と結ばれるという切ない設定になっており、MVと一緒に見るとより世界観を楽しめるでしょう。
テレキャスターの硬い音と琴の音色が綺麗にマッチしており、こぶしをきかせたまふまふの歌声がより曲に彩りを与えています。
大正ロマンを思わせるような、奥ゆかしさや美しさが際立つ歌詞が胸に響く一曲です。
【第3位】立ち入り禁止
立ち入り禁止は複雑なギターのフレーズで始まりかっこいいロック調の曲です。
心を閉ざした主人公を幽霊少女に例え、人間関係や劣等感などネガティブな気持ちからくる生きづらさから、絶対的な愛を求める孤独な人間の内面を描いた歌になっています。
誰もが抱える不安や不満をさらけ出しており、歌詞の深さに共感した人も多いでしょう。
ネガティブな曲ではありますが、生きていいんだと思えるような心が救われる一曲です。
【第2位】それは恋の終わり
それは恋の終わりは夏の儚く叶わない恋をリアルに描いた曲です。
二人は楽しく花火を見ながらも交わることのない想いを、夏の風物詩であるラムネに例えているところがなんとも言えない気持ちにさせてくれるでしょう。
バンドサウンドが強く、まふまふらしい繊細なギターのアルペジオが切なさをより強く感じさせます。
MVは普段はあまり顔出しをしないまふまふがマスク姿で出演しており、曲のストーリーと同時にまふまふの歌っている姿も楽しむことができますよ。
【第1位】女の子になりたい
女の子になりたいはまふまふの楽曲の中で最も人気のある一曲でYouTubeの再生数は3000万回以上を突破しています。
ポップな曲調と可愛らしいまふまふの声が、ファンから絶大な人気を得ているようです。
ただただ可愛いだけでなく、女の子になりたいと願いながらも誰にも知られたくないという気持ちを持った男の子の内面が描かれています。
LGBTの差別などが社会問題になっている今の時代だからこそ、できた作品なのではないでしょうか。
まふまふの人気ボカロ曲3選
まふまふは基本的には自分で作った歌を自分で歌っていますが、時々ボカロに歌わせることもあります。
これはまふまふの最大の武器である声を封印することで、作曲センスだけで勝負するというまふまふの一つの挑戦でしょう。
まふまふのボカロ曲は歌い手としてのまふまふに負けないほどの人気です。
ここでは、まふまふの人気ボカロ曲を3曲紹介します。
すーぱーぬこになれんかった
すーぱーぬこになれんかったは、鏡音レンを使用している人気ボカロ曲です。
すーぱーぬこシリーズは他にも「すーぱーぬこになりたい」や「すーぱーぬこわーるど」があり、どれも人気曲となっています。
多忙で自由気ままな生活ができないまふまふが、猫になってのんびりと暮らしたいという思いも込められた歌でもあるようです。
メリーバッドエンド
メリーバッドエンドは初音ミクを使用したボカロ曲で、多くの歌い手にカバーされています。
上辺だけでは仲良くしつつも実際は陰口を叩き合うような女子高生によくあるいじめをテーマにした楽曲です。
中毒性のあるフレーズとのりやすいリズムや次々と展開されていく曲の展開が、一度聴くと病みつきになってしまいます。
廃墟の国のアリス
廃墟の国のアリスは、まふまふらしいストラトキャスターのギターのフレーズが目立つ一曲です。
暗い雰囲気から一気に明るくなるサビの展開が、聴いていてついつい体が動いてしまいます。
また、難解な言葉選びをしているところもまふまふらしさが強く感じられ、ダークで切ない歌詞に共感する人も多いようです。
不思議の国のアリスとは対照的な闇の世界を鮮明に描いています。
まふまふの名”病み”曲3選
まふまふは女の子になりたいのような可愛くポップな曲から、反対に病み曲まで幅広く作っています。
特に、生きづらさをテーマにした曲が多く、うちに秘めた思いを包み隠さずさらけ出した歌詞に共感する人も多いのではないでしょうか。
まふまふには、歌い手を始めた当初に他の歌い手にいじめられた経験もあるようで、その辛い経験があったからこそ書ける曲になっています。
最後に、まふまふの名”病み”曲を3曲紹介します。
生まれた意味などなかった。
生まれた意味などなかったは、タイトルからして病み曲と一発でわかります。
何者にもなれない自分の価値を見出せず、生きている意味がわからなくなるという多くの人が一度はぶち当たる絶望感をリアルに描いた一曲です。
叫ぶように歌う歌い方や途中の叫び声が一気に胸を締めつけるでしょう。
MVもまふまふ自身が制作しており、ランドセルを背負った中高生に見える女の子が印象に残ります。
ベルセルク
ベルセルクはイントロのギターのフレーズが耳に残り、スピード感あふれる一曲です。
自分とは違うもうひとりの自分をテーマにしており、人間関係から開放されたい思いを強い言葉で描いています。
いじめられていたときの自分の感情を、真っ直ぐに書いた曲でもあるのではないでしょうか。
MVには暗号のような数字や記号が散りばめられており、ファンの間で自分なりの解釈を伝え合ったりしているようです。
罰ゲーム
罰ゲームは人生がそもそも罰ゲームだと歌っている、まさに病み曲といった感じの一曲です。
複雑なギターのフレーズやAメロからサビにかけてどんどん盛り上がっていく感じが、まふまふのオリジナル曲の王道の展開で多くのファンから愛されている一曲でもあります。
また、MVに出てくる少女が飛び降りようとするシーンは、ベルセルクにも似たようなシーンがあり、関連性のある曲ではないかという噂もあるそうです。
まふまふのオリジナル曲は歌詞が深くて心に刺さる!カラオケで歌ってみたい人続出中
まふまふは一曲に対してのこだわりが強く、リアルな歌詞と中毒性のあるメロディーが多くの人からの評価を得ています。
また、女性もまふまふのような高音ボイスにあこがれる人も多く、カラオケでも歌われることが多いようです。
2021年には紅白歌合戦の出場も果たし、勢いを増すまふまふの活躍から目が離せません。
この記事のまとめ!
- まふまふはポップな曲から病み曲まで様々なヒットソングを出している
- 歌い手としてだけでなく、ボカロPとしても曲を出している
- 病み曲は多くの人からの共感を呼び、まふまふの得意ジャンルとしても人気がある