カラオケが大好き!という人はたくさんいるのではないでしょうか。
大勢でワイワイ行くのも楽しいですが、今は個室で歌えるひとりカラオケ専門店もありますよね。
歌を歌うのが苦手な人でも会社の歓送迎会などで一度は行ったことがあるはず。
まわってきたマイクを握り、嫌々歌った…という人もいるのではないでしょうか?
しかし、マイクを正しく使うだけで歌が上手に聴こえるようになるのです。そんな方法があるのならぜひ試してみたいですよね。
しかもマイクの持ち方でその人の性格までわかってしまうのだとか…。
もちろん曲の音程はある程度合わせられることが前提です。
この記事では、マイクの種類や正しい使い方、そしてマイクの持ち方でわかる性格について解説します。
意外と知らない人も多いマイクの使い方ですが、正しく使うことで歌声の通りが圧倒的によくなります。
今までなんとなくマイクを使っていたという人必見です!
この記事でわかること
マイクの3種類のタイプを紹介
普段は何気なく使ったり、テレビで歌手が使っているのを見たりしているマイクですが、実は色々と種類があるのをご存じでしたか?
マイクは用途に合わせて使い分けをされています。
なかでもマイクの特性である「指向性」は、どの方向からの音を集音できるのかを表します。
ここではマイクの指向性タイプを3種類紹介します。
カラオケや司会には「単一指向性マイク」
カラオケや司会の際に使われているのが「単一指向性マイク」です。
正面に対して感度がよく、それ以外の余計な音は拾わないという特徴のマイクです。
ボーカルがライブで使用したり、ラップやMCバトルにも最適といえるでしょう。
単一指向性マイクのなかでも一番使われているのが、ハウリングが起こりづらいとされる「ガーディオイド」。マイクの集音を表すグラフの形が心臓に似ていることからそう呼ばれています。
後ろの音をあまり拾わないことを生かして、人が遠ざかって行く演出をするためにドラマなどで使用されることもあります。
ピンマイクは「無指向性マイク」
服に付けて録音するピンマイクや、テーブルを囲んで行われるミーティングなどで使用されるのが「無指向性マイク」です。
このマイクは周りの音を同じ感度で捉え、ほぼ丸型をしたマイクが多く見られます。
前方、側面、後方の音をすべて均一に捉えてくれるのが特徴です。
音を拾いすぎてハウリングが起こりやすいため、ライブなどでの使用は不向きとされています。
ラジオ番組には「双指向性マイク」
前と後ろから音を捉えるのが「双指向性マイク」です。
昔から対談用マイクとして重宝されてきました。
また横からの感度が低く、正面からの音を狭い角度で拾えるという特徴があります。そのためボイスチャット時のヘッドユニットにも使用されています。
さらに、小型の双指向性マイクは遠い音を拾わず近い音をしっかり拾うため、パソコンやカーナビなどの音声認識など幅広く使われています。
意外と知らない!マイクの正しい持ち方
マイクの持ち方なんて今まで意識したことがなかったという人は多いのではないでしょうか。マイクを握る場所や角度、距離感を意識すれば、声がよりクリアになり歌を上手く聴かせることができます。
早速マイクの正しい使い方を見て、いままで指定していたマイク位置を振り返ってみましょう!
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【握る場所】マイクヘッドのすぐ下
マイクヘッドは音を拾うための大切な部分になります。
このヘッド部分を隠すように持つ人が多くいますが、この持ち方は声がきれいに拾われず、とくに低音はこもって聴こえてしまうので絶対にNGです。
音を正しく拾ってもらうためにはマイクヘッドのすぐ下の部分を持ちましょう。
また、マイクを握る位置が下すぎると、その重みに腕が疲れてしまうため、あまりおすすめできません。
【持つ角度】床と平行にする
ラッパーに多く見られるマイクの斜め持ちも、カラオケでは控えましょう。
さきほども説明したように、カラオケ店で使用されているのは正面からの音を拾うのが得意な単一指向性マイクです。
マイクを斜めに持ってしまうと、うまく音が拾われずにせっかくの歌声もよく響きません。
そのため、マイクの角度は床に対して平行に持つのが理想的です。
【口との距離】正面で5cmほど離す
マイクを口にぴったり付けて歌うスタイルのアーティストもいます。
たしかにマイクとの距離が近ければ近いほど音をよく拾ってくれるのですが、カラオケではこの持ち方もタブーです。
理由は「マイクが汚れる」からです。使う側にとっての衛生的な面もありますが、客観的にも汚いと思われてしまいます。
自分専用マイクならまだしも、カラオケ店のマイクに口を付けて歌われてしまったら、いくら消毒しているといえど、気分的に嫌ですよね。
マイクと口の理想的な距離は、目安として指2本から3本分(約5㎝)くらいです。
しかし、この距離は各個人の声量によっても変わってきますので、自分の声量に合わせた適正なマイクの距離を把握しておきましょう。
もちろんマイクはきちんと口に対して正面を向けてくださいね。
【NG行為】マイクを使う際の注意点
マイクを使用する際、気をつけたいポイントがふたつあります。
気付かぬうちにやってしまったことがあるかもしれませんので、要チェックです。
スピーカーに近づけない
カラオケ経験者のみなさんは誰もが聞いたことがあると思いますが、強烈な「キィーーーーーン!」という耳をつんざくような音。とても不快ですよね。
これはマイクから出た音を再度マイクで拾ってしまうことによって、ハウリングを起こしてしまうからです。
とくに、故意にマイクをスピーカーに向けるのは、スピーカー破損の原因にもつながるので、絶対にやめましょう。
カラオケという個室空間ではハウリングが起きやすいのですが、なるべくスピーカーから離れて歌うよう意識するだけでも違います。
マイクは絶対に叩かない
カラオケに行った時にあるあるだと思います。
誰しもやったことがあるであろうマイクを叩く行為が、実はやってはいけないことだったのです。
なぜならマイクを叩くと非常に強い入力信号が出て、マイク自体が壊れてしまうケースがあるためです。さらには、スピーカーやアンプにまで非常に強い震動を起こし、最悪の場合は機材を破損してしまう可能性も…。
マイクの音量確認などで叩いていたという人は、気をつけましょう。
【あなたはどのタイプ?】マイクの持ち方でわかる性格・心理7選
マイクの持ち方で性格がわかってしまうなんてにわかに信じられませんが、行動には少なからず深層心理が表れます。
これが当たるとなると、自分だけでなく友達の持ち方なんかも気になってきちゃいますね。
ただし、あくまでも「〇〇な傾向がある」といったもので、必ずしも人間性を断定するものではないということを前提として、参考程度にご覧ください。
「マイクの持ち方ってこんなに種類があったんだ」と思うほど、あらゆる持ち方のパターンがあります。さて、あなたはどのタイプでしょうか?
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理想的な持ち方「普通持ち」
真面目で誠実な性格。
歌うことに対しても誠実な姿勢で、真面目に歌いたいという気持ちが表れています。
恋愛に対しても誠実で一途なので、信頼できるでしょう。
ちなみにこれが、ご説明した正しいマイクの持ち方です。
一番多い?「ヘッド持ち」
よく見かけるののがこのタイプ。
持ちやすいことからこの持ち方で歌う人が多いようですが、性格はいったって普通です。
ただし、マイクヘッドをほとんど覆ってしまう持ち方の人は束縛系の可能性があります。
男性に多く見られるので、要注意です!自分に酔ってしまうタイプの可能性もあります。
スピーチで見かける「先っぽ持ち」
この持ち方をする人はよい意味で力が抜けており、ナチュラルな性格の人のようです。
自信家ではありますが、嫌味がないので周りから嫌われることもなさそうです。
少々マイペースで頑固という一面もありますが、適度にご機嫌をとりながら付き合っておけばいい友人になれるでしょう。
それ無意識?「小指立て持ち」
自分大好きな甘えん坊タイプで、自己顕示欲が強い性格。
寂しがり屋さんが多いので、かまってあげるととっても喜ばれますよ。
しかし、やりすぎると鬱陶しくなってしまうほど甘えてくるので、ほどほどにしておきましょう。
また、軽く小指が立っている場合は上品さがかもしだされます。
育ちがよい人にも見られるため、かまってちゃんとの見極めがむずかしいかもしれません。
アイドルがよくやる「両手持ち」
最近では見なくなりましたが、昔のアイドルはみんなこの持ち方でしたね。
女性に多い持ち方で、自分をガードしてしまうタイプだそうです。
打ち解けるまで時間がかかりますが、いったん心を許すといい友人になれるでしょう。
この祈るような持ち方は、従順で尽くす女性に多いともいわれています。
ナルシスト注意!「斜め持ち」
マイクのヘッド部分を下にして持つ持ち方が斜め持ちです。
自分に自信があるためプライドが高く、ナルシスト率も高め。
また、目立つことが好きという特徴があります。ロック系の人に多いようなイメージですが、身近にもたまに斜め持ちの人がいませんか?
歌いながらうっすらと微笑みを浮かべていたら、ナルシストだと確信してしまうでしょう。
カラオケで友達にこのマイクの持ち方で熱唱されたらめちゃくちゃインパクトありますね。
印象的なこの持ち方をする人は、自己顕示欲が強いタイプでもあります。
めったにいない「絡め持ち」
あまり周りにはいないであろう絡め持ちは、その名のとおりマイクに指を絡めたような持ち方です。
このタイプはしつこくてねちっこい、粘着質な性格。一途を通り越して執念深いタイプです。なんとなくわかるような気がしますね。
このタイプとは恋愛関係になってはいけません。
万が一無意識にこの持ち方をしていたら、早急に改善しましょう。
「マイクの持ち方を意識するだけで歌が上手くなる!」
マイクに関する情報や、いろいろなマイクの持ち方を紹介しました。
正しくマイクを持つことで声がしっかり拾われて、カラオケ上手にぐんと近づくことが可能です。
正確には「上手くなる」というより、「上手く聴かせる」というのが正しいようですね。
カラオケで歌を披露するときには、上手に聴かせたい、歌いたい、と思うのは自然なこと。
誰だって歌が下手だと思われるより、上手だと思われたほうが嬉しいものです。
この記事を参考にマイクの正しい持ち方を実践して、歌を上手に聴かせて友達をビックリさせちゃいましょう!
精密採点で高得点をGETできるかもしれませんよ!
この記事のまとめ!
- 正しいマイクの使い方を実践して、歌を上手に聴かせよう
- マイクの使い方ひとつで今までのカラオケが変わる
- マイクの持ち方での性格診断が意外と当たって面白い